助けあいジャパン

March 31, 2009

櫻「神の降り立つ場所」

自宅前の桜並木が今朝から、どわっと咲き始めた。開花から満開までの時間がかかった、今年の桜。

朝日新聞の今日の夕刊で、玄侑宗久さんが書いていた文章が面白かったので要旨を引用しておこう。

さくらの原産地は日本である。さくらのなかった中国の「櫻」という字を、この花の名に当てはめたのは日本人である。しかも、「神様の降り立つ場所」という意味の「さ、くら」という訓で読んだ。神様が降り立つ場所として、この花は祝祭にふさわしい。「非日常の日常」が束の間の開花に伴って訪れる。それは死にも似て、職業も地位も年齢も関係ない世界である(中略)/ 夜桜は「見てはいけないものを見たような」妖しさがある。桜花が妖しいのではない、日常に戻りきれない人の心が妖しいのである。

桜が似合うのは、やっぱり神様(神道)の方であって、仏様(仏教)ではない気がする。
これを書いている玄侑さんは坊さんなんだけど(笑)。この辺りの微妙なニュアンスっていうのは日本人にしか理解できないんだろうな。

March 30, 2009

週刊文春は醤油味なのだ

今週の週刊文春は創刊50周年記念号で、なかなか読み応えがある。その中でいろんな人がこの雑誌のコンテンツの移り変わりを通して、世の中の変化について述べているんだけれど、週刊誌というメディアの意義というのは、僕ら医療の世界で喩えれば、ものすごくシンプルでプリミティヴだけれど、地道に「世の中」をモニターしている心電図みたいだと思う。その意味で、それが50年間も健気に、且つ、したたかに動き続けたってこと自体、すごく大衆文化的に(おお、なんという懐かしい言葉だ!)素晴らしいことなんだ、きっと。

そもそも大上段に振りかぶって読むもんじゃないし、扱っているジャンルやテーマも千差万別、玉石混淆。つーか、それ以上でもそれ以下でもないはずだ、という不思議な暗黙の了解のもとに筆者と読者の微妙な関係が成り立っている。どこから読んでも、途中を読み飛ばしても、全く問題ない作りになっていて、その中には、へー、とか、ほほう、とか読者を唸らす何かもある。50年間「ふつうの大人」の支持を獲ているんだから、これはすごいことだ。つまり金太郎飴みたいに見えて、実は巧妙に時代を読む努力をして変化し、不特定多数の男女にも飽きられないという努力をしているわけだね。

うううむ、考えてみれば50年間続いた希有な雑誌の不思議な魅力を語るには、結構膨大な分析と考察が必要になりそうではある。つらりと考える仮説としては「週刊文春は醤油味である」ってことなんだけど。

実はこの号の、近田春夫さんの日本のヒット曲と音楽業界(J−ポップ)に関するコラムが、最高に鋭くて感心したので、それを書こうとしたのだけれど、よく考えてみると、そのコラムを載せた週刊文春という雑誌の「目の確かさと懐の深さ」について感激したのでした(笑)。

March 29, 2009

がびーんの日曜日朝

6時起床。春分の日を境に目覚める時間がどんどん早くなり今日は5時半ころ。自然の摂理とはいえ、その自然に素直に感応する僕って本当に素直というか単純というか(笑)。ぼーっとV8を飲みながら新しいi-Macに向かい、ナーンにも考えずにi-touchを接続して同期する。

「がびーん」。はっと気がついた時には、すでに遅くてi-touchに入っているスケジュールが全部消失(泣)。いつも同期するi-Bookと勘違いして、更新していない方のi-Macのスケジュールと同期してしまったのでした。前のi-podを使い始めて以来何回となくやってしまった失敗なんだけど、学習してないな(涙)>自分。

どんよりしつつ仕事をすることになった。来週から新年度が始まるが、今年は今までとは違ったちょっと新しい展開が期待できそうな予感がするんだけれど。。。頑張りましょう!

10時過ぎまで仕事をしてから、駒込「さくら」秘密基地へ。久しぶりのハックル活動。素晴らしい時間をメンバーと共有できた。
詳細はハックルブログにて。

March 28, 2009

花冷え

寒の戻りで、花冷え。開花前の膨らんだ蕾が震えていた。一足先に開花した花は、おっとちょっと早まっちゃったかな?って後悔してるみたいにも見える。午後ジムからの帰り道、きっと湯気が立ってたんじゃないかな(笑)。ささやかな目標があって、夏までに3kgくらい落としたい。

サッカー日本対バーレーン戦、辛勝。組織としての動きでいくらパスを廻せても、ゴールをむしり取ってくるような泥臭い動きがないと壁は越えられない。知識や経験を超えた感性というか動物的な動きをする選手が日本には少ない。技術や体力の問題だけじゃないんだよな。ホームなんだから、もうちょっとスパッと気持ちよく勝って欲しかった。ま、でもどういう勝ち方でも勝ち点3は3だから、贅沢な不満かも知れないけれど。

