とぼやいても仕方ないっていうことが、この仕事(本業)では、しばしばある。口には出さないけどね(笑)、プロだから。
パーソナリティ障害の人って結構いるのだ。周囲を常に混乱させる、いわゆる「困った人」。仕事柄、様々なタイプの人と話すわけだけど、このテの人たちにとって「すべての主語は自分」なのだ。何が起こってもどんな事態になっても、自分中心にしか考えない(考えられない)。すべて人のせい。一見してはわからないので、表面的な社会生活はなんとかできているけど、結局友達は離れて行き、家族からも見放されるので孤独。で、本人はその孤独は「すべて人のせい」だと堅く信じているから、余計に困る。
そういう人も、当然頭が痛くなったりお腹が痛くなったりするので病院に来るわけだ。で、今日の話は普通だったら問題というかトラブルともいえないような(こちらは全く問題ない)コトなんだけど、本人の話が100万倍くらい増幅されるので、周囲が振り回されてしまい、僕の登場となったわけ。トラブルバスターとして。じっくりと話を聞いて。「対策を一緒に考える」というスタンスまで話を持っていくまでに相当な時間がかかって、最後はなんとか笑顔で帰ってもらったけど、どっーーーと疲れた。
この人格障害というのは病気なんだけど、本人がその意識がないのが一番問題なんだよな。ちょっと変った人くらいにしか見えないので、言葉が悪いけど「野放し」になっている。僕の場合仕事だからしょうがないけど、プライベートでは絶対に近寄ってはいけない人たち。