助けあいジャパン

May 31, 2010

誰が龍馬を殺したか

三好徹先生から先日直々に頂いた「誰が龍馬を殺したか」読了。1996年発表の作品。最近の龍馬ブームということで(ちょっと最近盛り上がりすぎているキライはあるけど)光文社が2010年、再度文庫化されたもの。さらりと読めるのかな・・・と読み始めたものの、この本は複雑なプロットが絡み合っていて、本文中の引用に旧文さらには伝聞や口述の速記の部分もあり、それを読むのにかなり時間がかかる。三好先生が膨大な史料を読み込んで分析した部分は、それ自体が緻密な歴史ミステリーなので、僕のような凡人では、じっくりと考えながら読まないと先に進まないし理解できない。結局行ったり来たりしながら1週間かかって読了したというわけだ。ふうむ、なるほど。この手の本は読めば読むほど真実が分からなくなる(笑)。ええっ、浅田次郎説の斉藤一じゃないの(笑)。

僕が初めて坂本龍馬という人のことを知ったのはたぶん小学生のころで、当時の大ベストセラー「竜馬が行く」(司馬遼太郎)をオヤジが読んでいたことがきっかけだったと思う。その後、本棚にあった本編をたぶん中学のころ読んだのだと思う。その頃(明治100年!)にも何回目かの幕末ブームがあって坂本龍馬暗殺についての謎が話題になっていたけれど、今またブーム。

龍馬暗殺という大事件の真相解明のの残っている史料が限られているのも不思議だ。意識的に隠したとしか思えない。幕末ってたった150年前のことなのにあまりにも混沌としているので、幕末オタクの血を騒がせるんだろうな。僕もその面白さが少しはわかった気がする。それにしても、混沌の時代なので登場人物のイメージというものがそれぞれ勝手にあって、その正しい人物像というものが判らないのだな。ご一新で明治の世になって、講談とか小説とか、映画、ドラマとどんどんイメージが広がってしまい、正しい歴史認識っていうものが歪んでしまった感がある。それは先日の講演の話を通じるかも。半藤一利「幕末史」を、今度読み直してみよう。

May 30, 2010

ドラキュラ・ナイト2010

阿川泰子さんプロデュース「ドラキュラ・ナイト2010」@銀座BRB. 僕らは昨年に引き続いて2回目の参加。入りが12時で出番までの待ちが長くて疲れた(待ちくたびれた>笑)けれど、それを吹き飛ばすくらい気持ちのいいステージをさせて頂いた。お客さんのノリからどんどん元気をもらったというか、お客さんがあれだけ盛り上がって踊りまくってくれたのは、今まで経験がない。20分のステージでも1時間くらい演った感覚の充実感。僕らってロックバンドだったのね(爆)

セットリスト
①雨の日とパンプス
②月光恋歌Moon
③携帯電話のなかった時代
④Downtown Down

Thank you, one & all!

May 29, 2010

バカ殿の悲劇

昨日の続き。日本の政治というものはいつからこれほど「軽く」なってしまったんだろう。首相のトンでもない行動、失政に対して「自分の言葉を守れなかった。ごめんなさい」と言って許されてしまう世の中だとすれば、これはかなりヤバいぞ。世が世なら切腹ものなのに。

今までにも日本にはいろんな首相がいたけど、これほど嘘つきで無責任な人はいなかったんじゃないか?一番の問題は、ご本人が「病識がない」ということなんだろう。戦略も戦術もなく、ご本人の夢だけで動いてしまったという喜劇。まずくないか?これ。
でも、一番問題なのは彼の周りの人たちだと思う。「首相、そりゃ違うんじゃないですか?」とか「この方法の方かいいんじゃないですか?」とか意見を言えなかったのか?彼ほどの大金持ちのバカ殿なら、しっかりしたチームを作ることだって出来ただろうに。それが不可思議でもある。次は誰だろう。もういい加減、ちゃんとした人が出てきていいんじゃないか?細川さんみたいな仙人が政界に復帰すればどう変わるんだろう・・・?って、夢をみたりして。

明日のライブに向けての久しぶりのスタジオ練習。車移動で渋滞にハマってしまい疲れたけれど、現ハリアーとのお別れドライブを楽しむ。いい車だわ。夜はかみさん&ゆっつんと最近マスコミとネットで話題の「洛中うどん:げた屋」へ。ここんちの期間限定「特製しじみうどん」は素晴らしい!蛤みたいなサイズの蜆って初めて見たぞ(笑)。

May 28, 2010

ナルシスト政権と社☆党

「偶然の成り行き」にしても「必然の結末」にしても、「予期しない結果」,それもほとんどが無意識的ではあるけれど「常に悪い方を選択」してしまう人がいる。不思議な力で微妙なズレとかブレがあって「的を外して」しまうのだ。逆に意識してタイミングを図ったとしても、うまくいかない。社☆党の福島さんって自分に酔ってるのがミエミエ。きゃんきゃん吠えるマルチーズみたいな人は、生理的に好きじゃない。そんな連中と連立を組まざる得なかった民主鳩山さんも気の毒ともいえるけど、これで少しはすっきりする。大多数の日本国民は、やっと今になって鳩山政権が「勘違い左翼」政権だということが判った感じ。ほんとイマサラなんだけど。

TVで観た女子卓球世界選手権(モスコー)は、韓国撃破で3位以上確定。よしよし。初めて見たけど、石川佳純って子は素晴らしい。技術だけでなく、精神力の強さ&勝負強さは天性のものなんだろう。ふつうの女の子に見えるんだけれど目力が鋭い。0−2からひっくり返して勝ってしまうのが素晴らしい。17歳という年齢を考えれば将来スゴい選手になる気がする。周囲のへんな大人に毒されずに、素直に成長すればいいな。

May 27, 2010

ヒラリー・クリントンの苦悩



ヒラリー・クリントン国務長官が先日来日して、今はもう瀕死状態の鳩山首相と、形式的&儀礼的な会談をしたというニュースが先週あった。夫のビル・クリントン大統領時代のファーストレディ時代>上院議員時代>大統領選の候補としての時期>現オバマ政権の国務長官・・・と進んできた彼女って、世界一有能でデキル女性っていつも思っていた。子供の頃からもの凄く努力をして勉強して、自分を高めて一瞬たりとも緩む事も弛む事もせずベストを尽くしてきた人なんだろう。今回の彼女のスピーチを聴いても、すごく判りやすいし威厳もあって素晴らしい。僕は政治家の鑑みたいな人だと思うのだ。

