助けあいジャパン

January 31, 2012

パンツは死なない

以前に書いたパンツネタ。

パンツはユニクロである。パンツは「ユニクロで十分だ」ではなく「ユニクロであるべきだ」というのはコンセンサスというかコモンセンスだ。肌触りの良さ、つまり素材感と縫製に関しては、多分これ以上のクオリティは要らないだろう。柄や形、デザインにしても必要にして十分なラインナップ。老若男女向けがあり、そして安い。他のブランドがその何倍ものコストのベネフットがあるとは到底信じられないから、もうこれは余程の「ユニクロ嫌い」でない限り、「であるべきだ」になってしまう。これは圧倒的な商品価値を創造したということで、スゴい事だ。改めて考えてみると。女性は違うのかもしれないけれど、ウチら男には勝負パンツがある訳じゃないし(笑)、その意味では毎日が真剣「勝負」だもんね。

クローゼットを断捨離をしていたら、パンツは10枚くらいのローテーションということが判明。全然ローテーション入りしていないパンツもその倍くらいの数がドロワーに入っていた。捨てるタイミングが判らず、なんとなく飽きてしまってローテーションから外れるベテラン投手みたいなパンツ達の多いこと。昔のパンツみたいにゴムがびろ〜んと伸びてしまったりするのは皆無で、今のパンツはなかなか壊れないのだ。本当にパンツって健気に地道にしっかりと仕事をする頑固オヤジの職人芸みたいだと思う。

僕の場合、衣類はわりと捨てている方だと思うけれど、それでもクローゼットは一杯だ。シーズンでローテーションが決まってしまうので、断捨離の観点からは本当に大事に使う服だけを選べば、たぶんこの1/3くらいになるんだろうな。いや1/4か。

今朝のFBよりWords of wisdom

シェアできないので、以下コピペ。
=========

「クイズの時間だ」教授はそう言って、大きな壺を取り出し教壇に置いた。
その壺に、彼は一つ一つ岩を詰めた。壺がいっぱいになるまで岩を詰めて、彼は学生に聞いた。

「この壺は満杯か?」教室中の学生が「はい」と答えた。
「本当に?」そう言いながら教授は、教壇の下からバケツいっぱいの砂利をとり出した。
そしてじゃりを壺の中に流し込み、壺を振りながら、岩と岩の間を砂利で埋めていく。

そしてもう一度聞いた。
「この壺は満杯か?」学生は答えられない。
一人の生徒が「多分違うだろう」と答えた。

教授は「そうだ」と笑い、今度は教壇の陰から砂の入ったバケツを取り出した。
それを岩と砂利の隙間に流し込んだ後、三度目の質問を投げかけた。
「この壺はこれでいっぱいになったか?」

学生は声を揃えて、「いや」と答えた。
教授は水差しを取り出し、壺の縁までなみなみと注いだ。彼は学生に最後の質問を投げかける。
「僕が何を言いたいのかわかるだろうか」

一人の学生が手を挙げた。
「どんなにスケジュールが厳しい時でも、最大限の努力をすれば、
いつでも予定を詰め込む事は可能だということです」
「それは違う」と教授は言った。

「重要なポイントはそこにはないんだよ。この例が私達に示してくれる真実は、
大きな岩を先に入れないかぎり、それが入る余地は、その後二度とないという事なんだ」
君たちの人生にとって”大きな岩”とは何だろう、と教授は話し始める。
それは、仕事であったり、志であったり、愛する人であったり、家庭であったり・自分の夢であったり…。

ここで言う”大きな岩”とは、君たちにとって一番大事なものだ。
それを最初に壺の中に入れなさい。さもないと、君達はそれを永遠に失う事になる。

もし君達が小さな砂利や砂や、つまり自分にとって重要性の低いものから自分の壺を満たしていけば、
君達の人生は重要でない「何か」に満たされたものになるだろう。
そして大きな岩、つまり自分にとって一番大事なものに割く時間を失い、その結果それ自体失うだろう。

January 30, 2012

助けあいジャパン情報レンジャー・ミーティング

「助けあいジャパン」本部にて「情報レンジャー」の報告会&懇親会&ブレスト。311以来、僕が関わってきたこの「新しい公共」の形。ネットを介して「志」のベクトルは同じ人達がクラウドでつながる。様々なスキルや経験、立場を持ち寄って事を成し遂げていくシステム。震災直後の混乱期にものすごい力を発揮した。その後いろんな活動のベクトルに分かれつつ、今日に至っている。昨夜は「情報レンジャー」の活動報告と今後の方針のブレスト。年齢や仕事、立場など全然ちがう(それでいてベクトルが同じ方向に向いている)人たちとの話し合いにインスパイアされ楽しかった。

January 29, 2012

寒ぶっ!寒中パワーウォーキング

昨日の続きで、この週末は歩こう!と思った。それにしても寒い。木枯らしが冷たくて、体感的には一年で一番寒い。6km/hくらいのスピードなので、ほんのりと汗をかく。生来汗かきなのでこんな環境でも着替えは必須なのだ。7時半に出発し快調に進み二子玉川まで1時間。8kmだから軽く走れてしまう距離なんだと再認識。二子橋を渡る時、多摩川の水面を渡ってくる風が身を切るような冷たさで、凍えてしまった。発汗するくらい身体は熱いのに汗で濡れたTシャツが冷たい。二子玉川駅に飛び込んでトイレで第一回目の着替え。スープストックで中華粥の朝食。これが温かくて身体に沁み入る美味しさ。実は当初の予定では羽田空港までの25kmを歩くつもりだったけれど、未知のルートを歩くには今日はあまりにもコンディションが過酷ということで、道のわかったルートを選択した。結果的にはこれが正解。着替えにしてもトイレにしてもある程度わかっていないと辛い。二子玉川から一路246を東進して渋谷へ至る。渋谷までで20km。ベルコモンズで2回目の着替え。それにしても風が冷たい。今日は「暑くて寒くて、熱いのに凍える」というアンビバレントな感じ。今日は原宿表参道から神宮外苑の並木道を経由して信濃町へ。寒かったし、ふと思い立ち吉宗(皿うどんと茶碗蒸し)を目指したのだが、なんと昨年末で閉店だと。残念!そこで急遽246へ戻り、赤坂見附でウォーキング終了

