助けあいジャパン

November 2, 2009

消えそうな灯火を守る人たち

今日遭遇した脱力系情報。
そりゃーないでしょって話。

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風の吹き荒れる荒野で、必死にたき火を守る人たちがいる。今にも消えそうなその灯火(ともしび)を、限られた装備と数少ない人数で、皆で寄り添いながら、一所懸命になって消さないように頑張っている。つまり、その灯火の運命は、その人たちのモティベーションとプライドにかかっている。それが「すべて」といっていいかもしれない。

でも、その脆く存在しているプライドが崩れてしまったら・・・、あっと言う間に火は消えてしまうだろうし、今までの血の滲むような苦労は徒労に終わることになる。だからこそ、その人たちがこれからもなんとか踏ん張れるだけの最大限のサポートをすること(あるいは、それを約束すること)は、組織として最低限のアタリマエのことだろう。

その荒野から遠く離れて、望遠鏡でその火勢だけを観ている人たちが、その今にも消えそうな灯火を必死に守っている人たちの苦労を理解できないとすれば、システムそのものに将来はない。人を守れない組織は大きな代償を払うことになるという事実は、日本の哀しい歴史が証明しているだろう。日露戦争の203高地の過ちやノモンハンの愚挙、そして太平洋戦争の悲劇と、全く同じ図式じゃないか。
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やれやれ。南極越冬隊の話かよ(笑)
ここまで脱力させられたのは久しぶり。
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