助けあいジャパン

April 30, 2009

Don't panic, Folks!

新型インフルエンザのアラートレベルがフェーズ5に引き上げられた。現時点で日本での患者発生は確認されていないが、それも時間の問題だろうというのが、我々の認識。情報の錯綜が多少みられるものの、今の所は現場は冷静に対処していると思う。一番怖いのは社会のパニックで、必要以上に人々の不安を煽るマスコミ報道やネットでの情報が、集団パニックを引き起こすことなのだ。今日あたりは電車の乗客で予防的にマスクをしている人は、パラパラといる程度。すでに薬局あたりではマスクは品切れ状態になっているし、今後1週間くらいでかなり増えると思う。

十分な栄養と休息をとり体調を整えて、人混みを出来るだけ避けて、マスクとうがいと手洗いを励行し、ヴィタミンCを十分摂っていれば、まずは大丈夫。仮に、罹患したとしても今回の新型インフルエンザでの致死率はそれほど高くない弱毒型と言われているし、タミフルやリレンザも有効だといわれている。その意味から、高病原性の鳥インフルエンザじゃなくて良かった、という見方さえあるくらいなのだ。もちろん油断は禁物ではあるけれど。

どうか皆さん、冷静に、冷静に! 自己防衛して行きましょうね。
当分は新型インフルエンザへの対応で忙殺されそう。

April 29, 2009

久しぶりのバンド練習@WRS

いーい天気の休日。風邪がまだ抜けきれず、鼻づまりで口で息をしていたんだろうね、喉がカラカラでどんより目覚めた。さすがに今日は泳ぎに行くことは断念し、直接病院へ向かい午前中は仕事。13時さくらに集合して14時からスタジオ練習。考えてみると、バンドとしては昨年の11月のライブから演奏してないんだね。曲を進める毎にどんどん勘が戻るというか、自然なグルーヴ感が出るというか、気持ちいい「ぐりぐり」感を楽しんだ。5月のライブ2本がすごく楽しみになった練習でした。スタジオ練習後は、結団式(笑)ということで、巣鴨「くまさん」のエイジアン・エスニックで盛り上がり皆べろべろ。楽しい休日でリフレッシュした一日だった。

April 28, 2009

ふーーう、風邪状態

昨日からの風邪状態で一日中ボワーとした感覚。喉の痛みと熱っぽさ。日頃病気とは無縁なので、こんなちょっとした不調でも結構ダメージが大きかったりして。今日は意識的にスローなペースで乗り切るつもりだったけれど、動き出したらやっぱり通常通りの仕事があって、結局はいつものペースで動くことになってしまった。今朝、日本でも豚インフルエンザのフェーズ4への移行宣言があったりして、その緊急連絡や対策などなど。夜は医師会理事会で21時まで。ふーーーーっ 

April 27, 2009

再開発工事が着々と

着々と進む「たまプラーザ」駅の再開発の工事。毎日進捗状況を観ていると、節目節目でブレークスルーというか、ぱっと視界が開ける時がある。最近では、駅舎の外側完成がその節目だった。完成予想の模型で頭に描いていたイメージとは全く違って、駅舎は巨大なハリボテみたいな体育館的建築だったんだね。へーーーーっ、って感じで天井方向を眺める乗客多し(笑)。ターミナル駅でもない郊外の私鉄の駅としてはかなりユニークな建物であることが確かだ。駅ビル&モールはどんな感じになるのか、今から楽しみ。完成は2010年。

今朝から僕としては珍しく「風邪」気味であることを自覚する。喉が痛くて声が出ない、さらに関節痛や寒気がする。やれやれ、やっべーな。この週末は海外では豚インフルエンザの感染騒ぎもあったので、一応インフルエンザの検査をして陰性。一日中目の後ろが重痛くて、体調は最悪の状態だったけど、夜はどうしても出席しなくてはならない行政関係の会議があって出席。22時すぎへろへろで帰宅。

April 26, 2009

Burn After Reading  読んだら燃やせ!

昨日の雨はどこに行っちゃったんでしょ?ってくらい、スコーンと気持ちよく抜けた青空。風も気持ちよくて、Tシャツ1枚でちょうどいい感じ。昨日は24時ころまで起きていたので(僕としてはかなり夜更かし)、完全に目が覚めるまで寝ていようとベッドで、うだうだ&とろとろと惰眠を貪る朝。こんなに気持ちのいい気候の休日ってのは一年で数えるくらいしかないもんね。

8時過ぎから動き出して、午前中は原稿書き&テラスの掃除など。午後からジムへ行き10本500m。日曜日の午後のプールは混雑していて、なんだかイヤになってしまい(ペースが乱れちゃうのだ)10本で見切りを付け、ジャクージ&サウナで昨日のオフ会のことやミニライブのこと、出会った人たちの事など、つらつら&ぼーっと思い出す。

14時過ぎにジムから出て、南町田のグランベリーモールの109シネマへ。今日観たのはバーン・アフター・リーディング Burn after Reading. 前評判や批評を一切知らずに、たまたま時間の合った回に入ったのだけれど、お金を払った分は楽しめて、それなりに面白かった。これは大人のためのブラックコメディ。一人爆笑しちゃったところも多かったんだけれど、日本語の字幕にしちゃうと全然面白くなくなっちゃうような、ディープな笑いのツボが多数。