26.8km, 移動時間4:32:36, 消費カロリー1861 cal 10:47/km - 4:10/km
http://share.abvio.com/dcd2/5cb9/4ec8/83ec/Walkmeter-Walk-20120129-0744.kml

赤坂界隈の変貌ぶりに驚きながら、赤坂一龍別館でソルロンタン。身体が温まってしみじみ美味しかった。帰路ジムに立ち寄りサウナへ。

ウォーキングをしていると、車や電車に乗っていると気がつかなかった様々なことに気付く。歩くスピードで移動するのを基準とすると、僕らはなんと忙しい時間の流れの中であくせくと生きているんだろう。昔の人たちはこの距離感と時間感覚のなかで「身の丈にあった」生活をしていたんだろう。その意味では山手線一周なんてすごく小さいエリアなんだね。34.5kmだそうな。山手線ルートマップ。ネット情報では休憩を入れて12時間とか14時間とか書いてあるけれど、実際にはどうなんだろう。やってみるかな?

January 28, 2012

30分で移動していた距離を2時間で歩くこと

昨日書いたログがどこかに行ってしまった(笑)。アップしたつもりで削除してしまったのか?下書きファイルにも残っていないのがすごく不思議。全然記憶がない/酔っぱらってアップしたログやコメントはトンでもない事はよくある事で、翌朝修正する事はしばしばあるけれど、気をつけなくちゃいけないな。反省(笑)。

気持ちのいい冬の午後。寒いけれど僕はこのくらいの寒さの中をとっとこ歩くのが好き。暑い日に汗だくで歩くより、寒い時に歩く方が「研ぎすまされる感覚」がある。今日は自由が丘からたまプラーザまで。いろんな事を考えいろんなことを感じながら、ずんずん進む快感。http://share.abvio.com/dcd2/5cb9/4ec8/83ec/Walkmeter-Walk-20120128-1416.kml

昨年歩き始めたころは「それなりのエクササイズ」をしている気がしていたけれど、12km/2時間なんて全然楽勝になってしまった。考えてみればこの2時間で歩ける距離を毎日片道30分かけて電車で移動しているのだな。この距離感は目からウロコだった。そろそろ次のステップに進もう。桜の咲く頃までに50km/8時間か。朝6時ころから歩き始めれば休憩も入れて日が暮れるまでには目的地には到着できるか?

January 26, 2012

heading the right direction


プライベートで、10年来の懸案事項が最終局面を迎えつつある。今日はその問題解決のための会合があった。いつも患者さんにお話するのだが、暗いトンネルの中で悩んでいる人にとって一番辛いのは、今進んでいる事が本当にトンネルの出口に向かっているのか?という不安感と、もしかして入り口に逆戻りしているのではないか?という恐怖感で、ぐるぐると回っている時なのではないかと思う。最悪なのは歩みを止めることだ。進んでいる道の先にボンヤリと出口の薄明かりが見えてくれば、歩き続ける勇気がわいてくる。

January 25, 2012

怒っていると本気になる

高橋秀実「結論はまた来週」で気になった文章をメモしておく。

正しいから怒るのではなく、怒っていると自分が正しいと思えてくるのである。一方、周りの人も、怒っている人を見ていると「怒るのもムリはない」と感化されるようになる。
怒りは自らを正当化する。これを心理学用語で「激情神話」という。怒っていればみんな正しくなれる、という幻想なのである。

そうなのだ。その通りだと思う。現代社会においては、みんなが常に何かに対して怒っている。その「何か」の火種を見つけ、焚き付けて燃え上がらせるのがマスコミ、さらにはネット社会の闇の部分。いわゆるスケーブゴウトを捜していじめ、否定的な意見を述べる事が「正しい態度である」と信じているみたいだ。個人のレベルでも「普通の人が常に何かに対して怒っている」ようになったのは、ここ20年くらいのことなんじゃないかと思う。三丁目の夕日の時代(1950ー1960年代)の日本人はもう少しニコニコしていた・・・のではないか。

January 24, 2012

ケータイデンワが死語となった


今「ケータイ」というのは「電話」のことであり、老若男女ひとり一台が当たり前だ。個人用のコミュニケーションツールとして「固定電話」より「携帯電話」のほうがメインになったのは、5年くらい前のことだろうか?2005年の冬(つまり7年前だ)に「携帯電話のなかった時代」という歌詞を書いた。今になってみると、「携帯電話」という言葉さえ、もはや「古臭い」タームに思える。「携帯電話のなかった時代」の状況設定が、たぶんあとさらに5年もすれば若い世代にとって、スゴく古臭くてアリエナくて、もどかしいものに思えるんだろう。まるで僕らが大正時代の小説を読んで奇妙なもどかしさと恥ずかしさを感じるみたいに、彼らも寒い冬の夜に女の子の声が聴きたくて電話ボックスに走る男の子の姿を「バカじゃね?」なんて思うんだろう。そもそも、「電話ボックス」という言葉とか「震えながらダイヤルを廻す」なんて、言葉自体が理解不能かも知れない(笑)。

さらに、「ケータイ」がさらにスマートフォンに進化して、「会話をする」ためのツールはごく一部の機能になってしまった。テレビ電話で相手とよりリアルなコミュニケーション(なのか?)が可能となり、不特定多数と音声、動画、クラウドでデータの共有ができるようになった。若者の恋愛の本質が変わる筈がないので、この時代の恋人たちは、ある意味可哀想なのではないか?と、今夜プラットフォームで「いちゃいちゃしている(死語!<笑)」若いカップルを観て思った。負け惜しみじゃなくて(笑)。

