助けあいジャパン

March 15, 2010

ソウル最終日


ソウル最終日。8時すぎにゆっくり起床。昨夜は、悶絶美味のサムギョプサルの余韻に浸りつつJDをちびちびと飲んでいて、また夜更かし。僕以外は爆睡状態(笑)。しとしと雨。でも春の雨で冷たくはない。。韓国のテレビは日本の番組とスゴく似ている。つーか、あれはパクリだな、ほとんど。そういえば、つい最近まで日本車を閉め出していた(関税をかけてほとんど禁輸にしてた)韓国では、HyundaiとかKiaとかの国産車がほとんどで、そのデザインはほとんど日本のパクリ。性能のことがわからないんだけれど、どれも日本車をデフォルメしているようで、ハングル的で「それなりにカッコいい」のが面白い。乗った感じは懐かしいアメ車感覚もある。足回りは彼らの好みなんだろう。でも、町中のLexusとかNissanの本物は「高級車」として、それなりに存在感あり。やはり判る人には判るんだろう。
 そんなこんなをつらつらと考えつつ、熱めのシャワーを浴びてから、ぼーっと窓から見える南山を眺める。いい時間が流れている。当初の予定では新羅ホテルの有名なPark Viewの朝食ビュッフェのつもりだったけれど、次回のお楽しみにすることにして、10時半過ぎにチェックアウトして、明洞に向かう事にしてコンシェルジェへ。

今日の担当は昨日の美人(知的チェ・ジウ>笑)ではなく、また別のタイプの美人。たぶんアメリカ人とのハーフだろう。ユーニス(Eunice)さん。彼女は英語が堪能でスムーズにコミュニケーションができる。僕がリクエストしたのは、①ラッゲージを空港出発の時間まで新羅に預かってもらい、②ここから明洞のおいしい韓流ブランチを食べる場所に行くタクシーを手配してもらい、③その後に、別のタクシーに荷物をピックアップしてもらってから、④我々を明洞のどこかで乗せてもらい、⑤韓国の人たちの普通に行くスーパーマーケットに寄って、空港に時間通りに到着する、こと。このワガママなリクエスト(笑)に、彼女は的確に応えてくれた!素晴らしい。



今日のブランチは、明洞の裏道にある「全州中央会館」にて、本場の石焼ビビンパとチジミ。石焼ビビンパの本場は全州ということらしい。昼前というのに大混雑。おばちゃん達がてきぱきと仕切っている。僕の頼んだ「生鮑石焼ビビンパ」はこちらの値段としては高め(18000ウォン)だけれど、鮑は新鮮で、身だけでなく肝がいい味だった。こんなのもあるんだな。かなPの頼んだユッケビビンパも、ゆっつんの頼んだ全州ビビンパもおいしかった。チジミは緑豆のシンプルな味でいくらでも食べられる感じ。キムチもナムルも好きなだけ持ってきてくれるのが嬉しい。モヤシのスープも熱々のビビンパの口直しに最適。この国の食に関しては全面的に賛成&大満足の旅だった。

その後は2時間、明洞を散策&ショッピングしてから、ロッテホテルへ。ユーニスの手配通りにタクシーが来てくれるのか一抹の不安があったけれど、リクエスト通りに「模範タクシー」のキムさんと「ピアノの前」で出会えた。予定通りにキムさんと空港に向かい、巨大スーパーマーケット(ほとんど人がいない!)に寄って、手分けして大量のお土産を20分間で速攻(笑)で買ってから、仁川国際空港へ。韓国人の(日本の地方都市とほとんと同じだ!)日常生活を垣間みた感じ。商品の表示がすべてハングルなので「勘」で買うしかないんだけど、「何となくわかる」のが面白い。

仁川(INCHONN)国際空港は素晴らしい設備。ここでもロスタイムで一点入れられちゃった感じ。スムーズなチェックインとその後の時間の過ごし方に関する設備に関しては、成田は完敗だ。JALのフライトは松花堂弁当も含めて満足できるレベルだった。JALはこの調子で頑張ってね、応援するから。旅の余韻に浸りながら、映画「2012」を夢中になって観ているうちに成田に到着。

最後のアクシデントは駐車していた我車のバッテリー上がり(爆)。かなPのI-podが付けっぱなしになっていた事が原因で、上がってしまったんだろう。駐車場管理の人たちにとっては日常茶飯事らしい。予想していた以上に簡単にバッテリーチャージャーを借りる事が出来て事なきを得た。有り難い。すいすいと高速道路を走り帰還。
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