助けあいジャパン

September 20, 2010

かっとび「かなP」の冒険

我が家の長女かなP(加南子)は、もうすぐ25歳。薬剤師。入った会社の豊橋支店に配属されて一人暮らししつつ修行中。ま、学生時代とはうって変わり無遅刻無欠勤で(笑)、けっこう真面目に頑張っているみたいだ。一昨日の深夜にふらりと帰ってきたかと思いきや、翌日朝にはもう居ない。かみさんにどこに行ったの?と聞くと、「たしか一週間くらいMちゃん(彼女の親友)と、イスタンブールに行くって言って出てったわ。」「はあ、イスタンブール?、今度はトルコかい!)」

彼女は学生時代から、バイトして一人で小さなトランク一つで世界中いろんな所に行ってしまうのだ(旅に関しては、僕は一度も経済的な援助をした事はない)。若い女性の行きたがるパリとかニューヨーク、ロンドンには興味がないらしく、「あ、面白そう、ここに行こう!」って思っちゃうらしい。僕が知っている限りでは、北京、イタリア、上海、ベトナム、タイ、バリ島(何回も)、カンボジア(アンコールワット)、エジプト、スペイン・・・で、今度はトルコ(笑)。僕ら家族での渾名は「かっとび・かなP」あるいは「鉄砲玉かなP」。一度飛んで行ったらいつ帰ってくるかわからない。親としてはいちいち心配していたらキリがないので、彼女の問題解決能力と適応能力を信じて見ているしかない。言っても聞くようなヤワな娘じゃないし(笑)。

小さい頃から好奇心旺盛で、とにかくコワいもの知らず。理系の数学とか物理が得意で、興味のある科目は抜群の成績(T学園でトップクラス)なのに、興味がないと全く勉強しない。従って、成績の凹凸たるやヒドいもので、もうちょっと「まともに勉強すれば」たぶんもっと偏差値の高い学校に行っていた筈だ。薬学部時代も遅刻とサボりの多さで指導教官に呆れられた。でも頭の回転の良さと如才なさは抜群なので、クラスメートや指導教官には一目置かれていたみたいだ。僕は、彼女は社会に出てからのほうが真価が発揮できるであろうなって思っていた。まあ今はその通りになってる。ふつうの家庭のふつうの主婦には(たぶん)向かないだろうけど(笑)、彼女なら世界中どこでも生きていける。我が娘ながら、あの好奇心と無鉄砲なくらいの行動力はあっぱれ。
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