監督のコーエン兄弟はあの『ノーカントリー』撮影時に既に『バーン・アフター・リーディング』の執筆に取りかかっていたらしい。キャストがこの規模の作品としては異様に豪華。ジョージ・クルーニーがセックス依存症でおバカなキャラのハリーに扮している。それからジョン・マルコヴィッチが激しく濃いキャラクターのオズボーン役、フランシス・マクドーマンドがインターネットの出会い系サイト(っていうのかな?)で恋愛を探す恋愛依存症のリンダ、さらに特筆すべきは、ブラッド・ピット。リンダの職場の同僚チャド。ちょっとおカマっぽくて、頭の中が空っぽの役どころを、あのブラピが演じるってのも、面白かった。この物語に出てくる登場人物が皆セックスに対して異様にこだわっているのだな。同時代同世代的なアメリカ人の平均的男女は、あんなに性的に盛り上がっていて落ち着かないんだろうか? つーか日本人が異様に淡白になっちゃっているのか?(爆)。でも、この映画、単なるおバカな筋書きじゃなくて、徐々にシリアスな展開になってゆき、最期は主立った登場人物はみんな死んじゃうか、どこかに居なくなっちゃう・・・、その辺りも脚本家の策略にまんまとハマってしまった。

Burn after readingっていうのは、スパイ大作戦だよね。読んだら燃やして証拠隠滅しろ!って事でしょう。CIA文書が、この映画の何カ所かで関係(コミット)するので、その暗示的なタイトルなんだね。ふふふ、いいインプットになったと思う。

映画が終わってから、末娘さーちゃんと待ち合わせて、グランベリーモールでデート(笑)。彼女のショッピングに付き合わされちょっとした散財をした。末娘はおねだり上手なのだ(爆)。二人でアウトバックステーキハウスでご飯を食べながら、大学の事や受験の勉強のことや、将来の仕事のことを話す。こんな機会ってあんまりないもんな、その意味でも、貴重な日曜日。

April 25, 2009

かぜさんサイト「たむたむたいむ」50万ヒット記念オフ会

50万ヒットのお祝い記念オフ会。かぜ耕士さんという希有なキャラクターの大人気ラジオ番組に集った元・少年少女(笑)が30年以上の時を越えて集まるサイトなのだ。今日も、ハンドルネームだけでお会いした事のないいろんな人たちと出会う事が出来たな。同窓クラス会的なノリというか。

僕らはミニライブということで、アコースティック&unplugedのゆるゆるライブ。途中で僕の携帯に仕事場から電話があったりして、ちょっとアセった(笑)けど、気持ちよく演奏できたかな。文化祭の学校の教室で気心の知れた仲間の前で歌う感じ、というか。

日曜日の午後の雨
流れ星
雨のおもかげ
丘の上で思う事
携帯電話のなかった時代(ころ)
夏の終わりに

コラアゲンはいごうまんクンは、さらに芸の深みが出てきた感じがした。前フリも面白かったけれど、正岡子規の横顔ネタ&社保庁の人情話もよかった。かぜさんの朗読、いつものSlides、彼特有の世界、素晴らしかった。

その後は二次会>三次会と流れて・・・気持ちよく帰宅。やっぱり「クラス会」だな。

April 24, 2009

さりながら

さりながら
さは さりながら
さりながら

さりながら
さは さりとても
さにあらず

まだ暗く 寒い冬の日に 生を受け
陽だまりに まどろむ午後に 春を知り
喉の乾きに 苦しむ夏に 活き続け
誰がために 芳醇なハーヴェスト(果実)を 享くる秋

さりながら
さは さりながら
さりながら

さりながら
さは さりとても
さにあらず

まだ暗く 凍える冬の日に 目を醒し
桜香の下(もと) 歩き続ける 春を越え
灼熱の砂塵に 泣いた夏にも 信じることを
愛する人たちのため 最期の秋 を迎えるとすれば 

さりとても
さは さりながら
さりながら

さりとても
さりども されど
さりながら

(ref)

さりながら
さは さりながら
さりながら

さりとても
さりども されど
さりながら ///

諸行無常の 鐘が鳴る
色即是空の 風が吹く
(ref)

さりとても
さは さりながら
さりながら

さりとても
さりども されど
さりながら///

諸行無常の 鐘が鳴る
色即是空の 風が吹く
(ref)
feed out

良くはないけど悪くはない一日

まーた朝起きた時から、low mood。目覚める直前に見た夢は、なぜか「俳句」を考えているという、変な夢だった(笑)。明らかなきっかけや理由があれば対処のしようがあるのだけれど、それがわからないのが問題といえば問題。

仕事は「いつものようにタイト」。心の余裕がないというか柔軟性がないというか?微妙にズレた様々なベクトルに対して、何故か苛立つ自分がいる。今日も、ばたばたと忙しかったルーティンのあとは、サブルーティンで夜の行政関連の協議会総会にて司会をした。疲労感とともに達成感があったりして(笑)。単純なヤツだ>自分。そんなこんなで一日を無難にスルーしたかな。結果として「良くはないけど、そんなに悪くはない一日」だった。

あ、そーか。書きながら今思ったんだけれど、自分の立ち位置の問題なんだ。
このところ、自分の立ち位置が揺らいでいたので、それに苛ついていたんだ!

今気がついた。

「露の世は 露の世なれど さりながら」

一茶のこの句はすごい。宇宙観と死生観を五七五に容れている素晴らしさ。
この句ぬインスパイアされて、ちょっとイメージがわいて今夜の帰り道に、詩(というか和歌というか、長歌というか・・・)が浮かんだ。

歌詞として展開できれば面白いと思うけど、曲にするのは大変かもね(爆)。

April 23, 2009

よかちん踊り

SMAPのくさなぎクンの事件報道。ただ単に若い男が全裸で酒に酔って騒いだ>迷惑なヤツだ、という話じゃなくて、社会的な影響が大きいだろう。特に思い入れのあるタレントさんではないけれど、重大な反社会的事件を起こしてしまった犯人みたいな扱いをされて、ちょっと可哀想だなっていうのがニュースを知った時の第一印象。

仕事やプライベートで、かなりのストレスがあって押し潰されそうになり、酒に溺れてしまったんだろう。欧米だったら間違いなくクスリに走っているだろう。それにしてもプライベートとはいえ、彼ほどのタレントに常時付いている人っていないんだろうか?所属事務所の危機管理の問題は大きいと思う。

