November 30, 2009

祭りの後

ライブの終わった次の日というのは、いつも現実の生活に戻ってからも、数日間はどこか「ふぬけ」状態で何となく心のどこかが「ぽわ〜ん」としている。昨日の出来事の一つ一つを夢の中の出来事のように反芻して思い出し、ポジティブな意味では「余韻に浸り」、ネガティブな意味では「反省」したり。

今回も多くの皆さんに来てもらって本当に嬉しかった。会場も少しのPA音響の問題を除けば、使いやすかったし、肝腎のパフォーマンスも今回はそんなに時間に追われることもなく、気持ちよくやれた達成感と充実感。思春期に出会って音楽を始めた僕らが、歌を作るという作業を通して成長し、ながいオフの時間を越えて今のように活動を再開できたということは奇跡的な事だと思うし、さらにそれを通して様々な人間関係が広がって行く事は、ほんとうに幸せなことだと思う。神様に感謝。

B★竹ライブ vol3, J-Pop Cafe(渋谷)バックステージ記


11月の最終週末の日曜日に、僕らの自主ライブをやるのが恒例イベントになって、今年で4回目(2006年は諸般の事情で中止)。つまり活動再開から5年間たったことになるんだね。改めて感慨深い。昔の活動は高校2年の秋から大学の2年くらいまでなわけで、途中受験&浪人とかで中断しているから、実際に活動していたのは全部で3年くらいじゃないかな。今の僕らにとって「秋のライブ」はその年を締めくくる意味でもすごく大切なイベントなのだ。

今回のJ-Pop Cafeはたまたまネットに見つけた会場で、ま&じで下見に行って即決定するほど、場所といいサイズといい設備といい「ちょうどいい」感じのハコ。まあ、何といっても渋谷といえば僕らの青春時代の「場」なわけで、30年以上の時を経て自主ライブをするということに、「うれし&はずかし」的な感慨がある。

数日前から風邪気味でライブ前夜は僕としては珍しく38℃の発熱をした(今考えてみれば知恵熱か?>笑)けど、9時間睡眠したら当日朝は完全復調していた。単純なヤツ>自分。午前は、意識的にうだうだしつつ・・・ライブのイメージトレーニングをしてから、熱めのシャワーを浴びて出発。SCの「讃岐饂飩」で「牡蠣天うどん定食」を、ひとりでガッツりと食す(ライブ前のカーボンロード>笑)。体調も考えて昼ビールは封印。で、結局12時半には渋谷に着いてしまった。会場に行ってみるとまだ前のイベントをやっていて14時すぎまで入れそうもない、ということで渋谷の街をぷらぷら歩き回る。

14時少し前に「さくら」出発組のワゴン・タクシーが会場に到着。搬入とセッティング。今回のタイバンの、air1970のメンバーの菱沼さんが、都立H高校の2級先輩であることが判明し、挨拶する。懐かしい系フォークのオリジナルのバンド。岩田バンド改めB.B Brothersは、相変わらず皆お元気で「万年青年」バンド。今回は女性ボーカルが加わり華やいだ感じ。14時半からリハーサル開始。いつも思うけれど、ライブ開始前のあの緊張感と高揚感がすごく好きだ。

今回のハコはマックス100人ということだけれど、チケット前売りをしない僕らの場合、実際に何人来てもらえるかは、当日開けてみないとわからないので一抹の不安がある。チケットもどきの整理券がある人(100人分)のうち、どれだけ来てもらえるのか?さらにチケットなしの人たちはどれだけいるのか?が、わからない。さらに今回は飲み放題ということで、入場者を識別する「リストバンド」が必要だろう、ということになり、それを入手するべく、僕らのリハーサル終了後CCタケダと二人で、東急ハンズへ向かう。しかし・・・僕らのイメージしていたヘアバンド用のゴムバンドや、派手めの輪ゴムなど適当な数がない!休日でごった返すハンズ内で途方にくれたオッサン2人だったのだが・・・で閃いた。「シールだ!」ということで、「福」マークのシールをゲット!走って会場に戻ったのは開場直前で冷や汗をかいた。でも、この「福」シールなかなか可愛く好評だったみたい。

さて、ライブ開始。お客さんも初めから80人くらい入り椅子が足りないくらいの入り。Air1970>B.B.Brothersの順で、それぞれ45分間の熱いステージ。それぞれのバンドの持ち味が出てたと思う。不思議なものでステージというのは演奏(音楽)だけじゃなくて、プレーヤーの放つヴァイブレーションとかオーラとかが、聴衆と反響したり共鳴したりする。その「空気」というか「雰囲気」というのは、バンドごとにまさに「個性」があって、自然に醸し出されるものなのだな・・・と、そしてそれがすごく大切なのだな・・・と思ったりした。うまく言えないんだけれど。楽屋兼機材置き場のVIPルームの薄暗い部屋はなかなか居心地よし。

