June 29, 2013

どこかでラジオが(FMさがみ)

再掲載です〜
今夜深夜です〜
よろしくお願いします〜

かぜ耕士 「どこかでラジオが」
FMさがみ 83.9MHz
23:00 ~ 24:00
6/29 土曜日深夜


ハックルベリーフィン1972の特集を
していただけるとのことです。

かぜ耕士さんといえば、伝説のラジオ番組、たむたむたいむのDJ。
僕らの世代にとって永遠のヒーローです。
今に至るまでのご縁に、あらためて感謝しています。
皆さん、他の番組ともども、どうぞよろしくお願いします。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

●Windowsでの視聴
  OS : Windows XP , Windows Vista , Windows 7
  ソフトウェア : Windows Media Player 9以降

●Macでの視聴(※1)
  OS : Mac OS 10.3.9以降
  ソフトウェア : QuickTime 6.5以降
  ※1 : Macでの視聴の際には下記のソフトウェアのインストールが必要です。
   → Flip4Mac

スマートフォンでお聞きになるには
世界中のラジオ放送が聴けるアプリ「TuneIn Radio」を
Androidマーケット、iPhone - App Storeからダウンロードして聞くことができます。

iPhone専用アプリ「i-コミュラジ」
i-コミュラジは、iPhone 及び iPod touch でCSRA に加盟している各地域のコミュニティ FM ラジオ 放送を聴取することかできるラジオアプリケーションで、インターネット接続していれば海外からでも聴取する事かできます。「TuneIn Radio」より安定して聞くことができます。App Storeから350円でダウンロードできます。

アテンディングドクターの会

診療情報提供書とは
何が書いてあるのか?
医師はどんな情報をやり取りしているのか?

紹介する側の情報
患者の属性
名前、性、生年月日、住所、その他の属性(紹介側の診察番号など)
主訴
既往歴
臨床経過
(箇条書きで時系列の問題リストが望ましい)
その他の情報(リファレンス、参照先)

各種の画像
各種検査のデータのサマリー

以上で大体その患者のことは把握できる。

これが基本で、研修医が書くものだとすれば、
臨床の経験値の高い人(同士)のものは簡潔で無駄がない。
未熟なものほど冗長でポイントが曖昧な事が多い。
プレゼンを見れば実力がわかるのと似ている。

医療のプロとしての
的確な情報のやりとりはもちろん必須なのだが、
誰から紹介されたか?(紹介するのか?)
どんな状況で紹介されたか?
前もって伝えるべき特殊な問題はなかったのか?などの
(行間の)ad hocな情報が大切だったりする。

お互いの信頼感のある連携関係にある
医師同士は、電話一本だけで十分に
コミュニケーションがとれるはずなのだ。
あとは双方の優秀な事務方に任せればいい。
それが医療連携の理想形だと思う。

昨夜は開院以来やっている当院の
第16回「アテンディングドクター」の会だった。
体調もまずまずで、多くの先生方と話が出来てよかった。
忌憚のない意見交換が出来たと思う。
これまでの16年間で培って来たものが、
着実に形になってきている事が有り難く。

June 27, 2013

すずめはどこに

すずめが、いつの間にかいなくなった。
昔は、チュンチュン、ちゅんちゅん、と五月蝿いほど、
どどこにでもいたのに。

調べてみると、世界中で減っているらしい。

日本に生息するスズメの個体数は1800万羽ほどで、
1960年代に比べ10分の1ほどに激減してるという。
別の調査でも、20年前との比較も最大80%減、
少なく見積もっても半減しているという。
へ〜やっぱりね。

その理由として挙げられているのが、
  • 木造住宅の減少により屋根瓦や建物の隙間など、巣作りの場所が困難となった。
  • 田畑のコンバインの普及で餌となる落ちモミが減った。
  • 未舗装の小道や空き地が減り、植物の種などの餌が減った。
  • 都市部での空き地や草原の減少。
  • 減反によって水田面積が減った。
しかし単なる環境の変化と言うには不可解なことが多すぎる。

英国でも街角をにぎわせていたスズメが、すっかり姿を消してしまった。
ロンドンではイエスズメがこの5年で半減、英国全体でスズメは過去25年で9割も減った。地球温暖化、伝染病からチェルノブイリ原発事故の影響まで諸説が飛び交うが、原因はナゾ。「人里を好むスズメが消えたのは、人間にとってもよくない環境変化が進んでいる兆候」と、英政府が原因究明に乗り出したという。

農家にとっては実った稲のモミ米を食べてしまうスズメだが、
春は害虫や雑草の種を食べてくれるなど益獣の役目もある
他にも伝染病説など諸説あるようだが、原因は不明だ。

考えてみると、かなり不気味な話だ。
いつの間にかいなくなってしまったすずめたち。
とんでもない話が知らない間に進んでいた
なんてことはないだろうな。。。

June 26, 2013

LEGO好きのおっさん

今日、往診の途中で発見したLEGOスクール自由ヶ丘教室。
いいなあ、楽しそうだなあ。
56歳男性、入学できますか?


やはり、だめっすか?