当分、ネットは言うまでもなくテレビや雑誌などのマスコミでも、あることないことを書かれて今まで築き上げてきた彼の「いい人キャラクター」は崩壊し、厳しい社会的ペナルティが課せられることになる。芸能界からは引退ということも十分あり得る。だけど、この「事件」には「被害者」もいないわけだし、一般人なら新聞のネタにもならない。一般的には警察署で「厳重注意」で書類送検もされないものだろう。仮に、検察まで書類が回ったとしても不起訴が妥当だ。検察の現場はそれほどヒマじゃない。そんなことはマスコミは重々承知でニュース配信してる訳だから、はじめから「いじめの対象」にする意図はミエミエ。

で、このテの事件がおこると、「いつもは大人しくて真面目で、とてもこんな事件を起こすようなひとには見えないのに」という周囲のコメントが必ず出る。でも人の深層心理に澱んで存在している「邪なるもの」とか「抑えている煩悩や欲望」みたいなものって、表面からは知る由もないのだよね。自分の本性でさえわからないのに、人のことがわかる訳がない、ということなのだけれど。

それにしても最近は減ったとはいえ、酔っぱらって全裸になっちゃう迷惑なヤツっているんだよな。本人はウケ狙いのつもりかもしれないけれど、宴会で「よかちん」踊りなんかされた日には、悪酔いするし迷惑千万なのだ。みたくねー(爆)。

April 22, 2009

エチケット以前の問題なのだ

いつも使うジムだから、共有スペースではメンバーが気持ちよく使えるようにしたいわけだ。僕は別にカッコつけてるわけじゃなくて、スリッパはそろえるし、プールでも自分が泳がず休んでいる時にはレーンからできるだけ上がるようにしているし、シャワールームでは使用した後は、周囲の泡を流してイスの位置とか元に戻すし、サウナでだって自分の座った周囲はきれいにしてから出るようにしている。エチケットというよりは当たり前の常識でしょ。よく顔をあわせるメンバーはだいたいそのルールに従って、お互い不快な想いをしないように気を使っているんだよね、それも自然に。

でも、そういうのに全然無頓着というか、パブリックスペースでわがまま放題の傍若無人な「王様」になっちゃう人が居る。不快な事に。べたべたのままでロッカールーム歩き回ったり、シャワーのお湯を周囲に飛ばしまくったり、ジムのマシンの設定がめちゃくちゃのまま汗も拭かず途中でやめちゃたり・・・。若者ばかりじゃなくて、いい歳こいた爺さんも多いもんなあ。たまに来るゲストの場合が多いけど、そんな人にスタッフがやんわりと注意しても、自分が人に迷惑をかけているという自覚症状がないから、救いようがない。

やれやれ

April 21, 2009

Go for it!

「むかいらバイオリズム」で最悪だ!と嘆いて昨夜ブログに書いた舌の根の乾かぬうちに、今朝目覚めたらすごく気持ちがいい。「おお、いい感じ(^0^)、さ、今日もがんばろ!」って、どーよ(笑) ま、そんなもんです。単純なヤツ>自分。

今日もサブルーティンの仕事の処理に忙殺されたけれど、懸案事項のいくつかは解決のめどがついたかな。あくまでも1/3位だし、人事面の大きな課題はこれからだけれどもね。それがもっぱらの悩みでもあるし、別の意味では自分の原動力でもある。夕方の会議では本年度の自分の責任を痛感した。運営経営っていうのは大変なんだけれど、一人では何も出来ない。スタッフを信じてベストを尽くそう、と思った。夜は医師会の会合で新旧役員の懇親会@八沢川。早いもので理事4期め。社会や他人の為に仕事をして汗をかく年代なのだよね。

今日のさとなおクンの「さなめも」
http://www.satonao.com/archives/2009/04/post_2571.html
いつの間にか若い人からそんな風に思われる世代に自分がなっちゃった!という感慨は、すごく良くわかる。このエピソードと同じような体験をつい先日したから。

April 20, 2009

むかいらバイオリズムなのだとしたら

朝起床した時から、なーんだか気分が悪い。
つーか、今日一日遭遇する出来事ひとつひとつが微妙にずれているし、歯がゆい結果だったり、予期しない結末だったり、一日中むかむかいらいらしていた。どーしたんだろ?原因や理由がわからないこと自体に、いらつく自分。バイオリズム最悪。週末はリラックスしたし、体調は別に悪くないし、昨夜はいつものようにグッスリ眠れたのになあ。

自分としてはあまり表に出していないつもりだけれど・・・、でもなー、イライラはかなり出ちゃってんだろうな。
かみさんに言わせると、「あなたは感情が顔や態度に出やすくて(笑)非常にわかりやすいから、気をつけなさいよ」だと。えー、そーなの?

ちょっと反省しつつ。

一年に数回、唐突にやってくるだ、こんな日。
斜め上45度地上5m上空から自分を見つめてみる。
21時から10本泳いで帰宅した。

元ジャガーズの岡本信さんが急逝したとのニュースに驚く。
2007年の暮れのライブにご一緒した時は、元気で「君に会いたい」を歌っていたのに。享年59歳。御冥福をお祈りします。合掌

April 19, 2009

重いコンダラ・カオトカを・降るときおしり

天気がよく気持ちのいい日曜日。午前中は来週のレクチャーの準備をして、午後から次の週末のオフ会でのミニライブの練習@駒込「さくら」へ。持参した一昨日から仕込んでいたラグーを使ってパスタ・ボロネーズのランチ。5人でスパゲッティーニ900gだから、みんな食べたね(笑)。結構喜んでくれたみたいで、よかったよかった。次回は、ふふふ「おくらと舞茸&しめじの和風冷製カッペリーニ」を作るからね。

