助けあいジャパン

June 30, 2009

どよよよ〜ん、i-touch行方不明

ジムにより帰宅して、書斎で同期をしようとi-touchをいつも入れているズボンのポケットから出そうとして気付いた。

「・・・ない・・・!」あるべきところに、あるべきモノがない!家の中を、くまなく探したが、見つからない!

仕事場を出る時には確かにあったから、落としたとすれば電車の中?でもなあ、今まで一度もズボンのポケットから落とした事はないし、たとえ落としたとしても、普通は気付くものなあ・・・。しかし、今夜の電車の中では結構真剣に本を読んでいて、落としたのに気がつかなかった可能性は否定は出来ないけど。駅とか歩道はないと思う。通常はポケットから出さないから。

たぶん一番可能性があるのは、着替えをしたジムのロッカーか?
・・・ということで、ジムに連絡するが、今の所は届け出はなし。
まったく、とほほほほ。どよよよ〜〜〜んと落ち込んでしまう。

i-calの予定とか、様々な書類とか、メールとか、様々な個人情報から、i-tuneでダウンロードした音源や画像、買ったアプリケーションとかも、もう一度やり直さねばならないのがツライ。セキュリティロックをかけているので、個人情報を見られる事はないとは思うけど、一抹の不安はあるなあ。

見つからなかったら、新しいの買うしかないけどな。どうせなら、i-phone3Gにしちゃうか?
sigh....

June 29, 2009

とりあえずさしあたりじゃなくすごい


ごく普通に忙しく充実した月曜日。軽めに1Kmジョグ&10本500M泳いで帰宅。もっと動きたい&もっとやりたい!というところで止めておく位の抑え気味で十分なのだ、50歳すぎたら。でも、今日の泳ぎの最中に、ちょっとした泳法の気付き(薬指のスムーズな入水の仕方)があった。まだフィジカルな向上はあるのか? たぶん(笑)。

今夜の「音楽寅さん」で桑田圭祐が21世紀の歌ヒットメドレーというカヴァーでミスチルとか宇多田ヒカルとか木村カエラとか・・・を歌っていた。このテのお遊びてやるカヴァーにありがちな、「とりあえず&さしあたり」的な抜き方ではなく、どの歌を歌ってもすべてSAS的に聴こえるのがすごい。このお金と時間の掛け方のお遊び具合が、さらにすごいと。

とりあえず・さしあたり・じゃなくおもしろい

June 28, 2009

日曜日の午後の雨


昼前から末娘さーちゃんとデート昼ご飯@「川菜館」の激辛絶品ランチ。かなり気に入ったみたいだ。その後は、彼女の欲しがっていたバックパックを物色するが、迷いに迷った挙げ句に結局買わず、典型的な優柔不断な「女子の買い物」(笑)。振り回されついでに、自分用のGravisのオレンジ色のバッグを買ってしまった。本やPCを持ち歩くのに便利そうだ。ふふふ。

さて、本来の目的は彼女の書いている論文の資料探しで神保町で一緒に本屋巡りをすること。ネタの分析もぼちぼち佳境に入ってきた感じだけれど、まだまだ詰めが甘いんだな、実際には。あまり介入せず、彼女の意見を尊重しつつ、やんわりとヘルプすることに徹する。本の森に分け入って、それを探し出すというプロセスが大切なのだ。ネットで検索して、アマゾンでオーダーすれば便利ではあるけれど、その大切なプロセスが抜けてしまうものね。ま、もうひと頑張りすることだな。その後、表参道に寄る彼女と別れて、帰路ジムに寄って20本きっちりと泳ぐ。今週はあまり泳げなかったので泳ぎ貯め。

おお、今週で7月に突入するんだね。はっやいなー、今年も。

June 27, 2009

ぐあー・べーきー・ちゃーぷん

週末土曜日。遅い昼ご飯は、やぶ茂で「カツ丼」。ダイエット中なので封印していたんだけれど、たまにはいいでしょ、今週もよく頑張ったし(笑)。2時過ぎに仕事場を出て、ジムへ直行して黙々と20本1000mをきっちりと泳ぐ。この適度の疲労感で、サウナの後に水風呂に浸かりバランスをとる。ふむ、いい感じ。66.7kg。今週はそんなもんでしょ。来週と再来週で2kg絞ろう。

帰宅して一休みしてから、夜は汐留のコンラッドTokyoのパーティへ。汐留に行くのは、去年仕事の打ち合わせで電通に行ったのが唯一の経験で、このエリアは完璧に「お上りさん」状態。毎朝日テレは観ているんだけどな。こじゃれた雰囲気のお店多数。でも、こんな感じのエリアで日々仕事生活をするってのは、僕的にはちょっとツライかも。若い頃なら素直に騙されちゃっただろうけど、噓臭いんだもの、すべての街並が。中途半端に空気の入ったダッチワイフ(今時あるのかどうか判らないけれど>笑)に最新の技術で化粧しちゃった感じというか。新橋の猥雑でエネルギッシュな、ぎとぎとしたサラリーマン万歳!的な雰囲気(これは百戦錬磨のバイブレーターみたいだ)と隣接しているという、この空虚な白々しさの対比が意図的(確信犯的)な企みだとすれば、東京ってすごい都市だわ。ま、どーしようもない比喩だけれど、チープで性的な比喩を僕は連想するな、あのエリアには。いづれにしろ、仕掛人に敬意を表します。

