助けあいジャパン

June 8, 2009

ああ、浪人時代

三女さーちゃんが浪人中。僕も1年間浪人した訳だけれど、あの時代の浪人生活とは全然違う。僕も通った駿河台の某予備校に、彼女はすごくマジメに通っている。講義が終了した午後から夜にかけては、予備校の豪華で素晴らしい環境の「自習室」で勉強して夜遅く帰宅する。世代の違いなのか、あの年代の男女の違いなのか。とにかく、少子化で予備校生は予備校にとっての大切な「お客さん」なのだね、今は。

僕(ら)の時代の浪人生活は、いってみればモラトリアムな日々だった。夜更かしして昼夜逆転。いつも寝不足なので、うまくいって2時間めから、まあ出席率は半分いけばいいほう。環境も最悪、ぎっちりと詰め込まれた教室での授業。昼ご飯を食べてから友達と喫茶店に行って、長々&うだうだと話をしたりして、有り余る時間を皆で共有していた。今とほとんど同じメンバーで、つるんでたな(爆)。高校卒業してから大学に入るまでの「自由」と「不自由」の狭間を浮遊していたあの頃。原宿の渋谷図書館にもよく行ったな、MRちゃんにフラレルまでは(爆)。ただ、その後、夏前(今頃からだ)から、僕は文科系から変更して医学部を目指したので、それこそ必死で勉強した。秋からはほとんど予備校には顔を出さなかった(外出する余裕さえなかった)。だから、浪人時代の夏から受験までの記憶そのものが定かじゃない。少なくとも楽しい記憶は皆無。

あの時代のあの生活が今の自分の骨格の、かなりの部分を作ったことは確か。「携帯電話のなかった時代」の番外ストーリー。
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