助けあいジャパン

November 28, 2008

D-35

Martinはアコースティックギターの最高峰で、この会社のギターが今でもアコギの基本形であることは論を待たない。ギターを弾き始めた頃から、Martinのギターは僕らの憧れの的で、当時は買えるべくもないそのギターの姿を楽器屋さんで眺めつつ、「どんな音がするんだろう?」と涎を流さんばかりに眺めてた。1970年代のカワセ楽器のショウウィンドウの中のD-45なんか、もう「本物の宝物」を眺めるみたいだった。当時は日本に4本しかない、加藤和彦さん、ガロの二人のほかには「その一本」しかなかった。本当に美しかったなぁ。

僕のギター遍歴についてはハックルのブログに書いたけれど、社会に出て自分である程度稼げるようになってからも、音楽から遠ざかっていたこともあり自分のマーティンを所有するまでの「縁」がなかった。アメリカで生活していたときに、従兄弟のBFのD-18を1年くらい預かっていた時期はあったけれど、彼らがその後別れることになり、彼女に返した。アメリカ生活はあまりに忙しく過酷で、実はそのギターはあまり弾いていないのだ。

時は流れて、ハックルの活動再開。Ovation(今のまーく1号)のギターでレコーディングもライブもしていたのだけれど、2005年の正月に出会ったのが今のHD-28VC(ヴィンテージ・カスタム)。これは一目惚れという感じで衝動買い。今のまーく3号で、僕の一番のお気に入り。楽器との出会いは本当に縁なんだよね。かなり弾き込んだので、去年のライブから使い始めて、あさってのライブでもメインの楽器で使う予定。

で、今日ミュージシャンのCRさんの1970年代のヴィンテージのD-35をちょっとだけ弾かせてもらった(というか実際にはちょっとだけ爪弾いただけだけど)。乾いた(本当に乾いた!)コシのある音だった。ボディが響きまくる感じ。いいギターというのは持っただけでわかるものなのだ。高校時代使っていたヤマキのD-35のレプリカを思い出したけれど、まったく別物だったな(アタリマエだけれど<笑)。あれは凄かった。ああいう楽器もあるんだな。今度じっくり弾かせてもらおう。

November 27, 2008

凹んでいる君へのメッセージ

人生なかなか自分の思い通りにはコトは進まないもの。つーか、ヨチヨチ歩きの赤ちゃんのころから死ぬまでの人生の中で、自分の願いどおりに進むほうが実は少ないってことをさまざまな経験を通して学ぶことになる。

じゃ、どうするか?っていうのが分かれ道になる。
自分の夢を諦めて投げてしまうのか、それとも必死にそれに立ち向かうのか?

"The Brick Wall" let us show our dedication.

努力して頑張った人、夢を叶えた人の言葉に君は何を感じるかな?

君のbrick wallは、目の前にある。
Good Luck!

November 26, 2008

ぐきっ!やべっ!

週に3回はジムで泳ぐことにして1年半。スイミングはケガが少ないし運動負荷の調節がしやすいので、今だにハマッてるのは、しばしばこのブログでも書いているところ。今夜もいつも通り8時過ぎから泳いでいたら、リターンのひねりの時に、急に左肩にぐきっっと違和感。

三角筋の外側周囲と、尺骨神経側の手に軽く痺れを伴ったずーんとした鈍く放散する痛みがある。やべっ、以前やった肩関節周囲炎(50肩)の再発か!あるいは頚椎か?

泳ぎ始める前のストレッチの時にいつもの違う肩の張りを感じていたのに、気にしないで泳ぎ始めてしまったのが問題だった、と反省。すぐにプールを上がってストレッチしたら、少しずつ和らいできてホッとしたけど、このまま痺れがあったら今度のライブはヤバかったかも。

若い頃と違い、ストレッチは大切なんだね。自分の身体の声を聞くことが大切だ。今日は反省。明日までアイシングしておこう。やれやれ。今週はスイミングは封印しよ。

November 25, 2008

私の愛(情)が足りなかったのでしょうか?

娘さんがリストカットを繰り返しているという男性。彼自身の健康状態に不安があって診察を何回かしているうちに、心の問題が隠れている気がしてそれとなく話を向けると、家庭にストレスがあるということを明かしてくれた。彼なりに精一杯その娘さん(と奥さん)を愛していたのに・・・という気持ち、現実とのズレ、いろんな不幸な出来事が降りかかり・・・彼は自責の念に駆られていたのだ。それを悩んでいる。

いいえ、そんなことはありませんよ と安易に答えられるはずもなく、まずは彼の言葉を傾聴するしかない。

でも、たぶん、違う。注ぐべき愛情が多いとか少ないとか、計れるものじゃないだろう。あえて言ってしまえば、その尺度を問題にすること自体が問題になるのかもしれないのだけれど。

医療の現場では、出来ることと出来ないことがあるのだ。別の言い方をすれば、それ以上は踏み込めない領域が厳然としてある。ここから先は、哲学とか宗教の領域。たぶん。

November 24, 2008

ライブ前の高揚感

昨夜は「結団式」パーティで、ワイン&焼酎でシタタカに酔っ払ってしまい、何故かJR田町から(爆)タクシーにて帰宅した。8時過ぎに爆睡してすっきり起床。冬場になって徐々に睡眠時間が永くなってる。朝のルーティンの後にジムへ行き10本500m&サウナでリフレッシュする。

昨夜、関さんから聞いた「絶品蝦そば」の印象が強し。プールから上がって「あーハラ減った、蝦そば食べたいっ!」。神保町に行き、「上海朝市」にて海鮮そば&蝦シューマイ。ふふふ、期待通りで大満足。