January 23, 2012

おおお、大雪じゃ

午前も午後もルーティン&サブルーティン合わせて超忙しかった一日。夜の会議も終わりさてジムでひと泳ぎをするかなと思った時に、緊急の仕事。あれやこれやで22時。外に出て驚いた。朝の天気予報で「夜は雪かも」という予報では2−3cm程度って確か言っていたのに、実際の降り方は大つぶのぼた雪がどかどか降っている。みるみる地面が雪で被われ雪が降り積もっていく。東京生まれ東京育ちの僕は、雪が降ると大変だ!とか口じゃ言うものの、正直に言えば心のどこかで「わーい、雪だ!」というワクワク感がある。雪対策をしている車が少なく、タクシーでスイスイと帰宅できラッキー。明朝は通勤が大変そう。

January 22, 2012

ALWAYS 三丁目の夕日1964

去年から公開を楽しみにしていた「ALWAYS 三丁目の夕日1964」 を家族で観に行って来た。有楽町スカラ座。公開2日目。大入り。

1957年生まれの僕は、1964年の東京オリンピックのことは実体験としてスゴく憶えている。開会式の朝の「晴れがましさ」を日本の老若男女問わず共有したのだ。じいちゃんは太陽に向かって拍手を打ち、父ちゃんたちは祝杯を上げ、子供たちは走りまわり、母ちゃんたちはそれを見て微笑んでいた。

確かに戦後日本の社会は、そのくらい熱気を帯びて走っていた。明日は必ず今より良くなる筈だという大人の楽観的な空気と社会の活力を子供心にも感じていた。戦争直後のこれより悪くなることはないという「どん底の時代」を経験している大人達からすれば、すぐ先の未来は常に明るく輝いていたはずだし、事実そのとおりになった。1964年の東京オリンピックは確実にひとつのエポックメーキングだった。そこには敗戦からの奇跡の復興には日本の社会の持つ「したたかさ」resilienceがある。バブル崩壊までの日本は確かに熱に浮かされたように異様に元気だった・・・と今になって思う(当時は思ってもいなかったけれど)。

この映画は素晴らしかった。ストーリーは奇を衒ったところは皆無で、シンプルに淡々と流れていく。でもCGを駆使した3D画像が素晴らしいし、そのストーリーの底を流れる「やさしさ」が観客には心地いい。それにしても、今見てみるとあの時代って人が多くて人口密度が高い(笑)。いろんな物(家とか家電とか車とか)が二回りくらい今より小さいのだ。あの「古き良き」時代の空気。生活する上では今のほうが格段に「便利」になったのだろうけれど、あの時代には何物にも代えがたい「温かい人間関係」があった気がする。単なるノスタルジーかもしれないけれど、良いものは良い。そんなこんなで、初めから終わりまで笑って泣いての繰り返し。恥ずかしげもなく劇場で今日は泣いた。当時の日本の社会の熱気、真面目さ、温かい人間関係。登場人物一人一人が愛すべきキャラクター。戦後の焼け野原からの復興を成し遂げたこの日本の姿は、きっと東日本震災で俯き気味の日本を元気にすると思う。観客は幸せそうな顔をしてニコニコと「よかったねえ」と話し合いながら会場を後にする。幸せの共有感/この感覚も素晴らしい。

エグゼキュティブ・プロデューサーが小学校同級生の奥田誠治君(日テレ)、制作が「助けあいジャパン」で知り合った加藤雅章さんのロボット、おまけに医学指導が友人の桜井明宏先生(クリニックさくら)で、これも何かの御縁を感じる。観終わってから、すぐにもう一度観に行きたいって思った久しぶりの映画だった。いいなあ、映画って。

夜は有楽町のSingapore Seafood Republic。うまうま。帰宅してから録画した「運命の人」真木よう子さん。こちらも大好き。

January 21, 2012

難病のこども支援全国ネット

星くりくん(SSUの星野君)が誘ってくれて、難病のこども支援全国ネットというNPOのチャリティー講演会&シンポに行って来た。「みんなのふるさと・夢プロジェクト」のチャリティ・イベント。ある篤志家の寄付した山梨県の白洲の3000坪の土地に、障害のある子供とその家族が宿泊して楽しめる場を作ろう!というプロジェクト。素晴らしいプロジェクトだ。今日のシンポでは障害のある子供とその家族が持つ切実な問題についての話も聴けたし、それを支えるシステムの問題点についても興味深いディスカッション。すごく勉強になった。それにしても、今でこそユーモアを交えて自分たちの苦労を語っている障害をもったお子さん達の親であるパネリストの方達の、当時の苦しみや葛藤は如何ばかりだったろう。過酷な人生体験を冷静に笑いとともに人に話せるようになるまでに、どれだけの涙があったんだろう。多分絶望のどん底で死にたくなったことも、何回もあったと思う。強い人たちだ。話を聴きながら自分も元気を貰った気がした。小児外科医として生まれながらの病気をもって生まれたこども達とそのご家族のご苦労をわかったつもりでいたけれど、全然判っていなかった。

休憩時間のミニライブ。kengo。アコギ一本と歌だけであの状況(初めは誰も聴いていない状況)のなかで、あれだけ人を惹き付けられる力量はスゴいと思う。彼もストリートライブでいくつもの修羅場をくぐって来たんだろうなと思わせる何かを持っている。今後売れて欲しいアーティスト。彼からも元気を貰った。