でも彼女を観ていていつも思い出してしまうのが、ビル・クリントンの不倫事件。確か1998年頃発覚したのスキャンダル「モニカ・ルインスキー事件」で、その頃から急速に世界中に広まったインターネットを通じて流される現職アメリカ大統領の下ネタは、まあはっきり言って超低俗で、ポルノ小説的な描写で微に入り細にわたり公表される証言は「そこまで調べて世界中に公表してもらってもなー(笑)」というほどのものだった。しっかり読んだけれど(爆)。だって、ホワイトハウスで、研修に来ていた学生に手を出して執務室でヤッちゃうなんて、男の僕の感覚からみても「サイテー」だと思うもの(笑)。世の中の半数が女性であることを加味すれば、まあ彼の政治生命は絶体絶命。夫婦としての運命も「風前の灯火」状態でしょう、普通は。

当時流行った言葉
a relationship that was not appropriate. (不適切な関係)

で、1998年当時の彼女(ファーストレディ)の心労というか苦悩というか、日本的に云えば「恥」の極致の状態って辛かっただろうなって思う訳だ。日本人の感覚から云えば、有能な弁護士である彼女はたぶん巨額な慰謝料を要求して、ビルに三行半を突きつけて離婚するだろう、と思ったわけだ。ビルにしても、当然大統領職を辞する(恥ずかしくてやってられない)だろうし、あれだけのことが発覚したら、日本だったら社会的に葬られるくらいの事態になってしまっただろう。いくらなんでも開き直ることはあるまいと思ったのだけれど、結局はまったく予想外の展開になり、二人とも全くアッパレという感じで今に至っている(実態はもちろん当事者しか判らないけれど、少なくとも表向きは)。さらに意外なのは、ビル・クリントンって今でもアメリカ人の間では結構人気があるらしい。日本ではその昔、囲っていた芸者に関係を暴露されただけで、就任直後に失脚した「桃色宰相」もいたのに(笑)。

ヒラリークリントンは、有能で希有な才能を持ち、もの凄い努力をして今の地位まで登り詰めた政治家だ。彼女をみていると「天命」をもって生まれた人という気がする。でも、はっきり言って「幸せそうじゃない」って思ってしまうのは僕だけじゃないだろう。あ、でも、幸せそうに見える有能な政治家って、古今東西存在しないのかもしれない。

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蛇足だけれど、沖縄サミットでのビル・クリントンと森元首相の爆笑会話。

森元首相 WHo are you?  (How are you?のつもり>爆)

ビル I'm Hillary's husband. (素晴らしい切り返し!)

森元首相 Me, too.* (サイテー!>爆・爆)

日本の首相ってこの程度なんだわ

May 26, 2010

がんばれ!「あかつき」

JAXAの金星探索プロジェクト。
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「あかつき」「IKAROS」順調に飛行中! (JAXA News:2010年5月23日 更新)

5月21日、H-IIAロケット17号機によって打ち上げられた金星探査機「あかつき」は、太陽電池パネルの展開、太陽捕捉制御など一連のシーケンスが正常に行われていることを確認しました。また「あかつき」が5月21日20:50頃、地球との距離が約25万kmの地点で、機器の状態を確認するために撮影した地球の画像が届きました。同時に打ち上げられた小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」も、太陽電池の発電と実証機の姿勢が正常である事を確認して、通信を確立しました
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このプロジェクトって日本オリジナルなものだし、もっと世界中に誇っていいと思う。金星に行くなんて本当に夢のような話。これを実現させようとする日本の科学者達。国内でも興味をもっている人が少ないのが残念。飛ばした人たちだけでなく、これから長い間地球上でサポートしてゆく多くの科学者達のことも誇らしく思う。

ちょっと前の月探索衛星「かぐや」のプロジェクトにしても、世界的に観て素晴らしい仕事をたくさんしているのに、扱いが地味すぎると思う。そうそう、5ヶ月間ISSで頑張っている野口さんだって、もうすぐ(6月2日)に帰還予定。本当にご苦労様だと思う。軍事的な意味合いのある偵察衛星も過去に打ち上げているものの、日本の宇宙開発って、他の国と比べて基本的にとてもピュアで「無私」な感じがする。行政はもっと世の中を明るくするこんな情報をうまく使えばいいのに。でも、一般的には興味を持つ以前の問題なんだろうか・・・・?日本の多くの子供達が、宇宙に夢を持って勉強するようになれば素晴らしいと思う。

May 25, 2010

サッカー日本代表/Wカップ葬行試合

韓国にボロ負けをしたサッカー日本代表。BRに録画していた試合を観てがっくり。パクチソンが言うように、たしかに過去10年で一番弱いかもしれない。「壮行試合」が「葬行試合」になってしまったみたいだ。あと本番20日を切っている今の時期に、こんな試合をしていたらマズいと、誰もが思ったはず。観ていて辛くなって途中は早送りした。

チームの勢いというものは、プレーヤーの「気のベクトル」が同じ方向に向いた時に最大限となる。逆に些細な事でばらばらになってしまうと、持っている能力を全然発揮できなくなってしまう。まさに今の日本代表がそんな感じ。岡田監督自身の進退伺いが問題になっているけど、それは彼が敵前逃亡したというより、今の彼の置かれた立場が厳しすぎるということなんだろう。彼は能力もあるしリーダーシップも人一倍持っているのに、今の「気」がネガティブな方向に向かっているようだ。そして日本のプレーヤー達。ガッツが空回りしている。最後の一歩の自信なさげな部分っていうのが、何なんだろう?僕は最後まで見捨てないけれど、不完全燃焼するような不甲斐ない試合だけはしないで欲しい。負けてもいいから今ある力を最大限みせてくれ。プロは何があっても、試合後にうだうだと言い訳をしてはいけない。

May 24, 2010

不毛一歩手前・・・の会議

今日は先日来やっている救急行政がらみの会議。2時間かけて決まった事は2行で書ける結論(苦笑)。仕切り役は一所懸命やっているんだけれど、準備不足と段取りの悪さというか、出席者のイライラばかりが募る。各論&総論を一緒に議論してどーうするのよ。2時間経過してさすがにしびれを切らして僕が最後に一言発言して、少なくとも上の「2行の結論」がまとまった感じか。

そんなこんなで、今日のサッカー代表の日韓戦は観られず。ま、試合はイマイチの内容だったみたいだし、このイライラ気分を引きずって観なくて良かったかも(笑)。今週もそんなこんなで、今週は連日外部の夜の会議が続く。次の週末を楽しみにがんばるしかないわな。なはは・・・と脱力。