June 25, 2013

この半年の厄落とし

1年の半分を迎えるこの季節。

日本では「夏越しの禊」があって、
6月30日に厄を落として7月のお盆を迎えるため
キレイな心身になる。

いわばリセットするわけだ

7月1日は半夏生(半夏厚朴湯は現代でも使う漢方薬)。
夏至から11日目。江戸では田植えを済ませて休む時期。
7月7日は七夕。月を愛でるだけでなく、疫病の流行りやすいこの時期に
大江戸中の井戸を一斉にきれいにした。これも理に適っている。
また、あの時代に、武士も町民も農民も「平等に」というところが
とても素晴らしい。

生活に密着した庶民の知恵。
日本文化の奥深さに感嘆する

ということで。。。
今年も半分が過ぎた。
あっという間の6ヶ月だった
病気をしてから
さらに時間の流れが
加速している気がする。
与えられた時間を
慈しんで時間を過ごそう
〜〜〜〜〜

蟇田吉昭(ひきたよしあき)さんの文章のファンだ。
このエントリーの大部分のネタは
彼のFBからの「受け売り」である。

ひきたさんとは2年程前、FBを初めて少し経った頃にお知り合いになった。
豊富な読書量とさまざまなことを知っている彼の
軽妙でヒューモア溢れる文章の虜になった。

是非お会いしたいと、僕の方から図々しくも
メールを出したのがきっかけで
ご縁が繋がり「田園都市線通勤者の会:田通会(でんつうかい)」を作った

蟇田さんと「友達」になりたいが為の集まり(笑)。
いってみれば彼のファンクラブみたいなものだ。

その後、FB繋がりでさらにご縁が繋がり、
これから定例会にしましょうと言っていた矢先に
僕が入院してしまった、というわけだ。

とにかく彼の読書量は
半端でなく、硬軟含め博識だ。
毎日のエントリーで
へ〜とか、成る程な〜と
いつも感心している。

同世代のおっさんとして
価値観が近いし、
納得することも多い。
要するに、へたに天声人語を読むより
為になるし面白いのだ

これからもどうぞ指導の程宜しくお願いします。

June 24, 2013

勘違いする人々

エラい人や有名な人が
偉いわけじゃない
まして、その「知人」だからといって
エラい訳じゃない(笑)

多くの人は
それを勘違いする。

著名人
芸能人
タレント
政治家 等々

人はその社会的属性に左右され、
外見の印象や初めの数分話す内容で
ほとんど判断されることは
心理学的にも証明されている
そして、そのタレント(才能)の
周囲にいる人たちが
勘違いすることが実に多い。

今光ってるアイツは
若い頃自分が見い出した人材だった、とか
誇らしげに自慢したい気持ちは解らない訳ではないけど
盛り上がっている周りが何かを達成したわけでもなく
新しい何かを見つけた訳でもない。

現在進行形で
脚光を浴びている本人は
たまたま
人生のステージで
今その役を演じているだけ

本人は
意外に謙虚で
周囲の方が勘違いしている図式が多い。

虎の威を借る人や
威張り散らす人は
みっともない
逆に反体制派であるが故に
唯我独尊のヒロイズムに
自分が酔ってしまうような
人たちもいる

自分の姿というのは
常に意識していないと
わからないものだ

June 23, 2013

自衛隊は日本の誇り


先日悪天候で遭難したヨットの救出のニュース
海上自衛隊の海難事故救援飛行艇 US-2
今回は海上保安庁との共同作戦

かっけ〜。ほれぼれする。
宮城県沖1200km 強風の波浪
波高4mといえば、洋上のうねりは上下で8m。
厳しい状況の中で泣き言一つ言わず
任務を完遂することだけを考え
命をかける隊員たち
誇張でなく
真の勇者だと思う

もともと「はたらくじどうしゃ」好き。特に僕はキャタピラー系はいくら見ていても飽きないくらい好きだ。昭和30年代生まれの男子にとって、自衛隊の装備には無条件で憧れがある。オフィスにイラク支援仕様の自衛隊LAV(軽装甲機動車)のミニチュアを飾っていたくらいだ(先日BINGO君にあげた)。自衛隊に対する思いが東北震災以降さらに高まっていることは、良い事だと思う。彼らの献身的な働きがどれだけ日本人同胞の支えになった事か。ちなみに僕は日章旗と旭日旗はデスクに常に入れてある。

June 22, 2013

お弁当という小宇宙について

崎陽軒のシウマイ(シュウマイではない)弁当。
ひとつの完璧なパッケージとしての、日本の弁当文化


白俵型ご飯(小梅、黒胡麻)昔からかわらない、お馴染みの俵型です。人気の小梅もごいっしょに。
「昔ながらのシウマイ」言わずと知れた横浜名物、「昔ながらのシウマイ」です。
鮪の照り焼こんがり焼かれた照り焼。鮪のうまみが凝縮されています。
かまぼこ幕の内弁当には欠かせないおかずです。
鶏唐揚げジューシーな鶏肉をからっと揚げました。
玉子焼きふんわり、しっとり、だしたっぷりの玉子焼きです。
筍煮シウマイに次ぐ人気のおかず。味がよくしみ込んでいます。
あんずお弁当に彩りを加える一品。ほどよい酸味がたまりません。
切り昆布&千切り生姜白いご飯によくあう箸休めとしてどうぞ。