終了後、いしじゅん、辰濃さん、京都から来たしほちゃんと馬車道の「てっしょう」で絶品焼き鳥。

January 20, 2012

FBで真面目な議論はリアルタイムでしてはいけない

従来、FBでは政治的な事と仕事(本業)についての真剣な議論になるようなissue は意識的に避けていた。でも昨夜は不覚にも熱くなってしまった。世界的にみて、いかに日本の医療費が不当に抑制させられているのか?どうしてコメントしたくなってしまったのだ。そして、それを読んだ人たちとコメントのやり取りをした事自体は、何の問題もないのだけれど、不毛の議論になってしまった。決して建設的な結論に至る事はないやり取りで、その後はどうやっても誤解を生むだけだと判断した。言葉というのは本当に難しい。コメントしてくれた人には失礼したけれど、今朝の段階で早めの削除をして正解だったと思う。やはりこの手の真面目な議論はFBでは出来ないんだな。慎重にしないと、持たなくても良いストレスを抱えることになるのはcritical pointだ。

とまれ、今回はいいレッスンにはなった。










Conquest of Happiness

医学的専門用語は、明治時代の先人達が苦労して翻訳したものが多く当時に創られた言葉が多い。流石に医学界の先人達は漢籍の造詣が深く、難しいながらも趣のある言葉である。今では新しいものはほとんど英語で表記されるので、そのような日本語で表記される医学的造語はほとんどない。ところが、普段我々医療従事者が何気なく使用している言葉は一般の人達からすれば珍妙キテレツなものが数多くある。「薬を投与する」 字面だけ見ると、動物園で飼育係が動物に餌を「投げ与える」のと同じ感じがする。ふつうに考えればヘンだ。これが医療サービスのパターナリズムなんだろう。

昨夜の件。悩んでどうしたらいいのか迷ったら、放っておけば良い。今朝目覚めたら、昨夜の悩み事は道筋がついていた。Conquest of Happinessの真理。午後から外出。夜は8年間一緒に頑張って来た同志の歓送会。同じい医療法人内での異動とはいえ、正直寂しい人事だ。でも彼女の将来へのステップを快く見送るべく多くの人たちが集まった。いい人材に恵まれている幸せ/有り難いことだ。

January 19, 2012

オレンジ色が好き

研究日午後。施設在宅往診スーパーウルトラエクセレント医療秘書のあいちゃんと話していて、「実はさあ、オレンジ色が一番好きなんだって最近気がついた」ってカミングアウトした。半世紀生きてきて自分はグリーン(深緑)とかネイビー(紺色)が好きだって思い込んでいたのだけれど、実はオレンジ色が好きだったのだと自覚したのが数年前。彼女も(実は)オレンジ色一番好きな色なんだって。モノトーンの服装が多い彼女(似合っている)が実はオレンジ色好きっていうのもちょっと意外だったけれど、人が「好きな色」っていうのはそういうもんなのだ。とても個人的な感性。

自分がオレンジ色好きと自覚して以来、色を選ばなくてはいけない場面では必ずオレンジ色を選択するようにしている。そうすると当然自分の身の回りに好きなオレンジ色のものが増える。不思議なもので、好きな色に囲まれていると何となく元気が出るもんなのだな。もっと早く気付けばよかった/W

January 18, 2012

飛翔 信じるものがあるのならば



お正月の黒崎の鼻で撮影した写真。同じ素材を加工して二つの作品にしてみた。震災から立ち直る日本社会のメタファとして。

January 17, 2012

ストリート・アートはロックじゃなくちゃ

FBでシェアした画像。フランスのサイトらしい。ストリート・アートであるからには、ラディカルなパッションと、ロックなユーモアがあるのが好き。昔は落書き的なものも多くて(暴走族のアレとか)、汚い感じがして全然好きじゃなかった。NYの地下鉄とかもうす汚くてあまり好きじゃなかったんだけれど、最近ではレベルが上がったのかあるいはツールが発達したのか、これいいなあ・・・と見入ってしまうようなアートと遭遇することもある。最近では東京でも街歩きしていると結構「おっ!」というアートを発見することもある。そういえばちょっと前になるけど、超ド級のストリートアートの動画の面白いのがあったな。捜してみよう。

もう一つFBの話題。我々が日頃「読んでわかったつもりでいる文章」って、実はスゴく不確実なものだという事実。欧米はアルファベットの羅列で表音表記しているから話は比較的単純だけれど、日本語はひらがな、カタカナ、アルファベット、数字が混在しているから特殊だと思う。面白い!!


January 16, 2012

チャンスの入り口を捜せ by 秋元康

めちゃくちゃ「濃い」月曜日だった。ふー。スタッフの頑張りに助けられすべてunder controlで終われた。Thanks, God!
夜は歓送迎会。ここでもウチのスタッフの素晴らしさとチームワークの良さに勇気づけられる。ありがたいことだ。

本日唯一の20分間の昼休み休憩(時間がとれただけでもラッキーだ)で見つけた文章。
最近僕の考えていることと、全く同じだ。共感する。

秋元康がgoogle+で、AKB48の「非」選抜メンバーに贈った言葉(部分転載)
***************************

成功するためには、何が必要か?

………運です。

僕はこの38年間、スターと呼ばれる人たちを見て来ました。
僕も何人もプロデュースして来ました。
そこで見たものは、運です。
どんなに実力があっても、
運がないとスターにはなれないのです。

じゃあ、努力をしていても無駄なのか?
努力は報われないのか?
そんなことはありません。
努力は必要です。
言い方を変えれば、
努力は成功するための最低条件です。

みんな、必死に努力して、
じっと、チャンスの順番を待つしかないのです。(中略)

いつか、必ず、チャンスの順番が来ると信じなさい。
自分の境遇の悪さだけを嘆いていても始まりません。
だから今は頑張れとしか言えないんだ。

僕(プロデューサーである秋元自身)が(タレントの)チャンスを作っているのではありません。
僕からのチャンスを待っている間はだめ。

「私だって選抜に入れば…」
「私だってドラマに出れば…」
「私だってコマーシャルに出れば…」
それがチャンスだと思っているかもしれませんが、それは違います。

それは、チャンスの出口です。
みんなに見つけて欲しいのは、
チャンスの入り口です。


例えば、松井咲子。
彼女のチャンスの入り口は、
音大に入ったことです。
趣味の域を越えているから
(中略)