さて、コンラッドのパーティでは旧知の人たちとの出会い多数。特に後輩のC君との会話は楽しかったな。1999年頃の町田の(今はない)ラーメン屋「一龍」で、彼と僕ら夫婦が実は出会っていたという話に大爆笑した。若い頃に数ヶ月しか一緒に仕事していないのに、その頃のものすごく濃厚な記憶があるのも実に不思議な「ご縁」だよね。彼の素晴らしい所は、いい意味で「隙を見せられる」ところだと思う。ぐあー・べーきー・ちゃーぷん/このフレーズを僕が今でも憶えているのが不思議だ(爆)。また近いうちに一緒に仕事しようね。

June 26, 2009

訃報2件

朝から訃報2件。

マイケル・ジャクソン、享年50歳。この人がエンターテインメント界の天才であることは論を待たない。ジャクソンファイブの時代の彼の天使のような歌声のころが一番幸せだったんじゃないかと思う。特にファンでもなくその音楽性が好きだったわけではないけれど、1億枚(ミリオンセラーの100倍!)の音源を売ったアーティストと「同時代を生きた」ことは確かで、一つの時代が終わった事の感慨あり。音楽ビジネスの中でアフロアメリカンの芸能ビジネスの格好の餌食になっちゃった感じというか、白人になりきれなかった哀しいキャラクターが、晩年は寂しくスキャンダラスな生活になって、自分の天賦の才能を否定的に見られつつ潰されて行くのが痛々しかった。最近ではアーティストというよりは化け物見る感じで大衆は観ていたし。今年の復活ツアーには本人以上に周囲の思惑が大きかっただろうし、それがプレッシャーになったことは確かだ。逆説的に言えば、長く生き過ぎた(芸能界で生かされ過ぎた)感じもする。可哀想な最期。

ファラー・フォーセット(メジャーズ)。享年62歳。知らなかったけれど末期がんの闘病中だったとのこと。この人は1980年代に一世を風靡した「初代チャーリーズエンジェル」で大人気となった人で、僕らの世代には「最後に輝いたアメリカの世代」のヒロインか。その後のアイドルは小粒ばかり(というか多様さで勝負!的な売り方になったので)。そのヒロイン達とくらべて、彼女は確かにソロで勝負できるメガなヒロインだった。アメリカ人男性100人が100人「彼女は美人だ!」といったという、キャンディス・バーゲン(ほぼ同い年)の次に登場したアイドルだった。グラマーではなく細めの貧乳(それまでにないアメリカの価値観)なんだけれど、妙に気になるキャラ。ホットなセクシーというよりは、クールなエッチさが80年代的で、それがウケた女性だった。アメリカ的には「隣のセクシーなお姉さん」的な女優さん。1970年代後半から80年代前半のアメリカの雰囲気(まだ、真っ黒に日焼けする事が豊かさの象徴だった!)を体現した女性だった。アル中のただのオッサンだと思っていたけれど、ライアン・オニールという人をちょっと見直したりした。合掌。

今日も超多忙ばたなたの一日。研修に来ていた救命救急士の女性が「いつもこんなに忙しいのですか?」と目を丸くしていた。はい、今日はふつうの忙しさだよ(爆)。10分間で昼ご飯、5分間(!)の午睡をとって生返り(笑)、小手術&回診をしてから、夜間診療へ。夜は役所の新型インフルエンザ関連の会議で21時すぎまで。へろへろ、やっと週末。

June 25, 2009

イタリアには行けない

ここ数年、1週間とかまとまった夏休みはとってない。イギリス人の弟子、マーク・アシュトン君の結婚式&パーティに招待されてイギリスに行った2003年が最後。毎年考えはするけれど実際には実行できない。15人位の入院受け持ちを持ち、週3日の外来をしていると、休む間の調整やら交代の手配やらを考えるのが、ほとほと億劫になってしまう。だからせいぜい3泊くらいの一人旅プチ旅行、それも直前まで休みが取れるかどうかわからない、という情けない状況が続いている。

最近の煮詰まった状況で、妄想ばかりが膨らむ。スペインの港町でのんびり過ごしたり、アメリカの中西部をドライブしてヴィンテージのギターを物色したり、スコットランドの蒸溜所巡りをしたり、フランスのノルマンディー地方のコテージに引き蘢ったり、イタリア北部ボローニャからミラノへ向かう列車の旅をしたり・・・


やはりヨーロッパに行くにしてもアメリカに行くにしても最短でも1週間は必要。残念ながら今年もムリかな。
今の僕にとって「まとまった時間」が一番高価なのかも。

June 24, 2009

外来>講義>鮨>密談

怒濤の一日。忙しい外来を12時前にU先生に交代してもらい、駅の立ち食いそばで昼食をかっ込んでから、埼玉の看護学校へ。90分間講義を2コマ。講義を聞いてくれる学生さんはすごく熱心で、3時間シャベくりまくる。さすがに3時間の講義で疲れたけれど、次世代の医療従事者へ伝えたいメッセージをしっかりと受け継いでもらうためには、こういう場は必要なのだ。期待しているからね>未来のナース達

5時に講義を終了してから、秋葉原へ。医学部同期で高校の1年後輩のT君が上野に着くということで、末広町の柳鮨で会食&密談(笑)。大江君の所を訪れるのは1年ぶりくらい。久しぶりに、彼特有のシャリの軽めの鮨を堪能する。

それにしても、秋葉原って訪れるたびに変化しているな。

June 23, 2009

邪なるもの

この嘘みたいに忙しい最中に、どよよーーーんと、いやーーーな気分になる事態が発生。先週末に発覚して、そりゃーないだろう!(間違いであってほしい!)という僕の淡い期待は、今日ことごとく砕かれてしまった。

