December 31, 2011
2011大晦日
今年がこんな年になるなんて、一年前の大晦日には考えもしていなかった。忘れちゃいけない1年となった。
311の衝撃。自然の脅威を前にして僕らは言葉を失い茫然自失した。その後の怒濤のような日々。54歳。人生の折り返し地点をとうに過ぎて、世の中の事を何でもわかっているようなフリをして生きていた自分。実は何にも理解していなかった。謙虚さと感謝を忘れ、ぬくぬくとした毎日を過ごしエラそうに生きていた自分の未熟さと無力さを実感した年でもあった。今までの自分の人生で積み上げてきたもの(それはとても些細なものなのだけれど)を、どうしたら未来のために役立てる事が出来るのかも考えた。個人でやれる事はささやかな事だけれど、僕らオッサン世代が今こそ率先して動かなくてはいけないと感じた。俯いてどんよりと泣いている時間はない。人生の時間は限られているのだ。
日本と日本人にとって、これからもさらに厳しい現実が待っている。でも新しい仕組みや価値観を創るには、このピンチがチャンスになるかもしれない。
日暮れて道遠し。まだまだ精進が足りないんだけれど、進むべき方向は少し判った。
人生はエンジョイしなくては(とことん味あわなければ)いけない。
今年は助けあいジャパンの活動を初めとしたソーシャルメディアを通して、今年は本当に多くの素晴らしい人たちとの出会いがあった。有り難い事だと思う。
皆様、本年はお世話になりました。ありがとうございました。
2012年もどうぞ宜しくお願いします。
Marc