なんだね、今日は。自分が二十歳の時の成人の日は、何て事のない普通の休日だった。式典にも行く気も全然なかったし(当時は成人式に行くこと自体がダサくてかっこ悪いことだった)、特別な感慨も記憶に残ることもなかった。
昨年長女が成人式で、横浜アリーナの成人式に行ったけど、朝早くから着付けやら写真撮影やら大変だった。娘の成人式では、父親は刺身のツマみたいな存在だったよな(笑)、考えてみれば。
それにしても、自分が二十歳の時、特別な記憶に残るようなことがない、ってのはイイことなのかワルイことなのか・・・。あの時はそれなりにいろんなことがあったんだろうけどね。僕としては高校生時代のほうが鮮明な記憶がある。つまり、二十歳の僕は、とくに自分を意識することなく、親の庇護のもので勝手気ままに生きていたんだろうな。
ちょっとだけ、鳩尾の辺りで軋んだような音を聞いた気がした。