助けあいジャパン

August 31, 2011

B☆竹ライブ、2011計画中

毎年秋恒例の僕らの自主ライブ「B☆竹ライブ」ここ2年続けていたJ-pop Cafe渋谷が取れず、どうしようかな・・・と渋谷青山方面で適当なサイズのハコを捜していたのだけれど、やっと条件の合う所を見つけて、今日先方から連絡がありほぼ確定。

ということで、コール前の情報ですが、今年のB☆竹ライブは下記の方向性で話が進んでいます

日時:11月27日(日)
開場: 12:00 開演: 12:30
会場:「原宿クロコダイル」
http://crocodile-live.jp/index2.html

出演:ハックルベリーフィン1972
    他(乞うご期待!)

今回は前売りチケット制:3000円(予定)

正式なコールは9月中旬になる予定。


August 30, 2011

さらに進化したパフォーマンス


MSのプレゼンの時のパフォーマンスと較べて、また一段と洗練された感じ(加藤さんからFBで教えてもらった)。須藤元気という人は、文武両道で、EQの高い人なんだろうな。格闘技時代はクレバーでちょっと変わったファイターというだけの印象だったけれど、やはりあれば彼の才能のごく一部だったということなんだろう。要フォローの一人かも。

先日の興津ハックル合宿で撮影した写真を見直していて、「瞬間を切り取る」(ベタで使い古された表現だけれど)ことの楽しさをつくづく感じた。今の時代、機材はどんどん進歩していて誰でもそれなりの写真は撮れるようになった。じゃかじゃかとほぼ無制限にシャッターを圧せる時代に、撮った画像が「作品」としての意味を持つためには、モロに感性というかセンスの問題なんだろうな、と。週末の台湾旅行では、街と人にテーマを絞って撮りまくるつもり。ふふふ、楽しみだ。台風接近中で予定通りフライトは飛ぶのかな、とちょっと不安あり。


August 29, 2011

のだなのだ

小泉政権以来の日本の政治空白からの脱却が出来るのか?コロコロ変わる落ち着きのない政権はもういい。
未曾有の大災害、福島の原発問題、沈没しそうな日本をさらにどん底まで貶めたのは史上最低最悪のアホ首相だった。優秀な官僚も政治家もこの人には匙を投げていた。このアホがこのタイミングで日本の権力中枢に居た事は、歴史上の汚点ともいえるほど最悪だったけれど、逆にここまで危機感を煽ってくれたことで「このままじゃ本当に何とかしなければ日本はヤバいぞ」という認識を日本人の間に広めてくれたのは最悪の不幸中の幸いだったかも。野田のこれまでの地道な努力は評価できると思う。はっきりいって政権与党としての力量のない烏合の衆である民主党の中にあって、軸がブレなさそうなのは周囲の官邸スタッフの評価からも間違いなさそうだ。さらに前原や海江田とはちがってポピュリズムと無縁の泥臭さにも期待したい。まさに国難にある日本にとって、被災地の人たちの苦労を思えば、方向性が決まったんだからもう四の五の言わずに、党派や立場を越えてオールジャパンで「支える」ことが肝要だろう。

August 28, 2011

ハックル合宿2日目








ハックル合宿。おっさんたちは夜が早いので朝起きるのも早い(笑)。勝浦朝市を冷やかしへ。今日はPカンに近い暑い日だったけれど、陽射しはさすがに真夏より弱い感じ。台風が近づいているせいか、波が高い。朝市では、辛子味噌、ニンニク生姜のお漬け物、新鮮なミョウガ、烏賊の塩辛などをお土産に購入。なかなか楽しい空間。ともPのアドヴァイスで、朝入った新鮮な鰹をさばいてもらい、お刺し身&BBQで焼いてタタキでいただく。コンビニで買った白飯とみそ汁でわっしわっしと美味しい朝食。いいなあ、こういうワイルドな朝食。

その後は、本来の目的である(笑)今度のライブの打ち合わせと練習など。開け放たれた窓から入る気持ちのいい風を楽しみながらアンプラグドのアコースティックバージョンの練習をした。いい感じのグルーブを感じる瞬間があって、このユニットもまとまってきた。先日出演したFM番組でパーソナリティの香月さんが言っていた「勝浦は担々麺でしょ!」という言葉に触発されて(皆知らなかった!)、ネットで調べて勝浦の中華「宮下」へ行くことになった。ここんちは担々麺というよりは辣ジャー麺って感じ。真っ赤なスープにたじろいだけれど、食べてみると玉葱の甘さが絶妙のバランスでハフハフと美味しく食べた。これは海から上がって身体の冷えたサーファー達にはタマラナイんだろうな。おっさん達は汗だく。

昨夜も思ったけれど、おっさん4人が悪ガキに戻って楽しんだ週末。こういう時間を共有できる友達が居ることに多謝。ありがたやありがたや。また遊ぼーぜ。
ふふふ、この感覚、女子供にはわからねーだろうな(笑)。

画像はこの週末のベストショット。

August 27, 2011

ハックル夏合宿中


ともP家の夏の家@興津にて合宿中。酷暑のピークは過ぎ心地よい海風に吹かれながら晩夏の海辺でまったりとしている。一応合宿なので練習らしきセッションはやったけれど、メインイヴェントはBBQでわいわいがやがやとランタンの光の中でひたすら食べ呑みバカ話。おっさん達はガキに戻り、幸せな時間が過ぎていく。「この時間に女子供は要らないよね」という発言に全員同意(笑)