さて僕らの出番。

Scene 1 :Huckleberry & the Happy Troops
① 携帯電話のなかった時代
② Down Town Down
③ 雨の日とパンプス
④ 月光恋歌
⑤ ともしび

Scene 2: メンバー紹介&CCタケダ登場
⑥Heart of Gold
⑦Cosmic Cowboy

Scene 3: 原点回帰のコーナー
⑧ 小春日和
⑨ 涙の桜貝
⑪ 雨の面影
⑫ 風になりたい
⑬ 流れ星

Scene 4: アンコール!
⑭ 春の嵐
⑮ 夏の終わりに

セットリストをみながらそれぞれの場面を思い出そうとしても、なんだか夢の中の出来事みたいで実はあまり憶えていない(いつものことだ!>爆)というのが正直なところ。むしろ、詳細に記録していただいたりみっとさんの「ぐうたら備忘録」
を読ませていただいて、ああ、そういえばそうだったな・・・なんて思い出したりして。

バンドとしての色は出てきたのかな?自信とまではいかないけれど自分たちのグルーブ感みたいなものは今回のライブでも感じたし。Downtown Downで、ちょっとした歌い初めのミスがあっても動じずにカウントを仕切り直してリカバーできたり、演奏しながら「修正」ができたり。CCタケダも今年で3回目の登場。彼とはいつも前夜一回だけの練習。それであそこまで演奏できればいいんじゃないかな?せっかく九州から来てくれるんだから、ソロのパートを作ってあげたいけど時間の関係で今回も2曲で残念でした。次回は是非。
原点回帰パートは今回は特にこだわりたかった部分。実はここら辺で原点回帰の音楽を見つめ直してみるのもいいかと。練習だけじゃなくてライブでやることに意義があると思ったのだ。理想的には新しいアコースティックバージョンの曲をいくつか披露できれば最高だったんだけれど、昨年来新しい曲らしい曲が出来上がってない(というか書き散らかしているだけでまとめる時間がない)ので今回はそれは叶わず。流れでかぜさんを紹介できたのもすごくよかったな。その後「流れ星」を歌いながらじょうじ君が泣きそうになっていたけれど、僕はその次のアンコールでの「春の嵐」をハモリながらお客さんの方を観たら・・・「ぐぐっ」ときて実は鼻の後ろの方が痛かったのだ。間奏のハーモニカの乱れに気づいた人はあまりいなかったみたいだけれど(笑)。

PAにちょっと問題があった(モニターとかハウリングとか反響とかバランスとか、微妙に)けれど、これもあの短い時間のリハーサルでは仕方ないのかも。ただお客さんの感想を聞く限りでは、そこそこいい音で鳴っていたみたいなので、コレもよしとしよう。次回の課題。飲み放題カウンターでの混乱もなく、軽食は少なかったけれどあれは「おまけ」みたいなものだし、持ち込んだ「おつまみ系ジャンクお菓子」も評判よかったみたいだ。

ということで、1時間半ステージはあっという間で、今思い出そうとしても「夢」の中の出来事を思い出しているようなふわふわした記憶で、現実感のない「ただ幸せな感じ」。本当に多くの人たちに来ていただき、同じ時間を共有することができ、今までと同じようにこれからも歌っていける僕らっていうのは、本当に幸せものだと思う。ライブ終了後撤収作業を終えてから、駒込秘密基地「さくら」にタクシーで戻ってからの美味しいお酒と楽しい会話で、メンバーと至福の時間を味わった。

Thank you, One & ALL!

 以下 順不同(思い出すままに)
かぜ耕士さん&たむたむ仲間達(むつらさん、ちゅっちゅさん、落書君さん、りみっとさん、hecoさん、星くりさん&お友達・・・)、きよひこキャプテン&美奈子サン、高山船長、まなさん、こーめいせんせ&奥様、ちゃい、DAN, あおちゃん、たかさん、 こうづせんせ&奥様、りつこせんせ、りょうこせんせ・・・メンバーとメンバーの家族:じょうじ&ともぴー&さくちゃんの奥さんたち、うちのかみさん、かなP、さとちゃん

November 29, 2009

ライブ最終リハーサル@WRS

朝イチから3時過ぎまでばったばたのやる事満載の土曜日。遅めの昼ご飯を食べて、アジト「さくら」へ。九州からCCタケダも参加して、スタジオにて最終練習。僕自身はちょっと風邪気味で体調がイマイチだけど、一年に一度の自主ライブイベントなので、がんばるしかない。ま、明日は始まりがゆっくりなので、会場入りは2時で間に合う。ゆっくり寝れば明日には治るだろうし、楽しまなくっちゃ。わくわく

November 27, 2009

眠たい金曜日

スケジュールぎっしりでばたばたと忙しかった金曜日。16時のアポが終了して初めてデスクに座ってのんびりしたら、10分間眠ってしまい記憶がなかった(笑)。
画像は眠たい子犬!

