October 30, 2009

アテンディングの会

仕事場関連でいつもお世話になっているアテンディングドクターの会。開設以来続けてきたイベントで、今回で12回目。初めの頃は数人で始まった会が、今では30人を越える参加となり感謝しつつ。今回はDrewくんも参加。1年先輩でこの春外科の主任教授になったM教授の講演も好評。その後の今日の懇親パーティを通して、また地域医療ネットワークの新しい展開があるといいと思う。本年度中に新病院の建築計画を前に進めることをしなくては!

October 29, 2009

シーン3(ちょっフィクション) 

21時。住宅街の狭い路地にある薄暗い駐車場。20歳くらいの男女のカップルが、地べたに座り込んで楽しそうにおしゃべりしている。
二人だけの世界。付き合い始めて、たぶん1ヶ月以上3ヶ月未満って感じか。

「ねえ、君たち・・・」

「なんか用っすか?」
「いや、用ってほどのもんじゃないんだけどさ]

「・・・・・」

突然、見知らぬおっさんに声をかけられて、戸惑う二人。

「そこね、君たちの座ってるところなんだけれど・・・」

「それがどうしたんすか?」

「その場所にべたって座るの、やめた方がいいと思うよ」

「何でっすか?いいじゃない、誰にも迷惑かけてないし、第一、関係ないじゃない、おっさんには」

「うん、関係ない。でもさあ、一応言っておくけど、その場所だけはやめておいた方がいいと思うよ、おじさんは・・・」

「もー、うっぜーなあ、おっさん。うちらは好きでココに座ってるんですから、放っておいてよ、・・・ったく!いいじゃん!!」

「はいはい、じゃ、おじさんは行くけどさ・・・。座っていてちょっと臭くなかった?」

「・・・・・・・(えっ?)・・・・・・・」

「・・・・・・(そういえばクサいか?)・・・・・・』と、顔を見合わす二人。

「今朝おじさんが通った時、そこに酔っぱらいのゲロがあったんだよ、実は。きっと、ここの駐車場の大家さんが洗い流したんだね。まあ君らがそこに座っていたいんなら、別に構わないんだけどさ、ははは(爆)」

「うっそー!!」
その瞬間、バネ仕掛けの人形みたいに飛び上がり、女の子の悲鳴とともに、あたふたと退場する二人 

感謝の言葉くらい言いなさい(爆)

October 28, 2009

アスリートは100%ナルシストなのだ

超多忙で中身の濃い外来を12時過ぎにU先生に引き継いで、電車に飛び乗って看護学校の講義へ。午後は90分講義のダブルヘッダー。テンション高めにシャベくりまくったけれど(笑)、さすがに後半になるとちと疲れた。でも、講義や実習は嫌いじゃない。若い人たち、つまりこれからの人たちに、僕なりに伝えたいことがあるから。今日の講義をうけた50人は、ほほぼ100%寝かせることなく(笑)、勉強してもらえたかな。

帰路ジムにより今日も20本。僕は週3回くらいのペースで通ってるけど、ほぼ毎日会うニーチャンがいる。歳の頃30歳ちょっとすぎか?トライアスロンのプロ(らしい)とのことで、ラン&バイク(自転車)の後で、僕とはスイムで一緒になることが多い。小柄なんだけれど、鍛えまくった筋肉はたしかに素晴らしい。ジムの日焼けマシーンでコマメに焼いているので、サンタン褐色(チョコボール状態)。で、そのにーちゃんがはっきりいって完璧な「なるチャン」。いつも風呂上がりにミラーの前で自分の姿をうっとりと見つめている・・・。それをみて。引き笑い/  古今東西例外なく、アスリートはナルシストなのだ。

October 27, 2009

思考停止の人々

昨日から研修しているオーストラリアの医学生。外来、病棟、カンファレンス、手術、さらに救急の対応・・・という日本の超多忙バタバタの医療の現場にびっくりしていた。これが普通なんだよ、日本では(笑)。この先1ヶ月で彼がどれだけ「成長」できるのか、スゴく楽しみだ。


今日の脱力ニュースの続報。
(10月27日0時0分配信 読売新聞)
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日医委員事実上ゼロに…厚労相、中医協人事案発表

 長妻厚生労働相は26日、緊急記者会見を行い、診療報酬を決める厚労相の諮問機関「中央社会保険医療協議会」(中医協)で日本医師会の委員枠(3人)を事実上ゼロにする人事案を発表した。日医側は人選に反発しているが、厚労相は今週中にも正式決定する。(後略)。
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こんなニュースで、日医執行部があたふたしている様ってのは、悲劇を通り越して喜劇だわ。
今夜の医師会理事会でも、議論自体がなく思考停止状態だった。やれやれ、医師会はどこに行くのやら。

October 26, 2009

蘇州林2連荘

もともと、わりとハマり易いキャラではある(笑)。「蘇州林」の長崎ちゃんぽん、冷凍具入りのセット。昨日のジムの帰り道に立ち寄ったたまプラ東急SCで「九州物産展」をやっていて、あまり期待しないで買って作ってみたら、これが絶品。かみさんと二人で感激した。うちご飯で、このレベルのちゃんぽんが食べられれば、わざわざ外に食べに行く必要性を感じないほど。