興津合宿で撮影した画像はコチラ

August 26, 2011

映像と音楽の関係

映画の医学監修を以前からいくつかやらせてもらっている。今までに「有頂天ホテル」「デスノート」などのメージャーのものもあるけれど、小さいものもやっている。一回引き受けると、その人脈で頼まれる事になるのだ。テレビドラマやバラエティ番組の医学関係のアドヴァイザーもかつてはやっていた。基本的には僕がミーハーだという事もあるけれど(笑)、もともと医療従事者というの面倒くさがりで、そういうエクストラの活動には慎重なので、なり手があまりない(皆そんなにヒマではない)のだろう。さすがに最近では選んで協力するようにしている。公開の近いところではアルタミラの矢口監督の「ロボジー」(平成24年1月公開予定)とか、もう一つは来春公開(まだ口外できない)の作品。

今日、これまで協力した映画の助監督をやっていた若い映像作家の男の子からGood Newsがあった。昨年、日本の若い映像作家の短編映画のコンペがあって、彼に頼まれて彼の作品にハックルの音楽を提供した。残念ながら昨年のコンペには通過しなかったのだけれど、今年は通ったとのこと。この秋その映像を撮影するらしい。どんな短編作品になるのか楽しみだ。若いアーティストにとって活躍の場があるのは素晴らしいことだ。せっかくのチャンスだから、できるだけ「楽しんで」作って欲しいと思う。

August 25, 2011

仙人の蘊蓄

研究日。上野毛「吉華」。日本に四川料理を紹介した陳健民さん(陳健一さんの父親)の愛弟子のお店。「ザーサイ・竹の子・豚肉のつゆソバ」。シンプルな醤油味で実にあっさりしているのだけれど、なんとも優しくて深い味。固めに茹でた極細麺によく絡んで、しみじみ美味しい。ここんちは担々麺とか麻婆豆腐が有名なのだけれど、この麺はここにしかない。オーナーは今80歳くらいだろうか?お店は若い人に任せて、いつもお店のテーブルでニコニコと紹興酒を舐めてながら、お客との会話を楽しんでいる。ちょっと惚けているのか、繰り返し繰り返し昔の話をしている。今日はテーブルに坐った僕と若い女性を相手に、僕の頼んだおソバについてひとしきり蘊蓄。いわく、これが自分は一番好きな麺であると。辛い味の料理はいくらでもごまかしが効くけれどこの味が出せるまでには随分時間がかかるのだよ、と。なんだか仙人みたいな爺さんだ。幸せそうな笑顔。また来ますからお元気でいてください!

施設在宅でいつも思うけれど、年老いて元気でラブリーなのは殆どが女性で、男性は辛そうにしていることが多い。辛くなくても少なくとも楽しそうにはしていない。たぶん女性は環境適応能力が高いのと、生命力があって「しぶとい」んだろうな...などと、つらつら考えた。

August 24, 2011

知的好奇心爆発の午後

さすがに昨夜は飲み過ぎてしまった。日本酒はいつも美味しく頂くのだが、後が辛い。昨夜はキラ星のごとくの美酒銘酒ばかりとはいえ、飲み過ぎれば二日酔いになるわ(笑)。自業自得。昨夜は喉が渇いて夜中に一度目覚めたし、朝5時半頃に目覚めた時には完璧に二日酔い状態で頭がどんよりと重かった。熱めのシャワーと冷水を交互に浴びながら、気合いを入れて出勤。8時からの会議。残暑の厳しかった今日は、ルーティンの外来>往診。午後から夕方にかけては医療とパターナリズムについての考察。というか、コラムの原稿を気楽に書き出したら、初めは健康関連商品の非科学的広告の問題について書いていたのに、いつのまにかFather knows Best というアメリカの1950年代のドラマについて書く事になり、そこから発展してパターナリズムの話になってしまい...ネットでリサーチし始めたら、どんどん全然関係ない知的アリ地獄に嵌ってしまった(というか自らそこに没頭してしまった<笑)。こういう(日常生活に何の役にも立たなさそうな)ことへの知的好奇心って、我ながら大事にしたいと思った。先日ゆっつんとさとちゃんが参加してずいぶん感激して帰ってきた「クリエイティブの可能性:東北合宿」の参加者からのFBノートが、昨日から今日にかけて続々とアップされて、彼らのキラキラした感性と熱い言葉にインスパイアされたのかもしれない。回春効果ってか(爆)。ありがたやありがたや。

August 23, 2011

銘酒三昧@魚こばやし








九品仏「魚こばやし」にて会食。年に2回の移動理事会ということで、上のお酒を頂いた。どれも超有名な銘酒ばかりで実にしみじみ美味しいのだけれど、根が貧乏性なんだろうね「これは高い希少なお酒」と知って飲むから「やっぱり美味しい」と感じるのかもしれない。ま、べろべろに酔っぱらってしまえば皆同じ(ように美味しくて)、利き酒なんて僕にはムリかも。大満足の(満足しなければバチが当たるほどの)銘酒づくしの一夜。

August 22, 2011

2011夏の終わりに。タン塩の正しい食べ方

23日は「処暑」。この先、もう少し残暑の戻りがあるとしても、真夏は一旦おしまいなのか?たしかに先週後半から嘘のような涼しさ。さらに、このところぐぐぐっと日照時間が短くなった気がする。今年の夏は短かった。2011年という年は非常に特殊で、311以来の時間の流れは今に至るまで、個人的にも社会的にも独自の時間軸がある気がする。たった5ヶ月ちょっとしか経っていないというのに、とんでもなく昔の出来事のような感じもする。その反面、様々なことがありすぎて、まさにあっという間という感じもある。もしろんルーティンの仕事とか生活は粛々と進んでいるわけで、この311以来の「誰にとってもエクストラの出来事」が起こっている世界は、まるでいつも僕らが生活している世界とは「別の世界」の出来事のような感じ、というか。つまり全く異なった尺度の時間軸とか空間軸のある世界が、コインの表と裏のように「同時に存在している」ような、2つの現実感のある世界があるような奇妙な感じ。巧く表現できないけれど。

かみさんとゆっつんは岩手(のかみさんの実家)、さとちゃんとかなちゃんはそれぞれ旅行、ということで「チョンガー」(なんという昭和的な響きのある言葉だろう!)。ジムで泳いだ後、ひとり焼肉でがっつりと。それにしても、いつも悩むのだけれど、ネギタン塩ってどうやって食べるのが正しい食べ方なんだろう?①ネギを載せたまま片面だけを焼いて巻いて食べる、②ネギを載せたままひっくり返して焼く、でもこれだとネギが落っこちてしまい焦げてしまう、③ネギをいったん降ろしてタンを両面焼いてから新たに載せて食べる。これが一番いい感じなんんだけれど、生肉にのっていたネギを食べるのは少し抵抗がある。どの店も、トラジみたいにトッピングとして「ネギバカ」になってればいいのに。

August 21, 2011

お疲れさま&ありがとう!


