昨日、小学校低学年の頃のある雨の日を思い出したら、
連想イメージでいくつか思い出したことがある。
骨まで愛して
1966年の大ヒット曲
小学校低学年
「歌謡曲」は、不良の歌だから聴いてはいけない
大人になるまで待ちなさい、ふふふって感じだった。
もちろん、だめと言われれば余計聴きたくなるもの
ということで、大人は眉をひそめたけれど、
大人も子供も
「骨まで骨まで骨まで愛して、ほしい〜のよ〜」
と熱狂して、大ヒットとなった。
子供心に、これはちょっとまずいかも?と思った
歌詞というよりはタイトルか?
「骨まで愛する」ということがどういうことなのか
こどもの頭では理解不能だったけれども
なんとなく「恋愛」とか「情愛」には
子供がカンタンに口に出してはいけない
深い深いヒミツが
隠れているようだった。
今聴いてみると、別に何て事ない「艶歌(演歌)」
だけれど、当時としてはかなり濃い演歌「歌謡曲」だったんだろう。
彼の熱唱系ハスキーヴォイスは
たぶん当時の女性ファンのハートを鷲掴みした(んだろう、たぶん(笑)。
遠足のバスの中で、悪ガキ達がマイクを握ってこの歌を歌いだすと
カトウせんせいや、イヌマせんせいや、フルイチせんせいは
「困ったなあ」と、バスの中で露骨に眉をひそめていた。
それがおかしくて
我々悪ガキ達はさらにエスカレートしてた。
何しろバスの中では
♬静かな湖畔の森の影から♬とかが、
デフォルトだったわけだから(笑)
それにしても城卓也って濃い二枚目だ(笑)。
あれだけの楽曲ヒットと、ルックスと雰囲気で
長く芸能界で活躍したのかと思いきや、
あの大ヒット一曲のみで芸能界は引退しているようだ。
何かあったのかもしれない
1989年5月9日 : 逝去 享年53歳
「骨まで愛して」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AA%A8%E3%81%BE%E3%81%A7%E6%84%9B%E3%81%97%E3%81%A6