March 25, 2012
あの場所には何かがある
お彼岸の墓参りで名古屋へ。諸雑事に一区切りがつき、その報告も兼ねて行く事にした。お墓を掃除して般若心経を唱えたら、すっきりとした。墓参りというのは故人のためというより、自分の為なのだなあと、しみじみ思った。
名古屋から伊勢へ。近鉄特急って昔から大好きだ。英虞湾が母方のルーツで中学生くらいまで毎夏を伊勢志摩で過ごしたので、今でもこの路線には親密感と懐かしさがある。伊勢の駅近くのビジネスホテルに荷物を置いてから、吹上の「むら田」へ。街場のふつうの鰻屋さん。カウンターで板さんと話し込む。やはりここでも昨今の鰻騒動は大変らしい。値上げをしたとはいえ東京よりは全然安い上に美味しかった。街全体が照度が低くて暗い。いわゆる繁華街ってなく、夜は早く寝なさいって感じ(笑)。さとなお君の本で推奨の虎丸へちょっとだけ立ち寄ってからホテルに帰る事にした。早寝爆睡。
朝ご飯を食べてから外宮(豊受大神宮)へ歩く。今回はゆっくりと外宮から別宮をまわり内宮へ向かうコースとした。ここでタクシーをお願いして、別宮を案内してもらうことにした。倭姫宮、月夜見宮、月讀宮、猿田彦神社と回る。丁寧で親切な説明だった。伊勢のタクシーってみんな例外なく親切。人が少なく静かで静謐な杜をゆっくり歩いてエネルギーをもらった感じ。最後に内宮(皇大神宮)へ。元祖パワースポット。あの空間には絶対に「何か」がある。おかげ横丁の屋台で焼き牡蠣を食べたあと、「奥野家」で松坂牛のステーキ膳。その後も周辺をぶらりと散策してから帰路についた。いい週末。