秋の気配のする涼しい朝。湿気のある重めの空気が開け放した窓から入り込んでくる。その中で微睡む幸せ。夜明けがずいぶん遅くなった。
午前中は溜め込んだペーパーワークやネット散策など。実は今月末までにやらなくてはならない案件二つについて、今日の午前中に目処をつけておきたかったのだけれど、どんどん(意識的に確信犯的に)先送りにしてしまった。ま、こんなに気分のいい朝は、気の進まない仕事をするのは「勿体ない」じゃないか!と自分に甘い僕。

午後からは9月のライブの練習@駒込「さくら」。少人数のアンプラグドのライブなので、バンドバージョンとは違ったグルーブでゆるりゆるりと。ともPの新兵器アコースティックベースがいい味だわ。このバージョンのハックルは新境地ではないか?と思ったりして。実はアコースティックの曲のアイデアがあって、イメージが固まった。一言で言えば「ざざっ、ざざっ、だだだだだだっ♪♪」って、わかんねだろうーな(笑)。70年代のWCS風。

夜は「クリエーティブの可能性:東北合宿」に行ってきたさとちゃん(ゆっつんは途中下車で一人岩手へ向かった)を迎えに麻布十番へ。ちょうどバスが到着したところに、車で着いたのだけれど、バスの中はハイタッチで盛り上がっている。ツアーの成功を祝って皆でハグしている姿をみて感激。石川淳哉という熱いオトコの情熱が若い連中のハートに共振・共鳴しているのがわかる。いいなあ、僕も行きたかったなあ。膝を傷めてしまった男の子を自宅まで送ってあげて帰路に着いた。車中、ツアーで出会った人、行った所、感じた事、泣いた事、笑った事、話した事などなど、止めどなく話し続けるさとちゃんの話を聞いていて、良い経験をさせてもらったねと、感謝することしきり。有り難う&お疲れさま!

August 20, 2011

貴方のこと知ってます、というコワさ

今日、ある航空会社のCAの人に「以前、先生とフライトでご一緒したことがあります」と言われてびっくりした。彼女曰く、どの便だったか覚えていないけれど国際線で、僕の名前と職場(病院)に記憶があるのだと。曰く「ステータス」のところにウチの病院の名前があって、自宅の近くで知っていたので記憶しているとのこと。へーー。たしかに、マイレージの関係で僕が使う航空会社はその一社のみ。だけど、ここ数年の海外へのフライトはアジア中心でエコノミーなのだ。エコノミーの乗客なんてCAからしてみれば「荷物を運んでいる」くらいの感覚なのだ(笑)と聞いたことがあったし、貯まったマイレージの特典交換のフライト(つまり正規運賃ではない)なので、どうせ「その荷物以下」の扱いだと自虐的に思い込んでいたのだ。でもね、たしかにネットで予約してウェブチェックインしていると違うのかもしれない。席についてからも、名前で呼ばれてことが何回かあって戸惑ったことがある。もしかしたら予約に使った航空会社カードの属性情報がフライトの現場スタッフにまで届いているのかもしれない。でもなあ、ビジネスとかファーストだったら判るんだけど、その辺りは微妙ではある。会社としては、乗客へのきめ細かいサービスにはつなげたいのかもしれないけれど、ある意味怖い(悪いことはできないってコト/笑)。

August 19, 2011

暑気払い@とよ田

午後大きな地震があり震源地が福島沖とのことで、東北にボランティア合宿に行っているメンバー(娘2人も行っている)の安否を心配したが、何事もなかったようでほっとした。地震発生直前の「ゆれくる情報」とか「津波警報」(震災後5ヶ月ぶりだったそうな)とか、リアルな情報をリアルに感じるというアタリマエなことを再認識したりして。FBでは石巻の缶詰工場での彼らのボランティア活動などほぼリアルタイムでみられるし、津波警報後は高台に避難して全員無事という情報も確認できて、安心した次第。やっぱりすごいなソーシャルメディアの力。

夜は音楽プロデューサーの西嶋さん、じょうじ君と3人で、今年何回目かの暑気払い@自由が丘「とよ田」。ここんちのクリスピーな雛鳥唐揚げは最高だ。昨夜の話題は音楽のもつ力とか、大ヒット曲の出きるまでの裏話とか、ビジネスとして音楽制作をするプロの制作現場って本当にいろんな苦労があるんだな、と感心しきり。ハックルベリーも彼のような敏腕プロデューサーと若い頃に出会っていたらねえ・・・(笑)なんて、楽しいひとときだった。

帰り道、ひんやりした風の中を歩いていたら、秋を感じた。確かに誰かの言うように、夏は「来る」ものだけれど、秋は「見つける」ものだな。

August 18, 2011

ボランティアツアーに行ってらっしゃい

世の中はまだ「お盆モード」のため、何となくノンビリ感が漂っているけれど、僕らの仕事にはあまり関係なく、相変わらずの忙しさ。午前中は消防署のレクチャー。今日は熱中症とニセ熱中症について。さらにはスポーツ医学の最近の知見など約1時間。「超回復」とか「成長ホルモンのサージ」とか「プロテインの補給の仕方」などについて。質問多数。皆熱心だ。午後からはいつもの施設往診。今年の夏の暑さは今日がピークらしい。嬉しい反面、もっとこの暑さに浸っていたい感覚もあったりして。