皆で培ってきた長年の信頼関係を、しらっと裏切られたことが、哀しく許せない。とかく楽観的で性善説に立ってしまう自分の管理者としての甘さを「反省せざるを得ない」のが、さらに悔しい。結局は、僕の人間を見る目がなかったということなのだけれど。

人から信頼されて、培ってきたもの、積み上げてきたもの、蓄えてきたものを、そんなに簡単に棄てちゃっていいのかよ?
汚れた金とバーターで、プロとしてのプライドってものを、そんなに簡単に穢せるものなのかよ?
残りの人生で、挽回するのはまず不可能なことは自明なのに。

人間の「邪の部分」は誰にでもあるのはこの歳になれば判る。
「聖人君子の嘘くささ」も十分承知しているつもりだ。

正常な知能と感性をもった普通の人間は、コンプライアンスやコモンセンスやルールやエチケットと「うまくバランスをとりながら」生きているわけだ。

それを否定し犯罪を犯したのならば、それ相応のペナルティを払うことになる。さらにプライスレスの信頼を裏切った代償は、不正に得た金品とは比べ物にならない位大きい事を、知ることになるだろう。

やれやれ

June 22, 2009

サザエさん症候群

ちょっと重めでlow moodの月曜日。このところプチ「サザエさん症候群」。今週も公私ともに予定がてんこ盛りでi-Calが真っ黒だ。週後半になると元気になるけれど。それにしても、人事というのは本当に難しいものだ。夜の会議を終わりどんより疲れて帰宅。この忙しさを嘆くなんて自分の人生に対して「失礼」だと反省する。周囲の人あっての自分であるのだから、今、忙しくなくてどーするのよって感じ。有り難い事だと、笑いながら泣いてる。いや逆だな、泣きながら笑ってる。

さて、ハックルの合宿として、南房総のヴァケーションハウスを見つけた。
http://www.awa.or.jp/home/le_phare/info/index.html
この夏、ここで英気を養って音源が録れるといいなあ・・・なんてつらつら。

こんな感じの空間が欲しかったんだよな。夢のスタジオ付き別荘。
ちょっと真剣に考えてみるか。

今夜の「音楽寅さん」、斉藤誠の渋いギターが素晴らしい!
今度のライブではTake it Easy とHeart of Goldやろうね>CCタケダ(一昨日電話をもらった>笑)

June 21, 2009

Solstice, 2009 地球の裏側にいる自分

雨の日曜日。6月21日、今年の夏至。昼間が一番長く夜が一番短い。一寸調べてみたら、「日本では、日の出が最も早い日は夏至の1週間前頃であり、日の入りが最も遅い日は夏至の1週間後頃である。」 だって、へーーー、微妙に一致してないんだ。

東京(北緯35度)の場合、夏至の日の太陽の南中高度は78°。ほぼ真上にあるんだね。今日は空が厚い雲に覆われて見えないけれど。冬至の時の太陽の南中高度は32°しかないので、その差は46°もあるわけだ。これも、へーーーだった。日差しの違いは当たり前だけれど、空気の密度感覚というか雰囲気は明らかに違うし。

北半球の夏至は南半球の冬至なのだということは、考えてみれば当たり前のことなんだけれど、イメージがどんどん膨らんでしまった。

北半球は夏至で、気候的にはこれから「夏」だけれど、この日を境に「秋へそして冬に向かう」
南半球は冬至で、気候的にはこれから「冬」だけれど、この日を境に「春へそして夏に向かう」

僕のいる地球上の真裏はどこなんだろう?という、次の疑問。
そこにいる「自分」についての想像を膨らませる。

ネットの時代は素晴らしい!すぐに調べられる。
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以下の方法で自宅の地球の真裏の地点を正確に探索できます。

http://worldmaps.web.infoseek.co.jp/distance_calculation.htm

�上のURLのサイトにアクセスする
�全体リセットをクリック
�マップを航空写真表示にして自宅を正確に表示させる(ホップアップメニューは無視する)
�自宅を正確に表示させたらホップアップメニューのジグザグをクリックする
�自宅をシングルクリックしてジグザグ基点にする
�マップの縮尺をズームアウトしてブラジルの南部あたりを適当にダブルクリックする
�あとはマップ上の位置をシングルクリックと測定訂正のクリックを繰りかえしながら
 シングルクリックで20037.508kmの距離になる位置をひたすら探す
�沖縄、鹿児島の離島以外は地球の真裏の地点はブラジル南部の海上になるらしい

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なんて、つらつら。

「Mr.Bellpepper」の続きをやっと書き始める気になった。

June 20, 2009

Merrellのスニーカー


今日も両親の見舞い。両親ともに歳をとり、弱気になっているので、時間が作れる時にはできるだけ顔を出そうとは思っているのだけれど、なかなか行けない。今日は先日来心配していた父親の病気についての相談。本人が納得できる治療を選択するのが一番だと思う。つーか、医者である息子としては、ソレしかないと思う。そして昨夜からの命題である、人のDignityについて考える。

帰路、神保町に立寄り、壊れかけたスニーカーの新しいものを物色。今はいているのはAdidasのトレイルランナーでゴアテックスのメッシュなので、梅雨時はちょっとツライ。スニーカーはほぼ毎日ハードに使うので半年保たずぼろぼろになってしまうのだ。結局、以前使ってその気持ちいい履き心地にハマったMerrellのスニーカーを購入することにした。だってそのくらい僕の足に合っているし、ストレスがない構造なのだ。セールとはいえ普段使いスニーカーとしてはかなり高め(セールで18000円)ではあるけど、日常的に使う靴なのでストレスのないのが一番だ。ま、このくらいの贅沢というかワガママはいいでしょ、と自分を納得させる(笑)。