March 27, 2009

一日を〆るために緩める

今週もがっつりと忙しかった。20時すぎに世田谷区役所の災害対策会議を終わり、へろへろでジムへ向かう。以前だったら、こういう時はバーに立ち寄って、軽めにクールダウンしてから帰って寝るんだけど、メンタルの緊張を緩めるにはフィジカルな疲労でバランスをとるのが一番だと知ってからは、疲れた時こそジムに行って泳ぐことにしている。今週は水曜日が休館日だったので1回しか行ってないのだ。週末金曜日9時過ぎのジムはガラガラで、気持ちよく伸びまくる。険しい山あり谷底ありの日々だったけど、ひらりはらりと、それなりにうまくやり過ごしたみたいな年度末。次の週末には九州の外科学会へ行く予定。

March 26, 2009

10年前のインスピレーション

ちょっと事情があって、ぼかした書き方しか今ここでは出来ないけれど、永らく願っていつつ今まで実現しなかったことが、ようやく見え始めた気がする。価値観を共有しつつ、「志」を同じくする人と一緒に仕事をすることが出来れば、思い描く夢の実現に向けて一歩も二歩も進むことが出来る。

考えてみれば、初めて話をした時から10年以上経っているのだ。その時のインスピレーションが今のことを示唆していたとすれば、すごいことだな。自分の感性と、時の流れのなかの幸運に感謝した。

Thanks, God!

March 25, 2009

旅自慢

今夜はかみさんと娘たちがぞれぞれ外出中ということで、ひとりご飯。ジムも休館日だし、久しぶりで九葉で焼肉を食べることにした。ひとり焼肉ってけっこう好きなんだ、実は。

隣はちょっと派手めなおっさん4人組。彼らの話を聞くとはなしに聞いていると、どうも外車専門の中古車販売の業者さん達みたいだ。最近の景気の話とか、商売の話とか四方山話をしている。そのうちに、あるおっさんが、車の仕入れはスイスが穴場なのだと。「えっ?スイス?」思わず聞き耳を立てる僕。ドイツ車もイタリア車もスイスの市場がいい、としきりに言っていた。へえ、本当かいな?スイスといえば物価が高いってイメージしかないんだけれど。でもユーロになって円高の昨今だから事情は変わっているだろう。彼らの話から推察するに、お客からのリクエストで特定の車を海外に買い付けに行くみたい。世の中にはそんな人種も居るんだ。

そのうちにそれぞれのおっさんの旅自慢になって、これが結構面白い。やっぱりラスベガスがいいとか、ロンドンでアビーロードで写真を撮ったとか、オアフの穴場はここだ、とか。それはちょっと勘違いじゃないの?とか、ツッコミを入れたくなっちゃうような話も聞こえるんだけど、うれしそうに話しているオッサン達が微笑ましいというかなんというか(笑)。全員が「自慢話」なの。それを皆がそれぞれ持ち上げて盛り上げる。あのノリで二次会はキャバクラにでも行っちゃうんだろうな(爆)。その隣でひとり焼肉してる僕って(笑)。

帰宅してから、腹筋をしつつBSで「24 シーズンIV」の23話&最終回。後半の盛り上がりと比べてエンディングは、「はへ?」って感じ。

March 24, 2009

イチロー@WBCの言葉


「苦しいところから始まって、それがつらさになって、次には心の痛みが来て、でも最終的に笑顔になれて、最高です!(10回のチャンスでは)僕は「持ってます」ね。神が降りてきましたよ。ここで打てれば…とか、心の中で実況しながら打席に立った。そういう時って、あまりいい結果が出ないんですけどね。でも、これで壁をひとつ越えたような気がする。今回は谷ばっかりだったけど、最後に(山に)登れてよかった。(場内を1周して)気分よかった。ほとんどイキかけました。球場のファン、日本で応援してくれた人、すべての人に感謝したい」

このイチローの言葉を、偉ぶった鼻持ちならないイヤらしい言葉と受け取ってしまっては、この天才の真意は伝わらないと思う。超一流のスポーツ選手というのは、自意識を自分の進むべき方向へ向けられる「力」がある、ナルシストなのだ。

当代一流の天才の姿を観た。

March 23, 2009

あいのり

今放送中の「あいのり」という番組。その嘘くささ&やらせ臭さで、とうの昔に終了したものだと思っていたら、今でもやっているんだね。結構うちの娘たちもおもしろがって見ている。この番組でむりやり見せられる「似非恋愛ゲーム」って、やばくない?普通のにいちゃんねーちゃんがする恋愛を、いかにドラマチックに演出するか?というテレビのアザとさとイヤらしさ。人のうんこしている姿をむりやり見せられているような居心地悪さというか。付け加えれば、安っぽいロマンチシズムというオブラートに包んでいるのが、確信犯的で許しがたいんだな。うぶな青少年に与える悪い影響っていうのは、あると思うんだけどな。

March 22, 2009

Hang drum

神保町のスタジオで、久しぶりに練習。スタジオのサイズも音響もちょうど良くて、気持ちよかった。やっぱりアコギ2本だけのアコースティックな曲は僕らの基本形なんだな、とあらためて思った。新しい曲作りをしたい気持ちがふつふつと湧いた(笑)。練習後は、神田餃子館(また餃子かよ!>笑)にて。いつもの餃子と海老ワンタン麺の他、「キクラゲ&卵炒め」が美味しかったな。定額給付金ツアーの台湾旅行(笑)を実現したいもんだ。