1時から巣鴨WRSにて今度のライブのアコースティック・パートの練習3時間。昨日の影響でメンバーは明らかに二日酔い状態(爆)だったね。だんだんイメージが固まる。

その後「さくら」戻り、打ち合わせをしてから僕は帰路につく。涼子せんせが参加してその後は音楽療法の音源をレコーディング。

夕食はちょっと手抜きして、パスタ・ボロネーズ。うまし(笑)。

November 23, 2008

勤労感謝に感謝する

勤労感謝の日。明日は振り替え休日なので連休。ふむ、この時期の連休はありがたい。六本木ヒルズでのイベントに出るつもりだったけれど、僕の大勘違いで行くべきだったのは昨日だった!やっちまったぁ(笑)。ま、しゃあないな、ということで朝からうだうだと。

それにしても現在のTVっていうのは面白くない。日曜午前の番組だから、平日に較べればまだマシなのかもしれないけど、それにしてもレベルが低い、つーか底が浅いものばかり。番組そのものが面白くないっていうこともあるんだけど、TVの情報提供の方法としての地位が相対的に下がっているってことなんだろうけどな。なーんにもしない休日の午前としては、不平不満を言うほどのことでもないけど。

これからジムでちょっと泳いでから、買い物に出かけて夜は練習の予定。

November 22, 2008

猫目地蔵@路地裏

今日は巣鴨WRSにてバンド練習。楽しかったな。バンドの気持ちよさはハマるね。
終了後、ま&じで駒込のチャイナへ。駒込B級の素晴しさで大満足で帰路についた。

で、帰りの電車の中で出来た詩。ナンセンスで悲しいチャイナ。
言葉遊びでイメージが溢れ出す(笑)
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猫目地蔵の 路地裏の
ふくろう印の チャイニーズ
紫色の ランプの奥に
鶏がらだしの 湯気で麺(ミュエン)

猫目地蔵の 路地裏の
行き着く先は 袋小路(ふくろこじ)
掠れ声の ウェイトレス
ああ悶絶の ルーローファン

るーるー ふぁいふぁい ちゃんくる びーいい
るる・なー ふぁいちゃい たんじる びーいい
あっ、たらら 鎖骨は 痛いの? 愛 チャイナ

猫目地蔵の 路地裏は
悲しい女の 吹き溜まり
最終列車の 着くころは
小龍包で 湯気が勃つ(たつ)

猫目地蔵の 路地裏の
駒込チャイナで 紹興酒 
千鳥足なら 生姜が辛い
吐息混じりで イメチェンすれば?

るーるー ふぁいふぁい ちゃんくる びーいい
るる・なー ふぁいちゃい たんじる びーいい
あっ、たらら 鎖骨は 痛いの? 今 再見(サイチェン)

猫目地蔵の 路地裏の
ふくろう印の チャイニーズ
紫色の ランプの奥に
白湯(パイタン)スープで 湯気がたつ

猫目地蔵の 路地裏の
行き着く先は 袋小路(ふくろこじ)
掠れ声の ウェイトレス
ああ感激の チャーシュ麺 

るーるー ふぁいふぁい ちゃんくる びーいい
るる・なー ふぁいちゃい たんじる びーいい
あっ、たらら お尻は 痛いの? 明日(あす) 再見(サイチェン)

November 21, 2008

Carol Kingのコメント

17年ぶりのソロライブで来日中のCarol King。昨夜仕事帰りの車の中で聴いていたクリスタル・ケイのJ-Waveの番組で、インタビューを受けていた。

曲を作るコツってあるんですか?

そのまま感じたものを自分の言葉で表現すればいいの。あとからいくらでも修正はできるから

あまりにもアタリマエの言葉に、逆に驚いた。
たしかにYou've Gatta Friend なんて、そのまんまの歌詞だもんな。

でもね、彼女のすごいところは、それまで誰も言葉にしなかった「そのまんま」を歌詞にしたこと、なのだ。

ライブ行きたいな・・・でも時間が作れるか???

ローラーコースター的な一日

年に数回あるかないかの怒涛の一日だった。肉体的にも精神的にも疲弊したけど、昨夜深夜から始まったバタバタは何とか落ち着いた。

同時多発的に起こるさまざまな問題のプライオリティを瞬時に判断し、「動く」。若い頃とは違って多少のフットワークの衰えはあるのかもしれないけど、経験でカヴァーして(いるつもり、だ)、なんとか落ち着いた。

特定の神様は信じていないけど・・・

Thanks, God!ってタクシーの中から、霞ヶ関のビルの谷間の天を仰ぐ。

November 20, 2008

Southbound Train

Crosby & Nashのこの曲は実はかなりメッセージ性の高い曲なんだよね。たしか高校1年にCCタケダから、LPレコードを借りて初めて聴いたと思う。で、すぐに気に入って自分のLPが欲しくなり買いに行ったんだ。僕らは発表されていた当時にリアルタイムでは聴いていなかったんだけど、当時の時間軸からいえば、まあ許容範囲の「流行」ではあった。

この曲を聴くと何故か赤坂の僕らのたまり場の喫茶店を思い出す。まあ、長い時間ぐだぐだとコーヒーを飲みながら皆で話していたもんだ(笑)。何を話していたのか。でも、あの時間は決して無為なものじゃなくて、それなりの意味を持っていたと思う。大袈裟に言えば、その後の人生の背骨になった、というか。

ところで、その音源が見つからない。困った(^_^;)