その後、三省堂本店で本を物色しながら、ふと思い立ち駿台の自習室で勉強していた末娘さとちゃんにメールして、一緒に「上海朝市」でデート夕食を食べる事になった。ここんちの海老シュウマイがお気に入り。おいしい物で釣った(爆)。お店では受験の論文対策など。

June 19, 2009

Dignityということ

Dignity [名](複-ties)

1 [U](態度などの)重々しさ, 威厳, 荘重さ, 尊厳
・ a man of dignity 威厳のある人
・ death with dignity 尊厳死
2 [U]気高さ, 品位, 高潔さ, 気品;価値, 貴重さ, 尊さ, 価値, 優秀さ
・ the dignity of labor 労働の尊さ
・ human dignity 人間の尊厳.
3 [U]高位, 高官;[C]位, 位階, 爵位
・ the dignity of the presidency 大統領という高い地位.
4 [C]高位(高官)の人, 高僧;((集合的))高位の人たち.


人生の最後の黄昏時に、たった一人で佇む人の「dignity」って何だろう?
年老いていく過程で、少しずつ、でも確実に、失っていかざるをえない、その人にとって「大切なもの」

認知症で自分のことが判らなくなりつつある、進行癌を患ったご老人

その人の培ってきた人生のDignityを、
周囲がどう支えてあげられるのか?

一般論としても、人生のランディングの時に
人は何を遺し伝えることができるのか?

「お金」ではないことは明らかだし、ましてや「名誉」とか「地位」とかでもないことは確かだ。

医者としての今までの27年間の経験を通しで、超がつくほどのお金持ちで、ものすごく寂しい最期だった人も何人も看取ったし、社会的地位の高かったとされる人でも、悲しいくらい不幸で惨めな最期を送った人も知っている。逆に、社会的弱者とされる境遇でも、温かい家族に囲まれた幸せな最期を送る人も何人も遭ってきた。

今晩、ある患者さんの件で、アメリカから一時帰国した息子さんと話していて、僕は考え込んでしまった。

June 18, 2009

胸騒ぎの小説

「青豆」の虚無的ないらだちっていうのは、現代を生きる人間の誰もが心のどこかに持っている「流し去る事が出来ない」虚しさとか悲しさとか寂しさとかのネガティブな感情を引き起こす(される)状況と対応していると思う。つまり、不特定多数に共感は得られることは確実。たぶんムラカミハルキが描きたかった世界っていうのは、小説的には壮大な規模の実験的なコミュニティなんだと思う。この小説のなかには具体的には全く描いていないみたいだけれど、読者にその予感というか「胸騒ぎ」を感じさせる物語。色彩的には少なめの色しか使っていないのにね。広さより深さを感じさせる。やっぱ、すげーな、この人。

あと2−3回は読み込まないと、感想文は書けないわ。

第5回北品川の会

昨夜は、龍圓@浅草にて、第5回「北品川の会」。おいしい料理とお酒&素晴らしい会話で盛り上がり、あっという間の充実した3時間だった。各界でご活躍の参加者同士の会話も弾みまくり、毎回どんどんアップグレードされ充実度が増し、幹事としてはうれしい限り。

昨夜は、「さすが龍圓!」と皆唸るようなメニュー。ある意味、日頃から定番の高級中華を「食べ飽きてる」メンバーなので、ここんちのユニークな中華は、ぐふふふしめしめ、驚きを持って迎えられた感じ、というか。

メモとして書いておこう。

①雲丹のビーフン&不思議なピータンの冷皿:上品な味のビーフンに生ウニがのっている意外性。微細ピータンとふわふわムースはまるでフレンチ
②螢烏賊のサラダ:ワタがおいしい軟らかい富山産のホタルイカ。苦みは皆無でサラダ仕立てのさわやかな味。いくらでも食べられそうな感じに感激
③フカヒレ入りのポタージュスープ。ホタテと夏野菜の優しい味。
④白トリュフのカニ玉:名物のふわふわカニ玉に、生の白トリュフを添えて出てくる!その香りが繊細なカニ玉と絶妙にあって悶絶。
⑤穴子の春巻き:ぱりぱりの春巻き皮の中に熱々でとろとろの穴子(!)が入っている。その食感の面白さと上品な穴子の味に感嘆。
⑥夏野菜と海鮮炒め:野菜にこだわりのあるお店。米油を使用した炒め物はあっさりとして全然もたれない。柚胡椒風味でエビはぷりぷりっ(笑)。
⑦黒酢豚:ぬむむっ!と皆で唸った。香ばしくむせそうになる黒酢の香りと抑えた甘み。前に食べたイタリアンな赤酢豚とは全くの別物。
⑧麻婆豆腐:これまたソリッドにしてスクエアな立ち位置で踏ん張って、辛うまい。厚揚豆腐の堅さもクラシックでおいしい。白飯でかっ込みたくなるおいしさに絶句。
⑨チャーハン:まずそのまま、次にコンソメのような澄スープをかけて、最後に自家製のXO醤をのせて3回楽しめる、名物の絶品チャーハンで〆。
⑩杏仁豆腐&マンゴープリン:どっちがうまいかということで大論争になったけど、つまり、そのくらい両方おいしい(爆)。
すごい、すごすぎる。日本人的感性を直撃する。おいしいとこ取りコスモポリタン的ヌーベル・シノア(何語だよ>爆)とでも表現するか。

