助けあいジャパン

November 20, 2013

ad hoc な情報

大切な患者さんの情報をいかに
スムーズにシェアできるかどうか

紹介する側の情報
患者の属性
名前、性、生年月日、住所、その他の属性(紹介側の診察番号など)
主訴
既往歴
臨床経過
(箇条書きで時系列の問題リストが望ましい)
その他の情報(リファレンス、参照先)
各種の画像
各種検査のデータのサマリー

せいぜい30秒でプレゼンできる内容が望ましい。
それで大体その患者のことは把握できる。

臨床の経験値の高い人(同士)のものは簡潔で無駄がない。
未熟なものほど冗長でポイントが曖昧な事が多い。
プレゼンを見れば実力がわかる。

医療のプロとしての
的確な情報のやりとりはもちろん必須なのだが、
誰から紹介されたか?(紹介するのか?)
どんな状況で紹介されたか?
前もって伝えるべき特殊な問題はなかったのか?などの
(行間の)ad hocな情報が大切だったりする。

お互いの信頼感ある連携関係にある
医師同士は、電話一本だけで十分に
コミュニケーションがとれるはずなのだ。

あとは双方の優秀な事務方に任せればいい。
それが医療連携の理想形だと思う。
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