アルバムを出すのは、
チャンスの出口です。
このアルバムを名刺がわりに
どう進むか?です。
(中略)
今の自分にできることを考えなさい。
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全くその通りだと思う。この年になって判ったことの一つは、努力しないで運の悪さだけを嘆くのは愚かなことだということ。
努力しないヤツほど、自分の「運のなさ」をひがみ、ネガティブな生き方をする。

この「チャンスの入り口を作れ」というのは、蓋し名言だと思う。人生経験のない時期には根拠のない自信をもって「チャンスの出口」ばかりを求めたくなる。
でも当然ながら、入り口がなければ出口はない。その入り口を捜す努力をしているかどうか?それが将来を決めているのだ。

January 15, 2012

生放送乱入ウォーキングしてロボジー

FMサルース 香月よう子さんの"Potluck Garden"に桜井先生が出演するということで嬉しくなってしまい(笑)、生放送中のスタジオに乱入してしまったの図。その後はアクティヴ・ウォーキングでたまプラーザから南町田グランベリーモールまで。14.8Km, 23,200歩、760Kcal。ぜんぜん楽勝で15時過ぎに到着。

バイト先からさとちゃんが合流して、映画「ロボジー」(矢口史靖監督)。御縁があって昨年夏にちょっとだけ医学監修をさせていただいていたので、昨日の公開が待ち遠しかったのだ。ミッキー・カーティスが恍けていていい感じのジジイを演じていた。吉高由里子は不思議な雰囲気をもっていて好きな女優。気難し気でキカナくて生意気なんだけれど、ちょっと可愛いところのある女の子のイメージ。この作品ではロボットにハマっている理系女子大生の役。今までエキセントリックな役の多かった彼女としては、コミカルな矢口作品で一所懸命にコメディエンヌを演じているのが好感が持てた。ストーリーはそんなに意外性はないのだけれど、最後はどうなっちゃうのかな?と心配しつつ(でも落ち着く所に落ち着くんだろうなと、安心しながら)エンディングを迎える。矢口作品の「わはは」とか「へへへ」とか「うふふ」的な笑いはしっかりと楽しめる。日曜日の昼下がりにビールを飲みながら観るには悪くない感じ。エンドロールでちょろっと病院の名前が出ていて、満足。

January 14, 2012

Walk Off The Earth あ、これ面白い!!

毎年恒例の勉強会の総合司会@京王プラザ。ここ10年くらいやっているので、特に緊張せず普通にこなした。そろそろマンネリなので、次回くらいには交代させてもらってもいいんじゃない?その後は懇親パーティ。大規模なこのパーティから、毎年新年の仕事が始動するみたいな感覚がある。今年もどうぞよろしく。



FBで紹介してあったもの。ライブの音楽のプリミティヴな楽しさってこういうものなんだよなって感心した。


この音源もスゴく惹かれるものがある。うーーーん、感性にびんびん響く何かがある。シンプルでセンシティヴで色っぽい。そしてグルーヴ。そうそう、この楽しさなんだ。久しぶりにWow!の音源 "Walk Off The Earth"というユニット/Sarah Blackwood ちょっとハマりそうな予感。


January 13, 2012

おいしいおしゃべり新年会

不思議な縁が繋がった面白いメンバー(男女各2名)で新年会@河豚鮮。幼馴染みのケイイチロー推奨のお店。さすが達人。天然もののコースできっちり美味しかったし、がっつりとシャルドネを頂いたけれど、実にリーズナブルでそのコスパの高さにびっくりした。あれなら高級店なんて行く気にならないし、こっちに2回行くな。そのくらい違った。話題豊富でおしゃべり好きなメンバーなので、話題はあっちこっちに飛び回りつつ抱腹絶倒の楽しい時間だった。次回またやりましょう!ということで散会。

January 12, 2012

"MIssion Completed"な研究日

当直明け。緊急入院3件。狭くて固い小児科外来の診療台で仮眠し断続で4時間。身体はバリバリ&ヘロヘロだけど体調は悪くなく、精神的には妙にハイな気持ちで一日を過ごした。いつものことだけれど。

「ひぶすまや」で、シンプルな「東京風支那そば」(大好き!)の昼ご飯のあと、施設在宅往診。いつものようにスーパーウルトラエクセレントなチームでさくさくと気持ちよく回診。

終了後、グランベリーモールに直行して「ミッション・インポッシブル」。この映画は昨年暮れから気になっていたのだけれど、遅ればせながらやっと観ることができた。旬が過ぎているし木曜日の夜ということでガラガラ。それにしても、IMAXの大きくて鮮明な画像、振動も感じる音響はスゴい。せっかくシアターに行くのであれば、通常のショウの倍のお金を出しても惜しくないくらいの差がある。この映画は「スパイ大作戦」の現代版のリメイクという先入観があったけれど、これは全くの別物。とはいえ、オリジナルの「あっと驚くフェイクやトリックを使って敵の裏をかく」面白さというポイントは踏襲していて、ストーリーは単純で荒唐無稽だけれど、よくも悪くもトムクルーズによるトムクルーズのための映画と。この人は本当に「スパイ大作戦」が好きなんだろうなって思った。主人公のイーサンがマッチョで不死身なのはこの新しいシリーズのお約束としても、僕的にはもう少し「お色気」があっても良いかな?と。CGを駆使して徹底的に客を楽しませようとしているのは好感がもてる。しっかりと制作サイドの「思うツボ」にハマる気持ちよさ。たぶん子供も大人も十分に楽しめる。晩ご飯は、これもお約束でアウトバックステーキハウスでベイビーバックリブ。

January 11, 2012

All under control!