ビール、瓶出し紹興酒、赤ワイン、白ワインなどなど、あれだけ飲んで食べて、あの値段なら、まあリーズナブルだと思う。昨夜のコースをB級と紹介するのはたしかに間違いだな。この店は、ふつうのラーメンとか餃子とかシュウマイなどのB級もすごくおいしいので錯覚するけど、ね。やっぱり基本あってのB級というか。

店を出て国際通りを、みんなでぶらぶらと歩きつつ、ふふふっとか、へへへっとか、おいしいもの食べて楽しい時間を過ごした後っていうんは、みーんなすごく幸せそうな笑顔なのだな。それもうれしかった。

June 16, 2009

♂協調性なし(笑)

以前にもココに書いたけれど、日頃から「チームで頑張ろう!」的な仕事(本業)をしているせいか、プライベートではすっげー協調性がなくて、基本的には一人で引きこもりたくて「極力群れたくない」という気持ちが強い。プライベートで「群れる」場合には、本当に自分にとってストレスのない人間関係の中に居たいと思う。

今のジムに通い始めて2年は経つ。週に3日は通っていても、ジムでの友達はインストラクターを含めて一人も居ない。もちろん「顔見知り」の人たちはかなりの人数は居るはずだけれど、まず自分から会話はしない。軽く会釈する程度かな。ひとり黙々と泳いだりマシンをして、お風呂に入って帰る、修行僧みたい(爆)な1時間。それが心地いい。

ジムで僕が観察する限りでは、男性の場合は、僕ような「孤高のおっさんたち」の方が優位であまり「群れない」、女性のメンバーはまず例外なく通うほどにメンバー同士で仲良くなって「群れる」のが優位みたいだ。

ぶっきらぼう(で正直な)男性たちと、和やかで楽しそうな(反面、結構人間関係が面倒くさそうな)女性たち、という光景、というか。

仕事の場面では通常逆だよね。そこが面白いと思う。
女性の方が環境適応能力があって、生物学的に強いんだろう。

かなわねー(爆)

June 15, 2009

手拭いLove



もともとすごく汗かきなところに、ハゲ頭で「保水力」がなくなった(爆)せいで、ここ数年、手術とか処置などの仕事中に困る事が多かった。一般の人が想像する以上に医療の現場では汗をかくものなのです。もちろん仕事以外でもライブの時とか、ジムのエクササイズの時の汗止めとか、アウトドアでの頭皮の日焼け防止(ははは!)目的で、キャップ(帽子)は必需品。で、最近は日本古来の「手拭い」がお気に入り。バンダナとかタオルとかと比べて、実に機能的で使いやすいし、デザインもオシャレなの。ざぶざぶ洗えるし、肌触りが気持ちいい。今年の夏は「手拭い」に凝ってみよう。使い方間違えると、怖いおっさんに観られるかもしれないけれど(笑)。

外国の友人へのギフトにもすごく喜んでもらえるし、ラッピングとしても使いやすい。値段がリーズナブルなこともいい。
お気に入りのお店「染の安坊@浅草」
↓↓↓
http://www.rakuten.ne.jp/gold/anbo/index.html

June 14, 2009

FMサルース収録

FMサルース 香月よう子さんの番組「サルース・ファミリーテーブル」内の、新しいコーナーを担当することになって今日は初めての収録。この番組にはご縁があって、いつも香月さんの楽しいトークとDのまなさんの秒単位のプロの仕切りで、気持ちよくおしゃべりさせて頂いている。でもこれは「ハックルベリーのまーく」としておしゃべりしている訳で、ある意味自由で気楽なのですね。

今日収録した7月からの番組内での新しいコーナーは「教えて!Marc先生(@本業)」というキャラなので、医学的に間違ったことを話すわけにはいかないし、かといってあんまり固すぎても番組に合わないし・・・と、悩みはしなかったけれど(笑)結構自分なりに考え込んだりして。朝からネットや本で、今日の収録する予定の4回分のコンテンツの下調べをした。仕事に関しては根は真面目なの(爆)。

今日の生放送終了後の14時過ぎから、サブスタジオで打ち合わせつつ収録開始。5回分の放送を一気に3時間で収録した。感心するのは、香月さんにしてもまなさんにしても、リズムが素晴らしい。すごくリラックスして話(雑談的な打ち合わせ)をしつつ盛り上げて「じゃそろそろ行きましょう!」って、さらっと録音を開始してしまう。その雰囲気作りというか、切り替えの素早さというか、やっぱりプロはすげーなって思った。いろいろと勉強になった一日。今日5回分の収録をして、なんとなくコツとか自分の立ち位置みたいなものも掴めた感じなので、次回はもっとリラックスして楽しみつつおしゃべりできるといいな。僕の世代にとってラジオというメディアは特別な思い入れのあるもの。未熟モンですが、これからもどうぞよろしゅう>香月さん&まなさん

帰路ジムに立ち寄るが、今日は日曜午後としては異常に超混雑で(どうしたんだろ!)、早々にプールを上がりお風呂でリラックス。

June 13, 2009

実年齢 X 0.8

幕末史(半藤一利)を読んでいて驚くのは、あの混沌とした江戸時代末期から明治の扉を開き、日本の近代化を行ったのは本当に若い人たちなのだという事実。昔の人は肚が据わっていた。人生50年が普通であったあの時代と比較して、いかに今の世の中が幼稚化しているかという事実に愕然とする。昔は15ー16歳で元服するし、女性は結婚して子どもを産んでいたわけだ。以前にもどこかに書いたけれど、だいたい今の時代は実年齢X0.8くらいが昔の人と同等なのだね。つまり52歳の僕は昔なら41歳の不惑。まあ、そんなものなのだろうな。