ということで、今夜も娘達と食べて・・・かみさんと僕は2連荘しちまった(笑)。でも、やっぱりうまひ/

October 25, 2009

FMサルース生放送&収録

11時にたまプラに集合して、早めの昼ご飯の讃岐うどん@「四国饂飩」にて。簡単な打ち合わせをしてから市ケ尾のスタジオへ。今日は「サルースファミリーテーブル」の生放送へ。まずはじめは12時半すぎから「教えて♡まーくせんせ」のコーナー。今日は現在進行形のインフルエンザの流行について、医者のまーくとして真面目なお話。回数をこなしていくうちに、香月さんとのやりとりの感覚があってきたし、少しは以前よりリラックスして話が出来るようになってきたかな(はじめのうちは、自分としては結構緊張していたのだ、あれでも<笑)。

さて番組はいつものように香月さんのナビゲートで進行し、13時半過ぎからはハックルベリーフィン1972として、ま&じで生出演。「地」のままのハックルベリーフィンのまーくとして、楽しくトークさせて頂いた。「まーく先生は僕の「分身」」ネタとか、「1年でじょうじが変わったか?」のツッコミとか、じょうじ君の昔の阿川さんの「穿いていなかったかも(!)」ネタとか、香月さんの「おじさん達の文化財」勘違いネタとか、生本番中とはいえマジに面白いトークだった。今までの生放送の中でも一番楽しんだかも。それもこれも香月さんのノセ方が上手いとうことなのだね。必殺おやじ殺しだな(爆)。

生放送終了後、一旦市ケ尾にじょうじを送ってからまたスタジオに戻り、今度は「教えて♡まーく先生」コーナーの収録2時間。いつものように、テーマを雑談しつつ打ち合わせて、収録してゆく。

①手術について、その1
②手術について、その2
③手術について。その3  
④ウィルスと細菌の違いについて
⑤細菌感染とか抗生物質とか・・・

香月さんとまなさんの、硬軟とり混ぜた、素朴かつダイレクトな(笑)質問に答える形式のトーク。これも随分慣れたかな、って感じで楽しくやらせて頂いた。いつもながらの香月さん&まなさんのプロの仕事に感心することしきり。ありがとうございました!

17時からジムに行き久しぶりに20本1000m。

October 24, 2009

Drew君来日&レコーディング

僕の病院は開設以来、海外の医学生の臨床研修を受け入れている。自分自身がアメリカやニュージーランドで受けた教育や経験が、医師としての基礎を作ってもらったということがあって、後進の研修のお手伝いをするのは、恩返しの感覚がある。文化もシステムも違う場所で医学を学び医療を経験するということは、ものすごく将来の糧になると痛感しているのだ。

今日からDrewくんというアメリカ人の医学部の学生がelective(選択研修実習)を開始した。彼で海外からの研修生は8人目になる。Drew君はアメリカ人で、現在オーストラリア・ブリスベンのクイーンズランド大学医学部の学生。真面目そうで一生懸命。礼儀正しいなかなかのナイスガイで苦労人。これから1ヶ月、日本の病院で「うるるん滞在」的な体験になるんだね>Enjoy yourself during your stay in Tokyo!

夕方からは、知人のKさんのKenny Gとのコラボ曲・プライベート版のレコーディング@巣鴨WRS
初めてとしては、なかなかシブい出来上がりだと思います。トラックダウン後が楽しみっす。

そんなこんなで今日は一日中車で都内を走り回ったけれど、朝から渋滞に巻き込まれまくって、うんざりしてしまった。昔はあれだけ運転することが苦じゃなかったのに、最近は日常的に運転しなくなってしまったので運転自体で疲れちゃう。とくに渋滞のイライラ感は最悪で、東京は当分運転したくない気分。

October 23, 2009

とんとんとんと流れる時間

いつものように超多忙で内容が濃い一日。でもルーティン&サブルーティンともに、色んなことがあったにも係らず、朝目覚めてから夜眠りにつくまで、さくさくさく&とんとんとんとん・・・と、気持ちよく時が流れる、そんな今日みたいな日がある。今日という日が、特別調子がいいとか、ラッキーなことがあったという訳でなく、また逆に格別辛いことがあった訳ではない。特に意識するほどのない、ごく普通の忙しい一日。

でも、そんな心地よい「とんとんとん」の流れと「さくさくさく」の行動。自分のヴァイブレーションが時間の流れとグルーヴできていた心地よさ。すごく抽象的だけれど。この数年、そんな一日があれば僕は「神様」に感謝することにしている(基本的には仏教徒だけど、特定の宗教は否定的な立場)。自分なりのセレモニーで、「ありがとうございます」と、言葉にして神様に伝えることにしている。バカみたいに忠実にその「自分なりのセレモニー」をしていると、少しずつだけど、そんな心地いい一日を送ることができる頻度が増えて行く気がする。

By the way,

磨かずば 玉も鑑も なりませぬ
学びの道も かくこそ ありけれ

ともぴーが思い出させてくれた小学校の校歌。
だれも反論できないような、これも真実だな。

October 22, 2009

行政刷新会議開始

93兆円の歳費をどれだけ削れるか?という事業仕分け作業をするタスクフォース「行政刷新会議」が始動したとのニュース。小泉さんがいくら改革を叫んで日本の古いシステムを「ぶち壊そう」としても、所詮与党自民党だったわけで、限界は自らの足下からも見えていたわけだ。政権交代するということの、ダイナミックスを今更ながら思う。自民党政権というアミューズメントパークは、張りボテだらけのものだったんだろうか? 