ルーティン&サブルーチンともにてんこ盛りで超多忙な一日。

「忙しい」というのは、時間の密度が濃いことだ。したがって仕事が忙しいのは当たり前のことで、それに対して感謝することこそあれ、不満や文句を言うことは全然ない。どんなに忙しくても、自分と自分に関わる事の関係性が "All under control" であれば、全然問題ないのだ。忙しければ忙しいほど「物事を自分の手元に手繰り寄せて(プライオリティを見極めて)突き進む」。逆に、それから逃げれば逃げるほど自分の首を絞めることになる。だから「今」頑張る。この事に気づくまでに随分と時間がかかった気がする。さはさりながら、怒涛の時間は過ぎ去っていく。さらに、今日は東京ルールといことで当直中。

19時から3時間ほどこーめい先生に当直を代わってもらい、「助けあいジャパン」のミーティング&懇親会へ。いろんなスキルのある人達(みな熱い気持ちのある問題意識の高い人達だ)が今後の活動についてディスカッションしていた。まだまだ今後もサステイナブルに進むにはどうしたらいいのか?など。8時から懇親会に出て病院へ戻った。明朝まで東京ルールは続く。

コミュニケーションの闇の中で

ネット上のコミュニケーションは本当に難しい。また昨年来の懸案のトラブルのタネが再燃してしまい、「お目付役の長老」という立場上、僕なりにトラブルシューティング。ネット世界での個人と個人の誤解の修復は、実際にはほとんど不可能だ。これは古くはパソコン通信の時代からあったのだけれど、Facebookを初めとしたソーシャルメディアの世界が普及するにつれて、そのリスクが肥大化した気がする。ソーシャルな世界でも「親しき仲にも礼儀あり」。でも、ここがポイントで、「礼儀」や「モラル」や「社会的ルール」の基準は個人個人で少しずつ違う。リアルな世界では非言語コミュニケーション(いわゆる「空気」とか「間」みたいなものだ)で補完しているものであっても、ソーシャルな世界では、無機質な文字列で意味するものはむき出しで無防備だ。おたがい「よかれと思って」発した言葉が、予想もしなかったダメージやネガティブな反応を相手に与える。ネガティブなスパイラルに陥るのは時間の問題だ。だからこそ僕らは慎重でなければならない。今回の当事者たちはいわゆるネット上級者たちなのに、彼らをしてもその「ドツボにハマる」という愚を犯す。当人達はリアルでは人間的にも魅力的だし才能も能力もある人。それぞれの言い分も妥当で間違っていない。でもこのように抉じれてしまったら、修復は不可能だ。やれやれ。落ち着くところに落ち着けばいいのだけれど。

医師会の理事会があるので、その前に晩ご飯。かみさん推奨の自由が丘キッチン・プラスに初訪問。ご夫婦でやっているこじんまりしたカウンターだけの洋食屋さん。奥さんのきびきびしたサービスも好感だし、黙々と調理するご主人も見事な職人芸。今日はさくさくカキフライと絶品タルタルソースに惚れた。きっちりしっかりと美味しい。このお店のすべてのメニューを制覇したい。ちょっとハマりそう。

今夜はFB内で拡散している医学的には非常に疑義のあるコンテンツが、福島の風評被害を拡散することに対しての危惧のコメントをした。この医学的にはあり得ないログが、日々の生活に不安を感じている人たちとってあまりにもショッキングなコンテンツなので、FB内でどんどん拡散しているのは問題。我々医師が読めば「ははん、こりゃ変だ」とわかるけど。冷静に考えれば、そんな大変な急性放射線障害の患者がいたとすれば、医療の現場から情報が発信されて非常事態になっているだとわかるのに。ガセ情報をシェアして拡散してしまった人には悪意はないけれど、福島の風評被害を拡げるのに加担してしまっている。それが悲しい。どれだけ福島の人たちがこの風評被害で傷つくかについて知ってもらいたくて、居てもたっても居られず医学的立場で反論した。

でも、もうこの問題には立ち入らないつもり。人ぞれぞれで考え方もあるので。



January 9, 2012

高カロリー摂取しちゃった成人の日

今年は大学卒後30周年。その記念クラス会の幹事になって(させられて)しまったので、年が明けてその記念パーティの準備を始めている。みんな50代半ば、医師としての立場からもホテルの宴会場の立食パーティとか結婚披露宴みたいな会食は、いい加減食傷気味。そんな酸いも甘いも経験している舌の肥えた口うるさい(笑)おっさん&おばさん達を満足させるのは至難の技だ。ということで、食の達人の伊藤章良さんに相談したら、さすがにいろんな引き出しがあってユニークな提案がいくつか。僕のイメージとしては、カジュアルだけれどそれなりのレベルのディナーで人が動き回れる自由度のある着席(ワガママな客だ/w)パーティ。できれば、テラスのような気持ちのいいスペースで談笑できるのがいい。。。

そんなこんなで彼が推奨してくれたのがBotanica(東京ミッドタウン) かみさんとゆっつん&さーちゃんの4人でランチの「下見」に行くことにした。コンラン・デザインの気持ちのいいガーデンに面したテラスのある明るいレストラン。初夏で天気さえ良ければロケーションは最高だろう。甘海老とホタテのアンティパストは軽く薫製してあってフレッシュなトマトソースが美味しかった。パスタはスモークサーモンとリコッタチーズ。かみさんの頼んだ水蛸のアラビアータもユニーク。僕のメインは的鯛のソテー。かりっとした焼きが素晴らしい。ゆっつんの豚肉のソテーは軟らかく煮込んだあとにソテーしてあってトロトロ。かみさんの頼んだ鶏肉の炭火焼きは茸ソースが素晴らしいバランスだった。ちょっとお行儀悪いけれど皆で少しずつシェアして楽しんだ。デザートも僕は普段食べないんだけれど、しっかりと美味しく頂いた。「ま、ここで決まりだな・・・」という好印象でした。