画像は、昨夜たまたま発見したYoutubeの 「hang drum」これにはぶっとんだ。面白そうだな。

March 21, 2009

眼鏡さがし

連休の谷間の土曜日。午前は通常業務だけれど、いつも以上のバタバタ。

午後は夕方の会合の時間までに少し時間があったので、新しい眼鏡を見に渋谷のPoker Faceへ。近視、乱視にプラス老眼ということで、最近は目を酷使するとちょっと辛かったのだ。中学から眼鏡をかけ始めて以来、2ー3年のインターバルで交換してきたことになるかな。今回もそろそろ新しい眼鏡を作る時期ではある。今回は仕事用の中/近用の眼鏡はそのままで、通常生活用の遠/近用のものを新調することにした。

ちょっと奇抜くらいでいいかなと思ったけれど、老眼用の眼鏡は最近のおしゃれな球面レンズには合わない。ドイツのメーカーですごく気に入ったデザインのものがあったけれど、これも僕の顔のサイズには合わない(笑)。いろいろと見て迷ってるうちに結局どれがいいのかわからなくなってしまった(爆)。店員さんが親切で2時間近くいろいろと相談に乗ってくれた。いつも作るイ☆キより断然いい感じだったな。

結局選んだのは、無難なデザイン(笑)。スガシカオ系を狙ったんだけどな。

March 20, 2009

春分の日


餃子三昧の打ち合わせ会の顛末はハックルブログにて。金曜日の休日というのは、本当にうれしいなあ。今週は忙しくて精神的にも身体的にも一杯一杯だったので、緩めるための貴重な一日になった。楽しかったな。

今朝目が覚めたのは6時過ぎ。アラームをセットしなくても、ばちっと目覚めるのはいつものこと。
今日は春分の日だからこれからはどんどん目覚める時間が早くなってくるはずだ。

窓から見ると低めの雲からしとしとと雨が降っている。静かで温かい雨。季節の移ろい。
i-touchをセットして温かいベッドに潜り込んで惰眠を貪る。

日常が忙しいからこの時間が至福なのだよね。毎日がこんな感じだったら、きっと貧乏性でワーカホーリックな僕は耐えられないだろうと思う。覚醒と睡眠の狭間のまどろみの中で、いろんなことを考えた気がするけど、8時過ぎに目覚めたときには、ナーンにも覚えてない(笑)。そしてすっきりした。眠るっていうのは、「一度死んで生き返る」ということで、日常をリセットすることなんだね。

眠るのが好き。つーか嫌いな人はいないだろうな。

March 19, 2009

教育つらつら

昔から猫背で姿勢が悪い。自分でも十分わかっているんだけれど、ちょっと気を抜くと猫背でとぼとぼ歩いている。座る姿勢も悪い。猫背の上にあごを前に突き出した「頭垂れ」姿勢の典型。リラックスするときには、椅子に浅く腰掛けて足を投げ出したり足を組んだりする。最悪のパターン(笑)。でも最近はできるだけ意識しているんだよ、これでも(笑)。

ちょっと前にスポーツトレーナーの人から指摘された「正しい立ち方」というのは、実はとても気持ちいいのだ。背筋を伸ばしあごを引き、お尻を閉めて骨盤を正しく立たせる。座るのも同様で、すくっと素直に骨盤を前傾させて肩の力を抜いて座る。緩やかな鼻呼吸が基本。でも、どちらも意識しないとできないのがミソで、ここ数ヶ月はこれをなるべく意識して生活するようにしている。正しい歩き方というのは、正しい立ち方の延長で、肩甲骨を意識しながら軸をぶらさずに進む。踵から踵への重心移動を行う。立つ、歩く、座るというような基本日常動作を、無意識のうちに美しく、正しくできればいいんだろうな。これだけで大半の腰痛や頭痛は治っちゃいそうだ。精神衛生上も、姿勢はかなり大切だと思う。鬱の人はほぼ100%俯き加減で猫背だ。上を向いて姿勢のいい鬱の人ってみた事ないもの。ふむ、「上を向いて歩こう」ってわけだ。

僕らの小学校/中学校時代では、「座る」姿勢のしつけを受けたり、「気をつけ!」の姿勢を練習したり、「行進」の練習をしたりってことがまだ一般的に行われていた。これを僕はずいぶん長い間、軍隊教育的で儀式的な(形式的な)ものの名残りなんだろうと思っていたけれど、ある意味とても大切な教育だったのかもしれないって、今になって思う。正しい立ち振る舞いが自然にできるようになるならば、いろんな恩恵がありそうだ。僕は落第だったけれど。今の小学生たちが軍隊的な行進をする教育を受ける事はまずない(うちの3人娘の行っていた私立の学校は右寄りなのでやっていたが)と思うけど、日◎組的な考え方が日本の教育をダメにした、というのは真理だと思う。

March 18, 2009

ベストを尽くせば

ルーティン&サブルーティンともに超多忙の一日。朝8時から動き始めて、午前の外来は午後2時半までバタバタがエンドレスで続く。その後は病棟の急変や緊急入院、緊急処置、救急対応、アドミとしての相談等々で、座る暇もなく走り回る。18時過ぎに自分のデスクに戻って、すぐ着替えて世田谷区役所に向かい会議へ。さすがに会議の途中で意識が飛びそうになったが、なんとか踏みとどまり(笑)、会議終了21時、消防庁の人たちと一緒に帰宅。へろへろ。帰路、今日も昨日と同様、自分なりにベストを尽くし、大過なく過ごせたことを、神様に感謝した。