November 19, 2008

麻生の本音

「社会常識欠けた医者多い」=麻生首相が発言、すぐに陳謝
 麻生太郎首相は19日、首相官邸で開かれた全国知事会議で、地方の医師不足問題に関連して「社会的常識がかなり欠落している人(医者)が多い。とにかくものすごく価値判断が違う」などと述べた。首相はその後、記者団に「まともな医者が不快な思いをしたというのであれば申し訳ない」と陳謝したが、医師の資質を批判したとも受け取れる発言で、今後波紋を呼びそうだ。
 同会議で首相は、「地方病院での医者の確保は、自分で病院経営しているから言うわけじゃないが大変だ」と強調。その上で、「小児科、婦人科が猛烈に問題だ。急患が多いところは皆、(医師の)人がいなくなる」「これだけ(医師不足が)激しくなってくれば、責任は医者の(方にある)話じゃないか」と述べ、産婦人科に対する診療報酬加算などの対応が不十分との認識を示した。
 問題の発言は、医師の多くが産婦人科などでの過重な勤務を敬遠して開業医に流れる現状に、知事側が懸念を示したのに対して飛び出した。首相は同日夜、記者団に「医者は友達にもいっぱいいるが、おれと波長が合わねえのが多い」としながらも、「そういう(社会常識の欠落という)意味では全くない」と釈明した。(2008/11/19-21:17)

やれやれ、マンガ麻生君は「爆弾」を踏んでしまったな。所詮その程度の人なんだわ。この発言は医師として看過できない。それを選ばせてしまったのは我々自民党員なんだから、笑える。これで医師会の総選挙に対する考え方が変わっただろう。

文壇ずらり

仕事関係で紹介があり、近くにお住まいのMTさんとお話する機会があった。この人の作品は大学時代から今までにずいぶん読んだものだ。かなり広いジャンルで多くの作品を発表している方で、文壇の大御所。緻密な調査と秀逸なプロットで、かつ文章が小気味よくテンポがいいので、読み始めたら引き込まれてしまう小説が多数。こんな機会のあるのも、今の仕事のご縁だなぁ・・・と感激する。ひとしきり話をしてから、僕が彼の作品のファンである話を、恐る恐るすると、嬉しそうに笑われた。

面談を終わり、その後ばたばたと仕事をしていたら、夕方部屋に本が二冊届いていた。ご本人が自ら受付まで届けていただいたとのこと。直筆の揮毫がある最近の作品で、感激&恐縮することしきり。早速お礼の手紙をしたためるが、そんな文壇の大御所に、僕の下手な字でつたない礼状を出すのはちょっとプレッシャーだった(笑)。ま、気持ちだからいいか(笑)、ご容赦を。

一つは幕末の歴史物の短編小説集、もう一つは彼の得意とするゴルフ関連のエッセイ集なのだが、それを読んでいたら、彼の交友関係があまりに凄くて、さらにさらにぶっ飛んでしまった。

井上靖、丹羽文雄、川口正太郎、源氏鶏太、中野好夫、柴田錬三郎、水上勉、秋山庄太郎、渡辺淳一、城山三郎、藤子不二雄A、五木寛之、半村良・・・etc。キラ星のごとく文壇クラシックのスター達が登場する。

この2冊、じっくりと読ませていただこうと思う。ありがたや、ありがたや。

November 18, 2008

又☆衛

僕の住んでいるたまプラーザというのは、食べ物屋さんの激戦区。不思議なもので、流行る店の場所というのは同じ地域でも決まっているんだよな。風水かな?<全然信じてないけど(笑)。

で、ココはいい場所って僕が思っていたところに、三崎漁港直送の「たまプラの魚屋」というコンセプトで「又☆衛」というお店が今月オープンした。チェーン店的なアプローチだしあんまり期待はしていなかったんだけど、オープン当初から連日すごく人が入っているので、今日ジムの帰り道に軽く一杯のつもりで初めて寄ってみた。

なめろう、生牡蠣、かますの塩焼き、海鮮丼、潮汁、ビール&焼酎各一杯で3000円ちょっと!直送とはいえ大丈夫か?というようなビックリの値段。で、十分おいしいの。サービスもいいし、こりゃー客が入るはずだわな。うれしい発見。

November 17, 2008

はぁ&ふぅ

昨日は、隠れ家「さくら」で今度のライブのアコースティック・パートの練習。昼ごはんはメンバー持ち寄りで、じょうじ君の「ポルティーニ茸のピラフにぎり」、かおる姫の「鶏肉のトマト煮」、根津さん持参の絶品「だし巻き卵焼き」、さくちゃんのサラダと、僕の「季節のキノコ&牡蠣のポタージュ」、神戸の「牛肉コロッケ」・・・で、ご飯。どれもおいしかったね。ビール&ワインで大満足。

練習はいつものヘッドフォン・バー状態にて。ライブ初の曲の練習など(お楽しみに!)。17時前に根津さんとかおる姫は夜にライブがあるとのことで退出。はっくるオヤジたちの〆は、さくちゃんが入手した今年フライングのボジョレーを開けて、葉巻を嗜みつつ、最終的にはへべれけに酔う(笑)。18時過ぎに、さくらを後にして、ま&じで、千石ラーメン>ノーマンの店に行き解散。反対方向の電車に乗ってしまい、さらに乗り換えてから三田まで乗り過ごしてしまい(爆)、結局帰宅は22時過ぎ。何やってるんだか(笑)。まあ、でもライブ前のいつもの週末でいいストレス発散にはなった。

今日月曜日は、ルーティン&サブルーティンがばったばたで大忙し。夜は本部にて理事会。自分の中で熟考しつつ立ち上げたいプランを考え抱えつつ帰宅する。いろいろ書き止めておきたいことはあるけど、もう少し時間をかける必要があるな。でも糸口は見えた感じがした。はぁ&ふぅ・・・。