味付けは、どれも飛び抜けて美味しい訳ではないが
いわゆる幕の内弁当的なコンビネーションは
個性を主張しすぎることなく
食べ終わった時に満足感のピークがくる

日本BENTO文化は
世界に冠たる独自のコンテンツだ
芝居の観劇や相撲見物土産という土壌に
花開いた文化だろう
それも庶民も楽しめる食文化として
存在していることが素晴らしい

NZ時代の我が家の子供達のランチは
日本のごく普通のものだったけれど
彼らから見たら驚きの
ランチボックスだったみたいだ
クラスメート達が目を丸くして
わざわざ見に来るほどの人気(笑)だった

ふつうのNZの子供のランチは
リンゴ一個とビスケットとコーラとか
ピーナッツバターを塗っただけのパンとかが
ふつうなのだ

日本のBENTO文化って深い。

6/29 土曜日深夜:FMさがみ

かぜ耕士 「どこかでラジオが」
FMさがみ 83.9MHz
23:00 ~ 24:00
6/29 土曜日深夜


ハックルベリーフィン1972の特集を
していただけるとのことです。

かぜ耕士さんといえば、伝説のラジオ番組、たむたむたいむのDJ。
僕らの世代にとって永遠のヒーローです。
今に至るまでのご縁に、あらためて感謝しています。
皆さん、他の番組ともども、どうぞよろしくお願いします。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

●Windowsでの視聴
  OS : Windows XP , Windows Vista , Windows 7
  ソフトウェア : Windows Media Player 9以降

●Macでの視聴(※1)
  OS : Mac OS 10.3.9以降
  ソフトウェア : QuickTime 6.5以降
  ※1 : Macでの視聴の際には下記のソフトウェアのインストールが必要です。
   → Flip4Mac

スマートフォンでお聞きになるには
世界中のラジオ放送が聴けるアプリ「TuneIn Radio」を
Androidマーケット、iPhone - App Storeからダウンロードして聞くことができます。

iPhone専用アプリ「i-コミュラジ」
i-コミュラジは、iPhone 及び iPod touch でCSRA に加盟している各地域のコミュニティ FM ラジオ 放送を聴取することかできるラジオアプリケーションで、インターネット接続していれば海外からでも聴取する事かできます。「TuneIn Radio」より安定して聞くことができます。App Storeから350円でダウンロードできます。

June 21, 2013

東洋的ゲロゲロ酩酊論

昨日のエントリー「スーダラ節」の続き

ちょいと一杯のつもりで始めたお酒
いつのまにやらはしご酒
気がつきゃホームのベンチでごろ寝
。。。みっともない姿
でも、大めにに見てやろうよ
酔っているんだもの
というエクスキューズ

考えてみれば
問題酩酊(という)
とんでもない反社会的な行為で
多くの人に多大な迷惑をかける、
常識のある大人としては
本来、非難されるべき行為なのだ。

若い頃は誰でも
一つ二つの恥ずかしく、みっともない
(できれば忘れたい<笑)
大失敗はあったはずだ。
でもある程度の歳になれば
弁える(わきまえる)のが普通。

欧米では日本以上に
厳しく律していて(建前上)
キリスト教的
ムスリム的価値観でも
基本的には飲酒は罪悪
として戒められている

どの国にものんべはいるけれど
急性アルコール中毒に対して
アジア諸国(特に日本、韓国、中国、台湾)は
甘いし緩い。
特に日本はダントツに
酔っ払いに甘い気がする。

飲んだのは自分の意思
むりやり胃の中に注入された訳じゃない(
したがって「酔っぱらったのも自分の意志」
というアタリマエの事実に
目をつぶって
あ〜仕方ないなあ
酔った上のことだし
水に流して、、、という甘え

そして(ここからが本題)その現場で
救急車の受け入れをしている
現場の苦労(とくに救急ナース)は
並大抵のものではないのだ。

げろげろ、どろどろ
酔っぱらいに
罵声を浴びせられ
逆恨みされ
暴れられ
叩かれたり引っ掻かれたり
嘔吐、時には失禁(よくある)
良い歳をした男も女も、だ。

吐瀉物と便や尿の汚物にまみれた
見ず知らずの人の身体をキレイにして
汚れた髪をきれいにしても
特別な報酬があるわけではない。
感謝の言葉があるわけでもなく
みんな逃げるように帰って行くだけだ。

ところが日本中の救急病院では
大きな声では言えないけれど
日本では多くの場合、保険診療扱いなのだ
保険病名:急性アルコール中毒

本来なら第三者行為で
自費診療であるはずで、
自傷行為や交通事故と
同じ扱いのはずなのに
一般の病気と
同じ扱いの保険診療だ。

本来は、幾ら請求しても良いはずなのだ。
それが、徹底的に身体をキレイにして(臭いので)
入院させて(あるいは外来ベッドで)
点滴をして(欧米では余程の事じゃないとやらない)
多くは爆睡しているので翌日の昼近くまで
快適なベッドで経過観察する
それで、せいぜい数千円の自費
タクシー代金より安い

こんなことアリエナイ
どこかオカしい。絶対に間違ってる。
それがアタリマエの日本の医療システムがおかしい。

救急医療に関与した事のある
人なら皆同じ気持ちだろう
アベノミクスで
自由診療、混合診療の方向性を打ち出す以前に
この救急医療の現実をもっと
世に知らしめた方が良い

