June 8, 2013

プラダを着た悪魔

数年前に観た映画。「プラダを着た悪魔」。ジャーナリストを志望してNYC にやって来たアンディ(アンハザウェイ)と辣腕編集長(メリル・ストリープ)のドラマ。その周囲のオシャレな人たちの姿を描く。昨夜は珍しく地上デジタル放送で観た。

NYCのパワフルな女達の話。女が頑張っているのと対照的に、妙に優しいキャラの男達、ないしはゲイという構図か。Sex And The Cityに似通うセレブ感覚に世の女性達は「憧れる」のだろう。いつのまにかアメリカ社会の一つの流れとしてこのパターンが多くなってきた。

やはりこの映画、なんといってもアンハサウェイの美しさだよなあ。ブラウン卒でロードアイランドからNYCに出て来たばかりの、あか抜けない女の子(十分美しいけど)が、さらに鍛えられ磨かれてく姿は、この手の映画のお約束だけれど、おじさんとしてはそのひた向きな姿に感情移入してしまう。この人の透明な美しさは先日観た「レミゼラブル」での熱演と被って(僕的には)時空を越えちゃう。言い過ぎか(笑)。それにしてもさすがメリルストリーブ。名優。この人は本当に何でも出来る人なんだなあ。強くなければ生きていけないNYCのトップのセレブ女性のふと見せる「弱さ」をうまく醸し出していた。

ということで、テレビ映画のコメディを楽しめるくらい順調に(!)、御陰さまで本日で第14クールも無事終了。