日医認定産業医ということで、本年度から地域の消防署の産業医になっている。今日はその消防署域内の4つある出張所の一つにて消防&救急隊員の人たち20人に、11時すぎからレクチャー。ウェルネスの話から最近のサプリメントの話題の話をしていた。約1時間の予定ではじめの15分くらい過ぎた。
順調な滑り出しで、さあて本題に進むかな。。。と思った時、非常通報の放送とコール!!域内に火災発生!すると(どうでしょう>笑)、それまでミーティングルームでなごやかな雰囲気で話を聞いてくれていた隊員達の表情にさささっと緊張が走り、全員がすくっと立ち上がり我先にと飛び出してゆく!あわわわっ、話をしていた僕は唖然。当然ながらレクチャーは中止。つーか、あっという間に部屋には誰も居なくなった(爆)。
おお、これが「緊急出動」なのね。コールから一分以内に救急車1台、消防車2台がすっ飛んで出てゆく!その一部始終を期せずして見学体験させてもらった。一緒に僕のレクチャーを聞いていた副署長さんに、以後刻々と入ってくる消火救命活動の情報を説明してもらって、彼らの奮闘ぶりに感激。説明してもらわないと、何を言っているのか理解できない。どうやって現場の指揮を執るのか、とか応援部隊との連絡の仕方とか、いろいろとご説明頂く。「おもしろかった」と言っては不謹慎だけど、その瞬間からの切り替えのスピードと、その後の動きは本物のプロのそれだった。不断の準備と訓練で反射的に行動できるんだろうな、さすがです。その後の僕の頭の中のBGMは、なぜか「サンダーバード」と「西部警察」が交互に鳴っていた(爆)<これ本当の話