随分前から現場では言われて来た事だが
アルコール関連の救急事案は
もうそろそろ「別扱い」と
すべきだろう。

やれやれ。

June 20, 2013

スーダラ節について

スーダラ節
1961年の大ヒット
日本のテレビ黎明期。
植木等はテレビ時代初の大スター

♬♬
ちょいと一杯のつもりで飲んで
いつのまにやらはしご酒
気がつきゃホームのベンチでごろ寝
これじゃ体にいいわけないよ
「わかっちゃいるけどやめられない」

モロに昭和の匂いのする歌詞
http://youtu.be/bQPDQzhzaOw
ま、確かに「教育上よろしくない」内容ではある(笑)
幼少期にこの歌詞が与えた影響は計り知れないかも。

腕をぶらぶらしながら
すーだら、すーだら
すらすらすいすいすい
そのバカバカしさに
子供達は夢中になった。

そのわざとらしい
「行儀の悪さ」がお約束で
わかっちゃいるけどやめらない」という
キャッチーなフレーズも新しい感覚だった

今も昔も男の子は
バカで単純で
くだらない事が好きなのだ。
大人達(とくに女性)が眉をひそめるのが
また面白くて、悪ガキ達はさらに
すーだら、すーだらと
さらに盛り上るんだよね。

ははは、男って本当にバカだ(笑)

June 19, 2013

「ぴあ」の時代

「ぴあ」の時代
   掛尾良夫(小学館文庫) 

 これは創業者である矢内廣とその若い仲間達のサクセスストーリー。「ぴあ」の1972年の創刊から2011年の休刊までの歴史は、日本のサブカルチャー/文化史そのものだ。この時代の若者達にとって「ぴあ」は生活に密着した情報であり、学習取得するべき知識であり、常識であり文化的素養であった。
 我々社会に巣立ったばかりのナイーブで不防備な若者達は「ぴあ」という窓を通して様々な世界を観ることができたのだ。昭和30年代生まれの我々の世代は、常に彼らの背中を意識しながら後を追ってきたといえる。極端な話、「ぴあ前」と「ぴあ後」では、あきらかに社会が変わった。そのくらい「革命的なこと」だったのだ。その前の世代(いわゆる全共闘世代)が、大騒ぎした割には何も生み出せなかったのとは、対照的だ。
 会社の黎明期から雑誌メディアの「ぴあ」の終焉まで、バブル経済崩壊後の変化については、さらりと述べているが、インターネット後の世界には、大きな経営的な環境の変化があったと思う。多くの読者が同じ感想を持つと思うが、廃刊の報に接し「ぴあ」に心から「ありがとう」と「お疲れさま」というのが一番ふさわしい感情だと思う。
 この期間のさまざまな同時代性が、個人的な記憶や懐かしさとともに思い出されて、一気に読んでしまった。「携帯電話のなかった時代」の資料としても、巻末の資料はすごく面白かった。また、巻末解説の泉麻人氏の「1950年生まれが作り出したユートピア」という文章は、秀逸で再読必至。付箋多数。
(藤井秀樹先生ありがとうございました!)

June 18, 2013

碧翔学園校歌

碧翔学園校歌
(作詞:松村光芳 作曲:篠根丈二)

清(さや)けき 淵の
木漏れ日に
優しき花々 咲き満ちる
友と 途行く その先に
耀(あか)るき 明日 
皆 輝けと 

空高き 峰の
気高さに 
心 洗わる 早朝(あさ)の途
四季を 彩る 名も知らぬ
草木の 真実(まこと)
究めんと

未だ見ぬ 広き 大海に
漕ぎ出す 勇気 持ち続く
この日のために 励みつつ
涙も 誰のため でなく

清き 流れの
風波(かざなみ)に
友と 戯むる 放課後に
昂ぶる 心 その先に 
輝け 我(わ)らの
学び舎で

未だ見ぬ 広き 大海に
漕ぎ出す 勇気 持ち続く
この日のために 励みつつ
涙も 誰のため でなく
〜〜〜〜〜〜
http://youtu.be/PH_HHpzixzQ


2005年、架空の高校の校歌を作ってみよう!という話になり、まーく作詞じょうじ作曲で作った楽曲。作った当時のイメージでは、自然豊かな長野県信州の高校のイメージ。二人で作っているうちに、どんどんイメージがエスカレートして、架空のレコーディング記事から、超美人音楽教師の紅麹綾子先生(だっけ?)のエピソードとか、さらにその地に代々伝わる「熊殺し」の伝説話まででっち上げて盛り上がった(きわめて局所的にウケた>笑)。あとは校歌の定番の「所在地の場所」と「校名」を入れれば、完成したハズの「幻の名曲」といわれる。エンドレスの美しい楽曲である(自画自賛:笑)。
なお、オリジナルのブログ記事あり。

ちょっと一服、エイトマン


今日の朝ご飯に付いて来た「丸美屋」の「のりたま」ふりかけ。ああ、懐かしい。しみじみ美味しい。地味なところで、今も昔と変わらず良い仕事をしてる。企業として厳しい時代があったはずなのに、そのブランディングを守っている姿勢に感激してしまった。

早速検索してみると、丸美屋さん、1963年エイトマンのスポンサーになって一世を風靡した。まさに僕らの世代が(つまり新しい戦後世代、昭和30年代)ピンポイントのターゲット。今考えてみると、単純明快な勧善懲悪な展開で、全然面白くないストーリーだけど、僕らはそのキャラクターの虜になって、毎週の放映が待ちきれなかった。