左脳優位か右脳優位か?という、ちょっと懐かしい質問。時計回りなら右脳優位、反時計周りなら左脳優位。かぜさんのサイトで阿鬼羅さんが紹介していた。僕は完璧に左脳派だった。こんなのもある(古典的だけど>笑)。

May 23, 2010

やっぱり元に戻しますごめんなさい・・・ってないでしょ

昨日早く寝たのに、朝から眠くてしょうがない。なんだか空気の抜けた風船のようにへたってしまい、一日中うだうだしていた雨の日曜日。とくに体調が悪いという訳ではないのだけれど、どうも集中力がなくてネガティヴな考えに向いてしまう。現実逃避(笑)。午前中に今年のじょうじ君から送って貰った音源で歌詞を完成させようとするも、気持ちが全然盛り上がらず中止。昼過ぎに外出してジムで無心に泳ぎつつ2010年の後半のスケジュールを考えているうちに、少し力が湧いて来た。夏休みの漠然としたイメージを作りつつ20本1000M。久しぶりで結構へろへろになったけど、ちょっとリセットできた。

午後は原稿書きをしてから、野菜(大蒜、玉葱、長葱、黄韮、エリンギ)たっぷりの上海塩炒麵と海老ワンタンスープ。蒸篭蒸し麵@中華街「永楽製麺」は◎。

鳩山さんの「やっぱり辺野古にします。ごめんなさい」発言。なんなんだろう、この軸のぶれ方は。ある意味では正直すぎる。やっぱりこの人は日本のリーダーとしての資質はない、と云わざるを得ないだろう。あれだけ期待を煽っておいて「勉強したら間違ってました」って、そりゃないでしょ。橋本さん以来の自民党政権の変遷を勉強していない人が首相になってしまった喜悲劇。

May 22, 2010

松田優作 最後のトーク番組 2



来週の日曜日は、阿川さんプロデュース「ドラキュラナイト」。

後半戦に向けて

土曜午後の恒例打ち合わせ会@神保町。今日の昼ご飯は「神田磯野」のラーメン。若いひとり店主の切り盛りしているこじんまりしたお店。これまで何回か来たけれど臨時休業だったり混んでいたりとフラレていて、今日は初。じょうじ君は醤油チャーシュー、僕は塩チャーシューをいただくことに。スープのダシは鴨を使っているとのことで、初めはあっさりした印象だったけれど、食べていくうちにだんだんコクが出てきて、これはこれでユニーク。塩ラーメンのトッピングは3種盛りネギと細三ッ葉、太め硬めのメンマ、海藻、柔らかいとろとろバラ・チャーシュー。麵は細めでよく絡む。うむ、丁寧な仕事で好感が持てるいい味。僕は☆3つ半あげてもいいかな。通いつめる感じではないけれど、たまに食べに行きたくなる感じのお店。その後はいつものようにギター屋さんを2軒冷やかしてから(笑)、最近よく行っているランチョンへ。同窓会風の会合が多くてめちゃくちゃ混んでいたな。絶品「自慢メンチカツ」をおつまみに、ビールを飲みながら来週のライブ打ち合わせ&今後のレコーディングの予定など。僕らの活動は毎年の事だけれど、年の後半にウェイトがあるな。

May 21, 2010

ありゃりゃ、あれは本物だわ(爆)


今日は僕が会長&世話人をしている会の定例会。講演会と全体会、懇親会の仕切りをした。

先日、頭のいいおバカの事を書いたけれど、今日も唖然とするようなことをやってくれた人がいた。空気が読めないというか、常識がないというか。会食の会場で周囲から引き蘢って、携帯メールを独りでピコピコしている(爆)。たぶん自分では何が問題なのか?は判っていない。ふつう初めて参加した場所では、出会った人に「はじめまして」の挨拶くらいするだろう、大人なら。

たぶんコレまで「お前はココんとこがダメで、こうしたほうがいいよ」とか、「お前は勉強ができるけど、周りの空気が読めてない」とか、まともに叱られたり注意されたりしたことがないんだろうな。なぜならば「学校の勉強ができて偏差値の高いことがもっとも大切だ」と云う偏った値観の中だけで生きてきたから。自分から頭を下げるとか、泥を自ら被る、とかは頭の中にはないのだろう。組織のリーダーの仕事というのは、それが一番大切だと思うけど、結局は器量の問題なのかもしれない。たぶん彼ご本人は全然望んでいなかった今のポジションに据えられて、戸惑っているのか拗ねているのか(笑)。ある意味では可哀想でもある。人の悪口を云うのは本意ではないけれど、今回に関しては自分の印象を記しておこう。あれは、「本物」だわ。ちょっと心配だ。

May 20, 2010

デブハゲなんだけどカッコいい


「パリより愛をこめて(From Paris With Love)」 なんだかダサダサのタイトル(笑)なんだけれど、B級アクション映画としては定石をしっかり抑えていて、それなりに満足できる映画だった。もうちょっと色気というかエッチ系のストーリーが絡めば完璧なんだけどな(爆)。とはいえ、この手の映画にありがちな過剰な「男臭さ」とか「汗臭さ」は抑えてあって、その辺りは新しいかも。

パリで起こる暗殺テロ事件に立ち向かうヒーロー達のストーリー。かなりデブってスキンヘッドのジョン・トラボルタが、クレージーでアドレナリン出まくりのCIAエージェント:チャーリー・ワックス役。どうしてもこの人は「サタデーナイトフィーバー」のイメージは払拭できなくて、シリアスな役とかコメディーとか犯罪者役とか、今までさんざんトライしてた印象なんだけれど、やっと立派なオッサンになっていい味が出てきた気がする。「狂気」をよく出していてこの映画の中心の魅力的なキャラ。主役のジョナサン・リース・マイヤースは線細のアメリカ大使館員&見習いCIAエージェントのリース役。この神経質そうでいてなかなかタフな男の設定で、上手く演じている。今後続編ができるとすれば、どんな風に変わっていくのか楽しみ。ストーリーとしては単純明快。なんといってもリュック・ベンソン脚本だもん。予想通りのカーアクション&車壊し&ピストル撃ちまくりの残酷場面満載。ちょっと肩が凝る感じ。監督は、去年の台湾旅行の機内で観た「96時間」のピエール・モレノ監督。ほほう、って感じだった。帰路10本500mで〆。

James Blunt - 1973 [OFFICIAL VIDEO]



最近耳から離れない音源: 1973 by James Blunt


Simona
You're getting older
Your journey's been
Etched on your skin

Simona
Wish I had known that
What seemed so strong
Has been and gone

I would call you up
Every Sunday night
And we both stayed out
until the morning light
And we sang, "Here we go again"
And though time goes by
I will always be
In a club with you
In 1973
Singing "Here we go again"

Simona
Wish I was sober
So I could see clearly now
The rain has gone

Simona
I guess it's over
My memory plays our tune
The same old song

I would call you up
every Sunday night
And we both stayed out
'til the morning light
And we sang "Here we go again"
And though time goes by
I will always be
In a club with you
In 1973
Singing "Here we go again"

Kenny Garrett Quartet - Inner City Blues



おお、こういうのが本物のグルーヴなんだ。すげー。

May 19, 2010

nの魔力:Mr. Bellpepper プロット

3億円があたるゲームがあったとする。30歳で当たるのと、50歳で当たるのと、70歳で当たるのとで、全然違ったストーリーのイメージが浮かんでくる。宝くじ的な「一攫千金」的な「あぶく銭」ではなくて、こんな設定だとするとどうだろう?

