昨日のアホ政治家のことについて、被災地とそこにいて苦労されている人たちのことを夜考えてたら、憤懣やるかたなくなって、どうしても想いを伝えたくなった。この人になら僕の想いが通じるはずと、迷惑を顧みず内閣官房スタッフのMさんにメールをしたら即レス。「同じ政党に属すものとして恥ずかしい。自分なりに行動しているので・・・(後略)」とのこと。やはり「心ある人たち」は言いたい事を言っている僕らの想像を越えるリアルなご苦労の中にあって、深夜の官邸ではいろんな動きがあったんだろう。例の大臣は今日10時過ぎに辞任会見。潔く自らハラを切って四の五の言わずに消えればいいのに、石田礼助の言葉を引用するなんて、本当にみっともないヤツだ。こういうのを恥の上塗りという。粗にして野にして卑な輩。それを任命した別の「さらに卑な人」は頰っ被りをしている。やれやれ。
お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ (PHP文庫) [文庫] 糸井 重里 (著), 邱 永漢 (著)
同時多読の一冊。2時間足らずで読める。随分前に糸井さんのサイトっで連載していた邱永漢さんの記事にはずいぶんインスパイアされたものだ。この本は対談の文庫化されたもの。インターネット黎明期の話で今とはちょっと状況が古くなっているものの、やはりこの二人はスゴい人たちだと思う。邱さんって筋金入りのリアリスティックなドリーマーだ。糸井さんは今さら言うまでもなく当代一流の聞き上手だ。視点の柔軟性と自由度、さらには知的好奇心というか「素直な驚き」を感じられる感性のすばらしさ。一言でいえば「センスのある人」だ。対談中、Words of Wisdom多し。ちょっと放っておいて少し時間が経ってから読み直してみようっと。