空の方向を見上げたら、桜のつぼみがずいぶん膨らんでいた。僕らの生活とは関係なく、時は流れ続け、いつの間にか春になっている。

March 17, 2009

ロトクラシー

原宏一さんの「かつどん協議会」が面白かったと以前ここにも書いたけれど、今日読んだ「くじびき翁」も面白かった。抱腹絶倒というより、ふふふふっ、ぐふふふっ、という感じ。新造語「ロトクラシー」だって、ふははは。少し説明がくどくて冗長な部分もあるけれど、しみじみ可笑しい、そして唸る。新奇想小説というジャンルらしい。こういうのも、アリだと思う。

温かくて、さらに一歩春が近づいた感じ。

March 16, 2009

歩く小学生

先日の「お茶」クラス会があったせいか、ひょんなことから小学校のとき、小日向の自宅から茗荷谷の先にある小学校まで、毎日毎日けっこうな距離を歩いて通学していたのだ、と思い出した。Googleでみてみるとだいたい1.5kmー2.0kmくらいか。低学年の子供であれば、ゆうに1時間弱はかかるはずなんだな。

小日向の社宅から坂を上って、墓地の脇の道を抜け、台町小学校を通り過ぎてT字路を右へ曲がる。住宅街を通り抜け今度は左に曲がり、急な坂を下り拓殖大学のキャンパスの脇を進む。拓大の正門を通り過ぎてから、なだらかな坂をさらにくねくねと上り商店街を抜けて茗荷谷の駅へ。春日通りを左に曲がり、あとは一直線で小学校の校門。雨の日も風の日も、寒いときも暑いときも歩いた。うううっ(涙)、なんて健気な小学生だったんだろ(笑)。

でも、自分なりに考えてみると、実際にバスや地下鉄などの公共交通機関があるわけじゃないし、両親にそんな立派な教育方針があったわけじゃないんだろうけど、結果的にすごくいい経験をさせてもらったんだと思う。身体も鍛えられたんだろうし、精神的にもいい鍛錬になったんだろうと思う。今も突然発作的に、無性に歩きたくなったりするのも、その影響なのかもな。

近いうちに小日向・茗荷谷界隈を歩いてみようっと。

March 15, 2009

ゴミファイルの山

Windowsの自宅PCから、i-Macへの移行作業。いつのまにかゴミファイルって溜まってしまうもんだ。それにしても、本当に大切な情報っていうのは、そんなにあるもんじゃないのだね。HD内に残してあるのは、たぶん将来も開かないであろう、ほとんどがゴミばかり。超整理術なんかの本に書いてある通りで、割り切ってしまえばもっと軽快に動けるんだろうな。メディアに物理的に記録しておかなくてはいけないものは、一部の画像とか音声くらいのもので、日々使用しているものは、ほとんどウェブ上で探せるし、mobileMeとかG-mailで残せてしまう。

とはいえ、本棚やアルバムを整理するみたいなもので、ファイルを開けたり読んだりしていると、それだけで膨大な時間がかかってしまう。そんなこんなでi-Macを開始しつつ、当分はWinも併用することになりそう。ま、ぼちぼち行きましょう。

それにしても一日中眠かった。気持ちのいい一日で「春!」って感じの気候。

本屋・パソコン・湯島・雲助

午後から三女さとちゃんと神保町へ。このところ彼女と二人で外出することが多いな。「上海朝市」で遅めの昼ごはんを食べてから、三省堂で本探し。本屋さんで本を漁る、という楽しみを体験してもらいたくて、2時間以上ぐるぐるとまわる。へー結構いろいろあって面白いね、と彼女。濫読・乱読けっこう!彼女の興味のありそうな本を大人買いして(笑)ちょっとした散財。ま、安いもんだけど。今若い世代は活字離れが進んでいて、本を読んでいる人と読んでいない人との格差は昔以上に物凄く開いている。知的好奇心は常に意識していないと錆び付いちゃうものだし、昔も今もたぶん未来も「読む」ことはその基本なのだ、とオヤジとしては説教するんだけど、まー彼女には理解はできないだろうなぁ、ははは(笑)。その後は有楽町のBICへ行き、彼女の携帯の機種変更(ほとんどタダ)と、いつHDがクラッシュするかとドキドキしながら使っていた自宅の家族用PCを買い替えてi-Macを買う。

夜は、「お茶」のクラス会@湯島「三四郎」にて。女将の引退とともに、この有名な「三四郎」もこの3月で40年余りの歴史の幕が閉じるということ。閉店前に一度集まりましょう、ということで臨時の会となった。常連のレイコさん(お茶の同窓会の理事だそうな)が仕切っていた。彼女いくつになっても艶やかで(≪褒め言葉)小学校時代の雰囲気のままだな。下町の小料理屋さんの「定番」を守ったしっとり落ち着いた雰囲気の中(「昭和」の空気)で、酢の物、筍の煮物、焼き鳥などを日本酒でいただく。鮟鱇鍋もおいしかった。19時から始まった会も座が盛り上がり解散は23時ころ。玄関先で女将と記念撮影。二次会はこれまた渋い湯島のバー"Est"。落ち着いたオーセンティックな日本のバーの雰囲気。ここでも話題は尽きず解散は25時すぎ(たぶん)。