November 16, 2008

爆睡10時間

午後の残り番を終えてジムへ直行。土曜日の午後なのでプールは少し混んでいて20本泳ぐはずだったけど10本500mで断念する。途中で止まるとペースが乱れてしまうのだ。となりのプールをみると逆にガラガラなので水中ウォーキングをすることにする。今までウォーキングに全然興味が湧かなかったんだけど(大体やっているのはご高齢のメンバーばかりなので)、やってみると結構いい運動負荷になる。大股で上半身を捻りながら進むとそれなりに楽しいし気持ちいい(笑)。約20分間歩いて上がりサウナでまったり。今週は濃密スケジュールだったので、ストレス発散。

ちびちびと飲みながら、昨夜クラッシュした自宅PCの復旧作業をして、PCはなんとか立ち上がるようになった。しかし再クラッシュするのは時間の問題だろう。やれやれ。長女のPCも壊れているし、近いうちに2台マックを買わなければ。

そうこうしているうちに、23時には目が開けていられない位に眠くなり、前のめりに爆睡。9時にすっきりと目覚め起床。なんと10時間眠ってしまった!子供かよ>自分(爆)。でも、長時間眠れるっていのは身体的にも精神的にも若い証拠ではある。

今日の午後は、「さくら」で練習の予定。

November 15, 2008

crash!

家のPCのHDが昨日の朝クラッシュしてしまった。かみさん&3人娘が音楽や画像をダウンロードしまくっていたので、ヤバイなぁ・・・と思いつつ、家族共有のPCをそのまんまにしていたツケってこと。反省(涙)。

後悔先に立たずってことです。ここ3年くらいでネットの環境が激変しているのに、安物買いした自宅のPCスペックが追いついていなかった・・・。幸い、外付けHDに結構ファイルをバックアップしていたので被害は最小限ではあるけど、それでもなぁ・・・。

ふう、やっと週末

昨夜はある会合で寿司の名店Kへ。

お寿司そのものは、もちろん嫌いではないけど、刺身というものがそんなに好きなわけじゃないのだ。その辺りが自分の舌を鍛えた百戦錬磨のさとなお君とはちがうんだね。回転寿司だって十分おいしいって感じてしまうから。子供の頃、近海もののマグロを食べ過ぎたのかもしれないけど(笑)。

本来は、美味しいところをちょっとだけ食べられれば満足なんだけど、昨夜は刺身のほかにも、蟹とか(また蟹!)、ふぐのから揚げとか、白子のバターソテー+鮨メシなど・・・とともに、珍味やら小品やら。too muchで、最後の握りが出る頃には、いい加減酔っ払ってるし(久保田の万寿で)お腹一杯。鮨割烹っていつもこのパターンなんだよな。

もちろんそれぞれが美味しいんだけど、僕には食べ方が合わないというか、もったいないというか。ま、自腹では行かないパターンかも。

僕は所詮、B級グルメが好きなのかも。

November 14, 2008

Brick Walls

研究日。ばたばたに更に輪をかけて、さらにばたばたのスケジュールが乗っかってしまった(笑)。でも、まあ、粛々とこなして行くしかない。しゅくしゅく。

昼は新宿西口の万世で「ダブル排骨ラーメン、青ネギのせ、大盛り」をガッツリと頂く。いつものお約束の満足ランチ。これがあるから頑張れる(笑)。途中のドトールに立ち寄って、忘れていたもう一つの機関誌の新年号の御挨拶原稿をPDAで書く。やれやれ(笑)。

今年は、ランディパウシュの最後の授業の言葉、"Brick walls let us show our dedication"のdedicationについて書いてみた。それにしてもこの言葉、未だにうまく日本語訳できないんだけど、深みのある言葉だ。Brick wallが主語になっていることと、その主語が複数形で対象となる目的語もus, ourと複数人称になっていることが、意味深い。

November 12, 2008

かに!

ばったばったのスケジュール。午後からはT看護学校で90分2コマ、180分間しゃべくりまくる(笑)。さすがに少し声が枯れた。埼京線のなかで爆睡した。

関西のある方から「活き蟹@冷蔵」を頂いて、かみさんが昼間に茹でておいてくれたその蟹を堪能する。
単に茹で上げた蟹を、酢醤油、ワサビ醤油、塩コショウ、マヨネーズで食べるのが最高ではあるけど、昨日は、ちょっと閃いて「松葉蟹とアボカドとエリンギのサラダ」をトライする。いいマリアージュ。ニンニクで香り付けして日本酒でフランベしたエリンギのしゃきしゃき感と、熟して濃厚な味のアボカドに、新鮮な蟹の剥き身が合って、うまし。

坂道

ルーティン&サブルーティン入り乱れての超多忙なスケジュール。朝から夜までばたばたと走り回りつつ。なんだか、まだまだ続く坂道を駆け上がっているような感じ。でも、この感じ嫌いじゃない。貧乏性。

November 11, 2008

SHORT HOPE

CRさんは、アメリカ人のミュージシャン。日本での活動はもう20年以上でヒット曲も数々ある。最近、ご縁があってしばしば話す機会がある。彼が日本で活動を始めた初期のバンド名が、SHORT HOPEっていうことを彼のHPで知った。

SHORT HOPEって、なかなかセンスのあるタームだと思う。

もちろん、タバコのショートホープ(短い紙巻タバコのホープ)からの由来だろうけど、英語的にはすごく面白いんだよな。Hopeの形容詞に長い短い(時間的なターム)を使うと、アメリカ人の感覚からすると、侘び寂びの世界っていうか・・・「刹那」とか「涅槃」みたいな感性をイメージするのかも。

LONG PEACE ってのも、その意味では面白い。これは「極楽浄土」だよな。

SHORT HOPE & LONG PEACEかぁ・・・日本のタバコの世界ってのは深いな(笑)

