助けあいジャパン

December 29, 2011

年の暮れに託す思い

世の中の多くの企業は昨日が仕事納めなんだろう、朝の通勤の電車はがらがら。だいたい通常の60%くらいだろうか。午後からは研究日。施設在宅はお休みなので有楽町で所用を済ます。正月を前にして何となく街が華やいでいる感じ。クリスチャンの宗教的な基盤がない日本人にとって、クリスマスは作られた商業的イベントではあるけれど、お正月は違う。年の暮れの正月を迎えるワクワク感はいくつになっても特別だ。2011年という年は僕にとって非常に大きな年だった。震災の体験は日本人としてのアイデンティティを見つめるきっかけになったし、未曾有の出来事に際して人生の儚さや自分の生きる意味みたいなもの、天命、運命を考えた。死ぬまでの限られた時間を意識したのも今年だ。人生はエンジョイしなくてはいけない。享楽的に生きるのではない、味わって(エンジョイ)して日々を過ごそうと思った。日本人にとって年越しは4月1日とともに「節目」であり、精神的なリセットのきっかけとなる。2012年をいかに生きるか。やるべき事、やりたい事がいっぱいある。そんなことを考えつつ、その後は板橋のオフクロのところに見舞いに顔を出した。
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