で、この本、実に面白く一気に読んだ。へーーーそうだったんだ!とか、そういう見方もあるんだ!という驚きが満載。僕の学んだ幕末の歴史というのはいかに「勝ち組である薩長」の視点で偏向していたのか、ということが判った。半藤さんのこの12回の慶應のエクステンションでの講義に出てみたかったなあ。しみじみ。

明日はFMサルースの収録。明朝はお題を予習しなくっちゃ(笑)。

June 12, 2009

やっとたどり着いた週末には

超多忙&いろんな意味でとっちらかって、全速力インターバルをエンドレスのテンションで走り回った一日。朝一番からの重い内容のミーティング。そこから、どんより疲れきった身体を引きずって仕事場を出るまでの約12時間の顛末は、ココに書くのは止めておこう、と思う。

あっちここっちへ向かおうとするベクトルを、どうやって自分的に収拾しようかと、22時過ぎのジムの水風呂に浮かびながら考える・・・。そう簡単に結論は出ないけれど、今日もベストを尽くし自分なりに頑張ったということで、納得するするしかない。心のひだのちりちりした疼きをクーリングしつつ、水風呂の底に沈みそうになった。

今日、かみさん&かなP&さーちゃんが、上野のルーブル美術館展示へ行ったら、偶然天皇陛下&皇后陛下をすぐ近くで拝謁したらしい。大感激で帰ってきた。へーーーー。1985年からのアメリカ生活以来、我が家は「右翼」だもんね。だからどーしたってことですが(笑)。

June 11, 2009

普通の朝のルーティン

最近、平日朝は4時半にいったん目覚める。6月に入り日照時間が長くなるに従ってどんどん朝早くなる覚醒時間。もちろん覚醒時間と起床時間には30分間から1時間くらいのズレがある。アラームが鳴る前に動き出すことがほとんど。その間の微睡み(まどろみ)にいろんな事を考えているらしい。らしいというのは、その内容はほとんど憶えていなくて(というか言語化する事は出来ない世界で)、昨日の朝みたいに、へへへと笑って起き上がることもあれば、むかむかと苛つきながら起き上がる事もある。そのままシャワーに直行して熱めのシャワーを浴びながらその日の予定を考える(ぴったり3分)。でも基本的には穏便かつ日和見的スタンスの生き方を旨とするので、わりとルーティンを組み立てやすい性格。その後は7時すぎに家を出るまでは、ウォーミングアップというか。たぶんこの時間にもっと生産的なことが出来るんだろうけど、やらないよな(笑)。その後の仕事(本業)の忙しさとストレスを考えると。

June 10, 2009

天使の悪戯であって欲しい

(どういうわけか、僕の言う通りに買った宝くじで)ある人から「実は3億円が当たってしまったんです!」ということを告白されて、どう反応したらいいのか戸惑いつつ目が覚めた。頭のどこかで、「そーだろそーだろ、良かったね。で、やっぱりそのうちの10%くらいは貰ってもバチが当たらないと思うな・・・」なんてセコい事をいっている僕(爆)。場所はたぶん伊豆のどこかのビーチで、真夏の海の家のちょっと涼しい日陰の下。そのシチュエーションがすごくユニーク(だって海の家なんて30年以上行った事がない)で、「こんな事あるわけないよなー」と爆笑しながら目覚めた朝。年に何回か観る鮮明な夢だった。「これは夢なのだけれど実現しないかな、こういう楽しい事が」って思っているのが面白い。本当に正夢にならないかな(ははは)。

June 9, 2009

医学部教授

ここ数年同年代の医学部の教授が誕生している。今日は外科の1年先輩の教授の就任の挨拶に行ってきた。ニュージーランドから帰国して、早々に日本の大学病院のアカデミックキャリアに見切りをつけて僕が大学病院を去ったのが15年前。いつのまにか自分の前後の世代が教授になる歳回りになったんだなあ、としみじみ。その昔の医学部教授の権威と威厳は絶対的だったけれど、今の時代はあの頃とは全然違って、白い巨塔の時代は遥か昔なのだ。いろんな意味で、責任ばかり大きくて損な役割であるその立場を支えるのがOBの僕らの仕事なのかも。

June 8, 2009

ああ、浪人時代

三女さーちゃんが浪人中。僕も1年間浪人した訳だけれど、あの時代の浪人生活とは全然違う。僕も通った駿河台の某予備校に、彼女はすごくマジメに通っている。講義が終了した午後から夜にかけては、予備校の豪華で素晴らしい環境の「自習室」で勉強して夜遅く帰宅する。世代の違いなのか、あの年代の男女の違いなのか。とにかく、少子化で予備校生は予備校にとっての大切な「お客さん」なのだね、今は。

僕(ら)の時代の浪人生活は、いってみればモラトリアムな日々だった。夜更かしして昼夜逆転。いつも寝不足なので、うまくいって2時間めから、まあ出席率は半分いけばいいほう。環境も最悪、ぎっちりと詰め込まれた教室での授業。昼ご飯を食べてから友達と喫茶店に行って、長々&うだうだと話をしたりして、有り余る時間を皆で共有していた。今とほとんど同じメンバーで、つるんでたな(爆)。高校卒業してから大学に入るまでの「自由」と「不自由」の狭間を浮遊していたあの頃。原宿の渋谷図書館にもよく行ったな、MRちゃんにフラレルまでは(爆)。ただ、その後、夏前(今頃からだ)から、僕は文科系から変更して医学部を目指したので、それこそ必死で勉強した。秋からはほとんど予備校には顔を出さなかった(外出する余裕さえなかった)。だから、浪人時代の夏から受験までの記憶そのものが定かじゃない。少なくとも楽しい記憶は皆無。