おおっ、逆に、SHORT PEACE & LONG HOPE なんて、さらに「禅の世界」じゃん(笑)
↑↑この言葉の遊び、詩のイメージが湧く。

November 10, 2008

シューカツ

石田衣良の「シューカツ」を読んだ。就職活動というものが僕もかみさんも経験がないし、資格職を目指す長女もたぶん「いわゆる就職活動」はしないで社会に出る。ということで、M大学に行っている次女ゆっつんの参考になるかな、という軽い感じで読み始めたんだけど、面白かったな。石田衣良という作家の軽さっていうのがいい意味で発揮された感じで、妙に清々しい読了感。主人公の千晴という女の子を自然に応援したくなる絶妙な設定で、この作家の隙を見せつつ緻密に考えたプロットにはまる。

ゆっつんのシューカツは来春からはじまるけど、不況の影響でかなり厳しい状況なんだろうな。親としては悔いのないように頑張って欲しいんだけどね。

November 9, 2008

WRSにてバンド練習

ドラムスの根津さん、ベースの関さんと、パーカスのかおる姫を加えて「愉快な仲間達」バンドのスタジオ練習。浅草ライブ以来でちょっと久しぶり。リズムセクションがしっかりすると楽曲の背骨が安定してきまる感じで、気持ちいい。はじめはバラバラだった感じが徐々にグルーヴがあってくる快感なのだ。

今回のライブも楽しみ。

November 8, 2008

長い言い訳

自慢じゃないけど(アタリマエのことだけど<笑)、今まで原稿の締め切りを守らなかったことはありませんっ!・・・が、差し当たり明後日締め切りの原稿があるわけで、今回はちょっと辛い感じで先週くらいから一応考えているけど、真剣な割にはイマイチ考えがまとまらない・・・、というか、沖縄行ってたんですよ、本業ですけど、すごく正直に云えば、その「きっと書けないだろうな」状態を楽しんで・・・、じゃないな、楽しんではいないけど、そんな時もあるさという達観諦念・・・というイメージの中で遊んでいるってわかります?、わかりませんよね(笑)、明後日の昼までに入稿しないとかなりヤバイっていうのは理解しているつもりなんですけど、でもね、まあいいじゃない、今リラックスしてみません?そうそう、ふーって息を吐いて・・・ですね、一昨日の秋空を観ていて、ま、いいか、そのうちに書けるでしょという気持ちに僕はなって、今に至っているワケですけれど・・・「遊んでいる」って、違いますね、なんてこと云うんでしょうねあなたにとってはってことですけど、結構辛いんですよ僕も、ただやらなければならない仕事を放って置いているわけじゃないですから、ちゃんと自分なりにストーリーを整理して考えてみようとは思っているんですけど、あ、でも、これって御社から原稿を依頼していただいたことを、決して軽く見ているわけじゃないんですよ、僕はいつでも真剣、でも、だから、というか、ナンと云うか、そうですね、小学生の夏休みの8月28日くらいになって絵日記の構成が全然完成していない感じなんですけど、今夜中に書き始められるハズ、って感じでわかります?・・・よね、わからない?でしょうかね、ええ、おまえの気持ちはぜーんぜん解らないけど事情は理解はしたので、四の五の言わず早く書けっていうことは、僕も感じているわけで、もうちょっとだけ時間をもらえれば、完璧に仕上げられるはず・・・かどうかは解らないけど、形には出来る自信はあるわけで、へえ、そうそう、あなたの出身の北海道って夏休みが早く終わっちゃうんですか、名寄ってすごく寒いですもんね、ウニがおいしそうですけど、差し当たり文章は完成していないって状況で、すでに書こうと思うことが決まっているはずで、夏休みが短いかわりに冬休みが長い北海道の小学生で喩えれば・・・って、別に喩える必要はないですからね、今更だけど、まあ大勢に影響はないわけで、ははは、今日は8月20日くらいの感じという言い方は、あなたの言う通りですから、今年の夏みたいに刹那的な東京の暑さって逆に堪えたですよね、ここ数年続いてますけど、そんな訳で、もうちょっと待ってくれますか?待てない、ですか。

はい、これから書きます。今、書ける気がしてきましたから・・・。

↑↑フィクションです。ごめんね、Fさん(爆)。

November 7, 2008

実るほど頭を垂れる稲穂かな

今夜の会合。N先生と隣の席となった。現在、A病院の院長で外科医としての大先輩。親子ほど年の差がある。元東大教授で東大の病院長を経て神奈川がんセンター総長を歴任した、まあ言って見れば我々の業界では雲上のスターみたいな人。でも、この人そんな華麗な経歴を全然感じさせない人柄なのだ。

1986年、僕がアメリカ留学時代にメキシコの学会(プエルト・ヴァジャルタ)でLA小児病院から論文を発表したときに向こうで初めてお会いした。当時N先生は東大の教授になったばかり。怖いもの知らずだったあの頃の僕はパーティの席上で、「先生、東大の教授の給料っていくらくらいなんですか?」などと酔っ払って聞いて、日本から来ていたお連れのドクター達の度肝を抜いた(爆)。「ええと、手取りで35万くらいです。ははは」とN教授。「えええっ、ウソでしょ!」なんてね。飾り気のない彼の人柄は当時から有名だったけれど、日本の医局からスピンアウトしているチンピラの僕の(本当に)不躾な質問にも正直に答えてくれたことに、当時は相当感激したのだった。今思い出してみると、赤面ものなんだけれど。

その後も、学会でお会いすると僕のことを思い出してくれていて、懇意にしていただいた。時は流れて、またご縁があって、彼が世田谷のA病院の院長になられることになり、ここ数年はしばしばお会いする機会を得ることになったわけだ。