その後は東京ミッドタウンと六本木ヒルズのショッピング(新春初売りセール中)に付き合う。3時間くらい歩き回ったら、あれだけ遅いランチを食べたのに、お腹が減ってきた。ということで、久しぶりに「香妃園」に行くことにした。愛想のないサービスは昔ながらだけれど、定番の鶏煮込みそばは健在だった。全員、大満足で帰路についた。

January 8, 2012

断捨離、道遠し

年末年始の休日が慌ただしかったこともあり、この週末連休はとくにアポイントメントなし。なんかこの連休は得したみたいで嬉しい。午前中は歯科でK先生の華麗なテクニックで新しいセラミックを容れてもらってから、ジムで20本1000m軽く流した。昼ご飯は「四国饂飩」でビールとかやくうどん。うまし。

午後は自宅の断捨離をすることにした。今日はデスク周りの断捨離と娘たちの部屋と地下の廊下の断捨離。娘たちの部屋にはそれぞれ作り付けのクローゼットがある。でもモノを捨てられないので、どんどん使わないモノが溜まってしまって、いつも「収納場所がない!」という不満が出る。僕に言わせると捨てちゃえば良いもの(例えばぬいぐるみとか買い物の袋とか、ショップのオマケとか)を持ち過ぎ/w。

ということで、今日はゴミ袋10個くらいのゴミを出した。デスク周りもすっきりした。明日もやろう!。リビングの家具の入れ替えと僕の書斎を根本的に変えたい。ここに引っ越して来て10年だし、そろそろリフォームをしてスッキリとしたいもんだ。地下のスタジオ化をしたいのだけれど、これは近い将来の夢。

「と思う」を封印してみる

毎日ブログを更新するようにして3年。寝る前の15分くらいで気まぐれな文章を書きなぐっている。翌朝読み返してみて支離滅裂なロジックで全然意味不明の文章やら、素面では赤面ものの内容もある。酔っぱらって書くとろくなもんじゃない。新年になり、堀井憲一郎の本で指摘されていたことを思い出した。

①「...と思う」は冗長。文章は短く言い切るべし。
②「・・・であるが、・・・である。」という言い方を避け、文をシンプルに短くするべじ。

結構書いているんだよな、こういう書き方。まだあるけれど、差し当たり「きっぱり言い切る」ことで文章にキレが出る。
結局は浅薄な思考で自分の主張に自信がないってことだろう。今年のブログはこれを意識して書いてみよう。

January 6, 2012

早起き万歳クラブ

若い頃はあれほど朝が苦手でのたうち回って起床していたのに、40代後半から朝の目覚めが良くなった。通年で余程のことがなければ、5時半には目覚ましなしでバチっと目覚める。医学的にはaging によりMorning surgeが起こっているのかもしれないけれど、長年の習慣の結果なんだろう。シャワー、ストレッチ、V8・・・いつものルーティンは、特に意識しなくても週単位でみればプラスマイナス5分くらいの誤差で動いているはずだ。冬になると30分くらい徐々に遅くなり、夏になると30分くらい早くなる印象。

今朝は寒くて一瞬だけ、温かいベッドの温々(ぬくぬく)したところから出たくないなあ・・・と思った。その瞬間にがばっと起床することにした。こんな時は、辛くても「エイヤッ!」って動いてしまった方が、結果的には全然楽なのだ。しばしの「ぬくぬくの快楽」に浸っているとロクなことがない。

ネットで毎朝の夜明けの空をアップしてくれる人がいてそれを楽しみにしている。日本中の早起きの人たちからのメッセージ。今日の空は美しく圧巻だった。早速僕もテラスに出て東の空を観る。美しいグラデーションの中に雲群が踊っている。単純な僕は「この地球で生きているって素晴らしい!」なんて思った。ソーシャルな時代の朝焼けの美しさの共有。

January 5, 2012

「結論はまた来週」

高橋秀実という作家のユニークな視点とシニカルなモノの味方が大好きだ。そして根底に流れる彼の「人間好き」の優しさみたいなものも感じられる。この本はフリーペーパーR25に連載していたコラムの単行本とのこと。「ふふふ」と思わず笑ってしまうようなネタ多し。このフリーペーパーのターゲットの若い読者に対して「ま、こんなこともあるけどさあ。おじさんはこう思うんだ」とか「いろいろあるけど、それほど悲観的になることないよ。オレなんかさ・・・」とか、居心地の良い飲み屋で隣に坐った面白いおっさん(論客)と若者を肴に話をしているみたいだ/w。また、ひとつのネタが短いので、 同時多読ということで読み始めたのは多分昨年秋なんだけれど、今までかかって楽しみながら読了。

January 4, 2012

仕事始め2012

今年の年末年始は最短で、ちょっと長めの週末みたいな感じだった。元日は一人で正月を過ごすオフクロとお友達をオークラの「桃花林」に招待して喜こんでもらった。2日は6時間ウォーキングで「事始め」が出来たし、3日は黒崎の鼻BBQを2年ぶりに敢行して気持ちのいい時間を過ごした。ということで、短いけれどいいリセットが出来た。そんなこんなで心機一転し今日はサクサクと仕事始め。帰路、ジムで20本1000mとこれも泳ぎ始め。さあ、2012年が発進、ルーティンが始動した。 今夜のFB。なかなか鋭い「人生の公式」だ。まさに色即是空。般若心経。

