今では当たりまえのことなんだけど、考えてみれば、お茶のペットボトルを買って飲むという習慣はここ20年くらいのことなんだね。コーラやジュースの類は、以前から買って飲んでいたわけだけど、次に缶コーヒー(僕は好きじゃないから飲まないけど)の自販機が普及して・・・いつの間にか日本茶、ウーロン茶、紅茶なんかもペットボトルで売るようになった。
お茶は淹れるものだし、麦茶なんかは大きなやかんで作ったものを冷蔵庫で冷やす、っていうのがアタリマエだったんだけどね。
かつてアタリマエだったことが、いつの間にかアタリマエじゃなくなるっていうのは、世の中の進歩なのか、無用な商業主義に踊らされているだけなのか?
エアコンだってそうだ。今の日本の家は全室エアコンだし、蛇口をひねれば温水がでるのがアタリマエになってるけど、昔は一家に一台の「クーラー」だったしお湯は沸かすもの、だったんだよな。確かに便利だしもう後戻りすることはできないけど、この20年で変わったことは確か。
ペットボトルの「おーいお茶濃い味」を飲みながら・・・つらつらと考察する。