みんな、十分わかっていたのにね>医政連。執行部として虚しいというかハズカシいと思うけどな、僕ならば。

今日はWindows 7発売、だったらしい。マイクロソフトが新しいOSをリリースするのが3年ぶりか?Vistaの酷さをユーザーは知っているし、今はクラウド・コンピューティングの時代だもんね。中庸を知る人(つまり僕みたいなノンポリのユーザー)は、迷うことなくマックなんだけど。

なんか、マイクロソフトと自民党って「体臭」が似ている気がした。双方とも臭い。

関西のある方から、今年も松茸を頂いた。昼間からかみさんと連絡をとり、今夜はジムの帰路に新しい駅のスーパーで「すだち」と「みつば」を買って帰り、土瓶蒸し。うまひっ。ありがとうございました>Yさん

October 21, 2009

9回裏逆転満塁サヨナラホームラン

プロ野球はもともと、全然興味ない。今夜のパ・リーグ、クライマックス・シリーズ(CS)、日本ハムvs楽天で、9回裏逆転満塁サヨナラホームランが出たんだと。へーーーっ。ふつうは興味ないけど、これはスゴいわ。狙って出来ることではない。神様の悪戯。今夜観ていた観客にとっては一生忘れられない出来事だろう。サッカーでいえば、ロスタイム終了寸前に2点差をひっくり返すゴール炸裂!って感じか。

ちなみに英語では、Game-ending, gand slam homer in the bottom of the ninth というらしい。へーー。

October 20, 2009

妄信の果てに屈服した・・・感じ

今夜の脱力ニュース
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<日本医師連盟>自民党一党支持を白紙撤回
 日本医師会(日医)の政治団体「日本医師連盟」は20日、東京都内で執行委員会を開き、従来の自民党一党支持を白紙撤回することを決めた。(中略)来年与野党中立に軸足を移したことで、再起を目指す自民党には痛手になりそうだ。(中略)「政権交代を重く受け止める」と述べたうえで、活動指針から「支持政党は政権与党である自民党」との条項を削除するよう提案し、ほぼ満場一致で了承された。日医が政策実現に向けて与野党と良好な協議関係を構築できるよう日医連として支援することも決めた。(毎日新聞)
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現執行部の政治屋達の無責任&節操のなさ。55年体制にどっぷりとハマって対応出来なかった旧い体質。ここ数年の自民妄信&迷走は酷いもんだった。アメリカ医師会(AMA)の柔軟さとタフさをもうそろそろ、見習うべきだ。今回のことで少しは変わるのかな?

October 19, 2009

たまプラーザTerrace, Gate Plazaプレオープン!


たまプラーザの再開発第2弾もほぼ完成して、今日からプレオープン。今日のジムの帰り道にちょっとだけ散策した。

設計者はフランス人らしいけれど、ふつうの駅ビルみたいな建物とは対極をなす贅沢な空間のあるデザイン。第一印象は、なんじゃこの体育館みたいな空間は!っていうものだったけれど、駅から上層のモールまでオープンエアの対流があるのはかなり斬新。建築家ってすごいなって思った。今まで観たこともないイメージの駅だわ、これは。

その素晴らしい建築なんだけれど、モールの店舗の内容は・・・うーーん、って感じか。22時までやっている有燐堂(本屋さん)ができたのは大歓迎だけど、そのほかはオシャレすぎて美しすぎて(笑)女性&子供を意識し過ぎか?。日常生活にはもう少し「泥臭い」お店があったほうがバランスがとれているんだろうけど。ま、でも逆に、品のない生活臭むんむんの駅ビル(笑)みたいになったら、口うるさいたまプラの住民からはきっと非難囂々だったはずだし、いいでしょこのくらいで。住民が使いながら徐々に取捨選択されていくんだろう、これは。テナントにとっては厳しい環境だからこそ、いいお店のみが生き残ることになるはず。

8年前家を買う時にいろいろ悩んだけれど、たまプラーザに住む事に決めて正解だったなと思った。当時はこんな素敵な再開発の計画があることさ知らなかったんだけどね。ラッキー(笑)。

October 18, 2009

大運動会&みすじビーフシチューの日曜日


恒例の職場の大運動会。参加人員は2000人以上!天候に恵まれて気持ちのいい一日。皆一所懸命で頑張ってくれて、本当に僕は素晴らしいスタッフに恵まれていると毎年の事ながら感謝&感激。一日楽しんだ。帰路、首都高速でちょっと渋滞に巻き込まれて停車したら、突然の睡魔が襲ってきてヤバかったけど、お茶を飲んだり大声で叫んだり(笑)して、こっちの世界になんとか踏み留まり、15時帰宅。熱いシャワーを浴びて1時間爆睡したら、運動会が夢の中の出来事みたいな気がした。

地下のテラスの整理をするのが今日のお仕事。テラスに出し放しだった簡易倉庫を解体したり(大変だった)、古いBBQセットを分解したり、家具の整理など、粗大ゴミ第一弾の搬出。結構な肉体労働だった。夜はインフルエンザで一昨日から寝込んでいた長女・かなPのBFのあつし君がお見舞いに来てくれ、かなPは隔離して、彼女以外の皆で夜ご飯(笑)。山形牛のみすじ肉の塊(1,200g)で(常識ではアリエナイ!>笑)ビーフシチューを作った。途中でつまみ食いしたステーキも、予想通りの絶品だった。う・うまし!