あのふりかけのおまけのシールが大人気で、みんな欲しくて家族や周りの家庭で皆で協力したものだ。
1964年。東京オリンピック。蛍光灯の白い明るさ、井戸で冷やしたスイカ、蚊取り線香の匂い。日本中が上昇気流の熱に浮かされていた。

さあ、これからテレビでエイトマンが始まるよ〜というワクワク感。あの空気がまさに昭和だった。そして、確かにあの頃から日本人の生活が豊かになり、食卓は変った。

余談だが、当時の成人男性の喫煙率はかなり高く、たぶん80%くらいでタバコを吸うのがアタリマエの時代。エイトマンもご多分に漏れずヘビースモーカー。というか、彼は高性能ロボットなので、「定期的に装置を冷却する」必要があるという設定。それがシガレット型の冷却装置で、時間になると一服つけてスッパ〜と美味しそうにタバコ(みたいな装置)を吸う設定なのだ。今では考えられない(大爆笑)な設定。当時でも子供ながらに「さすがに、それはないんじゃないの?」って思ってた。なんと大らかな時代。

丸美屋「ごはんくらぶ」
http://www.marumiya.co.jp/404.html

20世紀のひみつ基地
http://20century.blog2.fc2.com/blog-entry-81.html

June 17, 2013

先生という便利な呼び方

いわゆる「先生」と呼ばれるギョーカイ。
差し当たり「先生」と呼んでおけば間違いない。
「敬称」というより「通称」であり、
あまり意味のない接頭語みたいなものだ。

名前を忘れてしまった時とか
顔と名前が一致ない時とか
実に便利である。
さしあたり「せんせい」と
呼んでおけば、間違いない。

そのお約束の中で皆が
せんせい、せんせいと呼び合ってる
ある意味、気持ち悪い関係だ(笑)

ちなみに、日本だけではなく、
他のアジア諸国(中国、台湾、韓国など)も
先生、先生って互いに呼びあってる。 

いつの間にか麻痺してしまっているけれど、
初めて「先生!」なんて呼ばれた時には、
えっ?ボクのこと?
なんて、後ろを振り返った
若かりし日があったものだ(笑)

欧米では、やはり個人のファーストネームが中心。Dr.とかMr.(英系の外科医)とかの職名があるけど、一般の人には無関係だ。むしろ、職名で呼ばれると他人行儀でちょっと緊張する。多くの場合、患者、患者の家族とはファーストネームで呼び合う関係。
ドクター名で呼ばれる事は、学会などのオフィシャルな場くらいしかない。

いい加減にしなさい!という魔法の言葉

 上方漫才。ボケ役が笑いをとってから、最後にツッコミ役が「いい加減にしなさい!」と、相方の肩口を軽く叩く。ここで大袈裟にコケて場内爆笑!で幕引きとなる。これこそ予定調和の笑いだ。
 
 同じような場面で、江戸の落語では、すったもんだの挙げ句、え〜い、べらぼうめ「たいがい(大概)にしておけ!」となる。血の気の多い江戸っ子の喧嘩の仲裁役となる長老が、一喝するときの決め台詞だ。つまり、街場の喧嘩はある程度自由にさせておいて、最後は親分の一言で決まる。大岡越前も、遠山の金さんも、水戸のご老公も、皆同じだ。

 当人達は本気で怒っている訳ではない。それほど困っている訳でもない。つまり「落としどころが既に決まっている」という予定調和の「お約束」なのだ。

 「もう我慢がならね〜、いい加減にしろ!」とか、「いい加減、待ちくたびれた」とかの「いい加減」というのは、許容される範囲がすでに決まっている事が多い。

 マスコミやネットから世界中に流される膨大な情報の中で、我々は本来の感受性を失って不感症になってしまっている。バランス感覚は常に意識していないと、ヴァーチャルな世界があたかも実体験を越えた錯覚さえ持つことになる。

 本気で怒ったら「いい加減」ではなくなってしまい、シャレにならない。逆に言えば、ここまで許容範囲だが、これからは「本気」になるぞ、という意思表示ともいえる。そこには日本人特有の優しさ(と甘えが)が透けて見えるようだ。 

 否定的な文脈で扱われる事が多いように感じるが、この「いい加減」に相当する日本語の巧い訳語は見当たらない。決してappopriateとかsuitable の「反対語」ではないのだ。この適当さ(曖昧さ)が日本の偉大な「発明」なのではないか?と思う。シニカルな意味でなく。

 逆に、定義をしないと「幸せかどうかわからず」安心できないという不安が、現在の日本人の不幸の種になっている気がする。精度を高めていくのが従来の「科学」だとすると、その「いい加減」さは、モラルであり、そして文化だろう。

 かように、日本語にはかなり高度な心理的葛藤をオブラートに包む術がある。もともと日本文化の洗練されたところは「いい加減に」良い加減なのだ。

June 15, 2013

元気モリモリ牛肉水煮

じょうじ君とランチ、久しぶりの川菜館。ふふふ。

June 13, 2013

雨の日とパンプス

作詞:松村光芳 作曲:篠根丈二 2006

一緒に棲み始めた 古ぼけたフラット
突然降り出した 雨に気づいた
あなたが あの日買ってくれた
ダークブルーの スウェードのパンプス 
  この土砂降りの雨では 履いて行けないでしょう
  この土砂降りの雨の中で 立ちすくむ私