今夜から被災地のボランティアツアー(夏ボラツア)石川淳哉さん主催の「クリエーティブの可能性:東北合宿」ツアーに参加する二女ゆっつん&三女さとちゃんの壮行会も兼ねて、晩ご飯はDaiのエイジアン・エスニックへ。深夜のバス移動をする彼らを、麻布十番の集合場所にかみさんと車で送っていった(過保護か?<笑)。被災地の現状をしっかりとみて体感として得てきて欲しいし、ボランティアを通して大切な何かを見つけるきっかけになれば、良いと思うのだけれど。集合場所に集まった若い人たちの姿をみていたら、すごく頼もしく誇らしい気持ちになった。いいぞ、若者達!

August 17, 2011

大学卒業後30年という節目に向けて

卒業した大学医学部の同期会の幹事になっている。去年久しぶりにあった同期会@ペニンシュラ東京の二次会で、突然司会から「・・・ということで、松村君に次回の幹事をお願いしたいと思います。皆さんいかがですか?」と、まったく事前の根回しなしで無茶ブリされてしまったのだ。断れない性格のワタクシ(笑)、仕方なく引き受けることにした。僕らは1982年卒業だから来年2012年に卒業30年になるのだ。えええっ!30年間!しみじみ思い返してみると、あっという間の刹那というのが実感だ。この30年間というタイムフレームは、僕だけでなく同年代同期達のとって、人生の「真夏」の時期といえるだろう。同期の殆どが今、現役の医師としてソレなりの経験と実績を得て医師として一番いい時期を過ごしているのかもしれない。

この卒後30年をみんなで盛大に祝いたいと思う。準備のため昨夜Facebookで同期会グループを作成した。メンバーの意見を取り入れながら、この大イベントを計画していきたいと思う。乞うご期待!

August 16, 2011

Colantotteというギア



ナース「先生、その右腕のモノ何ですか?」
僕「あ、これ?新しく買ったんだ」
ナース「肩こりに効くんですか?」

僕「ちがうよ、ただの輪ゴム。髪を束ねるの。ラーメン​食べる時とか。」
ナース「・・・ええっ、先生が使うんですか?」

僕「そうだよ(笑)」

ナース「なわけないじゃん!髪ないしっ!!(爆)」←笑いすぎ

Colantotteという関西のメーカーの製品。
「凝ら​んとって」
素晴らしいネーミングだと思う。

August 15, 2011

815終戦記念日

ちょっと前のログにも書いたけれど、僕らの世代の子供の頃は太平洋戦争はスゴく身近で、ほんの少し前の出来事だった。東京オリンピックの1964年頃までは大きく変わったのだけれど、それまでは「戦後何年」というイメージで括られる時代だった。1945年8月15日のリアルな感じはもちろん体感としては判らないが、心情的な喪失感や絶望感や開放感や未来への期待感など、親達の世代から受け継いだDNAに深く刻み込まれている気がする。だから「終戦記念日」というと、無意識に背筋が伸びてしまう。大変な苦労をして、その後の日本の高度成長期の立役者となった我々の親達の世代も多くが鬼籍に入る年齢となった。彼らは大変な苦労をしたとはいっても、その成果である果実はしっかりと得た世代であり、僕らこども世代もその「おこぼれ」を十分もらったのだけれどね。戦後66年も経てば、当然風化するものもあるのだろうけれど、語り継がなくてはいけないものもある。今年も永遠のゼロとか、日輪の遺産とかを読み直してみるかな。

この「敗戦」という日本社会の大変換と同じ暗いインパクとのある大事件が2011年に起こってしまったのだ。マグネチュード9.0の大地震、100年に一度の大津波、そして人災である福島第一原発の放射能漏れ事故(敢て事故と呼ぶけれど)。この「今ここにある危機」Clear & Present Dangerに、どう我々世代が対処したか?が問われている。この先の日本の未来に直結しているし、続く世代の日本人のためにも禍根を遺すことがないようにする責任がある。

August 14, 2011

FMサルース&モンスーン・カフェ


FMサルース(84.1MHz) 「ポットラックガーデン」12:0 -13:00 の生放送(たまプラのサテライトスタジオ)に久しぶりにお邪魔してきた。打ち合わせはほとんどなく、いつものように即生放送。「おやじ殺し」(笑)のナビゲーターの香月よう子さんの軽妙なトークに乗せられて、おっさん達はハイテンションで夏の話など。今年の夏のことや、子供の頃の夏の話。ぎゃはは笑いをしているうちにあっという間に時間が経ってしまった。今日の曲は「夏の終わりに」。おっさん達はラジオ世代なので、ラジオ番組というものに対して特に思い入れがある。


番組終了後は、香月さんとまなさんが合流して「モンスーン・カフェ」にて打ち上げ。気持ちのいいテラスで、エイジアン・エスニック料理でビールをぐびぐびと美味しくいただきながら、爆笑会話で盛り上がった。ふふふ、番組の100倍くらい面白かったかも(笑)。

August 13, 2011

まさにココリコ坂のチャイニーズじゃね?


