末娘さとちゃんのAO(アドミッション・オフィス)入試の発表が16時ということで、実は朝から意識のどこかで「落ち着かない」気分だった。昨年、第一志望の慶應のAOの最終の面接試験でコケてしまい浪人した彼女としては、リベンジの入試。論文作成のテーマ作りの文献検索から始まり、彼女なりに苦労して出来上がった論文(発想は面白い、でも全然論理的じゃない)に何回かダメ出しをして、たぶん彼女としてはかなりのプレッシャーだったと思う。ある時点からはまったく口出しできず、最終稿のちょっと前からは僕に見せる事なく(涙)、ひとりで書きあげて提出。2週間前に一次試験の合格してからは、彼女なりに集めた文献と新たなネット検索とかの準備をして、昨日面接。当日の本人の面接の印象は「すごく楽しかった!」ということだったから、もしかしたらうまく行ったかな・・・とは思っていたけれど。16時ぴったりにサイトで発表。
「合格」
もしかしたら間違いじゃないか?って、何回か確認してから、予備校の自習室で勉強中の本人にメール。
歓喜の返信メール(笑)
AOで最難関といわれる慶應に合格した事はもちろん素晴らしいことであると思うけど、僕(とかみさん)が一番嬉しかったのは、昨年コケてあれだけ凹んだ彼女が、その自分の失敗に正面から向き合って、浪人して真面目に取り組んで「リベンジ」の合格を勝ち取ったことなのだ。あれだけ凹めば「ま、いいか」って諦めても仕方ないくらい落ち込んだわけだから、その後の頑張りの経験は彼女のこれからの人生の素晴らしい糧&自信となると思う。
よかったね、さとちゃん。