「チェリーズ」3人組は、タクシーで帰路につく。市ヶ谷のケイイチロー君、駒沢のトシピロ君と降ろして、ドライバーに「田園都市線のたまプラーザ駅を目標にお願いします」と伝えて爆睡。早寝早起きの最近の僕としてはとんでもなく夜更かししているせいで、眠さの極致。246を一路たまプラに向かった・・・はずだったんだけど、ふと目覚めたらタクシーは長津田をすぎて、つくし野を越えたところ。もうすぐ町田じゃん。メーターは13000円を越えている!ドライバーは「標識を見ていたんですが、たまプラの入り口はわかりませんでした」と。そんなはずないじゃん!カーナビに入力したのは確かに見たんだから。それにここに来るまでに大きな標識はいくつかあるのだ。うがった見方をすれば深夜の酔っ払い相手なので、超大回りしても社用のタクシー券か何かで処理されて文句も言わないだろう、という「雲助」的な感じ。「すみませーん、間違えちゃったみたいです。いつもは千葉方面を流しているんで・・・」という、へらへらした態度も気に入らない。すっかり酔いは冷めてしまった。

タクシー会社と運転者の名前を携帯で撮影してから、「駒沢でカーナビに入力したのは見てましたよ。たまプラに戻ってください。」と伝える。つくし野からUターンして、たまプラーザまで戻る。ドライバーは無言、僕も憮然。家の前は避けて駅近くで降りる。18,000円。ドライバーは「余分に走った分はいいです、10,000円ということで」ここでこの雲助ドライバーに一言言ってやろうかな、とも思ったけれど何も言わず額面通りの領収書を受け取る。いい気分で酔っ払って楽しかった呑み会の雰囲気に免じて不問に付すことにするけど。でもなー、それにしても油断も隙もあったもんじゃない。帰宅26時半すぎ。ふーーゥ。

March 13, 2009

汗をかく歳周り

朝起きた時から予感した通り、いやそれ以上のバッタバタの金曜日。今週は濃すぎる(笑)。忙しくしていると、さらにそこにいろんな事が起こってしまい、さらにさらにまた別のことが関わってややこしくなる・・・という忙しスパイラル(笑)。昼ごはんを10分で食べてたぶん昼休みとして15分間くらいオフィスの自分のデスクのところで座ったのが、唯一のんびりした時間じゃないかな。その後も続くごたごたを、なんとか時間内に収拾して、院内会議へ。それを途中で中座して、19時からの渋谷のセルリアンタワーの会合へ。

ある会の総会。次年度からの世話人をさせられそうになっていて、発言を求められて、最後の抵抗(笑)を試みるがそれも空しく、決定してしまった。次年度からの医師会の理事の仕事もあるのに、さらに対外的な役職は本当に大変なんだけどなあ。でも、この会に入会してもう12年経ち、もう逃げおおせる歳でもないし、世話人を引き受ける僕なりの条件をメンバーに飲んでもらったので、仕方ないと諦めて頑張ることにする。50歳代というのは、世の中の様々な仕組みの中で、汗をかくべき年周りなんだな、きっと。どうせなら、自分の「ためになる」2年間とするべく考えてみよう。

食事はいつもの福田シェフの南欧キュイジーン。今日は挨拶できなかったけれど、このテの会合の食事としてはすごく満足できる、ヴィジュアル的にも綺麗だし、おいしい食事だった。

今週は忙しかったなぁ・・・やっと週末って感じ。

March 12, 2009

倦まず弛まず12年

さとちゃんももうすぐ卒業。小学校の6年間&中高の6年間の通算12年間の無遅刻無欠席の皆勤で表彰されるとのこと。親としては、勉強の成績がいいことで表彰されるより誇らしいことだ。12年間、体調が悪かったり精神的に学校に行きたくない時だってあったはずなんだけど、一日も遅れず一日も休まずっていうのは、身体的にも精神的にもバランスが取れていて健康ということで、天晴れ!立派なもんだと思う。その達成感が彼女のこれからの人生の自信に必ずつながるものであると思う。

額に汗をかいてがぁぁーーって頑張って達成する短距離走みたいな頑張り方もあるけど、毎日粛々と倦まず弛まず積み上げてゆくことの大切さを学んでくれればいいな。僕もかみさんも、これが一番苦手なんだけどね(爆)。

March 11, 2009

偽シンガポールの夜は更けて

弁護士のT君、建築家のY君と3人で、品川にてご飯。彼らは高校3年間のクラスメートかつ一緒にサッカー部だった仲間。最近になって、時々時間を作って会うようになっている。別の分野でそれぞれが活躍しているので、弁護士業界の裏話やら建築業界の話やら、もちろん僕の医療業界の話も含めて、ふーーん、そうなんだ!とか、へえーえ、面白い!という話がたくさん。インスパイアされまくる。それぞれの業界で中堅リーダーの世代なので、旬な話が聞けるのがうれしい。実際、法律上の相談はT君、建築関係の相談はY君にお願いしているわけだ。クラスメートというのは、有り難いもんだ。いろんな分野に進んでいる友人がたくさんいるというのも、H高校で学んだ財産の一つ。酔っぱらいおじさん3人は、ヤマダかっちゃんと九州のCCタケダに電話してさらに盛り上がる。ご迷惑をおかけしました。ごめんね。