October 17, 2009

ラウデミオ!


Laudemio, Frescobaldiという、トスカーナ地方の最高級のExVのオリーブオイルを、料理の先生をしている方から頂いた。実は料理好きということもお伝えしたら、さらに喜んでくれた。フレスコバルディ伯爵家のオイルなんだと。で、このオイルはスゴい。素晴らしい香り。通常のExVの酸度は0.8%らしいけど、これは0.2%。そのまま舐めてみると、すっきりしていてちょっとぴりっと辛い、それでいてフルーティな香り。今まで使ってきた、どのオリーブオイルとも違う。早速、このラウデミオと沖縄の雪塩と黒胡椒だけで、冷蔵庫にあったキュウリを食べたら、シンプルなのにそれだけで最高。驚いた。

まあ考えてみればイタリア人にとってのオリーブオイルっていうのは、我々日本人にとっての醤油みたいなものなわけで。サラダとか最後の一振りで全然風味が変わってしまうし、熱の入れ方でも香りが変わるし、オリーブオイルって奥が深い。ちょっと本を買ってきて勉強してみようかなって気になった。これは大事に使わせていただきます>Mさん。

午後、加藤和彦さん自殺のニュース。享年62歳。若い頃から飄々としていて、センスの良い人だった。フォークルの名曲には時代的に影響を受けたと思うし、ソロになってからのCMの「家を作るなら」とか「アーサーのブティーク」、サディスティック・ミカ・バンドの「タイムマシンにお願い!」なんかも好きだった。最近でもいい感じで歳を取っていて、どんなかっこいい爺さんになるのかな?って思ってたのに。ご冥福をお祈りします。

October 16, 2009

デジタルの憂鬱


なんか、この画像もセンスいいよね>twitter 
ただそれだけ、っすけど(笑)。

DVD&ハードディスク・レコーダーの調子が悪い。僕自身は日頃あまりテレビを観ないけれど、かみさん&娘達にとってはあの自由に録画できる環境がないとすごく不便らしい。ネットで見積もってみたらHDの修理代も結構な額だし、新しいものにする値段のバランスも微妙(涙)。お金って出て行く時にはとことん出て行く流れなのだね(泣笑)。

テレビの録画はいつのまにか状況が変わり、DVDからブルーレイがメインになるだろうし、ハイビジョン録画の時代だものなあ・・・。ビジネス的には日本がなんとかリードしてきたわけだけれど、録画テクノロジーの進歩っていうのは驚くべきものがある。この先どこまで進むのか?でもたぶん、あと5年もすれば、今度買う最新機能付のレコーダーだって、陳腐な古臭いものになってしまうんだろう。近い将来は、今現存する手動の蓄音機みたいな扱いになるんだろうな。

家の娘達が小さかった頃のアナログ画像のヴィデオも、どこかの時点でデジタル化しなくちゃ、なんて思いつつ・・・もう何年経つんだろ。もういい加減デジタル化しておかなくちゃな。

技術の進歩は人間の生活をより快適にするため、という基本的な命題解決のための方策であるはずなのに、事の善し悪しはさて置き、それに「ついて行くのが大変」っていうのは、どこか間違っているような気がする。モノは大事にしたいと思うけど、大事にできる物はほとんどアナログ的なものばかりで、今の時代に氾濫するデジタルなものは、ほとんど例外なく「ディスポ的な転機」を「前提」としているっていうことなのか?

文壇パーティ

ともぴーのご配慮で、中央公論文芸賞&谷崎潤一郎賞受賞パーティ@東京會舘に出席してきた。

今日の午後は研究日で、スケジュールをフリーにしておいたので、早めに家に向かいジムで軽めに10本泳いでから15時過ぎに帰宅して、今日の受賞作の「ダブル・ファンタジー」を再読。週刊文春で連載中から読んでいて感嘆していたけれど、改めて単行本で読んでみると、ううううむ、と唸ってしまう。村山由佳さん、えっち過ぎます。そこまで書いちゃいますか!って感じ(笑)。まあ、(僕みたいな)ふつうの男からすれば「しっぽを巻いて逃げる」つーか「チ☆ポを巻いて一目散」(爆)くらいの迫力がある作品だと思った。午睡1時間で英気を養ってから、パーティ会場へ・・・向かおうと思ったらさとなおさんから電話。朝イチでgmailをチェックしてから見てなかったので彼からのメールを見てなくて、事情がわからなかったけれど、鳩○さん&twitterがらみで大変な事になっちゃってたのね>さとなおさん。今一番旬な人の日常を垣間見た感じ。