お盆真っ最中の週末なのでバッタバタの野戦病院状態。午後からコウヅマ先生の華麗なテクニックで1時間の歯科治療。痛みもなく、途中うつらうつらしてしまった。帰路ジムに寄り、右の上口唇から鼻にかけての麻酔が効いたままの状態で泳ぎ始めたら、息継ぎで咽せてしまい、諦めて早々に上がることにした。忠告を素直に聞くべきだった(笑)。

夜はかみさんと二人で横浜本牧の「華香亭本店」へ。生粋の横浜ッ子の斎田キャプテンのご推薦の店。いやー、驚いた。横浜中華街を「南京町」と言っていた時代のチャイニーズレストランが、「そのまんま」の姿で残っている。まさに先日観た映画「コクリコ坂から」の時代の雰囲気。渋過ぎる看板、泣かせる正面のディスプレイ、Chinese Restaurantというあの時代のロゴ、店内の雰囲気もあの時代のまま時が止まっているかのようだ。古い柱時計、古ぼけたテーブルとイス。海老焼売、酢豚、餃子、野菜スープ、五目炒飯などのB級中華の定番を敢てオーダー。まさに味も昭和時代デフォルトというかスタンダードというか。かなりソリッドで美味い。もうこの雰囲気と味にぶっ飛んでしまった。昭和的表現を使えば「ノックアウトされた」。これは話の種になるお店。ちょっと遠いけれど、また絶対来よう。

メモランダム==
内田樹「最終講義」
内田樹「武道的思考」
村上春樹「雑文集」
佐藤優「交渉術」
佐藤優「戦後秘史インテリジェンス」
池谷裕二「脳はなにかと言い訳する」

August 12, 2011

座右の書としてのHarrison & R.E.D.の金曜


大学時代はよく遊んだ、と思う。毎年、何かに憑かれたようにアメリカをバックパックで旅をしていた。出欠のチェックの厳しい午後の実習は100%クリアしたけれど、午前中の講義は興味のあるもの以外は殆ど出なかった。時間があればバイトに精を出していた。でも試験前の集中力と要領の良さには自分でも自信があって、遊んでいるわりには成績は良かった。6年間で再試験を受けたことは一度もない。というか、僕は再試験を受けるわけにはいかなかったのだ。バイトで稼いで貯金して買った格安運賃の航空券なので、キャンセルや変更は当然出来ない。毎回、試験の終わった次の日とかに渡米する僕には再試験を受けないで試験をパスするというのはMUSTだった。もちろん、そのプレッシャーが集中を高めたということもあるけれど(笑)。これは自慢ではなくて、今になっての懺悔。もっと勉強しておけばよかったという反省もこめて。

アメリカ旅するうちにどうしてもアメリカの病院で仕事をしたくなった。英語には多少の自信があったが、今考えてみればコワいもの知らずとしか言えない根拠のナイ自信だ。単純だか熱い夢を見るのは若者の特権。それでアメリカの国家資格のECFMGを受けることにしたのは医学部5年生の時。それから熟読したのがこのHarrisonの内科学の教科書だ。すり切れるくらい読み込んだ(実際、あの当時の医学生の間で流行っていたのだ)。幸い試験に通り厳しい研修医生活、留学生活、専門の修練、そして今の自分がある。医師になって30年間。その間もずっといくつかある座右の本がHarrisonだ。さすがに今はCover to Coverに読む元気はないけれど、バイブルを手許に置いておくのは僕にとっても病院にとっても必要なことのような気がする。画像は本日届いた2012年版の新刊(第18版)。前回の版と較べても、ずいぶんヴィジュアル系になった。時代は変わる。

夜は娘たちが借りてきたBDで、RED (Retired Extremely Dangerous)。こういう娯楽作品って無条件で大好きだ。日本じゃどうしてこういう作品が出来ないんだろう?

August 11, 2011

助けあいジャパン811懇親会


忙しい研究日。いつものとおり。酷暑。このあたりのことを表現するのはあまりにもマンネリかつ陳腐なので省略。でも、つまり、そういうことだ(笑)。施設往診の後に九段下にてアポ1件。あまり気の進まないことであっても、コレを乗り越えないと次のステップに進まないとすれば、今立ち止まってはいられない。解決までに当分の間はストレスが続くけれど、仕方ないだろう。粛々と進めるハラをくくる。こうなったら枯れ木に花を咲かせてみせましょう。

夜は、助けあいジャパン懇親会。今回一般法人への移行に向けての説明と懇親が目的。さとなお君はじめ、太っ腹「いしじゅん」さん、才女ショコラさん、プロフェッショナルなスミコさんを中心としたこの「助けあいジャパン」。この組織の素晴らしさは、震災の被災者支援というキーワード(だけ)で、世の中のいろんなところから集まったことで、各人たちが、それぞれのスキルを駆使しながら、軽やかに、しなやかに、したたかに、そしてかっこ良く活動に参加している。世代とか立場とか職業とかの個人の属性にとらわれない集団の自由闊達な雰囲気は素晴らしい。僕もこの活動に微力ながら関わってきたなかで、様々なことを学んでいるし、人間関係の広がりも今までとはまた別のディメンションに進んでいる。法人化に関しては、今回「監事」としてコミットすることになった。ま、これは「年の功」というか僕の「役目」だろうと思う。この集団の中では一番年長になるので(笑)。ということで、今夜は顧問弁護士を快諾してくれたトリウミ君も参加して、楽しいひととき。震災を境に、日本が大きく変わったとすれば、社会を構成する個人の意識と新しい公(民間)の意識かもしれない。ある大きな共通の目標のために、個々の力を持ち寄ってフラットでオープンな環境のもとで進めていく、という新しい動き。従来の日本にはなかったものだろう、と思う。

August 10, 2011

お盆進行関係ないもんね

世の中は「お盆進行」なんだろう。電車も道も空いている。それにしても猛暑。酷暑。イタいくらいの熱い陽射し。暑くて辛くてヒーヒー言いながら笑ってしまうような、僕の大好きな季節ではある。ところで。お盆に関しては我々病院は、全然関係ない。しかし周囲の医療機関(開業クリニック)が結構休みになる関係で、逆にこの時期は忙しい。今日も「んーーー」とか「あわわー」とか「どひゃー」とか多数(詳細略)ある。地域医療の最前線として求められるニーズに応えるのが使命だし。

