世の中にはいろんな人がいる。
自分では「ふつう」だと思っていても
本当に「ふつうですか?」と問われると
どんな人もちょっとだけ不安になるはずだ(笑)。
他人と比較できないから
何が「正常」で、どれが「異常」などと
単純に分けられないでないか。
先のエントリーで書いたように、
インターネットの黎明期
僕は医療相談をやっていた時期がある。
当時はさまざまな相談があった。
当時と状況がずいぶん変わったのだが
あの時期
極端な話、ネットで相談してくる人は
約半数が「そういう人たち」や「へんな人たち」が
集まってきたみたいだ。
もしかしたら「はけ口」の欲しい人たちの
受け入れ先として、
口コミ?があったのかもしれない
逆に、ある時期から
ピタリとへんな相談がなくなった。
本当にいろんな人がいた
対人関係のうまく作れない人
いわゆるクレーマー傾向の人
攻撃的な人
興奮、ケンカ腰 etc
性格異常(パーソナリティ障害)
これらのキャラの人がかなりの%含まれる。
印象として1/3くらいか
いわゆる「うつ」傾向の人はさらに多いだろう。
さまざまな「変った人たち」がいた。
包帯でぐるぐる巻きにして欲しい人
ギプスフェチ(わりと多い)
拘束されたい人(さまざまな注文がある)
手術されたい人(特殊な手術の希望、相談)
痛い事が好きな人(自傷行為、妄想))
恥ずかしい事をして欲しい人(空想?妄想構築)
医療関係者(医師ナース、白衣)が特に好きな人
匂いフェチ(薬品など)
この人たちの特徴は思い込みが激しいことで、
多くはネット上の、彼ら彼女らのか「妄想空間」にいるだけなのだ。
「それでは、診察させて頂き話をお聞きしましょう」と書くと
匿名性がある事をいい事に、
殆どがどこかに逃げてしまう。
ある時点から僕がネット上の医療相談に
コミットしなくなったのは、
ある意味で真面目にやるのが
馬鹿馬鹿しくなったからだった。
まあ、フィクションとして十人十色で
面白いし、人間って深いなあ。。。と思うけど。