今日は隣の席ということでお話をした。あれだけの経歴の人なのに、今でも本当に気さくで素晴しい方だ。偉ぶったところは全然なく謙虚だし、ユーモアもあるし、もう70歳を過ぎているのにとにかく発想が自由。東大の元教授(しかもそのトップの病院長だった)というのに、ご自分の解らないことは素直に質問して、イヤミなところが全然ない。

本当に育ちのよさと本当の頭の良さ、なんだろうな。
すごい人だと思う。

November 6, 2008

NHKの目線

民主党オバマの大統領決定。220年のアメリカの歴史の中で、やっと実現したアフリカ系大統領。アメリカの大統領選挙というのは、候補の論点を明確にするのがいいね。白人&黒人のハーフで、白人のシングルマザーに育てられた少年が、ハワイ>インドネシア>ハーバード大学に進み政治の世界に入って、アメリカ合衆国の大統領にまで上り詰めてゆくストーリーは感動的だ。ミッチェルという黒人初のファーストレディも、シカゴの平均的な黒人の中流家庭からプリンストン>ハーバードに進学した弁護士で、ウルトラすごい人らしい。社会が病んでいて経済的にも厳しい状況の今の(というか今後の)アメリカであっても、そういうアメリカンドリームが政治の世界にまだあるというのが、すばらしい。どこぞの国みたいに世襲二世議員ばかりっていうのは気持ち悪いし、日本の選挙のウェットさは世界基準からみて異常だと思う。世の中の政治への関心の低さ、つーか政治への醒めた見方。これもかなりやばい状況だと思う。

小浜市のはしゃぎぶりなんかは、正直ハズカシイ。

それにしても、NHKのキャスターの目線は異様。正面を向いて話しているんだけど、カメラは斜めから撮っている。あれはナンなんだろう??なんかヘンだぞ。新しいNHKの方針なのか?世界中どこのニュース番組のキャスターでもアンカーでも、「あっち」の方向を向いて話す人なんて観たことないぞ。ま、どーでもいいことなんだけど(笑)、気になる。

November 5, 2008

迷惑猫女

コレも忘れないうちに書き留めておかねば。「迷惑猫女」の話。

ペットを連れて公共交通機関に乗れるようになったのも、ここ最近の話。結構なことだとは思う。でもね・・・、少しは(つーか、だからこそ)周囲に気を使うべきだと思うわけ。

遭遇したのはガテン系女子のけなげな仕事ぶりに感激しつつのったリムジンバス。僕の隣に座ったのが20台後半くらいの女性。手荷物用のペットケージを持ってきた。先に座っている僕に一瞥をくれてから、何も言わずどかんと座る。その態度自体にむっとしていたら、そのケージを自分のひざの上に。

一言くらいあってしかるべきだろう。でも、ま、しゃーないか、と思った僕。チラッと覗くとペルシアンの仔猫みたいだ。飼い主の態度は最低だけど、仔猫は事実「か、かわいい・・・」、悔しいけど(笑)。

でも、飼い主の態度は「私の猫ちゃん、かわいいでしょ、あなたが我慢するのはアタリマエ」というムカつく態度。むぐぐ、その態度はないでしょ。さらに、そのケージの中のバカ猫が、みゃーみゃーとうるさい。実にうるさい。乗っていた1時間、ずっと僕の隣(膝元)で啼きっぱなし。はじめは、しゃーないと思っていた僕もさすがに最後のほうは勘弁してよーって感じ。

さらに、クサイ。猫を飼っている人からすればアタリマエなんだろうけど、あのペット用の消臭剤。安物のトイレ消臭剤の匂いなの。くせーぞ、でも窓も開けられない。席が空いていれば、移動できるだろうけど通路側に陣取った勘違いバカ女は動こうともしない!バカ猫の鳴き声&消臭剤の匂い&「かわいい私の猫ちゃんに文句ある?」という高ピーな迷惑女の態度に、楽しかった沖縄旅行の余韻に浸っていた僕は、キレそうになった。

自分のペットに関して盲目なバカ飼い主には、それ専用のバスを用意すべきだと思うぞ。仮に、普通の公共交通機関を使わしてあげるとしても、ペットと飼い主の躾が出来ていない場合には10倍くらいの罰金を取ってしかるべきだと思う。

こういう正論をいうと、ペットに冷たいとか動物愛護の観点から反対意見をいう人がいるけどね。けっ!

ガテン系女子

忘れないうちに書き留めておこう。今回の沖縄旅行からの帰り道、羽田空港のバス乗り場で遭遇した女の子。

日本でガテン系(肉体労働系)の仕事に女性がわりに進出するようになって10年くらい経つだろうか。以前からあるのはタクシードライバーやバスのドライバーだけど、最近ではトラックや配送のドライバーにもちらほら女性がいるようになった。アメリカではもう30年以上前から当たり前ではあったけれどね。日本では珍しい。

で、一昨日羽田空港で遭遇したのは、リムジンバスの乗降客の案内係。一人で案内をしてチケットを捌きつつ、客の重いトランクやバッグをバスの下のトランクルームに運び入れる仕事。20歳くらいの小柄な女の子。つなぎの服を着て汗だくで頑張っている。「えっ?こんな華奢でかわいい女の子が!」という驚き。若い男の子でも結構肉体的にには辛い仕事だろうに・・・。

ドラマを想像してしまった。

考えすぎなんだろうけどね(笑)。

November 4, 2008

小◎哲◎逮捕

なんだか悲しい事件。「転落」とか「天国と地獄」的な扱いで、今回のことをマスコミは「ざまーみろ」的目線で報道するんだろうな。世間は、自分達とは較べられないほどとんがった人(アーティストやスポーツマンや大金持ちなど)が転落するのが嬉しくてたまらない、という態度をとる。悲しいひがみ根性。