偶然あの店で 見つけたスウェードのパンプス

一番のお気に入りの ダークブルーのスエウードのパンプス
出会った頃のあなたは 不安になるほどやさしかった
  うらめしげに空を見上げても 空はくすんで重い
  この土砂降りの雨の中で 立ちすくむ私

    解りあえていると 思っていたのは
    傷つきたくない 傷つけあいたくない
    ふたりの哀しい 自己防衛
    
  悪い女に なりきれなくて
  可愛い女にも なりきれなくて
  悪い女に なりきれなくて
  可愛い女にも なりきれなくて

土砂降りの 雨の中

私はひとりで 走りした
わかった、今 自分の気持ちが
この雨に溶けていく

私とあなたにとって

大切なダークブルーのパンプス
  この土砂降りの雨では 履いては行けないでしょう
  この土砂降りの雨の中を 走り出す私

このダークブルーのパンプスで


ーーーーーーーーーー

梅雨の重い空
微妙な違和感を
感じ初めている女

午後からこんなに
突然の激しい雨になるなんて。。。
彼女は空を見上げた

楽しかった時間
二人の思い出の
お気に入りの
ダークブルーの
スウェードのパンプス

雨足が強くなってきた
こんな雨では
パンプスがだめになってしまう
でも。。。

彼女は一瞬そこに立ち止まり
意を決したように
雨の街に飛び出した。。。

活動再開後の2006 年(たぶん)の曲。
ライブでも時々演奏。
僕らの間では「あめぱん」と呼んでいます。
この詩のプロットとなった「小説もどき」は、
2000年頃か?残念ながら、原本は今はもう手許にない。

June 11, 2013

奥沢特製冷やしうどん

一見、ふつうの冷やしうどんである。
夏の定番メニューだなのが、
これが実は、なかなかユニークで
美味しい人気メニュー。

当院自慢の「特製冷やしうどん」。

お出汁は関西風で
啜った瞬間は薄味すぎる?と
感じるが、
それが何故なのか?
後で知ることとなる(ふふふ)。

うどんは冷たく締めてあり、院内食としてはこれ以上望めない最高のレベル。
冷たいお出汁(少なめ)に、潰し梅肉が乗っている。
一口啜ると、この梅味の爽やかさが素晴らしい。梅肉のシンプルな風味。
これを海老、大葉、人参、ほうれん草、ネギとともに頂く。
ずず〜ちゅるちゅる〜ずずす〜ああ、美味しい。
食欲が落ちがちな病人にも
すすすすっっと食べられる。


さて、このうどん、実はそこからが素晴らしい。
(というか、実はそこからがメイン)
つまり後半戦はその「挟み揚げ(天ぷら)」を
あっさりしたお汁で頂くのだ。

主菜の「レンコンの挟み揚げ」
5mm厚で切ったレンコンに
鶏挽き肉を挟んで、
カラリと揚げてある。

サクっとした食べ応えのある挟み揚げを
初めはうどんのお汁で食べ、
後半は「おろしと生醤油」(付いてくるのも素晴らしい)
をつけて頂くと、これまた、ちょうど良い具合で。。。
自然と笑みが漏れる(ふふふ)

結局、お汁の最後の一滴まで
飲んでしまった
今日も写真を撮る暇なく
かっこんで大満足(笑)

水羊羹のデザートとともに
最後まで美味しく頂きました。

患者さんだけでなく、職員も満足だったと思います。
オリジナルのレシピであることが誇らしいです〜
栄養課スタッフの力だと思う。Good job!

June 10, 2013

横浜謝甜記

斎田キャプテンの差し入れ「謝甜記」。
まだ温かいホクホクの海老しゅうまい、柔らかい梅醤花鶏(唐揚げ)と、上海やきそばを頂く。しみじみ美味しい。僕はこの焼きそばが大好き。有名なお粥はレトルトになっていて、これも嬉しい配慮。体調をみていつでも食べられるのが助かる。キャプテン、いつもありがとう!

June 9, 2013

見れば見るほど


梅田まりこさん(梅田先生の次女さん)作。本日午後、病棟にて尚子を描いて頂いた。まりこさんの絵は見るたびに発見があります。見る位置や角度で全然印象が変ってくるのが不思議です。感謝感激〜先日の僕の絵とともに、我家の家宝にします。

June 8, 2013

プラダを着た悪魔

数年前に観た映画。「プラダを着た悪魔」。ジャーナリストを志望してNYC にやって来たアンディ(アンハザウェイ)と辣腕編集長(メリル・ストリープ)のドラマ。その周囲のオシャレな人たちの姿を描く。昨夜は珍しく地上デジタル放送で観た。

NYCのパワフルな女達の話。女が頑張っているのと対照的に、妙に優しいキャラの男達、ないしはゲイという構図か。Sex And The Cityに似通うセレブ感覚に世の女性達は「憧れる」のだろう。いつのまにかアメリカ社会の一つの流れとしてこのパターンが多くなってきた。