今度のミニライブは、ひさしぶりに完全にアンプラグド&アコースティックにする予定。かぜさんのサイトのオフ会ということで、高校ー大学時代の古い曲を中心に、僕らもユルユルで楽しんでやれればいいな。5時頃解散し、巣鴨の立ち飲み屋「でかんしょ」へ。ひとり1000円であれだけ飲めて食べられれば大満足だな。ちょっと薄暗くて怪しいんだけれど、日曜夕方のおっさんたちのオアシスって感じ(笑)。子供の頃の勘違い歌詞の話題で盛り上がる。今夜の〆は中華「一番」にて。

April 18, 2009

家宝

やっと週末に辿り着いたって感じ。それにしても、今週もサブルーティン満載でばたばたと忙しかった。午後は、床屋さんに行ってから、ジムで20本1000m。途中、ジャグージで眠りそうになった(笑)。今も懸案事項はたくさんあるけど、あれやこれやですぐに今年も夏になってしまうんだろうな・・・と。

この2月大往生した吉田堅治さんのご遺族から、彼の作品の絵画を頂いた。僕の自宅に飾ってほしいという故人の希望だったとのこと。有り難く彼の厚意を受けることにした。彼特有のモティーフの緩やかな曲線と円で描かれた抽象画で1994年の作品であるとサインがある。雅やかな金銀と鮮やかな赤と深みのある蒼、そして漆黒。微妙なグラデーションがあって、じーっと見ているとすごく不思議な気持ちになる。いろんなイメージが湧くんだけれど、第一印象は「夜明け前」。無機的なんだけれど、そこここに潜む生物的なエネルギーを感じる絵。こんな感想をご本人と話したかったな。

自分の壮絶な戦争体験を通して、生命と平和について描き続け、パリに1964年から住んで世界中で活動し、大英博物館のギャラリーに常設展示されているほどの偉大なアーティスト。
http://www.octobergallery.co.uk/artists/yoshida/index.shtml

間違いなく家宝。狭い家の中で、どこに飾るか熟考思案中。伊東屋に相談するかな。

夜は、ゆっつんの親友のあやかちゃんと彼女のご両親&弟さん一家が来て、24時頃までわいわいがやがやと。

April 17, 2009

一本の桜の奇蹟トリビア

最近の通勤のルーティンで、電車の中で今日の産経新聞Net-Viewをi-touchで読んでいて、思わず「ほーーーっ、へえーーー!」と声が出そうになった。

日本の春の代名詞といえる桜「ソメイヨシノ」が、実は一本の木であるという事実。国内に数百万本あるといわれるソメイヨシノは、そのすべてが同一の遺伝情報をもつ「クローン植物」であるというのだ。ソメイヨシノ同士の交配は自家不和同性という性質のため実が出来ない、つまり、増殖には挿し木や接ぎ木を使用するしかない。つまり、すごくプリミティヴな意味でのクローンなわけだ。世界中のソメイヨシノは、生物学的には親兄弟ではなく「一本の木」であるということを、僕は寡聞にして知らなかった。

これほど特異で人気のある桜とはいえ、その起源は諸説ある。さくちゃん別宅のある駒込「染井村」の植木職人が、オオシマザクラとエドヒガンを交配して作ったものらしい。江戸文化の遺産の「染井吉野」が、明治の文明開化の波に乗って全国に移植され、日本人の精神性に大きな影響を与えてきた。つまり、染井村の職人は、ある時ものすごい発見をしたわけだ。今となってはどこの誰だかわからない・・・ってのもドラマ。これは、すでにどこかの誰かが絶対に小説を書いているだろうな。これも調べる価値がある。

さらに思考を展開すると、世界中にクローン桜があるということは、同一の遺伝情報を持っている生物個体クローンを世界中の様々な環境に配置している事なんだな。つまり、100年以上かけて日本はバイオテクノロジーの壮大な実験の種を蒔いているってことなのだね。地球温暖化はいうまでもなく、変わりゆく環境の生物に及ぼす影響を、定点観測しうるマテリアルがすでに世界中の都市に存在するって、素晴らしいじゃないか!これも、今たまたまひらめいた事で、すでにかなりの研究がなされていることは確かだろうけど(笑)。

学名は「プリヌス・エドエンシス」命名者はイギリスの植物学者:ロバート・フォーチュン氏、「ソメイヨシノ」の命名は明治34年で、日本の植物学者:松村仁三(まつむら じんぞう)。この松村博士は多分親戚じゃないとは思うけど(笑)、東京帝国大学教授で小石川植物園の初代園長だそうな。へー、へーーーーっ、へえーーーっ。

April 16, 2009

チャンバラな人々

週刊文春の浅田次郎の連載小説「一刀斎夢録」。御一新(大政奉還)の後、明治時代にまで生き残った、新撰組の斎藤一が昔話を語る形式で幕末の日本を描く物語。毎週欠かさず読んでる。幕末の尊王攘夷、幕府側と倒幕勢力の入り乱れて、いかにも混沌としているように見える時代でも、普通の人の生活は生々しくあった。当たり前の話なんだけれど。どろどろした権力闘争の先兵として動いた新撰組の幹部は、みんな華々しく散ったのかと勝手に思っていたけれど、そうでもなかった訳だ。その場に居合わせて直に観てきたかのような、浅田次郎の想像力と発想の素晴らしさには、いつもながら感心する。

さて、戦国時代から江戸時代を舞台としたいわゆる「時代物」サムライ・ドラマでは、あまりにも多くのチャンバラ場面があって、どうも僕なんかはあの時代は、斬った張ったの殺し合いが日常茶飯事的に起こっていたものと思い込んでいたのだけれど、さすがにそれは大きな誤解なんだね。つーか、そういう事を改めて知った感じ。

刀を差した侍が闊歩していたチャンバラな時代であっても、ちょっとやそっとでは刀は抜かなかっただろうし、義や志はどうあれ、一人でも斬ってしまえば殺人という重い事実を背負い込む事は確かなのだから。とはいえ、お侍は皆刀を持っていて、そこらを歩き回っているわけで、それはそれで「緊張感」のある世の中であったんだろう。つまり身分が人格を高める義務を求め、社会制度がその正当性を担保していた。