彼はアーティストとしての才能は素晴しいものだったし、プロデューサーとしての力量はあったことは確かだと思う。もちろん、ピーク時には年間収入が30億だとか、資産が100億円を超えたとか、時代の寵児としての相応の扱いを受けていたわけだ。その収入で贅沢三昧しても誰も何も文句をいう筋合いじゃない。僕はいいと思うのだ。

ただ、やはりアーティストであってビジネスマンじゃなかった。脇をしっかりと固める番頭さんが居なかった、あるいは、居たとしてもレベルが低いスタッフで、むしるだけむしりとって去っていったってことだと思う。アレだけの資産があっても事業が失敗して資金がショートしだしたら、転がる石のように落ちるという結末は決まっているもの。詐欺事件はもちろん刑事罰を受けるべきだけれども、罪を償ってから復活できることを祈るばかりだ。

November 3, 2008

沖縄総括

今回の沖縄行きの総括。

①子供時代から僕が引きずってきた沖縄に対するイメージ。基本的には僕は人より「右寄り」の考えだから、沖縄の人たちの背負っている悲しい歴史に対しての「後ろめたさ」や「申し訳なさ」みたいなものを、どう自分で消化するのかわからないでいたのだ。沖縄に遊びに行く周囲の人たちからすれば、何をこだわっているの?って感じだったのだけれど、僕としてはこの歳になるまで踏ん切りがつかなかったのだ。今回(遊びじゃなくて)仕事で沖縄を訪れることになって、そのわだかまりを払拭するいい機会だったと思う。

②ひめゆりの平和記念館で思ったことは、悲しい時代に翻弄された人たちの事を僕は忘れない、と再確認したこと。写真を拝見しても本当にあどけない女の子達(家の3人娘より若いのだ!)の辛い体験を風化させてはいけないと。そして、ひめゆりは悲劇のごく一部に過ぎないことも忘れちゃいけない。

③僕が想像していた以上に今は「観光リソースの豊富な沖縄」だったこと。これは僕の全くの不勉強だったな。リゾートの質も十分国際水準なのですね(値段も<笑)。

④本土以上にアメリカに近いのは当たり前か。でも地勢のいい場所である全島面積の30%がアメリカ軍の基地ないしはリザーヴになっているのを実感した。

⑤植物相が沖縄特有。どこか懐かしいニュージーランドのブッシュを思わせる。機会があればトレッキングをしてみたい。季節的に今回は海では泳がなかったけど、もちろんこれは問題なく次回行かねば。

⑧食事は予想通り。いわゆる沖縄料理は僕の好みではない(嫌いじゃないけど、それ以上でもそれ以下でもない)けど、お肉はおいしい。アグー豚、やんばる鶏、石垣牛。アメリカ人相手のオージービーフやアンガスビーフのステーキ屋も多い。沖縄>肉というイメージは固まった。その逆に海鮮物は興味がわかず(笑)。

⑨ハワイに似ている。美人が多い。特有の言い回し。

タクシーの運転手さんの話では、ゴールデンウィーク前と9月後半から10月はじめがお勧めだそうだ。

沖縄4日目

学会もなく、完全オフ。昨夜の燕郷房の海老のspicy saltは最高だったな。海老がでかいの(笑)、さすが沖縄。その後はW君とぷらぷらと国際通りへ。あのストリートの熱気というのは、ある意味観光客向けなんだろうけど、まさにアジアの市場の匂いがする。濃いめの美人が多いよね、とW君と話しつつ土産物屋などをうろつく。ぼくは基本的には「どこに行ってきました!」的な、お土産文化というものは好きじゃなくて、いわゆる付き合い程度のものしか買わない主義だけど、あの手この手での物欲刺激商魂はすげーな。見ていて面白いけど、買わないんだけどさ(笑)。

その後W君とパブのような店に入り、泡盛で〆のお酒。後輩であるW君も、もう40半ば。某病院で外科部長として第一線で活躍中。もともと目先が利いて器用な人(いい意味で)だから、今の立場での活躍は確信してたけれど頼もしい限り。ひさしぶりの飲み(つーか彼と差しでゆっくり飲んだのは初めてなんじゃないか?)で、四方山話。うん、外科医のピークは40歳代なのだよ。アドミとしての仕事の難しさなどイロイロと話して気持ちよくホテルに帰還した。

今日はゆーくりと寝て(3度寝した>笑)、いつものがっつり朝食のあとはテラスで読書。これからチェックアウトして空港に向かい、沖縄そばを食べてから搭乗するつもり。

沖縄3日目

6時に起床して首里周辺の散歩。がっつり朝食の後に学会へ。今日に午前のセッションで仕事は終わり。今回の学会は専門医の単位取得の意味もあったけれど、最近の外科の進歩についてブラッシュアップするには最適な学会だった。来てよかった。

さて、その後はどうしても行きたかった「ひめゆり」へ。今まで沖縄に僕が遊びに来る事ができなかった理由は、沖縄の背負って来た歴史があまりに自分の中で重すぎてちゃらちゃらと遊びに来る事がためらわれた、ということなのだ。どうしてそこまで拘るのかは自分でもわからないんだけれど、今回仕事で沖縄に来るにあたって、そろそろその呪縛解いておいてもいいいかな、と思ったのだ。

ひめゆりの記念館。泣けた。その感想については改めて書きたい。でも、今回、本当に行けてよかった。自分の中で禊が終わった感じ。

その後は国道331を進んで平和記念公園へ。ものすごいスコールに遭遇。この辺りは本当にのんびししていている。シーサイドカフェという店に立寄ってオリオンビールを飲みつつ、まったりと海を眺める。直前のスコールがウソのような天気。