①当選するとまず1万円 これをDay 1とする
②その1週間後に2万円。これをDay 2とし、
③その2週間後に4万円、Day 3
④その4週間後、Day 4には8万円
⑤その8週間後、Day 5には16万円・・・

自分に対する利子はありえないので、利息分はゼロと計算する。
「等比級数的払い」っていうか。

ざっと計算すると、最終支払いとその前の間は10年近くある。支払いの後半になればなるほど時間がかかるけど、リターンは倍々に大きくなるので、この設定だといろんだドラマがありそうだ(笑)。(追補、前掲載のログの計算は酔っぱらっていて間違いだらけなので、削除しました>爆)

さらにこのストーリーを膨らませていき、いろんな小説的な条件とルールを付けてみる。

①当選者が支払いの時点で「幸せなこと」とか「笑っていられる事」
②当選者が「報酬を得るような職業に就かない事」
③当選金は譲渡する事が出来ない事
⑤当選者以外のために使ってはいけない事
⑥当選したお金は死ぬまでに使い切ること。投資や貯蓄はできないこと。

などなど。

Mr. Bellpepperの続きプロット。
現代の「杜子春」の話
なかなか書く時間がない。

May 18, 2010

頭のいいおバカさん達の憂鬱

新しいシステムを組み上げていくプロセスの中で「出来ない理由」を挙げることは容易だ。どうしたら実現出来るか?をディスカッションしているフリをしながら、このぐらい困難であるとか そこまでリスクを取る理由がないとか、そもそもベネフィットがリスクを上回るだけの理論的な裏付けとかエヴィデンスがない、とか云う。これはほとんどの場合、「頭のいい」おバカさん達だ。本当のおバカさんたちは、ハナからそのディスカッションの場には参加しない(できない)。協力するフリをしながらイイとこ取りをしたい(今までの人生の中でさんざしてきた>笑)「頭のいい」おバカな奴らは、自覚症状がないだけにちょっと哀れでもある。世の中でゴマンとある事例。一般的な例として「民主党政権」。卑近な例では・・・の会議って、書かないでおこう(爆)。本当に「高みの見物」を(できれば)したいって思っている「当事者達」って多いよなあ。頭のいいおばかさん達の憂鬱。しばしば医者の世界にある話。人のフリ見て我がフリ治さねば。

午後は手術室にてK先生から、ある「困った人」の話を聞いて、その場にいたスタッフ一同のけぞる(笑)。(僕らも知っている)彼女は、振り回し症候群の典型でボーダーラインのパーソナリティ障害(BPD)であることは間違いない。BPDの場合も、一番問題になるのは自覚症状がない事。僕も3年前に半年くらい、同じタイプの二人に同時に振り回されたことを思い出して、ひとり苦笑した。あの時は振り回されたなあ。イヤな事思い出してしまった。

May 17, 2010

早朝覚醒した朝

4時すぎに早朝覚醒。夢見の悪い感じで目覚めてしまった。ところが、その後全然眠れない。眠ろうとすればするほど眠くならないので、諦めて起床する事にした。いつでもどこでも眠れる僕としてはこのところ過緊張気味なのかも。オフで緩めきれていないのだろう。「何がどう問題なのかが判っていないという問題」の解を捜してるのだ。もう少し時間が必要だ。煮詰まったら先送りする事。

そう気がついたら急に楽になった。たぶん、昨夜の尖った月と金星は、何かのメタファーなのだろう。東の空から徐々に力を増してくるグラデーションがきれいだった。

May 16, 2010

タイムスリップ散歩・月と金星

毎年恒例の学会。2年前にこの学会長をやったのが、ついこの前みたいな感覚なんだけれどなあ(笑)。今日の井沢元彦さんの講演はとても興味深く面白かった。「学問としての歴史」に、何となく噓くさい部分(例えば「どうしてそんな事わかるの?」的な事)や胡散臭い部分(例えば、捏造されたり政治的に利用されたりされやすい事)などについて、以前から僕も多少の疑問を感じていたので。今日の話は解りやすく、納得できる内容だった。ふむふむ、「史料による実証主義」の陥りやすい誤謬、常識との乖離ってことなんだな。彼の著書の「常識の日本史」を帰り道に読み始めたけど、なかなか面白い本だ。

帰路あまりにも素晴らしい天気だったので、寄り道をすることにした。ふと思い立ち、池袋から丸ノ内線で茗荷谷へ。茗荷谷から拓大脇を通り過ぎて、小日向を通って水道町、石切橋へ。小学校のころたぶん30分近くかかって歩いていたので随分長い距離を歩いていたと思い込んでいたけれど、実はゆっくり歩いても15分くらいだったのには驚いた。でも、小日向の住宅街って文京区の昔の雰囲気がまだ残っていて、懐かしい「壁」や、切り通しの「石垣」とか、古い坂道や階段があって、しばしタイムスリップ感覚。昔住んでいた社宅はすっかり壊されていて工事中。結構広い敷地だったんだ。それから、以前のここのログでも書いた雪遊びをした坂道も通った。記憶では一年中薄暗い細い坂道だったけれど、わりと普通の坂(笑)。じょうじ君の実家を通り過ぎで石切橋の袂近くの「はし本」へ。昼食はすでに食べていたけれど、微かに漂う鰻の匂いを嗅いだら堪らず扉を開けてた(笑)。昔とほとんど変わっていない店内で鰻重をいただく。タレは甘さを抑えてあって濃口で香ばしい。鰻はフワフワ&表面は香ばしい。ふむ、この味だ。ああ、美味しい。味覚というのは原体験として憶えているものだな。このまま歩いて、矢来町から神楽坂経由で九段下まで歩いちゃおうかとも思ったけれど、後日時間をかけて歩いてみたいので、次回のお楽しみとして今日は帰ることとした。