夜は、楽しみにしていた日韓サッカー代表試合。今夜は急逝した松田直樹選手(本当にガッツのあるいい選手だった!)の弔い試合ということもあるのか、前後半ともに完全に日本ペース。玉際の処理の強さとパスとスピード、展開とアイデアで、圧倒的なボール支配率、さらにシュート数、コーナーキック数、フリーキック数でも圧倒的だった。これだけ日本代表チームが韓国相手で「楽しそうに」試合しているのを観たのは初めてかもしれない。ホームで韓国に勝つのは十数年ぶり(ふむ、たしかにそうかもしれない)とのことだ。ふーん。それにしても韓国、どうしちゃったの?昔の日本代表みたいに決定力がない不甲斐ないチームだった。まあ、これで終わるような相手じゃないけれど、311以降の日本の選手たちの個々の「目の色」とか、「勝利への諦めない気持ち」とか、チームとしての「団結力」とか、スゴいなあ。素晴らしいなあ、日本の若者達。

August 9, 2011

猛暑の朝(メモランダム)

酷暑
8月上旬の夏は とことん暑いほうが良い

冬は凍えるほど寒く
夏は虚脱するほど暑い
それが僕の理想

だからこそ
春の妖艶さが引き立つのだし
秋の彩りが際立つ

僕の時間軸は確実に右に進み
君の季節のY軸は揺れ続け
夏の朝の東の空には
抱えきれないほどの
質量のある
哀しみがある

今日の午後からの
集中豪雨に期待しながら
僕はあわてて「よこしまな気持ち」を
因数分解した
敢て
そうすることにした

311から 今までに 
君や君の家族や
愛する人たちが
幾度と 流した涙に
僕達は 言葉を失い
今でも押し流されそうになる

特に
こんな気持ちのいい朝には
タマラナイ気持ちになってしまう

僕の時間軸は確実に右に進み
君の季節のY軸は揺れ続け
夏の朝の東の空には
抱えきれないほどの 質量のある
哀しみがあるとしたら

今日の午後からの集中豪雨に期待しながら
僕はあわてて「よこしまな気持ち」を
因数分解した
そうすることにした

いつものように混雑した通勤電車
僕も含めて、オトコもオンナも
皆なんで こんなに不機嫌な顔で
立ち尽くしているんだろう?
悲しいくらい
こんな明るい朝なのに

一瞬の隙さえも見せないように
みんながみんな 悲しいくらい緊張して
思わず吐き出しそうな
暗緑色の溜め息を飲み込んで

冷たい指で 両脇を抱き
自分の世界に浸り込んで
ずっと昔に捜した言葉は
とりとめもなく 掴めるはずもなく

目を伏せて
笑うことを忌み嫌っていた
君の強ばった化粧は
きっと流し去るのにも苦労するはずだ

僕の時間軸は確実に右に進み
君の季節のY軸は揺れ続け

今日の午後からの集中豪雨に期待しながら
僕はあわてて「よこしまな気持ち」を
因数分解した

今日の午後からの集中豪雨に期待しながら
僕のよこしまな気持ちは 素数解析で融けた

そのアタリマエの事実に
今朝、並木道を歩いていて気付いた
そんな自分がおかしくて

今日の午後からの集中豪雨に期待して
よこしまな気持ちを因数分解した

今日の午後からの集中豪雨に期待しながら
僕のよこしまな気持ちは 素数解析で融けた

311から 今までに 
君や君の家族や
愛する人たちが
流した涙に
僕は 今でも押し流されそうだ

特に
こんな気持ちのいい朝には

僕の時間軸は確実に右に進み
君の季節のY軸は揺れ続け
夏の朝の東の空には
抱えきれないほどの
質量のある
哀しみがある

今日の午後からの
集中豪雨に期待しながら
僕はあわてて「よこしまな気持ち」を
因数分解した
敢て
そうすることにした





August 8, 2011

波心あれば魚心あり

暑く熱くたぎった一日の夜、中目黒で暑気払い。「助けあいジャパン」繋がりでお会いしたKさんとHさんと僕。同世代の気安さで、立場は違えども、世の中に対して(特に震災後の日本の社会の将来を案じて)熱い想いを語れるオッサンたち。初めてお会いして話した時から「同じ匂い」を感じ(笑)、待望の再会を果たした。今回、Sさんにも参加してもらうことにしたのは、以前から彼にも同じ熱い想いを感じていたからで、このメンバーに彼が入ることで触媒作用で、さらに面白い化学反応が起きる気がしたからだ。予感的中、予想通りの展開で楽しい時間を共有できた。職種も職業も立場も違う4人のオッサンが集まって、時を忘れて様々な事を語り合うって図は、まあ気持ちが悪いといえば気持ちが悪いのだが(笑)、古今東西、たぶん世の中というものはこうやって少しづつ変わってきたのではあるまいか。血気盛んな若者が革命を企てるという「汗臭い」「夢みたいな」議論ではなく、おっさんたちの考えは、もっとリアルで「足が地についた」行動を伴ったものになるからだ。とはいえ、現実を知っているだけに、ややシニカルに斜に構えてしまうのは仕方がないけれど、それまでの自分達の人生で得てきたもの(経験、知識見識、人脈など)をそれぞれが存分に「持ち寄って」議論するわけだから、その内容が面白くない訳がない(笑)。

あー楽しかった。今夜はいろんな気づきとインスパイアをもらった。
この会は是非定期的にやりましょう!ということになった。

中目黒東山の波心は、Kさんご推奨のお店で、本物の隠れ家風のおしゃれな和食のキュイジーン。本鴨鍋と、〆の鴨そばは絶品。あと芋焼酎の和水(前の晩から割り水して寝かせて馴染ませたもの)が、驚くほどマイルドで、スルリするすると、いくらでも飲めてしまうおいしさだった。なお、このお店は10日で閉店して別の場所に移転するそうな。是非、新しいお店にも行きたい。

