助けあいジャパン

July 10, 2011

自分のことは棚に上げて被害者づらをするオバさん。

10時からマンションの理事会。うちのマンションは世帯数が少ない(27世帯)ので、数年に一回役員にあたることになり、この10年間で2回目の役員(副理事長)ということになる。毎年8月が総会でこれを機に次期理事会執行部に引き継ぐので、今日は今期最終の理事会として様々な議題(主に、初めての大規模修繕計画)を話し合っていたら、結局2時間もかかってしまった。なんとか話がまとまって、それでは次回は総会ですね、というところで理事長の女性が一言。

「あのう・・・急にワタシその日は都合が悪くなったので、副理事長であるアナタ(僕だ!)に代理をお願いしたいのですが・・・」と。理事長のおばさん以外の役員は呆れてモノが言えない。というのは、前回の会合で、8月の夏休み期間の週末に理事会総会を入れたのは理事長であるそのオバさんなのだ。株主総会に社長が欠席するのがアリエナイように、マンションの管理組合年度の最後の定時総会で理事長が欠席して代理が司会をするなんて、考えられないことなのだ。そもそも、その理事長のオバさんはやる気がないし、会議を取り仕切る事は出来ない人であることは、僕らも管理会社の人たちもすでに十分に解っている。でも、持ち回りだからそれはまあ仕方ないことだと思う。実際には、管理会社の対応はしっかりしているからシナリオも決まっているし「形だけ」の管理組合理事長で何の問題もないはずなのだ。つまり、期末の管理組合総会の「ためだけに」理事長がいるといっても過言ではない立場なのだ。

それなのに「ワタシは急用で欠席する事になったのでアナタ達よろしく!」という彼女の態度に僕ら4人の役員はキレた。「総会を仕切るのがアナタの役目なのですよ。そもそもアナタの予定で総会の日程を決めたんじゃありませんか。何を考えているんですか!」と。彼女がその後白状したのは、その時期に旅行に誘われて「総会は代理を立てればいい」と勝手に思い込んで予約をしてしまった。ということ。その話を聞いて呆れた僕らに、「やはりダメですか?わたしがこんなに頼んでもやはりダメなんですか???」と、半べそになっている。

このオバさん、社会のルールとか信用とか約束事とかを全然理解していない。管理会社の人たちが「なぜアナタのやろうとしていることが非常識なのか?」を説明しようとしても、そのオバさんには理解できないみたいだ。僕を含む他の理事たちは諦めモード。結局、別の日程で総会を開催する事になってスケジュール調整でバタバタ。それでもそのオバさんは「なんで?どうして?ワタシのせいで皆さんにご迷惑をかけてしまうのは申し訳ないので、ワタシはいいのでどうぞワタシ抜きで総会を・・・」などと言う。

さすがに理事の一人がキレた。「あなたねえ、緊急の用事とか病気とかで代理を立てるのとは訳が違うんですよ。アナタの希望で皆が予定を調整したんですよ。ご自分の立場を考えたら、常識的には旅行のほうをキャンセルするのが当たり前じゃないですか。あなたは、ここまで言わないとわからないのですか?」と。泣き出しそうになるオバさん。あたかも自分が理不尽な理由で苛められているかのような態度で被害者づらするオバさん。永遠に理解できないんだろう、このオバさんには。この手のキャラの人にとっては、自分を取り巻くすべての事象は「自分以外の人たちの横暴やワガママ」によってスポイルされているって感じるんだろう。ありゃダメだわ。一事が万事いろんなところで苦労しているキャラだろう。PDか。

ミーティングにぐったり疲れて家に帰り、宮きしめんの昼ご飯。卵とじ&とろろ昆布のきしめん。うまし。午後から地下テラスの掃除&整理第二弾。シャワーを浴び一息ついてビールを呑んだら、マッサージチェアで爆睡してしまった。夕方からジムに泳ぎにいく予定がすっとんでしまった。夜はかみさんと「又兵衛」へ。
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