帰路ジムに寄り6本300m。帰り道ふと西の空を見上げると細三日月の上に金星。ウソみたいにバランスがとれていて美しかった。僕が気付いたのが19時半ころ。Twitterを見てみると案の定、盛り上がってた。なんと、月+金星+ISS+シャトルが見られたらしい。この、同じ月を見た感激を共有できる人が何万人も「繋がっている」感覚って、すごいな。「1983」の情景みたいだ。

May 15, 2010

緩める週末

今日は朝っぱらから、僕らのCDに関してプロのプロデューサーの方から嬉しいメールを頂いた。すごく嬉しくて早速じょうじ君に転送メール。もろん社交辞令はあるとは思うけど、ここまではっきりと感想をただくと励みになる。おっさんバンドとして歌いたい歌を作り、歌っていくことができる幸せ。有り難い事だと思う。今週はルーティンだけじゃなくサブルーティンも含めてハードだったので、今日の浅草三社祭はパスしてのんびりすることにした。午後ジムに寄り10本500m。空いていてレーンを独占して30分間気持ちよく伸びた。晩ご飯はドライチキンカレー&なめこ汁の赤出し。ドライカレーと赤出しって不思議に合うのだ。今日のレシピは先日有燐堂で立ち読みした料理本から、新玉葱&にんにくを1時間かけてしっかり炒め、隠し味は醤油と味醂と蜂蜜。料理ってインスピレーションだと思う。仮説を立てて段取りを考えて、それをいかにそれをうまく証明し表現するか?

夜は皆で何回目かの「華麗なる遺産」のレヴュー。いいなあ、コ・ウンソン。韓国の町並みが恋しくなった(笑)。また週末にちょろっと行きたい感じ。僕の勝手な思い込みだろうけど、人間関係は1970年代の日本の社会とどこか似ている。

May 13, 2010

プレゼン能力養成ギプス

今夜は、来月の医療フォーラムのリハーサル&打ち合わせ。テーマ毎に4人のパネリストが話すことになっており、僕もその一人。19:30開始だったんだけど、スライドを準備する時間がなかったので1時間前に到着してパワポの作成。こういう作業はわりと慣れているので、むしろ切羽詰まった方が集中できて上手く行く。今回はトリだったので、リハーサルが始まってからも自分のパートが始まる直前までサクサクと作業して間に合わせた。

一般的に日本人って今も昔も、プレゼンは上手くない。海外の学校や職場で「大人しい日本人」は随分と損をしている部分がある。この口八丁の僕だって「まーく、君は自分をもっと主張するべきだ!」と何回かボスに言われたし。日本の初等教育のなかで、もっと「場慣れ」とか「プレゼンの段取りの練習」とか「臨機応変な質問への対応」とかの経験値をあげていけば、全体のレベルアップは出来ると思う。これを「プレゼン基礎力」だとすれば、AO受験をしたさーちゃんや現在就職活動をしているゆっつんをみるにつけて、「大人のプレゼン能力」をもっと高める訓練というか努力も必要だと思うし。

このところ連日、ハリアーで移動している。静かで、目線も高いので運転しやすいし、広くて快適だ。いい車だなあ・・・ハリアー。まだ30000kmちょっとしか乗ってないし、きれいだし、フル装備。本当に買い替えをして新車にしちゃっていいのかなあ?なんて。別れることになってから、さらに惚れ直した感じ。あ、この感覚「未練」っていうんだろうか・・・・たらたら(笑)。

May 12, 2010

ロックンロールな1973の日々

今日は(も>笑)、ルーティン&サブルーティン入り乱れて「濃ーい」一日。
Things to do のリストはこなしつつ、Things to have とか things to getは二の次でロックンロールしてたな(笑)。帰路、ジムで10本500m流して、少しは生き返った感じがした。フィジカルな疲れ1に対してメンタルな疲れが5くらいの感じ。帰宅してから、James Blunt 1973の世界に浸る。あれっ、やっぱりLow moodなのか?>オレ(笑)。それから久しぶりに聴いた「プラネタリウム」(by スガシカオ) など。やっぱりこの人は天才だわ。
追補:オリジナルのログにJames Brownと書いていた(笑)ので訂正。1973年当時のブラウンさんの方だったらかなりヤバい感じだわな(爆)。

May 11, 2010

レッドスパイシー・ドックの正しい食べ方


院外の会議3件でバタバタと忙しい一日だった。18時過ぎ、夜の会議に出席するべく東横線の渋谷駅に着いたらちょっと小腹が減ってる。会議の終了予定は20時半なので、構内のドトールにてアイスコーヒーと「レッドスパイシードック」を食べる事にした。おやつを食べる習慣はほとんどないけど、たまにこういう事もある。このホットドック、美味しいんだけどスゴく食べ難い。どうしても最後まで食べるまでにぐちゃぐちゃになってしまう。女性はちょっと困るだろうな。


そんなこんなでアメリカ時代のPasadenaの仕事場の近くにあったWolfe Burgerという有名なバーガーショップのことを思い出した(いまだに健在でLake Ave.で頑張っているみたいだ)。僕は1985年ー1988年当時、週のうち半分はここで、残りの半分はYOSHINOYAのBeef Bowl(牛丼)を食べていた(ここんちも今でもやっているみたいで感激!)。

そのWolfe Burgerはバーガー専門店として客の様々なオーダーに応えてくれて、かつ巨大なサイズが有名。当然ながらバンズには一発で挟みきれないので、お皿にてんこ盛り。マックとかバーガーキングなどのファストフードを食べ慣れた僕にとっては、初めのうちは一体どーやって食べるんだ、これ?って感じだった。当然ぐちゃぐちゃになってしまう。少し慣れてきてからは、楊枝を4ー5本突き刺して外側から少しずつ食べる方法。さらには、スプリットして別のお皿にトッピングを乗せてもらい、自分で調節しながらかぶりつく・・・なんてことをしていた訳ですね。とにかく最高に美味しいバーガーなので、なんとか上手く食べられる方法を試行錯誤していた。

そんなある日、職場の同僚の女の子と一緒に食べる事になった。小柄で華奢なんだけど彼女達って日本人の男以上に食べる。その彼女達の食べ方が、目からウロコだった。まずレタスとかアヴォカドとかのサラダ系をナイフとフォークできれいに食べちゃう。それからおもむろにトッピングのピクルスとかチリソースとかサルサソースとかをバーガーに乗っけて・・・ぎゅうーーーーっと上から押えつける。このぎゅーーがミソだったのだ。ふわふわバンズをそのまんま食べることを至上としていた僕は随分衝撃を受けた。でもやってみるとそれがいかに「正しい食べ方」というのがよくわかった。やっぱり郷に入れば郷に従えってことなのだな。それ以来、バーガー専門店での僕の食べ方決まった訳だけれど(笑)。