18時東京會舘到着。文壇系のパ−ティは初めての経験だったけれど、いい勉強させてもらいました>ともぴー。受賞者の村山由佳さんのスピーチの内容もよかったけれど、彼女の声質がスゴくよくて、それが今夜一番インプレッシブだった。「書く事がないというのは、作家に取って『胃の底が焦げるような感じ』なのだ」とか、「私にとって初めての再婚」、とか「黒ムラカミ&白ムラカミ」みたいな表現っていうのは、さすが。さっきまで読んでいた作品を書いた作家が目の前にいるというシズル感覚。渡辺淳一さんもスピーチしていたけれど、あの作品は彼女の身を削って書いたものだというの良く判った。胸の刺青つーのも、今朝入籍してきたっていう報告も印象的だったけれど、医者の冷静な眼で見て「生き急がないようにね!」って老婆心ながら思ったりして。医学系や政治系の日頃僕が出ているパーティとはちがって、スピーチがシンプルで短いのが素晴らしい。食事もおいしかった。東京會舘は結婚式&披露宴をした場所なのだ、実は。

生・浅田次郎さんにすぐ近くで遭遇しつつ(クロークで隣になった)も、話しかける事が出来ない、引っ込み思案の僕ってどーよ(反省)。ファン心理(笑)。途中でさとなおさんはTwit関連のパーティへ移動し、ま&じはその後会場を後にして、BICを冷やかしてから、BARキュー@銀座へ。最後にさくちゃんが合流していつものようにわいわいと飲んで気持ちよく〆。

October 14, 2009

いらいらいらいらいら

帰宅中の田園都市線の中、大の大人が座席で「圧した」だの「お前が肘を出した」だの、見苦しい諍い。前に立っていた僕はたまったもんじゃない。すっげー不快な気分になった。おめーら二人ともデリートしていい。速やかに消えなさいって感じ。見苦しい、実に見苦しい、どっちもどっちの喧嘩。はじめから見ていた僕は双方のみっともない様子をみていて、そんな些細なことで大声を張り上げるおめーらって、可哀想な人たちだと憐れみさえ感じた。このような大人の下らない(取るに足らない)喧嘩というのは、ちっぽけなプライドと意地の張り合いなのだなと、つくづく。周囲の人たちも、はらはらしつつ皆いやーな感じで、いらいらいらいらいらいら。

けっ!やな感じ。そのままジムにより爆泳10本(500M)。

October 13, 2009

Looking for Mr. Bellpepper...



日本海溝の真上を泳ぐ寓話 "Looking for Mr.Bellpepper" 編集中。
原案プロットは、2006年の秋の走り書き。そろそろ仕上げなくては。

October 12, 2009

Searching for the Heart of Gold


10月のこの季節、一年中で一番心地いい気候だと思う。秋分の日を過ぎてから目覚める時間が6時近くシフトしてきている。身体時計の年内変動で冬に向けて寝坊バージョンになっていくのか。休日の朝、温かいベッドの中でぬくぬくする幸せ "Stay in bed" っていうのはユニヴァーサルな悦び。

欧米の映画で見るようなベッドで食事ってのは、彼ら特有の「贅沢」感のあるものらしい。ホテルのスイートの巨大なキングサイズのベッドで寝ている男女のところに、バトラーが朝食をもってくるっていう「ありがちなシーン」ね。でも、あれは日本人には理解できない感覚だよな。つーか、逆に辛いだろう。やったことないから、わからないけど(笑)。ま、そんなどーでもいいことを考えながら微睡んだ朝。

午前中はかみさんと家の粗大ゴミを片付けようということになり、今日は何をどう片付けるのかについて色々とプランを立てる(実際にはやらない、というか、そう簡単にはやれない>笑)。この家に引っ越してきて8年目に入ったけれど、その間に使わなくなった様々な家具や家電、クローゼットや納戸に入っているモロモロを、ここらへんで一切合切整理してしまおう!という作戦。でもね、これは言うは易しで、大変な作業であることに気付く(おそっ!>笑)。横浜市の粗大ゴミのネット予約をしたり、リサイクル業者に問い合わせたり。本格的にやるとなると、ちょっとした引っ越し程度の手間とお金がかかる事が判明。不用品回収業者っていうのもあるけど、見積もりするっていっても、何をどう見積もってもらうか、が大問題。ふへーと驚き、おののいた。まあ、ぼちぼちと年末に向けてやることにしよう。涼しくなってきたし力仕事にはいい季節。

午後から巣鴨WRSにて、ハックルバンドの練習3時間。その後はま&じで打ち合わせ。今度のライブはバンドバージョンだけでなく、ハックルベリーフィンとしての「原点回帰」のアコースティックバージョンのパートも作ってみるつもり。ふふふ。

画像はtwitterのトラフィックがビジーで出た「ごめんなさいメッセージ」の画像。この辺の感性というかセンスがいいね>Google

October 11, 2009

B☆竹ライブ, vol3のご案内

恒例の秋のライブの御案内

B☆竹ライブ, vol3, 2009
〜公園通り裏でちょめる激熱スープLove〜

日時:11月29日
開場:15:30
開演:16:00

¥3,000 (当日券のみ、予約受付中:ハックルベリーサイトにて)
フリードリンク!

