助けあいジャパン

April 4, 2009

がんばれホークス(福岡1日目)


日本外科学会総会で福岡に来ている。福岡は昔から好きな都市。サイズがちょうど良くて文化もあり、食べ物がおいしくて安い。何より人が良い。父親の父方のルーツが柳川なので、自分のDNAの1/4が九州なのだ。つまり九州クオーター(笑)。

たまプラの自宅を6時半に出て、駅から羽田行き直行バスに乗り、7時過ぎには羽田に到着。空港が大好きなので意味もなく早く行ってしまうのはいつものこと。レストランに入り朝ご飯を食べながら滑走路を眺める至福の時間。最近のWeb checkinは便利でチケットレスで座席まで。J-classのシートに座るとすぐにCAが来て、「おはようございます!まーく(実際には本名)様、いつもご搭乗ありがとうございます」だって。ちょっとコソバユイ位のサービス。快適な空の旅で、あっという間に福岡空港。

空港から学会会場の国際会議場へ直行する。知り合いの外科の同僚多数と遭遇。今回の学会は内容がよくまとまった動きやすい会場だと思うな。日頃勉強していないので(笑)、新鮮な知識を吸収できる感じ。ばりばりにアカデミックキャリアを極めようと努力していた時期もあったのだな...と、あの頃が懐かしい。17時過ぎに会場を出て、JALリゾートシーホークホテルへ。中州や天神という中心部から離れたこのホテルには一度泊まってみたかったんだよね。バブリーな設備のホテルで快適な部屋。海に面していて眺望も素晴しい。だけど一泊10000円しない!(あとでCCに聞いたら経営は大変らしい)。周辺は大混雑。タクシードライバーに言われて初めて気がついたけれど、今日はプロ野球開幕戦のホークスvsオリックス戦なんだと。全然興味ないけど(爆)ごめんね、福岡の人たち。

福岡に遊びに来ている次女ゆっつんと連絡をとり晩ご飯を食べる事になる。彼女が最近よく福岡に遊びに来ているっていうのも、すごく「縁」がある話なんだけれど、今週末は偶然福岡に来ていることを実は昨日知り、急遽落ち合うことになったのだ。仕事の終わったCCタケダと姪浜(めいがはま)のモールに遊びに行っていたゆっつんと3人で中州川端で待ち合わせ。

博多川端のディープなおでんやさん「白杉」へ。おでんのネタも関東とは全然ちがって、面白い&おいしい。「餃子」のおでんってのも初めて食べたな。「たいらぎ」という有明の貝。これは貝好きの僕を唸らせる味で、心地よいシャキシャキ感だった。「かなぎ」の干し物、さばの塩焼きもおいしかった。何よりあの雰囲気が福岡ローカルで最高。ゆっつんも久しぶりに会って嬉しそうに語り合うおっさん二人の会話から何かを得てくれればいいな。20時すぎ、桂川(けいせん)の友達の実家に泊めてもらう事になっているゆっつんは、タクシーで博多駅へ。Good luckと見送る二人。

その後「本物の福岡を見せちゃる」というCCに連れられて、博多オリジンの古い町並みを通り抜け、博多山笠の本家本元の「櫛田神社」へ向かう。ライトアップされてきれい。意外にこじんまりしているんだね。さらに福岡の歴史探訪をさせてもらうことになった。けっこう酔っぱらてふらりふらりと「聖福寺」へ。歴史にはうるさいCC曰く、福岡のルーツのひとつだそうな。1195年に栄西が作った寺で臨済宗の総本山。21時すぎに建立800年をこえる由緒ある禅寺に入る怪しい酔っぱらいおやじ二人(笑)。また、境内は真っ暗なんだけど、そんな時間に入れてしまうってのがすごい。ふつーねーぞ。さらにそんな名刹が、きらきらちゃらちゃらした中州から歩ける場所にあるってのも面白い。さらに寺の脇道から古い住宅街を通って呉服町へ向かう。ベリー福岡的な(爆)親密な雰囲気の町並みだったな。

〆は焼き鳥屋。ここでCCも僕もべろべろ酩酊状態で舞い上がり、ふふふ、最高の時間を共有した。
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