で、本題。このホットドックは「ぎゅー」ができない(笑)。ホットドッグの場合、どうやって食べればいいんでしょう??
誰かおせーて。

May 10, 2010

眼鏡をかけた美しい女性の話

昨日のFMサルース収録。毎回の収録の合間に雑談しつつ、次に話す内容の打ち合わせをするスタイル。昨日も硬軟織り交ぜて楽しかった。盛り上がった部分はほとんど放送できないのが残念(笑)ていう話を昨日書いた。

昨日はなぜか、僕は眼鏡をかけた女性がわりと好きなんだよねという話題に。でも誰でもいいって訳じゃなくて・・・結構いろんな条件がある(笑)と盛り上がる・・・それじゃ例えばどんな感じなの?女優さんで云えば・・・?という話題になり、僕がその時イメージしたのが何故か篠原涼子。彼女がカタめの眼鏡をかけてバリバリ仕事をしている姿っていいなあって思ったわけ。でもこの女優さんに特別に思い入れがあるわけじゃないけど、あくまでもシチュエーションとしてはアリだと思った。女性陣はふーーん、へーーと苦笑してたけど、わっかんねーだろうな(爆)。これを説明したらここでログ5回分くらい書けるかも。

さてそんな話を昨日していて、今日から始まったCXの月9ドラマ「月の恋人」をさっき何気なく観ていたら、その篠原涼子が出ていて・・・びっくりした。彼女はアイドル時代より最近の方がずっと魅力がアップしたと思う。共演の台湾の女優さんリン・チーリンは若い頃の黒木瞳みたいな雰囲気で美しい。レッドクリフ以上にこのドラマでさらにブレークするかも。キムタクほど男に無視される(笑)俳優はいないと思うけど、僕は役者としては嫌いじゃない。俳優としてわりと一所懸命に役作りに取り組んでいるのがわかるから。ただどの役も結局は同じパターンなのだけどね。歳とって僕らぐらいになるとどんなオッサンになるんだろう?なんて思いつつドラマを眺めてた。

May 9, 2010

勢いで決まる車選び

今日はFMサルース「サルース・ファミリーテーブル」の「教えてまーく先生」コーナーの収録。今日も収録してない部分(つまり放送されない部分>笑)の打ち合わせトークが面白かったかも。深夜番組だったらよかったのにね(笑)

5月16日: 救急医療の話:その1 119番のかけ方
5月23日: 救急医療の話:その2 トリアージ
5月30日: 世界禁煙デー:禁煙の話
6月 6日: おへその話
6月13日: ネットの医療情報について

収録終了後は自由が丘に向かい、かみさんとVWの試乗へ。ほぼ決まっちゃったな、ははは。

May 8, 2010

営業の力量

6月に車検が切れるので、先週くらいまでは基本方針としてこの車検を通してハリアーに乗るつもりではあった。いい車だし全然不満もないし、5年間で3万キロしか乗っていない(とほほ)。でも今回の車検にかかる費用、現在の下取り価格、もう大きい車を必要としない我が家の事情、などなどを勘案してこの機会に新しい車にするのも選択肢の一つかな?と思い始めた。日本車の場合には7年で減価償却してしまうので今回の車検を済ませて2年過ぎると、リセールの価値は急激に下がってしまうらしいし。今までBMWもメルセデスも乗ったし、アメリカ車にも乗ったし十分車にお金を遣ってきた。でも、もうこの歳になったら車に見栄を張る必要もないし、小さくても堅牢、足回りのしっかりした「道具」として使える車が欲しいのだ。ハリアーの下取り以外のお金を頭金として入れる必要のない(つまりそのまま乗り換える)事も条件。さらに、昨今のエコカー減税などが使えることができれば、それも検討材料することとした。

今回の検討する候補は、①レクサスIS250、②VWゴルフ、③AudiA3、番外でMini。でもこれはBMW資本になったとはいえ故障の多さで却下。残念ながら今回は日本の小型車で候補に入れられたのは、かろうじてトヨタのブレードのみ。プリウスやインサイトはやはりまだ成熟していないので、実際に購入を検討するには値しない気がした。あくまでも我が家の規準だけれど。それがある意味残念。おっさん&おばさん向けの「上質な小型車」のニーズはすごくあるはずなのに、現時点で欲しい車がないのだ、日本車では。

ということで・・・

午後から車のショウルームへ。最近の車の買い方はネットで情報を得ておいてから実際に試乗に行くというのがお約束らしい。まず初めにレクサスへ。お目当てのISのチェックへ。IS250はいい車だと思う。でも結論から言えば、一昔前のいい車かな。車としての十分な実力と魅力があるけれど、この手のちょっとハイクラスの車を所有するということに「特別な意義」を見いだす事がなくなった僕のようなユーザーにとっては、イマイチ中途半端な感じ。本気でレクサス買うならやっぱりLSだろう。でも、これはもう自分で運転するより、後ろに乗りたい(笑)。ということで、一所懸命にやってくれたレクサスの営業さんには申し訳ないけれど、今回のチョイスからは削除することになった。

次いで環八沿いのVWへ。Golf GTIはニュージーランドから帰ってきて、まだ子供達が小学校&幼稚園の頃乗った。子供達が大きくなって後ろの席で3人座るのに毎回喧嘩(笑)になることが多くなって、サイズ的に限界になりハリアーにした。今回の比較に入れたのは今月号のCGのエコカーの比較特集でイチオシがGolf TSiだったということ。アナログ世代の末裔である僕はやはりCGの記事の御神託に結構影響受けちゃうのだ、特に車に関しては。実はあまり期待しないで観に行く事にしたのだけれど、担当のYさんはいわゆるやり手の営業マンみたいだ。カーディーラーのセールスの人って、口八丁の営業姿勢に辟易してしまうタイプの人も多いけれど、彼はわりと自然体でこちらの知りたい事の必要にして十分な情報をくれる。2007年、2009年のVW東京のトップセールス賞を穫った人らしい。ふむ、なるほど。伝説の名物社長だったHF女史のDNAが受け継がれている気がした。