やはりこの映画、なんといってもアンハサウェイの美しさだよなあ。ブラウン卒でロードアイランドからNYCに出て来たばかりの、あか抜けない女の子(十分美しいけど)が、さらに鍛えられ磨かれてく姿は、この手の映画のお約束だけれど、おじさんとしてはそのひた向きな姿に感情移入してしまう。この人の透明な美しさは先日観た「レミゼラブル」での熱演と被って(僕的には)時空を越えちゃう。言い過ぎか(笑)。それにしてもさすがメリルストリーブ。名優。この人は本当に何でも出来る人なんだなあ。強くなければ生きていけないNYCのトップのセレブ女性のふと見せる「弱さ」をうまく醸し出していた。

ということで、テレビ映画のコメディを楽しめるくらい順調に(!)、御陰さまで本日で第14クールも無事終了。

June 7, 2013

院内食のカレー大好き

スパイシーなカレー全盛の昨今、こういう優しいカレーがしみじみ美味しいと、以前から大評判です。いんちょとしても鼻が高い(笑)。優秀な栄養課タッフの御陰です/

June 6, 2013

アメリカの外科医

外科医としてのピークはいつか??
日本の勤務医の場合、立場と報酬が一応一致している
55歳〜定年までがピークということになっている。
当然手術の技量や経験は個人差が大きいが、
基本的にはあまり差を作らないのが日本だ。

アメリカは外科医のピークが早く、若い。
チーフレジデントをする修了する段階で
ほぼその世代のセレクションを通過している。
一番経験と技術がいいのが45歳か。
そして40歳〜50歳をピークを過ぎたらさっさと引退する事が多い。
日本の5〜10倍稼ぐ(正確な数字は不明)

医学部入学時に高額な教育ローンを組むのが普通で、さらに
高額の医療過誤保険料の為に、みんな必死に働くと言ってもいい。
医師であれば何件かの訴訟を抱えているのが普通だし、
保険のプレミアムもキャリアとともに高くなるのが普通だ。

引退のその日まで、馬車馬のごとく
手術しまくる。
朝から夜まで一日中。
もともとアメリカのエリート達は
早朝からよく働くが、
常にケツを叩かれているわけだ。
(日本だって同じだ)

過酷な外科医の生活、様々なストレス
途中で「投げ出す」ことは決して出来ない。
体力と精神力が試される場だ。

いくつまでも外科医をやれるか?
スーパーマン、スーパーウーマンもいるが
多くは「定年&引退を指折り数えて」いることが多い。

その医師の専門にもよるが
引退後、牧場を買い取ったり
世界中旅したり、島を買い取って
のんびり暮らすことを夢見ている。
幸福な老後が待っているから
頑張れるということもある。
いわゆるHappy retirementだ。

ただし、従来の欧米の外科医としての成功引退話も
ここ10年位で変って来て、
「憧れのライフスタイル」に翳りが出て来ているという話も
ちらほら聞こえてくる。やはり経済状態の問題だろう。

ただし、外科医としては引退しても
それまでの経験を生かして
診療をする事や
後進の指導やアドヴァイス
セカンドオピニオンなど
医師に引退はない
いくつになっても医師はできる

これは古今東西の医師の
権利professional freedomといわれる。

日本、アメリカ、ニュージーランドで外科医としての経験から
どの国も様々な医療問題を抱えていることは理解しているつもりだ。
今でも僕は日本が一番バランスの取れた
医療を提供できている国であると考えている。
日本のシステムの素晴らしさ(その有り難さ)を
もっと世界にアピールするべきだ。



June 5, 2013

導かれるままに

3-25-2012 あの場所には何かある



伊勢神宮遷宮 NHK歴史秘話ヒストリア
もともと伊勢はルーツの土地。不思議なご縁で、何かに導かれるように昨年3月25日に伊勢神宮にお参りしている。膠芽腫が発覚する直前だった。

オレンジ色の憎い奴(意味不明か)

新しいマウス君にした事を、朝何気なくにFBにエントリーしたら、大勢の方からレスポンスがあり、ビックリした。やっぱりオレンジ色は僕のラッキーカラ〜。

June 4, 2013

絶食Fastingについて

実は昨年の4月、有名な4泊5日で伊豆の絶食道場を予約していたのだ
ところが直前に病気が発覚してキャンセル。今となっては遠い昔のことみたいだ。
今回、痛風が発症し、飽食と運動不足とストレス?という声多し。もちろん反論の余地はあるのだけれど(ほとんどない>笑)。

さて、絶食Fastingの効用については、以前にも書いた。

野生の動物は
病気や怪我などの緊急事態では
ただひたすらじっとしている。
基本的には「空腹」が
デフォルトなのだ

一方で飢餓が当たり前だった時代には
今から考えられないくらい
人は大勢死んでいた。
動物は基礎代謝レベル近くまで落として、
アイドリング状態で生きる事が普通だった。
空腹の方が神経を研ぎすまして
行きていたはずだ

食べ過ぎるくらい食べる
肥満が問題になるのは
先進国における
人間と人間のペットくらいだ。
まさに飽食の時代

人間の身体は予備力が十分にあり、
1週間程度絶食しても全く問題ない備蓄がある
消化吸収、代謝をリセットし
精神的なリセットを目的としたFastingは
理にかなった方法だ。

胃腸の一定時間の安静とリセット
導入と絶食〜回復食プログラム

巷で言われているような
「老廃物」の云々は?だけれど
気持ちいい爽快感が味わえることは
想像に難くない

じゃ、今すぐやるか?