昨夜の店は、以前から行ってみたかった品川のSingapore Seafood Republic。オリエンタルエスニックのシーフードで、シンガポールの有名店をそのまんま品川に持ってきちゃったみたいなのがウリ。天井が高いし雰囲気もそれっぽい感じ。平日の夜なのに満席で、バーで30分以上待ったけれど、それはそれでいいウェイティングバーになっていて、いいんじゃないかな。

ここんちのお約束の「チリクラブ」は、スパイシーなチリソースと蟹が絶妙でビールが進む。手と口の周りをべちょべちょにしながら、うまいうまいと、蟹にかぶりつくおじさん3人(笑)。満足度高し。蟹はいろんなパターンの調理法があるので、次回は是非別のものを試してみたい。アペタイザーのサテー(焼き鳥)は、ココナッツミルクの入ったカレー味。ほっき貝のサラダのしゃきしゃきした食感は爽やか、アサリの炒め物もチキンの土鍋グリルも、まずまず。味付けはシンガポール系というかマレー半島系というか、やや甘辛く濃いめなのが特徴。パクチーがもっとどっちゃり入っている方が個人的にはいいな。ビールの後はチリ産のシャルドネを2本あけて結構酔っぱらう。〆の炒麺も醤油系オイスターソース味の極細麺でおいしかった。

すごく気に入ってまた来週にでも来たいってほどじゃないけど、シンガポールの小旅行的気分も味わえるので、この店、たまにはいいかも。

March 10, 2009

ライフスタイル

十分なインプットなくしては、満足のいくアウトプットは望めない。何かを得るためには、何かを犠牲にしなくてはいけない。当り前の真実なんだけれど、これがなかなか難しい。

ある時期からできるだけ、身体的にも精神的にも「いい栄養を摂る」こと意識するようにしているけど、容易なことではない。食べ物で喩えれば、日々の生活の中で、どんなものを摂るのか?というのは、プリミティヴなことだけど、どう生きるか(どんな生活にするのか)ということと表裏一体なのだ。美食三昧がいいわけもなく、かといってジャンクフードばっかりでいいわけもない。そのバランス。

アートの世界だともっと深い。インスピレーションはいろんなセンサーやらレセプターがなくては反応しないだろう。さまざまなインプットをすること。天才といわれている人たちの素晴らしいのは、その生れながらの資質に努力がうまく調和できる、その才能があることだと思う。人一倍「がんばれること」「集中できること」っていうのも大きいだろう。

若い頃はいいのだ。ただひたすら貪欲にいろんなものを吸収すれば。人生の折り返し地点を過ぎたこの歳になると、もう少し慎重かつ大胆になる必要がある。

March 9, 2009

謝恩会

講義を担当している看護学校の卒業謝恩会@京王プラザに招かれて出席してきた。毎年出ているけれど、今年も厳しい実習と試験を乗り越えて、社会に出る彼らの晴れ姿が実にまぶしかった。この頃、結婚披露宴とか卒業式とか謝恩会とかでやる「思い出のスライド」とか「お礼の言葉」などの「お約束」の感動ものが、涙腺を直撃してしまい、じわっとくることが多くなってきた。実際泣きはしないけれどね(笑)。

予定調和的な感動に素直に反応する自分に感動したりして(笑)。

March 8, 2009

ポイントはDedication

さとちゃんに頼まれて、午前中は二人で新宿へ向かう。留学カウンセラーというのは、イマイチ胡散臭いんだけれど、大体のシステムについては理解できた。今の時代、留学する事そのものは珍しくもないしそれほど難しくはない。でも正規のコースに進んで卒業出来るかどうかは、本人の努力次第なのだ。簡単なことじゃない。

留学先での、プレゼンの仕方だとかリーディングやレポートの書き方などの、いわゆるカレッジスキルを日本に居るうちに学ばせる、という懇切丁寧(すぎる!)商売が成り立ってるってコトなんだね。カウンセラーといっても営業トークなんだけど、その話を聞きながら、ふーんって感じで感心した。昔じゃ考えられない親切さ。つまり、それだけニーズがあるってことなんだろうけど。大学に入ってから提携の大学に短期留学(これはいわゆる遊学だ)するのがもっとも簡単かつ一般的であるけれど、僕はそれはあまり賛成できないので、今回ちゃんとした形での留学ならば、ひとつの選択肢としていいかな、と思った。せいぜいじっくりと考えてみればいい。君の人生は君のもので、すべてはこれから、なのだ。でも、あの甘えん坊の彼女が本当に一人で行けるのかね(笑)。

午後から合流したかみさん&ゆっつんと別れ、一人ジムへ寄り昨日摂りすぎたカロリー分を消費する。その後は床屋さんに行ったり自宅で本を読んだり昼寝したりと、うだうだうだうだと。来週は忙しいので休養に徹する。今度の日曜日まで家ゴハンが可能なのは一日だけの予定。がんばれ>オレ。

March 7, 2009

メタボへまっしぐらの土曜日

今後の打ち合わせをしましょ、ということで、ま&じのおじさん二人組でいつもの神保町界隈をふらりふらり。まず向かったのは「ロースカツ丼」のとんかつ「やまいち」(神田須田町、神田田町通り)。ここんちはDANCHUのどんぶり特集で出ていたお店。まずはカキフライと漬物を肴にビールで乾杯。牡蠣はたぶん二段(か三段)重ねになっていて、衣がサクサクなんだけど中はプリプリでジューシー。カキフライの定番をしっかりおさえていて、次はカキフライ定食でがっつりとごはんを頂きたいと切に思う。うまし。そうこうしているうちにお待ちかねの「ロースカツ丼」が登場。サクサクの衣を纏った厚めのロース。ふふふと思わず笑みがこぼれるフワフワの溶き卵と、決してダラ甘くないしっかりしたお出汁を、ほくほくのご飯が受け止める。わっしわっしと丼をかっこむ、ま&じ。会話なし(笑)。食べ終わって、次はいつ来ようかな?と考えちゃうくらい、うまかったね。