日本の社会のすばらしいところは、士農工商のすべてのクラスの日本人が上昇志向というか、慎ましい生活をしつつ努力して自分を高め、結果として国力を高めていったという「背骨」の文化がしっかりしていたことだろう。その辺りが、植民地化された中国や朝鮮、中近東の諸国と違っている(優れていた)ところなのだろう。覚悟と気概が為政者にあったという事か。

April 15, 2009

奥様は魔女

1960年代のアメリカのテレビ番組。「ルーシー・ショウ」「スタートレック」「宇宙家族ロビンソン」「パパは何でも知っている」などなど。今は亡き、古き良き時代のアメリカ文化に、すごく影響を受けたと思う。あの頃のアメリカ人の生活は夢のように豊かで、その頃の貧しかった日本の社会は、それに素直に憧れて一所懸命仕事をしたんだろうな。子供であっても、アメリカの圧倒的な豊かさに憧れと希望を感じたから。それが作られた虚構であったとわかった今でも、「あの時代は良かった」というイメージは残っている。

今夜のNHKのBS2「奥様は魔女」のリメイク映画。制作者がいかに原作のテレビドラマを愛していたかがよくわかる。だって、子供の頃の僕も、主役のエリザベス・モントゴメリーに、一種の恋心を感じたもの(笑)。この映画のニコール・キッドマンの美しさ&可愛さ。美貌だけじゃなく、多才な人なんだね。それから、お母さん役のいじわる婆さんで、シャーリー・マックリーンが出ていたのも面白かった。適役。

超B級のこういう雰囲気の軽さって好きだな。DVD買おうっと。

April 14, 2009

豊かな国の貧しい外科医の生活

医療を取り巻く様々な厳しい状況が、世の中でいろんな歪みを引き起こしている。「医療崩壊」という、いわば自嘲的な言い方は好きじゃないけれど、現在の医療の偏在:医師不足は確かに深刻な問題だ。ココには本業の仕事関連のテーマはなるべく書かないようにしているけれど、今日読んだ日経メディカルの記事の「外科崩壊」というテーマには考えさせられた。

アメリカとニュージーランドで外科医として仕事をしていた関係で、日本の外科医の置かれている状況の過酷さは、身を持って感じるのだけれど、日本の未来を担う若い世代の医師が、将来外科を目指さなくなっている現状はかなり問題なのだ。たしかに自分のキャリアを思い返してみるに、時間的にも経済的にも厳しい修業時代を、今の若い世代に同じように求めるのは酷な気がする。僕の場合には、「そんなものなのだ」と諦めていた気がするけど、今の時代じゃ無理だろう。週80時間勤務とか普通だったし。一人前になってからも、あまりにも日本の医療制度では外科医の報酬(労働対価)が低すぎるのだ。欧米の僕と同年代の外科医でアドミの立場の同僚達との生活のレベルの差たるや、もう笑っちゃうしかない位の差がある。もちろん外科医のお金の問題だけじゃないけど、これからの日本の医療では外科医は少数精鋭というか、手術以外の雑務に翻弄されないプロの職人の世界になってゆくしかないんだろうと思う。ここら辺の話はどこかで書いておかないといけないな、やっぱり。日本の医者は、あまりにもおとなしすぎる。サイレントマジョリティの意見を出せない医師会は存在意味がない。

日本の社会では医療は基本的にはタダであるもの、という間違った認識があるんじゃないかと思う。社会保障費にどれだけ十分にかけられるか?というのが本当に豊かな国の条件なのだ。

April 13, 2009

ささやかだけど熱いドラマ

重松清「みぞれ」。市井の人たちのささやかで、それなりにドラマティックな(ココが大切なポイントだ)小説的展開のある短編集。熱かったり、ほんのり温かかったり、心の深い所を引っ掻かれるような感じがしたり、それぞれのシチュエーションに空気感があって、面白かった。作者の目線の優しさを感じた。ちょっと捻くれた読みをすると、書いている過程で(たぶん)映像的にはドラマとしてまとまりがある(ように作ってある)ので、そのコマーシャリズムの匂いがちょっと気になった。ま、プロの作家としは当たり前の事なんだけれどね。

今夜は昨日の打ち上げ&今年の新人歓迎会。今年の新人の何人かは、次女ゆっつん(1988年生まれ)と同級生なんだよね。娘息子の世代が仕事の同僚なんだね、としみじみ(笑)。確かに入職した時の組織のトップのおっさん(社長とか院長とか)は、煙たかったよな。緊張気味(でもないか<笑)にビールを注ぎに来てくれる彼らを、社会人として早く一人前にする責任があるわけだ。

April 12, 2009

ソフトボール大会

5時半に、ばしっと目覚めて熱いシャワーを浴びて朝のルーティン。8時から埼玉の道満球場にて、この季節恒例の職場の女子ソフトボール大会。うちのチームも頑張って善戦して3位だった。天候もよくて気持ちのいい一日。選手&バックアップのスタッフ皆にご苦労様と言いたい。事前の練習や準備は本当に大変だし、貴重な休日を使う訳だものね。素晴らしいスタッフに僕は恵まれてありがたい事だと感謝することしきり。

新人が入ってくるこの時期にスポーツを通じて職場の仲間と盛り上がるっていうのは、ある意味、ベタで古くさいことなんだろうけど、こういうことってやっぱり大切なんだよな。。。と、気持ちよく帰路につきジムへ直行。軽めに泳いでジャグージ&サウナでまったりした。