たぶん、やらない

June 2, 2013

イギリス医学生との会話

2007年のブログ記事。日本イギリス双方でウケた話。本日発掘。

イギリス医学生との会話

僕の病院に研修に来ていたイギリス人の医学生、アリスター君の研修期間は、サッカーのWカップの真っ最中。連日の熱戦について、彼とは日本・イングランド双方の意見を戦わせ、盛り上がりました。その中での爆笑会話
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イングランドが準々決勝でポルトガルに負けた朝。

僕「なあ、アリスター、(退場になった)ルーニーってのは、いい選手だけど、ありゃ「悪ガキ」そのままだな」

彼「同感っす。私生活が乱れすぎってのはイギリスでは周知の事実です。本人は賭けが大好きで破産寸前、奥さんも悪妻で有名です。」

僕「オーウィンは残念だったけどさ。オメーらにはジェラードもランパードもいたんだもんな。監督のエリクソンだって、オレはあんまり好きじゃないけど有能ではあるしな。」

彼「・・・・。でも負けちゃいました。く、悔しいっす(涙)」

僕「後半そこそこで、ルーニーの悪がきが退場だもんな。あそこで我慢してりゃな・・」

彼「ううう(涙)。だって彼、相手の別のタマ(Another ball)を蹴っちゃったんです。」

僕「だはは。あのガキが蹴っちゃったのはAnother ball(タマひとつ)じゃなくて、the other 2 balls(タマ二つ)だろーが!」

彼「(とほほ)、その通りっす」大爆笑!!!

さらに、畳み掛ける・・・

僕「なあアリスター、ここ日本じゃ、それをgolden ballsっていうんだぜ・・・」

彼「だから、オレたちは負けちゃったんですね・・・(がっくり)」

さらに爆笑!!

どこかで見ている神様へ

痛風を甘く見ていた

医師としての30年の経験、知識と
患者としての体験は
全く違う
解っていたつもりで
全然判ってなかった

尿酸塩が沈着した急性関節炎。
安静と消炎鎮痛剤がすぐに効くはずだ
いまはとにかく
嵐の去るのを待っていればいい
時間とともに「楽になる」はずだ

の、はずだった。

ところが古今東西謂われるような
「風が吹いても痛む」という比喩は
そんなに甘いもんではなかった
先人達の言葉にウソはない
痛みだすと「声が出ないほど」痛いのだ。

関節炎だから持続的に痛いのだと
思い込んでいたが、それはそれ。
それとは別に
ピンポイントでも攻めて来る
これが想定外だった
多発テロ的なのだ
これが辛い
誇張ではない。

ぎりぎりぎり、ぎしぎしぎし
何の予告もなく
ぎりぎり、ぎしぎし、ぎりぎし

錐で刺されるように、
骨が悲鳴をあげるように、
骨折したんじゃないか思うような痛み

ははは、まーくさん痛風ですか、お気の毒に。
美味しいもの食べ過ぎですねえ(ぷぷっ)
ま、当分食事制限ですね。。。
外野&サポーターの声多し

何てこった!
よりによって、脳腫瘍の治療の
真っ最中のこんな時に
悔しい&悲しい

痛いのはイヤだ
我慢するのは、もっとイヤだ

でも美味しいもの食べてなんぼの人生だ!なんて
エラそうなこと言っていた手前
実に恥ずかしい
実に情けないけど

神様(仏様)は
どこかで見てるんだって
思った

消炎鎮痛剤を服用することにします
ごめんなさい、かみさま(笑)
ちょっとだけ反省してます

June 1, 2013

ウォッシュレットのなかった時代

シモ話ついでに追補。
ウォッシュレットのなかった時代について
c/o 携帯電話のなかった時代

今となっては信じられない話だが、1972年当時の
資料によるとトイレの和洋の比率はほぼ1:1だったようだ。

その後、生活の欧米化とともに日本でも洋式が一般化した。
そして、ウォッシュレットの登場。まさにトイレを変えた革命的な出来事
ウォッシュレット革命
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A9%E6%B0%B4%E6%B4%97%E6%B5%84%E4%BE%BF%E5%BA%A7

内閣府の消費動向調査によると日本における温水洗浄便座の世帯普及率は1992年には約14%だったが2000年には約41%、2008年には約68%、2010年には71.3%に達したという。我々の生活感覚的にはほぼ100%になっていると思う。

ほんの30年前までは
トイレは和式であるべきだ
という固定観念に縛られていたのに
高度成長期のある時点から
洋式がアタリマエになって
さらに温水便座洗浄機が
当たり前のアタリマエになった。

たった30年で
こんなに「お尻事情」の変化した
国民は他にいないだろう

このスピード感が
まさに日本の経済力と豊かさなのだ。
このアメリカ発の誰も注目しなかった商品を
日本にしかない改良を加えて
新しい価値を創造しまったく新しいモノを作り出す。
そして新しい文化を創造する
これこそ、まさに
Made in Japan

清潔好きな国民性と
その変化を受け入れる柔軟性
新しモノ好き

てか、僕もそうだけど
さらにウォッシュレットなしの
毎日の生活など考えられないという
お尻洗い教の信者に
させられてる

すごいぞ、あっぱれニッポン!