場所:J-Pop, CAFE, Shibuya


http://www.j-popcafe.com/

ネタ探しサイト

原稿を書くときのネタさがしに便利なこのサイトは、面白い。医療という特殊な世界にばかりいると、社会(世の中)に対する見方が狭くなってしまうので、今日みたいな特に用事のない休日には、つらつら眺めて一人考察するのがわりと好き。見るたびに発見があるサイト。この旧来型の知識集積系のアプローチが、個人の運営するサイトというのもさらに興味深い。制作者のプロファイルを拝見すると、どうも今話題の天下り官僚から野に下った経歴の方のようだ。でも、こういう情報収集と分析のプロが行政サイドにいたということが、日本の強みだったと思う。過度の官僚いじめともいえる昨今の風潮はいかがなものか。システムを変えて行く事はもちろん大切だとしても、そこにいる優秀な人たちの活躍の場が失われるとすればそれは問題だし。

昨日午後は11月29日のライブ会場にて打ち合わせ。ちかくの「上海食堂」の安さに驚いた。

October 10, 2009

セカイカメラの世界

twitterの時系列的な動的情報の意味については、まだ僕自身使い切れていないのでエラそうな事は言えないけれど、社会の情報の流れと人との繋がりを変える力がある事は判る。でも、さらに進んで「セカイカメラの世界」のことを知って、ちょっとぶっ飛んだ。i−phoneをかざして観る(見る)だけで、様々な情報がエアタグとして飛び込んでくる。そう、「飛び込んでくる」ということがポイントで、様々なノイズの中で自分に必要な信頼できる情報を選びとらないといけない(・・・んだろう、たぶん)。

一言で括れば、従来の情報取得のアプローチ(例えば本を読むこと)が1次元的とすれば、twitterが2次元的で、セカイカメラは3次元的といえるかも。これが、WYSIWYG (what you see is what you get)ということなのか? でもなあ、エアタグだらけの世の中ってのもな。わくわく的ではあるけれど、統合失調症的な社会病理のリスクが潜んでいる感じもする。つまり、技術が進みすぎてそれを使う人間を選ぶ、状況になってきたのかな?という第一印象。

昨夜は福岡からCCタケダが上京し、首都圏防衛軍(ま、じ、せ)で迎撃飲み会。「O'Calorine」にてビールで乾杯→「とよ田」の絶品雛鳥唐揚げで盛り上がり→「ひぶすま屋」の東京ラーメン。その後、僕以外の3人が渋谷方面へ。

October 9, 2009

モラトリアムな6ヶ月

今期のユニクロ最高益の報道。不景気で各企業が軒並み厳しいところの独り勝ち。まーでも、これは一消費者として納得できるな。ひと昔前のフリース人気やジャージ人気、その後のカシミアセーター人気とか、最近ではヒートテック人気など、仕掛けたアイテムが当たる勝利の方程式みたいな物があるんだろうな。いい品質で安ければ顧客の満足に繋がるってのはアタリマエのことではあるんだけれど、そこにスケベ心がある(並の企業だと)、消費者からすれば不要な付加価値をつけて値段が高くなったり、企業サイドの勘違いブランディングに繋がっていく。顧客も賢くなってるから、ユニクロを着ている事は決してハズカシいことじゃなくなっている。値段が高くて低い品質のものより、値段が安くて高い品質のものを選ぶ方がカッコいいもの・・・と、ここまでイメージが固まったらユニクロの勝利、なわけで。そのロジックまで読んでいる柳井さんはすごい人だと思う。

大学の決まったさとちゃんは来年春の入学までの6ヶ月のモラトリアムな時間がある。高校は卒業してるし、未成年だし、親の庇護のもとで生活の心配をする必要がなくって、どこにも所属しない自由に使える6ヶ月っていうのは、この先の人生でまずないシチュエーション。神様がくれたプレゼントなんだから、大事に使ってほしいねと、かみさんと。ああ、羨ましいなあ(笑)。僕だったら何をするだろう?

October 8, 2009

無愛想な修行僧みたいな

研究日の午後。台風一過の爽やかな晴れは、スコーーンと抜けた感じ。被害にあった方達には申し訳ないけど本当に気持ちよく爽やかな空気。完全武装で家を出たのけれど、雨用のパーカーをデイパックに入れて半袖ポロで丁度いい感じだった。

今夜は10本のつもりで泳ぎ始めたけれど、途中から耳が痛くなったので無理せず4本目で終了200m。今でも耳閉感と軽度難聴がある。明朝までに治ってなかったら耳鼻科に診てもらおう。このジムに通い始めてもう2年半、顔見知りのメンバーも随分増えてきた。会釈程度はするんだけれど、基本的には周囲に「会話はしないバリア」を張って、僕は出来るだけメンバーとの付き合いは避けてる。修行僧みたいにストイックに黙々と泳いでジャクージ&サウナでリラックスして出る。きっと無愛想なヤツだと思われているんだろうな。ま、べつに構わないけど(笑)。

October 7, 2009

例えば、海岸通りの物陰とかさ(笑)

ジムの帰り道。新しくリニューアルして美しくなった、たまプラーザの駅改札口で若い男女が延々とディープキスをしていた。ふたりの世界に入っていて、周囲の目なんて全然気にしていないみたいだ。現代の日本社会において、男女が「普通の挨拶以上かつ普通のセックス以下」の状況で、公衆の面前でキスをするということは、完全に認知された感がある。僕ら大人も含めて「ま、いいんじゃない。別に人に迷惑をかけてる訳じゃないし・・・」って感じで、無視してる。30年前だったら大騒ぎだし、下手すりゃ逮捕されちゃっただろう。「仕方ない」とか「僕らが口を出すことじゃない」という意識はあるんだけど、公序良俗を害する違法行為っていう感じはたしかにないかも。