知念岬へ向かい、あざまサンビーチへ。僕らからしてみれば十分暖かくて泳げる気候なのに11月から3月までは遊泳禁止だって。ちょっと、残念。その後はすぐ近くの琉球の聖地である斎場御嶽(せーふぁーうたき)を散策してから331号をぐるりと一周して西原をかすめて、普天間を越えて嘉手納ベースを横切って美浜アメリカンビレッジへ。沖縄ロコの食べるような店でタコオムライス。これが存外おいしかった(笑)。I君は今晩帰るので、お約束の国際通りを散策してお土産さがし。第一牧志公設市場で「アグー豚」を品定めして、周辺をぷらぷら。アジアの市場の匂いがした。もっとも観光客相手がほとんどなのだろうけど。いったんホテルに戻り一休みしてから、夜は後輩のW君とふたりで、リツコせんせに教えてもらった「燕郷房」という中華のお店。ここは素晴しい!安くておいしかった。

沖縄って美人が多い。濃いんだけど今の時代の美人でしょうね。あー帰りたくねー(爆)

November 1, 2008

沖縄2日目


昨夜遅く到着したので実質1日目@沖縄。ホテルはJAL日航那覇でちょっと古いけど、この値段(この季節なら)及第点。首里城近くの高台にあって那覇市内にはアクセスがいい。いつものように朝5時半すぎに目覚めてからちょとウトウトして7時ちょっと前に朝ビュッフェへ。ホテルの朝ご飯って、何故こんなにおいしいんだろうね(笑)。沖縄特有の食材の和食の朝食をがっつりと頂き大満足。朝からチャンプルーってものいい。海藻系と漬け物系が意外においしいし。

同行のI君とともに、8時前に出発し沖縄自動車道を北上。レンタカーをしたトヨタのマークXって、知らなかったけど素晴しい車だな。売れていないのが残念なほどのパーフォマンス。沖縄特有の植物相の生態系が楽しい。人跡未踏っぽい森林がニュージーランドのブッシュととても似ていて「懐かしい」感じ。住居や建物も沖縄特有の雰囲気。低層で古びたコンクリートと特有の色彩、屋根の形にどれも特徴がある。クラシックな住居って意外にこじんまりしていて屋根が低く平屋。これは台風の通り道だからなのかな。許田の終点で高速を降りてサミットをやったブセナリゾートの入り口をかすめて58号線を今度は南下して、学会のある「かゆりしリゾート」へ。東シナ海を臨む海岸線が美しい。

かゆりしリゾートもなかなか快適で学会をするにはいいロケーションだ。施設は古びているもののリフォームやリニューアルをしていて快適。学会は午前のセッションを聞いてから、昼は少し抜け出すことにする。58号線から84号線の別名「本部(もとぶ)そば街道」へ。この辺りには沖縄そばのお店が点在していて楽しめるらしい。悩んだあげく、正統派沖縄そばの本部町の「きしもと食堂」へ向かう事にする。ここんちの灰汁を練り込んだ沖縄そばは濃いめの鰹だしがおいしかった。大満足@600円。やんばるの森のトレッキングも興味があったけれど時間の関係で断念、449号線を北上し「沖縄美ら海水族館」へ。ここの「黒潮の海」海水槽は「お約束」なんだけど、期待に違わず納得&大満足の水族館だった。

その後、午後のセッションに戻り後輩のW君の発表を聴いてから会場を後にした。秋期シンポジウムということで、総会とは違ったこじんまりした集まりではあるが、テーマの小児外科の鏡視下手術のトピックスにフォーカスされているので面白い。会長講演は、故郷を離れて「錦を飾った」彼の感動的なエピソードが最後に紹介されて、感動的だった。まじめに実直に真摯な態度で研究をすすめる...ということが昨今は軽んじられているんじゃないか?と思ったりして。爺くさいけど。きわめて当たり前の努力をすることの大切さをもっと日本の若い世代に語っていいと思った。その意味で、彼の考案した手術法に彼の名前を冠することに異議なし!です、僕は。

リゾート自体が東シナ海に向いて西向きに建っていて夕陽がきれい。高速道路を快適に南下するが首里城あたりで渋滞。じつは10月24日から11月3日まで「首里城祭」の真っ最中なのですね。人でも多いし交通規制があるらしい。渋滞を避けてホテルに戻ってからW君も合流し那覇の繁華街で夕食を食べる事に。

乗ったタクシーのドライバーのアドヴァイスで「鉄板焼ステーキレストラン美ら球」へ。石垣牛、アグー豚、伊勢海老の鉄板焼。本土からすれば信じられない値段だな。味も満足。洗練されてはいないけど「そんなの関係ねー!」って感じ(笑)の料理で、おっさん達3人はがっつり食べて、麦酒&泡盛で結構酔っぱらった。ふらりひらりに千鳥足で国際通りへ。観光地化された通りとはいえ、ここの熱気はすごいな。「首里天楼」にて、さらに2杯泡盛古酒を頂き、今夜の〆をしてホテルに帰った。

深いぞ、沖縄。

沖縄に到着

おっとっと、なかなかインターネットにアクセスできなくて、もう昨日になってしまった...けど、沖縄に来ています。

10月最終日の今日は出発直前までばったばたと忙しくて、夜間診療の途中から後輩のドクターにバックアップしてもらい、羽田に向かい最終便に飛び乗って23時ちょい前に那覇に到着。レンタカーをピックアップして日航那覇ホテルに到着@24時。

沖縄は初めて。今回は学会ということで初めて訪れる事になった。いろんな意味で凄くこだわりがあって、心情的に今まで遊びでは訪れる事が出来なかった場所。ま、そろそろいいかな。これから3日間仕事の合間に探訪してみるつもり。
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