点滴には
巧い(上手)、下手がある
残念ながら、厳然としてある。
若い頃は出生体重1000g切るような
小さい子供の点滴していた位だから、
下手ではないと思う。もう随分前に卒業したけど。
(NZの病棟で誰がやっても静脈ラインがうまく取れなかった新生児の静脈ラインをとって、スタッフ全員から感謝状(もちろんジョーク)をもらったことがある。
練習によりある程度上達することはある
しかし、巧い下手は器用さだけではない
「感性」なのだ
誰でも上達はするが、
初めからうまい人もいる
どんな手技にも
テクニックがあるが
経験と自信
思い切りも大切
自信がさらに自信を
呼び込む
迷いがなく
スパッと刺した方が痛くない
経験のない人は
どうしても迷いがある
不思議なもので
巧い人というのは
いつでも簡単そうにやり
下手な人は
いつでも難しそうにやる
部位、体位、血管の状態、etc
ソレを見えているかどうか?
刺す前からだいたい
「勝負がついている」
ものなのだ。