21世紀を境にして、日本の社会のマナーというかその根底にある倫理観は一気に変化した感じがする。恥じらいなんて全然なくて、あっけらかんとしている彼らをみていると僕らの世代の若い頃との違いを感じる。やっぱり僕らの世代は、「海岸通りの物陰」あたりで、密やかにスルのが正しい作法だった(「月光恋歌」参照>笑)んだ。

ちょっと違う話だけれど、僕は未だに雑誌を読んでいてヌードのページとか、性的描写のある小説なんかは電車のなかでは開けられない。この歳になってもハズカしい。期せずしてそんなページになってしまったら、さりげなくページを繰ったりして(笑)。よーく考えてみれば、意識しずぎで、その行為自体が逆にハズカシいんだけど(爆)。だから、来週の「予習」で村山由佳さんの「ダブル・ファンタジー」を電車の中で再読するのに、妙に周囲を意識して汗をかいたりしてね。バッカみたいだけど、僕らの「恥じらいの基準になる倫理観」ってのはそんなもんで、この感覚は一生変わるもんじゃないんだろうと思う。

October 6, 2009

南極料理人


ちょっと前に話題になったけれど、読んでいなかった、西村淳「面白南極料理人 笑う食卓」(新潮文庫)を読んでいる。これが結構面白い。南極越冬隊の料理人っていうのは、自由奔放な発想と創意工夫が必要なのだな。さらに、この西村さんの人柄なんだろうけど「ま、いいか」みたいな、適当さも笑える。極限の場でハードに働く隊員達にとって、食べる事は生活する上で最大の喜びの一つだろうし、料理人としてはそれに応えるべく燃えるだろう、というのもよくわかる。限られた食材と想像を絶する厳しい環境(平均気温マイナス57度、標高3700m、最低気温80度!)のなかで、うまいものを作りつづける料理人のプライドっていうか。ま、でも、この著者のキャラなのだろうな、すべてをおちゃらけで笑い飛ばしてしまう軽さも、この本の楽しさ。「ちょい手抜き、でも通常でも十分おいしそう」なレシピ。

簡単シュラスコ、皮なしシューマイ、キャバラ鍋&カレーなど、近いうちにトライしよっと。

October 5, 2009

Wow! Gooooood News!

末娘さとちゃんのAO(アドミッション・オフィス)入試の発表が16時ということで、実は朝から意識のどこかで「落ち着かない」気分だった。昨年、第一志望の慶應のAOの最終の面接試験でコケてしまい浪人した彼女としては、リベンジの入試。論文作成のテーマ作りの文献検索から始まり、彼女なりに苦労して出来上がった論文(発想は面白い、でも全然論理的じゃない)に何回かダメ出しをして、たぶん彼女としてはかなりのプレッシャーだったと思う。ある時点からはまったく口出しできず、最終稿のちょっと前からは僕に見せる事なく(涙)、ひとりで書きあげて提出。2週間前に一次試験の合格してからは、彼女なりに集めた文献と新たなネット検索とかの準備をして、昨日面接。当日の本人の面接の印象は「すごく楽しかった!」ということだったから、もしかしたらうまく行ったかな・・・とは思っていたけれど。16時ぴったりにサイトで発表。

「合格」
もしかしたら間違いじゃないか?って、何回か確認してから、予備校の自習室で勉強中の本人にメール。

歓喜の返信メール(笑)

AOで最難関といわれる慶應に合格した事はもちろん素晴らしいことであると思うけど、僕(とかみさん)が一番嬉しかったのは、昨年コケてあれだけ凹んだ彼女が、その自分の失敗に正面から向き合って、浪人して真面目に取り組んで「リベンジ」の合格を勝ち取ったことなのだ。あれだけ凹めば「ま、いいか」って諦めても仕方ないくらい落ち込んだわけだから、その後の頑張りの経験は彼女のこれからの人生の素晴らしい糧&自信となると思う。

よかったね、さとちゃん。

October 4, 2009

節操ないキャラ

昼前から仕事関係の学会に参加。招待講演の人のことは所属している別の学会で(学術的は業績はさておき>笑)昔からお名前は知っている。英語と話のうまい人っていうことは知っていたけれど、現場ではそのエキセントリックなキャラクターが有名で、一緒に仕事して泣かされたスタッフ(特にナース)数知れず。個人的には知らないけれど、様々な(あまり芳しくない)評判のある人だったんだよね。ところが、ある時からぴたっと臨床医を辞めて全然関係ない領域(管理学)に移ってある大学のファカルティになった。と思ったら、そこもスピンアウトして、今度はパッチアダムスだもんなあ。呆れるというか、その節操のなさには開いた口が塞がらない。とはいえ、事情を知らない6000人の聴衆は、しっかり騙されちゃったんだろうな。昔は笑いの「わ」の字もなかった人なんだけど、ま、話はうまいし、出し物としてはいいんだろうけどね。

夕方は、かみさん&面接を終わったさとちゃんと待ち合わせてグランベリーモールへ。GAPとユナイテッドアローズでおねだりされてから、「20世紀少年、最終章」を観る。50歳以上の夫婦はひとり1000円なんだって。やすっ!シニア値段かよ(笑)
この映画お金かけてるのは判るんだけど、誇大妄想的な構想で、やりすぎ&詰め込みすぎの印象かな。僕らの世代的には懐かしさはたしかにあるんだけれど。いまいち。

October 3, 2009

大塚「シスイ・ドゥ」ってどーゆー意味だろ?