April 11, 2009

ただもんじゃなさげじゃん@HIT in 巣鴨

昨夜は上京したCCタケダ迎撃食事会@川菜館。緊急入院や手術やもろもろあって、超多忙&ストレスフルな一日だったので、2時間半遅刻して向かう地下鉄の中で30分間爆睡して精神的リセット。川菜館ではいつもの激辛四川を堪能しつつ結構盛り上がり、23時ころ解散。帰宅して文字通り「前のめり」に爆睡した。

今日の午後は、25日のライブ打ち合わせ&練習ということで、HPB@駒込さくらにてアコースティック環境にどっぷりと浸かる。久しぶりってこともあったけれど、唐突に懐かしい曲を演奏しだしちゃったりして、夕暮れ時の部屋の中に、メンバーのアルファ波が共振する感覚。これが楽しいんだよね。それから、今日はひさしぶりにHPBでツボにハマってしまい、涙が出るほど爆笑したな。ぐふふ。

今日の白眉は、じょうじ君推奨の「やきそば-HIT」@巣鴨。このベタなネーミングのセンスは、ちょっとツッパリ系ロックの香りがするんだけれど、考えようによっては哲学的でもある(笑)。ちょっと怪しい場所と雰囲気(隣が「連れ込み」と称するのが、ぴったりの古びたラブホテル)の10席くらいの小さなカウンターバー。ビールを飲みながら、まずは餃子を頂く。アツ熱つの餡を包むぱりぱりとした皮がいい焼き加減で、ほっこり満足。このマラソンマンのマスター、ただもんじゃなさげ(只者ではなさそうだ<笑)。自家製麺で注文を聞いてからマスターがパスタ機で製麺してくれる麺は、期待通りのおいしさだった。メニューにある「つけ麺」と「ざるそば」の違いをマスターに聞いたら、「すべて違うので答えられない」だって。だーかーらー(笑)。今夜はつけ麺を頂くことにした。麺はもちもち感のある中太、おつゆは大勝軒系だけど、他の分家と違って「だら甘くない」のがよろし。やきそば&ざるそばは、次回のお楽しみということで大満足して帰宅。

ただもんじゃなさげじゃん
ta-damon-ja-nasage-jan

April 9, 2009

これはすごい!シチズン



昨夜見つけた画像。未来的で観念的なイメージの東京。いつも目に入っている新宿とかお茶の水とか日比谷などの町の姿が、時間軸をゆがめてるように変化する。何回も観てしまうほどのインパクトだった。

April 8, 2009

飛び込み営業体験

今年から2年間の任期で、ある会の世話役をすることになり、どうやって運営していくか最近悩んでいた。特に講演の人選とスケジューリングなど。病院の院長の集まりなので、いわゆる「医学的な内容」の講演では、当たり前すぎるのだ。かといって、あまりにも専門外の内容で、的を外しちゃうと主催者側としては、講演をお願いする人にも失礼だし、正直辛いものがある。それなりの人を呼ばなくてはいけないし、政治的な話は微妙だし...そのあたりのバランスが難しいのだ。

まずは7月の第一回講演をどうするか?と悩んだ挙げ句、今日の午後アポなしで直接電話をして正攻法でお願いしてみたら、意外なほどあっさりと承諾を頂いちゃった。ははは、この調子でヤルっきゃないな(笑)。でも営業の人たちの「飛び込み営業」って、毎日こんな感じのストレスを感じながら仕事をしているんだろうな。

April 7, 2009

校長先生の言葉


今年の関東地方の桜は、気温の変動が大きく、それがだらだらと長引いたせいで、咲き始めは例年より早かったけれど、桜の木が「ねえ、いつ満開ピークにすればいいの?」と戸惑っちゃうくらい長い間咲いていた感じ。個人的には、葉桜になりかけた今の時期の桜が好きだな。木々の若葉も芽吹いていて春のビブラートが響いている。画像は福岡の桜(CC Jr.の作品)。

今日読んだ新聞記事。小学校一年生に向けたある校長先生の言葉。
「入学おめでとう。たくさんご飯を食べること、友達を作ること、本をいっぱい読むこと、を頑張りましょう。」
そうそう、その通りだと思う。このシンプルなメッセージがしみじみ心に響く。

今年も一年生に幸あれ!

April 6, 2009

ユーミンの言葉

ブログを読んでいる人から、「せんせ、本当に福岡に学会に行ってたんですか?ブログを読む限りではずいぶん楽しそうだったですけど(笑)」。ふむふむ、確かに、おいしいもの食べたり、飲んだり、遊んでばかりしていたように読めるな(笑)。でもね、今回の福岡行きはちゃーんと学会の仕事がメインだったので、誤解しないでね(笑)。今日はさすがに病院を離れていた3日をキャッチアップするため一日中走り回った。

今週のアエラで、3年ぶりのアルバム「そしてもう一度夢見るだろう」を出したユーミンのインタビューが印象的。あのユーミンをもってしても「苦しみ抜いた」と。アーティストとしての創作へのモティベーションを長い間保ち続けるという苦しみ。彼女の実績を持ってすれば、もう歌を作らなくても歌わなくてもビジネスとしては十分なのに、あえて自分を苛め抜いて表現し続けるということのすごさ。

引用しておこう。
「感覚的なものを論理的に落とし込んで、また感覚にとけ込ませていく作業」
「歌詞を作る時って自分の声を脳の中でならして、それを聴きながらスイートスポットを探すんですが、なかなかそこに乗る言葉を見つけられない...」
「歌作りが恋愛だとしたら、アルバム作りは出産かな。今までも言葉のあやとして使ってきたんですが、今回は文字通り産みの苦しみだった」
「何かを感じたら、他と比較して記憶するために、どう美しかったのか、どう可愛いかったのか、を脳の回路を動かして言語化しておかないといけない(言葉のソムリエ)」

April 5, 2009

日曜日@九州(福岡3日目)

5時半に目覚めるが、さすがにちょっと二日酔い気味(笑)。6時過ぎに熱めのシャワーを浴びてストレッチしながら、ぼーっと早朝の海を眺める。いい天気。今日の朝ご飯は和定食にした。ホテルならではの九州っぽい和定食をがっつりといただく。干物と豆腐が特においしかった。