January 3, 2012

黒崎の鼻2012

黒崎の鼻新春BBQ。2009年暮れにオヤジが亡くなって2010年は急遽中止、2011年は皆のスケジュールが合わず計画断念ということで、2年ぶりの聖地だ。今日はま&じ、SSUのほ&す、チャイの5人のメンバー。今日も僕らしかいないプライベートビーチ状態。残念ながら早朝は雲が多くて富士山がなかなか姿を見せなかったけれど、後半になって徐々に姿を見せてくれた。海は穏やか。おっさん5人が焚き火を囲みながらだらだらと過ごす(だけ/W)。今回のメニューは具沢山の豚汁を楽しんだ後にキムチを投入してチゲ鍋風に。〆は絶品のお餅とうどん。焼き物は山形牛のサーロインをシェアした。今回はNEX-5持参で、黒崎の鼻にある不思議なパワーを撮影したかった。いくつか異次元的な写真が撮れたかな(自画自賛)/
早朝から4時間以上いたのになんだか夢の中の出来事みたいにあっという間に時間が流れる。今回も至福の時間だった。次回はGWのキャンプを復活しましょう!ということで解散。
ま&じはいつものように横浜に戻り、スーパー銭湯「ゆけむりの里」でまったり。画像はたまプラで偶然遭遇した「昇り龍」雲。新年早々、縁起がいいっ!
考えてみると、雲は「ある形」で空の上に皆に平等に存在している。その雲が「昇り龍」に見えるかどうか?空を見上げてその雲に気付くかどうか?この「たまたま」の偶然性が「幸運」の本質なのではないか?と思うのだ。だから、笑い飛ばすことはしない。しっかりとその「天からのメッセージを受け止められた」自分には、今年もまた何か良いことがありそうだ!とポジティブに考えることにしよう。素直にうれしい出来事。

January 2, 2012

事始めウォーキング35km

1月2日。事始めの朝。5時前に起床して歩き出すことにした。特に決めていた訳ではないのだけれど、目覚めた瞬間に歩くことが既に決まっていたみたいな感じがあった。野菜ジュースを飲んでストレッチをして5:17出発。CW-XとKeenの組み合わせが僕には一番合っていると思う。今日は漠然と東に向かって歩こう、前回が30kmだったので今日は40kmを目指そうと思った。唯一の決め事は立ち止まらないこと、辛くなっても歩き続けること。そんなこんなで未だ暗いいつものコースを歩いていたらあっけなく二子玉川@7:00到着。 ここで一回目の着替え&トイレ。高島屋SCの初売りにすでに長い列が出来ていた。

246を経由して深沢を通り駒沢公園へ。気持ちいいコースだ。ジョギングする人たち多し。駒沢通りをまっつぐ快調に進み中目黒〜代官山。ここら辺でお腹が減ったので一休みしたかったんだけれど、正月2日ではさすがに開いていない。仕方なく明治通りを突っ切って青山通りへ向かうことにした。 表参道のドトールに入りホットドック&コーヒーの朝ご飯&2回目の着替え。ここのトイレは着替えやすくていい。汗かきなので6−7km/hくらいのアクティブウォーキングでも結構汗をかく。真冬はけっこう身体が冷えてしまうので着替えは必須なのだ。だからコース上の着替えポイントは大切。

休憩後、青山通りを進み赤坂近くなった頃から右足の拇指中足骨あたりと弱点の右股関節に痛みと違和感があり、ちょっとめげそうになった。そのまま地下鉄に乗ればすぐに帰れる。自分はなんでこんな辛いバカみたいなことやっているんだろう?と思った。ここまで3時間。ここで止めちゃっても十分なエクササイズだし、それなりの達成感もあるだろう。誰に頼まれた訳でもなく、自分のために好きでやっているだけなのだから。 あえて言えば僕は「いろんなことを考えたくて」歩いているのかもしれない。「様々なことを考え、考えながら忘れ、論理ではなく感情の渦に身を委ねる心地よさ」というか。歩いていると20km超えた頃から辛いのだけれど、俄然気持ちよくなるのだ。

豊川稲荷に初詣。そういえば、このお稲荷さんは音楽と芸能の神様/w。今年の音楽活動はどんな展開があるんだろう?見附を越えて、麹町から番町を通り九段へ。ここでも靖国神社へお参りした。九段から神保町へ。駿河台で初売りのCW-Xを入手してから秋葉原へ。12時ちょい前。この時点で30km。6時間歩き続けて、さすがにこの辺りで空腹に耐えられなくなり、昭和通りの麺屋武蔵に入ることにした。冷えきった身体にこってり太麺が沁みた。

ここで最終コースを確認。ラストスパートの急ぎ足で総武線沿いに浅草橋へ向かい北上し、厩橋で隅田川を渡り浅草通りを進んで。。。目的地のスカイツリーに到着。こういう巨大建造物って大好き。押上から爆睡しつつ瞬間移動してたまプラーザに帰った。普通に考えればアホ。でも自分的にはかなり達成感あり。

時間 6:30:25, 35.87 km, 本日のルート 平均 10:53 /km,1527 カロリー(21.0Ex) , 50032歩 http://share.abvio.com/dcd2/5cb9/4ec8/83ec/Walkmeter-Walk-20120102-0518.kml

January 1, 2012

Be resilient! Year of Dragon, 2012

とにもかくにも激動の2011年が通り過ぎ、年が明けた。超絶なローラーコースターに乗って一周して戻って来たような気分。負けず嫌いで見栄っ張りだから、あまり人には言いたくないのだけれど、精神的にかなり厳しいことも多い年だった。怒濤で流れる川の畔で呆然と立ち尽くしているみたいな感じ。ただ、ソーシャルな仲間との素晴らしい出会いもあって、終わってみればそんなに悪くはない年だったのかもしれない。そして新しい周回が始まった。きっちりとリセットした。昨日があって今日がある。ということで、今年はちょっと密かに期する所がいくつかあるけど、この表ブログには書かないでおこう(ふふふ)。今年の標語はBe resilient! しなやかに、したたかに、人生をエンジョイしなくては。ああ、ちょっと楽しみ。画像は頂き物の「天使の誘惑」。誘惑されてみたいもんだ(笑)
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