助けあいジャパン

September 13, 2011

会議の出来ない人たち

地区医師会の理事になってから5期目、1期2年だから、早いもので9年目になる。開設当初は地元医師会から目の敵にされて、何かとイジメられた日々が嘘のようだ。あの頃の苦労があって「今」がある。当時から毎日毎日、地道に、真面目に、真摯に頑張って、少しずつ周囲の患者さんや医療機関の信頼を得るようになるまで3年が必要だった。その意味から「石の上にも3年」という言葉は真実だ。

その後、初めは雑用から始まり今は理事会のメンバーに名を連ねることになった。有り難い事だ。今は亡きF先輩に引き立ててもらいながら、少しずつ状況や周囲の見る目が変わってきたという事も大きいし、この14年間で医療を取り巻く環境が大きく変わったという事もある。さらに医師会の世代交代も大きい。

とはいえ、まだまだ旧態依然とした慣習やしきたりの残っているのも医師会。今日の理事会などはその最たるもので、非常に非効率的な会議をしている。発言者の準備不足が明らかだし、プレゼンの基本的なテクニックがなっていない人もいる。単なる「口べた」ならまだ許せるけれど、論点の整理が自分で出来ていないのに会議で議論しようとする事が間違っているのに自分で気付いていない。さらに感情的な思いつきの意見しか言えない人が議論をかき回すし、司会者が仕切れていないので、会議というよりは雑談会に近くなっている。多数決ではなく「全員一致」が原則というのもイライラする原因。19時半に開始した会議が21時半になってもぐだぐだやっているので、いらいらと頭に来てしまった。ふつうに仕切れば30分で余裕で終わるだろうに。よっぽど「ちゃぶ台返し」しちまおうかと思ったけれど、踏み止まった(笑)。しゃーない時もある。
Powered By Blogger