August 7, 2011

のったり日曜日、買い物で気分リセット


昨日の世田谷ふるさと区民祭の「震災復興」コーナーの宮城県のブースで購入した「伊達政宗麦酒」。香りが濃厚な割には、抜けが良くて美味しかった。やっぱりアメリカ的にキンキンに冷やして飲むタイプの生ビール。

久しぶりにアポなしフリーの日曜日。このところ忙しかったし来週もてんこ盛りスケジュールのなので、意識して緩めることにした。いつものように5時前に一旦目覚めてから、久しぶりにぬくぬくと寝坊。7時過ぎに起床して午前中はネットと貯まりに溜まったペーパーワークなど。かみさんから切れた電球がいくつかあるので、省エネで出来るだけLEDにしようよと提案。たしかに、どこかの時点でえいっ!とやっちまうのが良いのかも、と午後からBICに行くことにした。

結婚披露宴のパーティに行くかみさんを見送ってから、今日はたまプラのJade Gardenで昼ご飯。ぼーっとiPadを観ていたら、突然の声で目の前のテーブルの親子に目がいった。美しいお母さんとイケメンのお父さん、3歳くらいの男の子。男の子が頼んだ炒飯をぐちゃぐちゃにして遊び始めたみたいだ。それを観て美しいお母さんが「何をしているの!だめじゃないXXXちゃん!!」とヒステリックに豹変した。困った顔のお父さん。うーーん、判るなあ、この感じ。子供って大人の思い通りになることの方が少ない。特に外食する場所なんて子供達にとってはイタズラのパラダイス。きちっとしたイメージを持っている親であればあるほど、エチケット無頼の子供に対して教育的指導をしたくなる。ニコニコと美しく笑っていられたのはさっきまでのことで、キレちゃった母親はびしっと子供の手を叩いた。うーん、これも判る。僕も子育ての時代に頭をぽかっ!なんて叩いたことがある(その後1週間くらいどんよりと自己嫌悪だったけれど)。ちょっと気まずい雰囲気の親子。この感じもわかる。僕らの子育て時代の夫婦けんかのネタはほぼ100%「子供の教育に関する」のことだったから。彼らの姿を観て20年前の自分たちの姿がフラッシュバックした。まあ、でもさ、それで良いんだよ。子育て頑張ってね。Good luck to you!とちょっと上から目線で。

その後はBIC@新横浜へ。カメラ関係の小物(ストラップ)、LED電球(まだ高いけれど、今は大々的にセールをやっている)、新しい電話&子機2台(子機が2台とも接触不良と電池の期限切れだった)、さらにWifi対応のプリンターを購入。なんだかんだで結構散財してしまった。でもね、この手の散財は無駄使いとは違って気持ちのリセットなんだよね。すっきり!

August 6, 2011

世田谷ふるさと区民祭@馬事公苑

今日の午後は世田谷ふるさと区民祭の救護班で馬事公苑。医師会の仕事でこのお祭りには毎年参加している。多くの老若男女が集まる大イベントで、真夏真っ盛りに行われるので熱中症や熱射病で気分の悪くなった人たちが救護室には運び込まれる。今日もひっきりなしだった。終了後には、日本全国から集まっている物産展を冷やかす。じつはこれが毎年の楽しみ。輪島の「いわしのいしる(魚醤)」(以前ここで買って隠し味に大活躍した)、仙台の地ビール(復興支援)、岩手の焼きうどん、新鮮な野菜、お漬け物など、たくさん買って帰宅した。

August 5, 2011

「軍事用」という表現

FBの友達、西島さんのFBで知った遊び。

#言葉の頭に軍事用をつけると本格的感が増す

例えば
軍事用鼻毛カッター
軍事用おばあちゃん
軍事用ウォシュレット
軍事用ソフトクリーム 

など

確かにね。「軍事用」を接頭語につけるだけで、「高度な技術」「ハードボイルドな感覚」「実質本位の機能性」「妥協のない技術」「女子供の入る隙のない」「迷彩色の使い勝手」「コンパクト」「機動性」「予想以上の働き」「これは本物かも」などのイメージが湧く。
言葉って面白い。

August 4, 2011

「コクリコ坂から」


当直明け。一晩中バタバタで診察台で仮眠2時間。体中バリバリで目覚めた。午前、午後とルーティンの仕事。当直明けの睡眠不足ってフィジカルにはヘロヘロなのにメンタルには「妙にハイ」な状態。夕方以降の予定が特になかったので、「コクリコ坂から」(宮崎吾郎監督(息子のほう)、スタジオジブリ作品)へ。

結論からいえば、スゴく良かった。特に先入観なく、大きな期待をしないで観たけれど、海と俊が坂道を一緒に降りるシーンと、最後の横浜港のシーンでは不覚にも涙が出てきた。1963年の横浜が舞台。ストーリーは、決して奇を衒っていない淡々とした流れ。あの時代の女の子と男の子、家族、温かい視線で見守る大人達を描いている。従来のジブリのメルヘンの世界を意識的に排除したリアルな描写が、素晴らしい。明治時代に立てられた岡の上に立つ洋館。たぶん根岸から本牧にかけてのエリアの情景。山下公園、ホテルニューグランド、マリンタワー、氷川丸、桜木町駅など、当時の横浜の風景が描かれている。1957年生まれの僕としては、どこかで「かすっている」空気感、単なるノスタルジーとは違った不思議な世界。舗装されていない坂道が普通だった時代。高校の生徒たちのリベラルで活き活きした姿。戦後民主主義(という虚構)を大人も子供も信じていた。男女共学のリベラルな(たぶん)名門高校の世界。旧制高校的な前時代的な設定は大仰ではあるのだけれど、僕は好感と憧れをもって観た。その後の日本の高度成長期を支えた人たちの若い頃の姿が、レスペクトと温かい目でそこに描かれている。ストーリー的にはありがちは設定で、作り方によってはスゴく陳腐になるところを、バランスを巧くとって進めた宮崎吾郎監督を見直した。というか、この作品に感じる品格の高さと質の良さには唸ってしまった。実写の作品にはないこの空気感や匂いや音も好き。☆☆☆☆1/2 

