助けあいジャパン

June 6, 2010

がんばれ、もう少しでゴール!「はやぶさ」


JAXA「あかつき」に続いて、今度は「はやぶさ」
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小惑星探査機「はやぶさ」は、6月13日(日)の地球帰還に向け、日本時間6月5日13:44に3回目の軌道修正(TCM-3)が正常に実施されたことを確認しました。これにより、地球外縁部から着陸想定地域のオーストラリア・ウーメラ立入制限区域への誘導目標変更が完了しました (JAXA 6月5日)
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小惑星探査機:「はやぶさ」の帰還確定 13日深夜、豪州の砂漠へ

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5日、人類初の小惑星の岩石採取に挑んだ探査機「はやぶさ」が、落下目標地点のオーストラリア南部・ウーメラ砂漠に達する軌道に入ったと発表した。13日深夜の帰還が確定し、7年に及んだ小惑星イトカワへの往復飛行を達成することになった。
 JAXAによると、豪州政府の許可が出たため、3日からエンジン噴射を実施。5日午後、予定軌道に到達し、地球から約360万キロを飛行している。9日、落下範囲をさらに狭める最終の軌道修正をする。13日午後11時ごろ(日本時間)、はやぶさと、切り離されたカプセルが大気圏に突入、カプセルだけが約1時間後に落下し、はやぶさ本体は燃え尽きる。カプセル回収に成功し、中にイトカワの岩石などが入っていれば、人類初の快挙となる.(毎日JP)
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すごいな、素晴らしいな。2003年に打ち上げられてから、小惑星イトカワにまで行き、岩石や資料採取をして、さらに地球に戻ってくるという壮大なプロジェクトのエンディングを僕らはみている。これもまでに多くのトラブルに見舞われて、まさに満身創痍になりながらも、最後のミッションの地球帰還に向けて健気に頑張っている姿は本当に感動的だ。最後の最後に「はやぶさ」本体は「採取資料カプセル」を放出して大気圏突入時に燃え尽きてしまう・・・という。あんな小さなカプセルを姿勢制御しつつオーストラリアの砂漠に落下させる技術って、僕の想像を遥かに越える難しい作業だ。

日本の世の中的にはそれほどインパクトがないのかもしれないけれど、こういう或る意味地味であっても、とても大切な研究をする事が出来る日本という国は、素晴らしいと思うのだ。オリンピックを開催したり万博を開催したりすることと同じくらい、誇らしい「国力」。世界的にもっともっとアピールすべきことだと思う。そして未来を担うこの国の子供達に夢を与えることになるだろう。勉強することの素晴らしさを教え、理系離れを食い止めないとこの国は本当に沈没してしまう、という危機感がある。

13日の帰還までわくわくドキドキが続く。
14日のカメルーン戦はもうどーでもいいかも(笑)、一応観るつもりだけれど。
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