昨夜は高級料亭「金田中」での会。ちょっと緊張気味に店に入る。ううううむ。なるほど、っていう感じ。やっぱり似合わないっていうか、しっくり来ないんだよな、ああいう場って。なにしろ一晩に一宴のみ!だそうで、立派な能舞台の前に鎮座させられて食べるのね。
料理はさすがの食材と手際。サービスもきっちりして隙がない感じ。香箱蟹とか、ふくの焼き物、ちんまりと豪華な刺身、鰤腹塩焼&色紙大根煮(つまり、ブリ大根ね<笑)、山芋の蒸し物と海老の揚げ物(すごく手が込んでいる)、フレンチのジュレみたいなお椀物、青首鴨(はじめて食した)の小鍋などなど。さらさらっと入る雑炊が出て、デザートと抹茶で〆る。さすがにおいしい。でも、あの「金田中」で食べているという先入観があるので「最高においしい」のか、その位おいしいからこそ、あの「金田中」なのかは自分でもわかんないもんな、ってシニカルに思ったりする。そんな素晴しいお料理と、久保田のなんとかいう冷酒もしっかと堪能して、結構大満足して帰ったわけだけど。じゃ、自腹切って行くか?と聞かれたら、まず行かないだろうな。僕って本当に小市民的で貧乏性なのかも(笑)。でもせっかくだから、記念に立派な献立を頂いて帰ることにする(爆)。
ということで、今晩は、僕にとってコストパーフォーマンスは最高レベルであると信じる「とんかつ北品川」にこれから出かけます。こっちが似合ってるよ、どー考えても(爆)。