大車輪(ってか、古臭い表現だけれど>笑)の一日。午前は仕事場にて走り回り、「やぶ茂」さんでカツ丼をかっ込んでから、午後は戸田で研究会の司会(モデレーター)。ふむ、どの発表も面白く興味深い内容で盛り上げやすかった。前半が終わったところで会場を失礼して、大塚へ。電車の中で目を瞑り得意の瞬間睡眠状態(笑)でプライベート音楽モードへ変換(ははは)。大塚到着17時。

今夜は、大塚「シスイ・ドゥ」にてNorman Bandのお呼ばれライブ。さらさらさらとリハーサル。本番前にビールを2杯飲んでさらにプライベートモードになり、その後は今日もさらさらさらと楽しんでステージ。モニター返りが悪くて個人的にはちょっと演りにくかったけど、ある程度ハックルバンドとしてのサウンドっていうもの定着してきたというか落ち着いてきたというか、ある意味安心してプレイできるようになった感じがした。もちろん問題は多々あることはあるけれど。今夜のじょうじのMCが固くて面白かったので、僕が話し出したら、よけいに話が固くなってしまった(ははは)。まあ、身内の気楽なライブなのでいいでしょ、あんな感じのライブも。十分楽しんで8時過ぎにこれまた途中退出。ごめんね>メンバー。またあそぼ。

帰宅後は、面接大詰めのさーちゃんのリハーサルに1回だけ付き合うことにした。つーか、今日は皆でプレゼンを褒めまくり自信をつけさせる(しかないわな、今更>爆)。でも、親の欲目で観てもこの2週間で彼女が、必死になって本や論文やネット検索で努力した成果は十分わかったし、あそこまで自力でロジックをまとめられる能力があれば、結果がどうあれスゴくいい経験をしたわけで、まあ、いいんじゃないかなと。Good Luck明日!

今日からたまプラーザの新しい改札口と北口のバスターミナルが完成。ふふふ、さらに家から駅が近くなって便利になった。完全オープンがさらに楽しみだ!

October 2, 2009

Ig Nobel Prize

ガスマスクになるブラジャー、イグ・ノーベル賞受賞

[ワシントン 1日 ロイター] ユーモアがあり、かつ意義深い科学的研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が1日に行われ、素早くガスマスクに変えることができるブラジャーの考案者などに賞が贈られた。「公衆衛生賞」を受賞したこのブラジャーは、イリノイ州ヒンズデールのエレナ・ボドナーさんらが考案し、特許を取得したもの。素早く2つのガスマスクに変えることができるため、ブラジャーを着けていた本人が使うほか、近くに必要とする人がいれば手渡すことができる
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ぎゃはは。いい感じに抜けてるユーモアだわ/

October 1, 2009

へんな日本語コピー

以前に、「ひらめけ!」っていう日本語ってどうもヘンだという事を書いたけれど、今日も同じようなヘンな日本語の表現。

①・・・心を奪われ躍らせてください(ある外車メーカーの広告)

この雑誌内の広告のコピーは、こんなに素晴らしい車です、だから・・・って続く部分。これって広告するサイドが使うと、スゴく傲慢に感じる。どうもこのコピーを書いた人は、「どうぞお楽しみください」的な感覚で軽く書いちゃったんだろう。でも、この文がおかしいのは、「ひらめけ!」のように、他人にどうこう言われてではなく自発的に突然発露するべき情動(心奪われる、心躍らす)を、「・・・してください」としたこと。これは客からすれば「大きなお世話」なんだよね。もうひとつ、このコピーで致命的なのは、「心を奪われる」ということと「心を躍らせる」ということは何となく似ているようで全然違う反応(爆)なのにひとつの文に無理矢理しちゃってること。「心を奪われ躍らせる」ためにはかなり特殊な努力をしなくちゃいけないぞ、実際(爆)。うがった見方をすれば、このコピーライターって言葉遊びだけで本当にその商品に惚れてないってことが露見しちゃってる感じ。日本で一番売れている週刊誌の一番いい位置の広告なんだけどな。残念でしたっ!て感じ。

② スピードに目を見張れ(ある雑誌の記事タイトル)

これも今日の新聞でみた雑誌広告のタイトル。「目を見張る」ようなスピードだ、ということが言いたいんだろうけどね。注目しろ!っていうニュアンスを「目を見張る(驚きを持って観る)」っていう言葉に付け加えるのにはどだい無理がある。「驚け!」っていわれ「そうだな、確かに、驚かなくちゃ・・・ああびっくりした!」って、漫画じゃん(笑)センスねーー/

日本語の乱れを問題にするっていうことじゃなくて、言葉を扱うプロとしての意識なさ過ぎのコピーが多すぎ。チェックするスタッフのレベルも問題あり、なんだろうな。日本語の文章を読んでないんだろう。