さすがに満腹のお腹をさすりながら、秋葉原方面へ。いつものVOXで楽器や機材を物色したり(ああシンセ欲しいな)、ヨドバシでi-touch関連商品を眺める。100年に一度の不況ってどこの国の話だ?ってくらい人が出ていて賑わっていた。恐るべし秋葉原。

神保町方面に戻りつつ、駿河台で古い日本のギターを扱っているお店(岩田さんの従兄のお店)を冷やかす。懐かしいYAMAKIのギターや、昔じょうじ君の使っていたJUNBOのギター(Sタイプ)があった。絶対レストアするべきだよね。その後はお茶の水楽器でGibsonを眺めてから、やきとんのお店へ。やきとんを肴に、ビール、ホッピー、烏龍茶割焼酎など。われわれのプライベート・スタジオをどうやって確保するか?についてふたりで妄想する。実現可能に思えちゃうところが、おっさんたちの特権なんだね。若いころじゃ「夢のまた夢」なんだけど、今なら「ちょっと無理すれば実現可能。あとはどうやっていろいろと調整するか?」って話なんだけど(笑)。今度のCDについては、「原点に戻って」曲作りをして粛々とレコーディングをしましょう、ということになった。あとは、今年もしかしたら実現しちゃうかもしれない番組の話など。中学坊主達の夢が、おっさんになって実現しちゃうとすれば、これはすごいことだな。

そんなこんなで、あっという間に3時間近く居てしまった。

〆は「三四郎」。醤油味「ムラサキ」をオーダー。ここんちのラーメンについては、僕らの基準では残念ながら「選外」。おいしいんだけどね。ただそれだけって事で、あのエリアにはいらない・・・という結論になった。ごめんね「中村屋」Troops

そんなこんなで、メタボへまっしぐらの土曜日午後。楽しかったね。
明日はがっつりと泳がねば。

March 6, 2009

国営放送から

12月に放映された某国営放送の番組出演料を近日中に振り込みますと連絡があった。こっちは完璧に忘れていて、そういえばそんなことがあったな・・・とすっかり過去の出来事になってた(笑)。N☆Kのギャラ支払いってのは、3か月遅れなのが普通なんだろうか。それとも4半期毎の〆なのか?担当のディレクターから直接連絡をしていただけるなんて、律儀といえば律儀だ。

定額給付金程度のスズメノナミダとはいえ、忘れていた入金はうれしい(笑)。ふふふ、宵越しの銭は持たずに使っちゃお(爆)。

今週は(も)ばたばたしていて忘れていた!今さっき、締め切りをとうに過ぎたある原稿をまだ書いていないことに気づいた。担当しているSくんは、たぶんかなり遠慮していて催促できなかったんだろうな。すまんすまん、ごめんごめん。これから書きます。

March 5, 2009

タイクーン@横浜

研究日の午後は、駿河台の東京都医師会で会合一件。早めに出てちょっと時間があったので、お昼は久しぶりに神保町「共栄堂のスマトラ・チキンカレー」。ここんちのカレーは時々無性に食べたくなる不思議な魅力のあるカレー。スパイス満載なんだけどどこか日本風でさらっとしている。ごろっと入っているチキンもいい感じで煮込んであって、らっきょうと福神漬をたんまりとのっけて食べるのがよろしい。サービスで出る「コーンの入っていないコーンスープ」も絶妙に合って好き。

今日の会議は新しい災害医療対策の一環としての携帯メールを使用したシステムの説明。我々救急現場からはずーっと検討中だった案件が、やっと実現の方向性が出てきたわけで、ある意味感慨深かった。解散後、都営地下鉄>京王線で明大前へ。いつものクリニックで夜間診療外来をしてから、U先生と横浜へひとっ走りして、ベイサイドのTYKOON(大君)へ。この店、野郎二人で来るところじゃない(爆)んだけど、じっくりと話をするには最適の場所だと思う。エイジアン・エスニックもおいしかったっすね。U先生との会話は深くていつも楽しいし、いろんな面でプロとしてインスパイアされること多し。今度自宅からウォーキングして(約30Kmあるので4-5時間かかる>笑)、ブランチしようかな。クルーザーの停泊した海に面したテラスで初夏にビールを飲んだら最高だろうな。

March 4, 2009

はたらくくるま・フェチ



人にはあまり言っていないけど、実は子供のころからかなり「重機好き」なのだ。はたらくくるま・フェチ。
あの重量感、確実な仕事力、人知れず努力している健気さ、実直で無骨でぶっきらぼうなのに温かい感じ・・・。だから工事現場を見ていると、わくわくする。ブルドーザーならKOMATSU、クレーンだったらTADANOでしょ、やっぱり。迷彩色の自衛隊の装備重機なんてもう最高に大好きなカテゴリー。それを自在に操作する人は無条件にレスペクトしてしまう。鉄道好きが電車の運転手さんに憧れる感じとちょっと似ているかもしれないけど(笑)。

