助けあいジャパン

August 2, 2011

みかけは全然アテにならないって話。

外見上はごく普通に見えるのに、「えっ!?」と驚いてしまった今日の2人。

①喉の痛みと消化器症状で診察した20代の女性。普通のOL風のファッション。それでは喉を診察しましょう、と口を開けてもらって驚いた。舌に真ん中にピアスが!ピアスには驚かないけれど、彼女の外見とのギャップに「えっ!」と驚いたけれど、僕はこの道30年のプロ。ごく普通に冷静に診察して診断、処方。「ところで、舌のピアスはいつ入れたんですか?」「あはははっ、ワカゲノイタリです、先生。外すの忘れちゃったわ」「痛かったでしょ、麻酔なしで舌にピアッシングするなんて」「そりゃーもう、痛かったです。でも付き合っていた悪いオトコが。。。ふふふ。」あのさ、ふふふって。

②救急搬送された30歳代、女性。急性薬物中毒。見た目はごく普通の(堅気の)女性。消防からの連絡で現在通院中の病院情報で驚いた。筋金入りの薬物(覚☆剤&アルコール)中毒で社会的にはかなり厳しいPDの人。全身状態が落ち着いたので、家族に迎えにきてもらい入院後4時間で退院とした。「わかっちゃいるけど、止められない」のは、依存症という病気なのだ。でも本当に堅気だったら覚☆剤なんてどうやって買うのさ。やっぱり、フツーではない人。

本当に人は見かけによらない。30年間医者やっていてもオドロく事は日常茶飯事。
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