昔は、チュンチュン、ちゅんちゅん、と五月蝿いほど、
どどこにでもいたのに。
調べてみると、世界中で減っているらしい。
日本に生息するスズメの個体数は1800万羽ほどで、
1960年代に比べ10分の1ほどに激減してるという。
別の調査でも、20年前との比較も最大80%減、
少なく見積もっても半減しているという。
へ〜やっぱりね。
その理由として挙げられているのが、
- 木造住宅の減少により屋根瓦や建物の隙間など、巣作りの場所が困難となった。
- 田畑のコンバインの普及で餌となる落ちモミが減った。
- 未舗装の小道や空き地が減り、植物の種などの餌が減った。
- 都市部での空き地や草原の減少。
- 減反によって水田面積が減った。
しかし単なる環境の変化と言うには不可解なことが多すぎる。
英国でも街角をにぎわせていたスズメが、すっかり姿を消してしまった。
ロンドンではイエスズメがこの5年で半減、英国全体でスズメは過去25年で9割も減った。地球温暖化、伝染病からチェルノブイリ原発事故の影響まで諸説が飛び交うが、原因はナゾ。「人里を好むスズメが消えたのは、人間にとってもよくない環境変化が進んでいる兆候」と、英政府が原因究明に乗り出したという。
農家にとっては実った稲のモミ米を食べてしまうスズメだが、
春は害虫や雑草の種を食べてくれるなど益獣の役目もある。
他にも伝染病説など諸説あるようだが、原因は不明だ。
考えてみると、かなり不気味な話だ。
いつの間にかいなくなってしまったすずめたち。
とんでもない話が知らない間に進んでいた
なんてことはないだろうな。。。