フライトまでの時間があったので、今まで訪れる機会のなかった父方の父方のルーツである柳川を訪れることにする。チェックアウトの後、天神から西鉄大牟田線で「西鉄柳川」へ。天神からちょっと離れるだけで緑の豊かなのんびりした風景が続く。東京/首都圏という場を割り切って離れてしまえば、今とは全然違った豊かな生活があるんだろうなって思う。東京で生まれ東京で育ち東京で今生活している僕が言うのはおかしいかも知れないけれど、「東京目線の尺度」が「日本の尺度」ではないことは確かだ。今までの人生の中で何回かあった分岐点で、そういうチョイスもあったはずなのに、全然考えもしなかった。こんな風に俯瞰的に振り返ってみると、自分の視点や視座というものの狭さを感じるのだけれど、それは仕方のないことなのかも知れない。

緑豊かな風景を眺めつつ様々な思考を浮遊させながら、柳川には45分くらいで到着。タクシーでさとなお君ご推奨の「元祖本吉屋」へ直行する。蒸篭蒸しのうなぎの名店。さすがに昼時なので大行列で、店の前で40分くらい立って待つ。ごく普通の古い民家をそのまま使っていて庭が「懐かしい」感じ。この懐かしさは何なんだろうと考える。そうだっ!今なもう跡形もなくなってしまった、湯河原の家の雰囲気なんだ。庭に面した座敷の席でビールを飲みながら一人しみじみと感慨に耽る。ここでも30分くらい待って(さすが老舗)、「元祖蒸篭蒸しのうな重」登場。脂ののったうなぎ二段重ねで蒲焼きとはちがった美味しさ、江戸時代から継ぎ足したタレは色は濃いのに意外にあっさりしていて上品な味だった。

柳川の町は古い町並みが残っていて、趣きのある水路が美しい。じっくりと歩いてみたい町なのに、本吉屋で予想以上に時間がかかってしまいフライトの時間が迫っていたので、今回は早足で雰囲気を感じることに徹することにした。観光地化しているとはいえ、この「親密感」はなんなんだろう?自分と何カ所か同じDNAを持った人が、たぶんこの町に何人か居るんだろうなっ考えると、不思議な感じがした。この古い町には今度じっくりとプライベートで再訪することにしよう。九州はじっくりと旅をするべきだと思った。

April 4, 2009

CC邸来訪(福岡2日目)

6時起床、のんびりと海を眺める。軽めのしとしと雨。市街中心地からちょっと離れていてアクセスがちょっと不便だけれど、シーホークはなかなか快適。7時半にM先生と朝食バイキング。彼とは前日偶然に会場であって、またまた偶然同じホテルに泊まっていることが判明したのだ。がっつりと朝ご飯を食べながら、久しぶりの近況報告など。

午前のセッションに出席し、昼のLSはパスして天神に向かう。福岡一番の繁華街。まあ、日本中の都市ってどこも似通っているんだけれど、この天神西通りの裏道って面白い。たぶん仕掛人がいるんだろうけど、ふつうの路地におしゃれな店が点在している。散策しつつ、いい感じのうどんやさんはないかな?と探すが、いまいちの印象。結局、一風堂本店で「本店あわせ」を食すことにする。一風堂は、東京にもあるけど、やはり本店はちょっと違うんだね。新キャベツが入っていてうまし。その後は、天神周辺をぶらぶら。地下街の暗めのライティングはいい感じだ。アップルストアに立ち寄ったり、スタバでコーヒーを飲んだり、東京での生活ではまずやらない(やれない)、ぼーーーっとする時間。

ホテルに戻り、Sotokoto Clubへ。アフリカのバンツ語で「木陰」という意味らしい。アフリカ風のインテリアで、スペーシャスだし設備が素晴しい。誰もいない気持ちのいいプールでゆーったりと1時間泳ぐ。ふー極楽極楽。4種類あるサウナもジャグージも独り占め。土曜日の午後というのにがらがらで、僕を含めて3人くらいしか中で出会わなかった。従業員の方が客より多いくらい(笑)。僕としては最高にリラックスできて嬉しいんだけれど、大丈夫か?シーホーク(笑)。

18時半に、CCタケダと「旧平和台球場」で落ち合って、舞鶴公園と隣接する大濠公園を歩く。黄昏時の葉桜が美しかった。公園を抜けて六本松のCCタケダ邸へ伺う。お刺身とかCCの手料理のゴーヤチャンプルとか貝焼きなどなど、おいしく頂きつつビール&焼酎。CCが新しく買ったOvation legendを見せてもらう。きれいでバランスのいい鳴りのギター。Ovationの中でもあのクラスとなるとちょっとレベル違う。うん、これはいい買い物をしたねと。彼の年代物のS.YairiとそのOvatiionでちょっとしたセッション。懐かしい曲多数。酔っぱらい状態でさらに盛り上がり、今度は懐かしいレコードを多数持ち出して来て、あれやこれやの音楽談義をする。いやー懐かしかったな。外出していた奥さんと息子の信太くんが22時ころ帰宅して、ここでも楽しい会話。奥さんも気さくな人だし、息子くんも素直でいい子。娘さんはガールスカウトで60Kmウォーキング中とのこと。CCもいい家庭を築いているなあ、と感激する。べろべろ状態で23時ころ、車でホテルまで送ってくれるというのを辞退して(だって遅いしすぐ近くなのだ)失礼してタクシーでホテルへ帰ると。。。CC&奥さんが先回りしていて、ホテルの入り口で笑いながら待ってる(爆)。こういう優しさが彼の素晴しいところなんだよな。ありがとう、CC.最高の夜でした。

がんばれホークス(福岡1日目)