試乗。ターボが付いているとはいえ、たったの1.2LのTSi。おもちゃみたいなエンジンなのにものすごいトルク。環八でアクセルを底まで踏み込んだら、車体が軽い事もあって、最前列までぶっ飛んだ。こりゃスゴい加速だ。プリウスの、あのとろとろ走りって何なの?って感じ。これは好みの問題なのかもしれないけれど、目からウロコ状態だった。足回りの適度な堅さも好感。ハンドリングも機敏、ということで機能は満足。あとは値段とオプションでしょう・・・。ということ交渉開始。彼が現場なりに頑張ってくれたのはよくわかる数字。今日の所はかみさんと相談して決めます・・・と含みを残して帰ることにした。だって、もともと今回ハリアーを買い替える理由はないんだし、さらにいい条件をYさんが提示できなければ、話を進める理由がないんだし。

とはいえ、こんな気持ちにまで購買意欲を高める事ができる営業の力量はスゴい。家に帰ってかみさん&娘達と相談。Golfいいんじゃない・・・可愛いし。色は?装備は?リアカメラ付いてる?etc

やっぱり今回は「赤」かな? (爆)
帰ってメールをチェックしたら、Yさんから、さらに値引きした数字が。
もう一声あれば・・・・落ちます(笑)
決まりだと思う(爆)。

May 7, 2010

i-padは新世代Digital Kidsの"Incubator"か?


こーめい先生の娘さん(眼科医)が学会でフロリダに行っていて、明日帰国予定。I-padを向こうで入手して持って帰ってくるそうな。今日の彼はおもちゃが待ちきれない子供みたいだった(笑)。i-padについては、何がどうスゴいのか?ということについて、いろんなメディアで云われているし、すでにアメリカ国内から持ち込まれた物を使っている人たちからの意見がネットで読めていて、なんとなく判った気でいるけれど、実際のところ使い勝手はどうなんだろう。

僕が現時点で想像するに・・・イメージとして「大きな本棚」。テキストや画像、場合によっては動画や音声などのコンテンツをどんどんネット上に保存できるわけで、個人史そのものをあの機械で「持ち運べる」ことになる。これは革命的な事だ。オギャーと生まれて今まで彼、彼女が読んできたもの見てきたもの聴いてきたもの・・・のアーカイブを持ち検索しブラウズすることが出来るという事なのだ。初めて読んだ絵本をいつでもどこでも読めるとしたら・・・以前書いたことのある「物理的メモリーの中の人生」が現実になるということではないか?
もちろん生まれて時からi-podがソコにあるDigital Nativeの子供達(つまり僕らの孫の世代)の人生の話ではあるけれど。

バーチャルとリアルの境目が確実に変わる。人生の時間軸の考え方が変化する。すっげーこった。

江戸時代の人たちに「携帯電話の便利さ」は説明すれば或る程度想像はできると思う。江戸に居る熊さんが大阪にいる八っつあんと話が出来るという「彼らからすれば信じられないような」便利さ。でも、それを彼らが理解して使いこなせるかどうかは別問題だ。たぶん既存の価値観をそう簡単に変えることが出来ない年齢の人には難しい。その文脈で考察すれば、僕はたぶんI-padの便利さが想像できても、その潜在的な能力を使いこなせるかどうかは判らない。いまだに携帯電話の機能だって十分使いこなせてないもん(笑)。

しばし様子見。興味津々。

May 6, 2010

Cat gives a cardiac massage to his injured girlfriend



ううううむ、ううううううむ。泣いた。

実は掃除好き

昨日はGW最終日ということで、今回の大掃除フェーズ①の仕上げで、一日中掃除しまくりで夜まで半地下と一階を行ったり来たり。さらにカーテンを洗濯したり家具の裏の裏までバキュームをかけたり(快調大満足!)。一番の作業は書斎DENを大改装したこと。デスクの位置を90度回転させた。これがなかなかの難題で、複雑に接続されたケーブルや電源コードを外して移動して再配線し直すのだ。当然ながらデスク裏というのは埃まみれなので掃除が必要。さらに色んなものが出てきたりして、それを整理するだけですぐに1−2時間経ってしまう。結局作業が一段落したのが21時。夜ネットに接続したら設定がうまく行かずさらに2時間くらい悪戦苦闘してしまった。
どはー、疲れたけれど、充実感あり。自分が実は掃除フェチなんだと再認識した。でも徹底的大掃除って、たまにやるからいいのかも。・・・だな。

May 4, 2010

るーるーふぁんふぁい曲作り@GW

今日はじょうじ君とMark the Marc Studio(って我が家のリビング>笑)にてレコーディング、練習セッション&曲創り。家の子供達の受験とかで機会が作れず、本当に久しぶりでの自宅練習。結論から言えば、あっという間に6時間が経った感じ。最高に充実した時間だった。じょうじ君のROLAND V-Studioが大活躍だった。ちなみに昼ご飯は、ずわい蟹のむき身ラウデミオ・オリーブオイル風味のアペタイザー(絶品!)と、メインはパスタ「しっとりシラスとパリパリ桜えびのペペロンチー二、どっちゃりニンニクのせ」を作った。消費したビールは、2人で10缶(笑)。

まずは
①新曲「たんぽぽ(仮題)」のギターのパートのレコーディング。先日僕が歌詞を書いてじょうじ君が曲を付けてくれた新曲。「重め」のテーマだけど「暗く」しなかったのはさすが。詩を渡してから少しタイムラグがあって、出来上がった曲を聴くと新たな世界が見えてくる。このレコーディングはサクサクと1時間半くらいで終了。

その後は、二人でセッションしながら僕が書き散らかしていた原詩に曲を乗せていく。新しいフレーズが浮かぶたびに仮録音、さらに曲想を膨らませてシークエンスができたら録音、という作業で以下の②、③、④の曲ができた。

②タイムフレームの原詩を基に作った曲は、ある時点からじょうじ君に何かが乗り移ったみたいにさらりと出てきた感じ。わりと直球勝負正攻法(笑)のバラッド。歌詞を整えれば完成。曲想のイメージはしっかり固まったのでもう少し。

「猫目地蔵の路地裏」。言葉遊びで作った原詩があって、実はぶりぶりのブルースって感じで歌詞にしていたんだけれど、出来上がった曲はサザン風というか、艶っぽい曲になった。バンドバージョンでライブでやったら楽しめそう。今までハックルを聞いていた人にはちょっと驚く曲かも。白ハックルじゃない、黒ハックルなのさ(笑)。曲の骨子を決めてから、ふたりで言葉遊びをしながら歌詞とフレーズを決めてゆく作業は、新しい曲作りの方法でこれも時間を忘れて没頭。「るーるーふぁんふぁい、ちゃんくる・びー」。わかるかなあ?(爆)。この曲はほぼ完成。

④AMシークエンス。懸案のシークエンスで一気に一曲の流れを作り上げる。いい感じで出来た。1970年代のアコースティックの気持ちのいい響き。乾いたパーカッションがポイントか。シンプルな構成で歌詞は後付けでまとめてゆく予定。Typhoon(仮題)。

こんな感じでふたりで同時進行の曲作りをしたのは長年やってきて初めてだけど、楽しかった。さまざまなイメージが膨らんだし、基本的なシークエンスと原詩があれば、こんな感じの曲作りっていうのも十分アリだなって思った。一日で3曲作ったのも初めてだし、なんだか新しい道が見えてきた気がした。というか、初めてのCD「タイムフレーム」をレコーディングした2005年の頃を思い出してインスパイアされたな。

新しいCD完成は秋のライブ前か?