「昔は素晴らしかった、でもそれに較べて今の若者は・・・」的な文脈ではなく、映画の世界に僕は素直な驚きとレスペクトとシンパシーを感じた事を書いておこう。

①あの時代の高校生は、自分たちの未熟性と発展途上の可能性を自ら認めて「学生」という社会的役割をしっかり演じていたこと。
②だから、自分を高める努力をする事、勉強する事に何の疑問も持たず、真摯に生きていたこと。向上心があり夢を持っている。一言でいえばピュア。
③子供は子供の言葉があり、大人には大人の言葉があった。社会のルールがあり、礼儀正しい、節度ある人たち。
④子供は大人を自然にレスペクトし、大人は子供を信じられた社会。1970年代半ばから確実に変わったこと。
⑤自分でご飯を作り、皆で食べて、一緒に寝る。今とはプライバシーの感覚が違う。みんなで「寄り添って」生きている。
⑥きっと今と較べれば電子レンジもないし、冷凍庫もないし、自由にお湯を使えるシャワーもないし、エアコンもなし、ウォッシュレットだってない(笑)とんでもなく不便な生活だった筈なのに、不平不満を言わずみんなで「工夫して」生きている。
⑦学園紛争、民衆闘争(ひいては市民運動)、左翼的リベラリズムを是とする風潮。まだ「終戦後何年」という時代。
⑧今より明日の方が善いことがある筈だ!と皆が信じられた時代。

311の大震災後の日本人にとって、我々の原点を気付かせてくれ、「上を向いて歩こう」と、元気づけることが出来る映画だと思った。

海ちゃんと俊君はその後どういう人生を送ったんだろう?と想いを馳せつつ・・・余韻に浸っている。
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追補:今朝になって改めて考えてみると、1963年当時に高校生だった人たちっていうのは、僕らの世代より10年くらい上の先輩たちの世代なのだ。昨日はずいぶん上の世代(親くらいの世代)って勝手に思い込んでいたんだけれど。だとすると、このストーリーの(僕の空想上の)続編のストーリーはずいぶん変わってくる。

August 3, 2011

ギャハハ笑いは最高のストレス解消だ


今朝は早朝から大爆笑。FBで教えてもらったこのサイト。涙を流して笑いすぎて腹筋が攣った。たしかにテレビ画面のテロップが目立ちだしたのは、ここ10年くらいのことなんだろうけれど、笑っちゃうことも多い。これはその傑作集。それにしても膨大な放送画像からどうやって記録しているんだろう。力作だな。下ネタ系のレベルはかなり高いと思う。


これもFBで教えてもらった動画。双子の赤ちゃんのなんともかわいい画像。Da,Da,Da,Da この表情と反応、心の動きなど、まさにコミュニケーションの本質を突く画像だな。それにしても可愛い。

なんとなく朝からワサワサバタバタと忙しい一日で、そのまま東京ルール当直中。

August 2, 2011

みかけは全然アテにならないって話。

外見上はごく普通に見えるのに、「えっ!?」と驚いてしまった今日の2人。

①喉の痛みと消化器症状で診察した20代の女性。普通のOL風のファッション。それでは喉を診察しましょう、と口を開けてもらって驚いた。舌に真ん中にピアスが!ピアスには驚かないけれど、彼女の外見とのギャップに「えっ!」と驚いたけれど、僕はこの道30年のプロ。ごく普通に冷静に診察して診断、処方。「ところで、舌のピアスはいつ入れたんですか?」「あはははっ、ワカゲノイタリです、先生。外すの忘れちゃったわ」「痛かったでしょ、麻酔なしで舌にピアッシングするなんて」「そりゃーもう、痛かったです。でも付き合っていた悪いオトコが。。。ふふふ。」あのさ、ふふふって。

②救急搬送された30歳代、女性。急性薬物中毒。見た目はごく普通の(堅気の)女性。消防からの連絡で現在通院中の病院情報で驚いた。筋金入りの薬物(覚☆剤&アルコール)中毒で社会的にはかなり厳しいPDの人。全身状態が落ち着いたので、家族に迎えにきてもらい入院後4時間で退院とした。「わかっちゃいるけど、止められない」のは、依存症という病気なのだ。でも本当に堅気だったら覚☆剤なんてどうやって買うのさ。やっぱり、フツーではない人。

本当に人は見かけによらない。30年間医者やっていてもオドロく事は日常茶飯事。

August 1, 2011

スローペースで始まった今週

午前の外来から掠れ声と喉の痛みがあって、午後からなーんとなく身体がダルい。ちょっと疲れが出て夏風邪をひいたみたいだ。まあ、でも寝込むほどでもなく、今週も忙しいスケジュールを騙し騙し動くしかないかも。日頃あまり風邪などひかないほうなので、自分でもオドロく。夜は、ちょっと迷ったけれどTMG山田町医療支援の会議と懇親会など@横浜駅に出席することにした。今回のTMG医療支援活動の総括的な会合。シンポで突然発言を求められびっくりしたけれど、山田病院の及川院長、看護部長、事務長も上京されていて、久しぶりに話をする事が出来た。彼らも疲れが出る頃だろうから、これからまだまだ続く復興へ向けて、くれぐれもご無理されないようにとお願いした。秋口までにはもう一度行きたいと思った。今月後半には「助けあいジャパン」主催のボラツアに娘たちが陸前高田へ赴くし、僕もこれから何が出来るかを考えたい。一通り出席者に挨拶していたら、身体が重く関節痛もあり、なんとなく熱っぽくなってきそうだったので、そーーっと早退することにした。市営地下鉄で爆睡して帰宅。今週は当直もあるし、ちょっとスローペースとしよう。
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