あの時代のあの生活が今の自分の骨格の、かなりの部分を作ったことは確か。「携帯電話のなかった時代」の番外ストーリー。

June 7, 2009

のーんびり日曜日

爽やかないい天気の日曜日。このところイベント続きで、週末ゆっくり休む事がなかったけれど、今日はのーんびりリラックス。7時過ぎからネットで調べ物と原稿書きをして、10時すぎにジムへ向かう。Tシャツ&短パンが気持ちいい。がっつりと時間をかけて20本1000mをほぼノンストップ。いい負荷がかかって、今日の計測は期待が出来るなとスケールに乗ってみたら66.3kg。おっとっと増えてるじゃん(爆)。素人みたいに一喜一憂してるオレって、どーよ(苦笑)。「築地の源」で海鮮丼の昼ご飯。食事中、こーめい先生から現在進行中のBBQ@王禅寺のお誘い。さすがにこれからBBQには行けず失礼する。残念!朝判っていたら、山形牛のお肉を持って直行したのにね。帰宅後は運動のあとのビールのせいで眠くなり、ソファーで午睡。窓を開けっ放しにしたリビングの風が気持ちよくて至福の時。午後からはマックのGarageBandで新しいシークエンスを作って遊びつつ、この夏からレコーディングを始められたらいいなあと思い、今まで「書き散らかした歌詞もどき」の整理を始めてみた。

「笑点」に、ワハハ本舗のコラアゲンはいごうまん君が出演。一昨日彼から電話をもらって、すごくうれしそうだった。ちょっと見はいつもの彼なんだけれど、パフォーマンスの最中の彼にはなんだか「風格」というか「笑いのオーラ」が出始めたみたいな気がしたなあ。長尺のスタンダップコメディが彼の持ち味なんだけれど、短い時間で「ああ、もっと聞きたい!」と思わせる術を得たのかな。あの放送を観ていた何百万人の人たちからの反応が、いい風として彼に吹いてくれる事を祈る。彼のやさしくて真面目な人間性がにじみ出ていた漫談だった。ぽっと出の最近の若手お笑い芸人とは格が違う。番組出演、よかったね、コラアゲン。さらなる飛躍を期待してます。

夜は「上海焼きそば」と「プリ海老ワンタン(塩味)」と「海藻サラダ」
「中華のツボ! 玲舫's ぶろぐ」を参考に。しっかりと食材に湯通し&油通しをすると全然違うね、面倒くさいけど。
http://reihow.blog12.fc2.com/blog-entry-83.html
このサイト威張っているんだけれど、解りやすくポイントを書いてあっていい。

大成功

June 6, 2009

ご先祖様

今日両親から大事な相談があると言われ久しぶりに見舞いに行った。こまごました相談事や心配事は、そんなに緊急性のある事でもなく対処可能なものばかりで一安心する。ただ、困ってしまったのは我が家の墓のこと。もともとのルーツが伊勢で、名古屋に出てきたご先祖様からはじまる墓(由緒ある八事霊園にある、ものすごく立派な墓)なのだけれど、やはり地理的にそう簡単に墓参りできないし、そろそろあの世に逝く準備をしなくてはならない両親からしてみれば心配の種なんだということはわかる。でも簡単に引っ越しする事も出来ず、どーしたもんか頭を抱える。

そもそも墓ってなんなんだろう?ご先祖様を敬い礼節を尽くす事は、もちろん大切な事だとは思うし、そのことに全然異議を挟む余地はないだけれど。この墓の家系を僕のDNAのルーツでをたどれば、ざっくりといって1/4でしかないわけ(医学的にはもっと少ない)。つまり3/4のルーツについては儀式的・社会的ルールという便宜上は「ほとんど無視」に近い扱いで、ずいぶんと失礼していることになる。それもやっていたら世の中法事だらけになってしまう(笑)。曾祖父曾祖母のことはかすかに憶えているが、その先の「ご先祖様」のこととなると、もう心情的には理解困難な、血縁の象徴的な存在になってしまう。逆に「ご先祖様」たちからしても自分のひ孫より先の世代については「もうわかんねー。勝手にすれば」ってもんだろう。具体的に想像すれば、ウチの娘が生んだ子ども(つまり孫)の子ども(つまり曾孫)の、その子ども(玄孫)についての責任は持てないってことですね。つまり、せいぜい自分から数えて3世代が「血族的親密性を持てる」限界なんだと思う。それが解っているから逆説的にいえば「墓」というシンボルが必要なんだろうな。

ということで、近いうちに名古屋に行く用事が出来た。ふー、やれやれ。

僕自身は、死んだら戒名はもちろんの事、墓も要らない。お骨は人様の迷惑にならないように、その辺に蒔いてもらって全然かまわないと常々考えているけど。

June 5, 2009

癒しのアジアの波間に漂う

6月になってから時間的な余裕がなく音作りをしてないな。明日の午後は両親の見舞い。夜には京王プラザでパーティがあるけど、早々に失礼して、週末は新しいPCのシステムで音作りの実験してみよう。自分的には今年の夏のキーワードが決まったし。