All I can say is that you have reached your lifetime limit(笑)

今旬のi-podの「まだアメリカ以外じゃ売りません」騒動。僕自身はまだ様子見だけれどね(笑)。

今日の大爆笑アイテム

・・・んな訳ないじゃん(爆)

このサイトを書いているのは、(たぶん)台湾系アメリカ人の男の子で医学部3年生。台湾、韓国、日本のリアルな文化を自由に行き来している感じで、アジア系アメリカ人の若い世代の考え方や感性が伝わってくる。

May 3, 2010

完成するのはいつだろう?

あるスペースを仮にAとする。スペースAの模様替えをするためには、そこにあるモロモロのモノをまず整理処分する必要がある。今回のリフォームの基本は要らないものを極力処分して新たなスペースを作り出す事なので、ばっさばっさと捨てることになる。が、これがなかなか難しい。時間もかかる。スペースAのモノをスペースBに移動するためには、スペースBの整理をしてスペースB'を創る必要があって、然るにスペースBのモロモロのモノを処分することになる。そのためにはスペースCがの整理が必要で・・・、何回となくゴミ捨てに行き、途中で昨日買った新兵器(予想以上の素晴らしい機能に感激!)で掃除して、BOOK OFFに行き・・・もうキリがない(笑)。

今日一日中動き回って、全工程の1/3くらいか? 否、1/4か?(笑)。埃まみれになって一日3回シャワーを浴びた。とはいえ、いいエクササイズになったと思う、負け惜しみじゃなくて(笑)。一日中窓を開けっ放しにして、気持ちのいい風が入ってくる心地のいい気候。大掃除には最適の季節だ、5月は。

まだリビングの最終的なデザインが決まっていない。というのは、新しいスペースがどのくらい創れるかが判らないので、最終レイアウトを決めかねているのだ。プロなら図面だけでイメージできるんだろうけれど、アマチュアの僕は実際にある程度のスペースが出来なければ、新しい家具を決める事が出来ない。今回はリビングだけでなく、僕のデスクのあるDEN、階下の娘達の部屋、地下の収納家具&書棚の設置など、さらに納戸とクロークルームの整理もする予定。近い将来の本格的なリフォームをするための準備として、ぼちぼち自分で楽しみながらやっていくつもり。今回はお金をかけずに時間をかけて。

サイクロンで満足しつつGreen Fanに驚く

大掃除初日。家中の模様替えをするためには、様々なモノを捨てなければならず、その片付けをするためには掃除をしなくてはならない。そのためには新しいバキュームが欲しい。と無理矢理理由付け(笑)。以前からDyson D26に興味があったんだけれど、ネットで下調べをしたら最近では国産も負けてないみたい。10時開店を目標にかみさん&ゆっつんと新横浜のBICへ。店員さんの説明を聞いて実際に使ってみると、サイクロン機能はさらに進化しDysonより全然静か。さらに排気がプラズマクラスターで空気清浄機能までついている。もう至れり尽くせり。Dysonより安いしポイントも20%付けてくれるのでSHARP EC-VX210に決めた。デザインがカッコいいのが気に入った。ふふふ、なんとなくガンダム的なデザイン(好き!)なんだよな。満足ついでに、プラズマクラスターの空気清浄機を2台買ってしまった。

BICを歩いていたら、すごく気になったデザインのサーキュレーター(扇風機)があった。"GreenFan" by Balmuda Designという日本のヴェンチャー企業の作品。この機械の作る風って今までの風とは全然違う。寺尾玄さんというデザイナー(1973年生まれ)には今後注目しよう。高い(3万以上する)ので今日は即買いしなかったけれど、買う価値はある。そのくらい周囲の扇風機とは別格の存在感があった。Dysonのファンのない送風機より、創り出される風が数倍魅力的かも。そっかー、扇風機というのは風を作る機械なんだ。だとすれば「大地を流れるような心地いい風」を創る機械というのは、それだけで十分詩的だ。そこまで読んでデザインしているとすれば、寺田玄というデザイナーは只者じゃないぞ。今まで知らなかったけれど。

帰路はIKEAへ。休日のIKEAは予想通りの大混雑。でも家具のテーマパークだものな、仕方ない。収納関連の確認しつつ、大きめのチェストとベッド関連の小物などを購入した。一休みしてから片付け作業に入るが・・・基本的に僕って掃除という作業が好きなんだよな、いくら時間があっても足りないわ、こりゃ(笑)。日暮れて道遠し、って感じか。

May 1, 2010

GW初日(僕的には>笑)

世の中的にはGWが始まっているらしいけれど、僕らの仕事は通常の土曜日と同じ。さすがに外来は休み前ということでごった返していた。耳の具合がイマイチで、このままでは休み中に困ってしまうのでK先生のクリニックに昼前に伺う事にした。彼のゴッドハンドですっきりと聞こえが回復し、るんるんで帰路に向かうが、たまプラに到着寸前に病院からコールがあり、緊急手術が入り改札口でUターン。なはは。ま、しゃーない。

手術は順調に終了し、今度こそと電車に乗っていたらかみさんからメール。「これから自由が丘に向かうけど・・・」。おっとっと(笑)、溝の口でまたまたUターン。就活でちょっと疲れ気味のゆっつんと3人で自由が丘に買い物&食事に行く事になった。職場が自由が丘とはいうものの、逆にあんまり理由なくぷらぷらと歩かないので、ピンポイント的にお店を知っている以外は、実はあまり知らない。今日も街を歩いていたら何人も知った顔と会った。かみさんとゆっつんにおねだりされてから、ご飯へ。さすがにGW初日の週末なので、話題のスペイン料理にフラれ、とよ田にフラれ、結局PICOで順番を待つことにした。ここんちの定番シーフード・スープパスタとシラスとガーリックのピッツアは絶品。大満足。初日から予想外の展開だったけど、ま、それなりに充実した半休日。
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