日本外科学会総会で福岡に来ている。福岡は昔から好きな都市。サイズがちょうど良くて文化もあり、食べ物がおいしくて安い。何より人が良い。父親の父方のルーツが柳川なので、自分のDNAの1/4が九州なのだ。つまり九州クオーター(笑)。

たまプラの自宅を6時半に出て、駅から羽田行き直行バスに乗り、7時過ぎには羽田に到着。空港が大好きなので意味もなく早く行ってしまうのはいつものこと。レストランに入り朝ご飯を食べながら滑走路を眺める至福の時間。最近のWeb checkinは便利でチケットレスで座席まで。J-classのシートに座るとすぐにCAが来て、「おはようございます!まーく(実際には本名)様、いつもご搭乗ありがとうございます」だって。ちょっとコソバユイ位のサービス。快適な空の旅で、あっという間に福岡空港。

空港から学会会場の国際会議場へ直行する。知り合いの外科の同僚多数と遭遇。今回の学会は内容がよくまとまった動きやすい会場だと思うな。日頃勉強していないので(笑)、新鮮な知識を吸収できる感じ。ばりばりにアカデミックキャリアを極めようと努力していた時期もあったのだな...と、あの頃が懐かしい。17時過ぎに会場を出て、JALリゾートシーホークホテルへ。中州や天神という中心部から離れたこのホテルには一度泊まってみたかったんだよね。バブリーな設備のホテルで快適な部屋。海に面していて眺望も素晴しい。だけど一泊10000円しない!(あとでCCに聞いたら経営は大変らしい)。周辺は大混雑。タクシードライバーに言われて初めて気がついたけれど、今日はプロ野球開幕戦のホークスvsオリックス戦なんだと。全然興味ないけど(爆)ごめんね、福岡の人たち。

福岡に遊びに来ている次女ゆっつんと連絡をとり晩ご飯を食べる事になる。彼女が最近よく福岡に遊びに来ているっていうのも、すごく「縁」がある話なんだけれど、今週末は偶然福岡に来ていることを実は昨日知り、急遽落ち合うことになったのだ。仕事の終わったCCタケダと姪浜(めいがはま)のモールに遊びに行っていたゆっつんと3人で中州川端で待ち合わせ。

博多川端のディープなおでんやさん「白杉」へ。おでんのネタも関東とは全然ちがって、面白い&おいしい。「餃子」のおでんってのも初めて食べたな。「たいらぎ」という有明の貝。これは貝好きの僕を唸らせる味で、心地よいシャキシャキ感だった。「かなぎ」の干し物、さばの塩焼きもおいしかった。何よりあの雰囲気が福岡ローカルで最高。ゆっつんも久しぶりに会って嬉しそうに語り合うおっさん二人の会話から何かを得てくれればいいな。20時すぎ、桂川(けいせん)の友達の実家に泊めてもらう事になっているゆっつんは、タクシーで博多駅へ。Good luckと見送る二人。

その後「本物の福岡を見せちゃる」というCCに連れられて、博多オリジンの古い町並みを通り抜け、博多山笠の本家本元の「櫛田神社」へ向かう。ライトアップされてきれい。意外にこじんまりしているんだね。さらに福岡の歴史探訪をさせてもらうことになった。けっこう酔っぱらてふらりふらりと「聖福寺」へ。歴史にはうるさいCC曰く、福岡のルーツのひとつだそうな。1195年に栄西が作った寺で臨済宗の総本山。21時すぎに建立800年をこえる由緒ある禅寺に入る怪しい酔っぱらいおやじ二人(笑)。また、境内は真っ暗なんだけど、そんな時間に入れてしまうってのがすごい。ふつーねーぞ。さらにそんな名刹が、きらきらちゃらちゃらした中州から歩ける場所にあるってのも面白い。さらに寺の脇道から古い住宅街を通って呉服町へ向かう。ベリー福岡的な(爆)親密な雰囲気の町並みだったな。

〆は焼き鳥屋。ここでCCも僕もべろべろ酩酊状態で舞い上がり、ふふふ、最高の時間を共有した。

April 2, 2009

Flying Suitsで空を飛ぶ

こんなのあるんだ!すごく気持ち良さそうではあるけど、絶対にできないだろうな。


僕がたまに観る「空を飛ぶ夢」の場合には、凧みたいに風にのってふわりふらりと浮遊するんだけれど、これは全然ちがっていて、落ちながら飛翔しているもんね。アスペンの美しい風景もまた違って見える。それにしても、ちょっと風向きが変わって岸壁にたたきつけられたら、絶対に助からないだろう。くーっ、命知らずの人がいるもんだ。

April 1, 2009

出席率57.7%

今日から新年度。通勤の時、病院近くにある神社の脇の小道を通るのだが、今朝は心の中で「本年も宜しくお願いします」と手を合わせた。さあ、心機一転ということでいい意味でリセットして頑張ろう。

日経の医療系経営雑誌の今月号に、僕のことがU先生との医療連携の紹介記事ということでちょっと掲載されている。その記事のつながりで、今日の午後はその雑誌の5月号の取材。2時間のインタビュー&撮影。おしゃべりし過ぎで(笑)、雑駁な内容のコメントになってしまったかも。インタビュア&編集者のNさんご苦労かけます。

その後は、一級建築士の友人のY君と会社の方と「未来に向けた」ミーティング第1回。新プロジェクトの展開において、何が問題で、まず何をするべきか?についての「論点」を明瞭にすることが、一番大切なのだね。新年度の初日としては、すごくインスパイアされた午後。

帰宅時にジムにより10本500m。帰り際にふと思い立ち受付の女性に、2009年の1月1日から3月31日までの「出席率」を調べてもらった。1月:17回、2月:18回、3月:17回 ということで、この忙しい90日間で、52日(57.7%)なら、我ながら満足。今年に入って合計すると少なくとも20kmは泳いでいることになる。つーか、ハマりすぎか(笑)。
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