June 4, 2009

家に帰ってお茶漬けで〆


今夜は医師会関連の会合があり、フレンチの会食@有名な「シェ松尾」。アミューズのホワイトアスパラガスとズワイガニのジュレは秀逸。あとはポアゾンの鱸のポアレも美味満足。その他の皿も、もちろん値段相応に過不足なく「おいしかった」んだけれど、「私たちは正統派フレンチでーす」的な主張がちょっと鼻についた感じはしたかな。(画像は今日のメニュー。なぜかうまく180回転が出来ず見にくいけど、直せないのでそのまま)

フレンチの店で感じるこの違和感というのは、日本が大好きなフランス人の作る懐石料理、みたいな感じというか。フレンチの大御所のムッシュも、家に帰ればご飯&みそ汁で焼き魚とお漬け物を食べているでしょう、という嘘くささというか。その意味ではイタリアンの方が自分的には親近感があるかも。あ、でもだめだな。フレンチの乳脂もイタリアンのオリーブオイルもtoo muchだと辛い。つまり毎食はとても食べられない。

素直においしかったと思えばいいのに、シニカルにみてしまうのは僕の悪い癖。
ま、でも本当においしかったです。ごちそうさまでした。

帰宅してから、〆にお茶漬けを食べた事はココだけの秘密(爆)

June 3, 2009

接遇の極意は自分の立ち位置を常に意識すること

「売り言葉に買い言葉」という「良好でないコミュニケーション」の典型的な「負のスパイラル」がある。この厄介な状況って日常生活の中で程度の差こそあれ、わりとあると思う。「お前がそう言った(考えた)ので、オレはこう言う(考える)のだ」と主張するのは、本当に大人げないのだけれど。たいがいは大人の感性でそのぶつかりそうな感情のベクトルを、互いにすっと方向を変えることによりストレスを逃し、正面衝突を避け、ガチンコの敵対的関係になりはしない。ま、社会性とかマナーとか倫理とか世間体とか、つまり「大人の心遣い」なんだろうけど、結局はその人が場の空気とか自分の立ち位置とかを、感じられるかどうかというキャラクターや感受性の問題なのだろうな。

今日職場で職員を対象とした「接遇研修」があり出席、いろんな気付きがあった。これからもこういう研修は続けることが必要だと思った。

今日さとなおさんが、伊藤さんとの「おいしいもの対談」で、浅草の「ゆる燗」を紹介していて驚いた!スズキイチローさんの事務所のまさに隣の店じゃん(笑)。あんなディープな所まで出没してるなんて、流石さとなおさんです。ハックルオヤジたちも、あの美人の女将のファンなんだよ。
http://taidan.seesaa.net/article/120731153.html

今日は久しぶりに20本1000M。65kg台、変わらず。

June 2, 2009

S君へ

君が「あー、やっちまった!」と今頃、凹んじゃっているであろう今日の出来事について。

結論から言えば、一人前になるまでに誰でもが通る道なのだ。十分反省はするとしても、君の将来に向けて笑い飛ばしてしまえばいいと僕は思うわけだ。きっと将来、一人前になった時に思い出せば、大爆笑の笑い話になるのだから。僕はその現場に遭遇して、大汗をかきながらオタオタしている君の姿に、30年前の自分の姿を観た気がした。

ま、笑い飛ばして、頑張れ!素直な君なら出来ると思う。今日の事はいい教訓になったと思って、凹んでいるヒマはないと思うぞ。

あっさり達成、このままいくか?

油断したら68kg。先月のライブの写真を観てこの夏までに3Kg減量しようと、この2週間くらい意識していた。炭水化物は控えめ(だいたい60%くらい)、日頃のエクササイズの負荷はちょっと強め、夕食は50%くらいでお腹が減らないうちに早めに寝て、5時過ぎに起きてストレッチと腹筋20回で3ー4セットをするという簡単なメニュー。

先週の金曜日に1kg減量(67kg)だったので、今日はどーかなー?と仕事場の帰り道に寄ったジムで計測したら・・・、あっさりと65kg台じゃん。ふふふふふ、そんなにストイックにならないで達成できちゃったわ。基礎代謝さえ高めて維持していれば、そんなに大変じゃなく減量できる。この夏はTシャツが似合うおっさんになるぞい(笑)このまま、62Kgくらいまで絞っちゃうかな。

June 1, 2009

マネーゲームの結末

今日から6月。GMが破綻するという現実。ビッグスリーで辛うじて残っているのはフォードのみとは。僕は経済のダイナミックスというのはわからないけれど、少なくとも実体経済とはかけ離れたマネーゲームに踊らされている自由主義経済の必然ということなのだろう。人間の欲望には際限がなく、愚行とは繰り返されるということ?

ウォールストリートの論理は、常に勝者のための「ババ抜き」ゲームを「勝ち抜け」るための努力を続けるという事だとしたら、かなりヤバいと思う。教訓は活かされるのかも、わからない混沌さ、がね。アメリカ追従の染み付いた日本社会の脆弱性が不安だ。こんなときこそ、政治がしっかりしてくれないと困るんだけど。これが最悪なのが一番最悪。ふー、やれやれ。

今夜の桑田さんの番組。楽曲の良さはもちろんだけれど、彼の遊び心と今日のアンプラグドの音楽的空気感はかなりいい感じ。作りモンのチープな楽しさをわざと出しているけど、結構お金かけてるのがわかる。そういえば、桑田さん、僕と同じギター(HD−28VC)だった。60年代の歌謡曲に対するレスペクトを感じる。
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