なぜが個人的に「名古屋といえば地下街」というイメージが強い。今時の奇麗で洗練された地下街ではなく、昔ながらのごちゃごちゃした地下街のケイオスの喧噪にシンパシーを感じる。台北とかソウルのごちゃごちゃした地下街の雰囲気とすごく似ていると、以前から思っていた。アジア特有の「濃さ」というか。その意味では名古屋ってアジア的な匂いのする街だと思う。歩いている女の子(かわいらしい子が多い)のセンスとかブランドショップが軒を連ねる繁華街も「現代風のアジア的」な印象で一括りに出来る感じ。あ、これ決して「イナカくさい」という文脈ではなく(追補:かわいらしい女の子というのはかわいい女の子とは微妙に違う)。
夜は姪っ子のまゆちゃんのリクエストで、みそかつ・矢場とん。これもコテコテの味噌味なんだけれど、僕はもともと赤味噌文化で育っているので、この濃さは好き。ロースかつと海老フリャーのセットをいただく。
ホテルの帰る道すがら、ちょっと気になったスペイン料理のバールがあったので、一人で立ち寄った。en plancha! 実にカジュアルな店なんだけれど気持ちよくスパークリンフワインとタパスなど。ムール貝とアサリのワイン蒸しはスープが美味しく〆にはぴったり。千鳥足でホテルに戻り、夜は公開時に見損なった映画「バーレスク」をオンデマンドで。クリスティーナ・アギレラの圧倒的な歌唱力の魅力。好きだなこういう映画は。アメリカ的な成り上がり的サクセスストーリーもいいし、ハッピーエンディングにも好感。ムービーミュージカルの質はさすがで、実際にバーレスクの舞台を観に来ている観客の気持ちと同化する感覚。エンターテインメントとしてCP値の高い映画だ。満足!☆☆☆☆
画像はひさしぶりに会って盛り上がる孫娘と婆様の図
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