僕の住むたまプラーザの再開発がどんどん進んでいる。毎日見ている建築現場にさまざまな働く車があって、見とれてしまうことがしばしばある。今朝見たクレーンは本当に美しかった・・・。

March 3, 2009

会議・会議・雪・ひなまつり

暖冬だと嘆いた、その舌の根も乾かぬうちに(笑)、今日はさぶいわ。外部の会議のダブルヘッダーの一日。それぞれ重い議題とディスカッションのある会議で、疲れた。世田谷区役所を出たのが21時半ころ。区役所周囲は人もまばらで寒々している。ちょっと重めの雪がはらりはらりと舞ってた。ちんちん電車(東急世田谷線)の駅に向かう住宅街の街路の表層が、すでにうっすらと白くなってた。さぶー。今季2回目のさぶー。

冬はこーでなくてはいけない。

帰宅したら神田の鮨屋でバイトをしている二女ゆっつんの「賄い」のちらし寿司のお土産。うましっ!そっか、今日はひな祭りなんだ。

March 2, 2009

早すぎる春

今冬は(も、だな)、記録的暖冬らしい。戦後2番目だと。ふむ、確かに。もともと、あんまり寒がらない僕だけれど、最近で本当に寒いなぁって思ったのは一回だけだ。あとはまあ、ちょっとは寒いかなと思う時もあるけど、全然本気モードじゃなかった。新聞によると梅の開花も正月早々だったり、タンポポが1月に開花しちゃったり、雪が全然降らなくってスキー場が壊滅状態だったり・・・。

冬といえばスキーというのが定番だった時代は、もう過去のものなのだね。最近では娘たちを見ていると、日帰りか一泊でスノボーってパターン。猫も杓子も彼女を誘って、深夜の高速を車でスキー場へ向かう!という、情けないくらいワンパターンの恋愛ドラマ(爆)は、過去のものになっちゃったのだ。これに類似したシチュエーションについての考察で、少なくとも5編くらいの論文は書けるぞ、僕は(爆)。

今夜は横浜で会議。明日は外部の会議で昼と夜のダブルヘッダーの予定。がんばろ。

March 1, 2009

だらうだの至福@日曜日

今日3月1日で僕の勤務する病院も開設満12周年。無我夢中でやってきて、月並みな表現だけれどあっという間に干支が一回りしたわけだ。いんちょ(僕)は大したことないんだけど(笑)、有難いことに素晴らしいスタッフに恵まれて、ここまで来られたのだと感慨深し。次のステップに向けて夢を実現してゆかねば。

来週末ライブがあるかもしれなかった(結局はキャンセル)ので、今日はその練習日として空けてあった日曜日。雲が低くてパラリパラリと軽めの雨が落ちてくる。ドラムの根津さんがこういう天気が一番好きって言っていたけど、同感。こんな日曜には、だらだらうだうだと「お休み」が一番だ。3月は年度末で会議やら夜の予定が目白押しなので、こういう極私的な休みの日は貴重。

午前中は本を読みながら、新しいi-touchへの音楽を同期させる。初代ウォークマン(小さめの弁当箱くらいあった!)が出た時に早速買って街を歩いた時の衝撃は忘れない。音楽が聴こえるだけで世界がこんなに変わるのか!と誰もが大感激したもんだ。あれは日本の誇るソニーの大発明だと思う。文化を変えちゃうほどのインパクトのある発明。当時はカセットテープを入れていたんだよな、しみじみ。

今僕はi-podを常時携帯していても、電車で移動中などの時にはほとんど聴かない。以前から外では「ながら聴き」ができない性質(タチ)。前もって自分のいる「場面」を想像して、今日はどこを歩くのでその時の音楽としてコレがいいかも・・・的な使い方をする。そうじゃないと、ぼーっと音楽を聴いていて注意力散漫で危なくてしかたがない。その昔、何回となく電車で駅を乗り過ごしたり、反対方向に乗ってしまったり、車に轢かれそうになった(笑)ことか。一番ひどかったのは大学の時、当時付き合っていた女性とある店で待ち合わせをしていて、ウォークマンで音楽を聴いていたら、彼女が目の前に来ているのに気が付かなかったことがある(爆)。喧嘩にはならなかったけれど、呆れられた。

ということで、今の僕にとっては主に眠る前のベッドのお供かな。就眠パターンとして、いつも決まったお気に入りのもののヘビーローテーションなので、i-touchにいろんな音楽を入れても意味がない(ほとんど聴かないアーティストのものが多数)。今回は選別して、クラシックやリラクセーションの音楽などを多めに入れる。ライブラリーを分割して、使用する状況の応じたリストを作成する予定だけど、これには手間と時間がかかるだろうな。

このi-touch,自宅のwifiの環境だとインターネット使い放題だし、auの携帯やe-mobileのPDAとは比較にならないほど画面が見やすいので、これも満足度高し。カレンダーもいつも使うファイルもアドレス帳もメールもすべてインポートできたし、明日からこれがメインマシンとして手放せなくなるな。特有の入力方法に慣れるにはもう少し時間が必要だろうけど、ふふふ、自分バージョンのPDAにしてゆくのが楽しみ。

夕方から1時間泳いで、夜は家族で「又兵衛」へ。さあ、来週から忙しい。
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