November 26, 2009

トーチを次の世代に渡す役割

5週間、僕の病院で臨床研修をしたDrew君も今週が最後の週。初めはカルチャーショックや言葉の壁で戸惑いがあったみたいだけれど、人懐っこいキャラクターで病院のスタッフにも好かれて、十分日本での生活をエンジョイしてくれたみたいだ。まさに「うるるん滞在記」みたいな日々。僕の毎日の過酷な質問と宿題の嵐(笑)にもよく耐えてくれ、真面目に勉強してくれた。日本語ができない環境のなかでサバイヴしてゆくためには、「好奇心と柔軟性」「問題解決能力」と「コミュニケーション能力」が必須。あと、基本的には何とかなるかな?という「楽観主義」かな。

海外から来る医学生を受け入れて彼で8人目だけれど、どの子もそれなりの「人懐っこい」キャラと「しぶとく生き残る強さ」みたいなものを持っているみたいだ。皆、学ぶ事に対して貪欲で医師としてのキャリアアップに前向き。その意味では日本の医学生は皆頭の回転はいいんだけれど、大人しくて「いい子ちゃん」過ぎる気がする。ま、それは今に始まった事じゃないけど・・・。クイーンズランド大学(オーストラリア)医学部への今回の研修レポートの彼のエッセイを読ませてもらって、なかなか日本の医療の本質(長所と短所)をよく見てくれている力作だったので、褒めて上げたらすごく嬉しそうだった。

今回の研修中はあまり食事に連れて行ってあげなかったので、午前中の病棟のティーチング・ラウンドを終了後、昼から目黒雅叙園へ。雅叙園の"very Japanese"で"exotic"な雰囲気を,彼ら外国人はすごく喜ぶのだ。雅叙園のギンギラ豪華絢爛な「日本間」に感激させ、あの有名なトイレで「連れション」してぶっ飛び、中華の「旬遊記」のランチ(ここんちは味も素晴らしいし値段がリーズナブルだ!)を食べながらいろんな話をした。大学を卒業してから医学部に入学するまでに働いて苦労したこと。アメリカ人としてオーストラリアで医学を学ぶ事の大変さ、これからアメリカに帰って卒後トレーニングのプログラムに入る事の困難さ、などなど。国籍も世代も関係なく、真面目に人生の夢に取り組んでいる若者には、出来るだけサポートしてあげたくなる。それが、若い頃僕がアメリカやニュージーランドのボス達から受けた、心のこもった「指導」への僕の出来る「恩返し」だと思うのだ。Give and Takeというんじゃなくて、僭越ながら受け継いだトーチの灯火を次の世代に渡すみたいな感じ・・・というか。

by the way,

食事を終わり、アトリウムに出たら日本庭園の所で、何かの記念写真なんだろうか、振り袖姿の女性の撮影していた。「ぶ」とまでは言わないけれど、特別「美人」とは(残念ながら>笑)いえない、ごく普通の日本人の女の子。ところが、彼はえらく興奮し感激している。

「なあ、Drew, 彼女っておめーの好みか?」
「うううっ、はい、僕のタイプです!」
「そっかなー?どこにでもいるような、ふつうのちょっと太めのねーちゃん、じゃねーか!」
「日本の女性、美しいです。着物も最高のコスチュームだし」
「まあな、おめーら外国人の男にとっちゃ、いいもんなのかもな。オレなんかチャイナドレスのほうがいいけど(爆)」
「彼女はゴージャスでビューティフル!です。ああ、なんて素晴らしいんだろう!」
「・・・(苦笑)・・・(勝手にしなさい!>爆)」

彼らアメリカ人の「日本人女性の美しさ」の基準ってのは、我々日本人男性の基準というか感覚とは、ちょっと(かなり)違うんだよね。すごく日本的な(アジア的な)顔立ちの人の方がインパクトがあるみたいで。まあ、その逆のこともあるわけで、結局は蓼食う虫も・・・って話なんだけれど(爆)。

November 25, 2009

代理母出産の倫理性

実の娘夫婦の受精卵を代理出産した53歳の女性とその娘が会見。
「娘を母にすることができて幸せです」と微笑む「おばあちゃん」の女性。「母であることを実感してます」と喜ぶ娘。

うううううむ、それってアリなのか?それりゃ、ちょっと違うんじゃないか?
家族とは何なのか?彼らの倫理観はどうなっているのか?
その会見に当事者であるべき男性が(マスコミに)出ていないのも不思議。
やっぱりこの人たち普通じゃない・・・気がしてしまうのは僕だけじゃないだろう。法整備だけの問題じゃなくて。

生まれた男の子にとっては、どうなんだろう。かなり混乱するというか、自我のを確立する年になってからの混乱と崩壊が(他人事ながら)心配になってしまう。自分を生んだのは実の祖母で、遺伝子的に親子の関係の母親とは、実は兄弟という関係。ああっ、かなり複雑で痛々しい関係だ。医師として、「医学的には理解できる」けど、「ソレとコレとは違うでしょ!」と、心情的にはかなり混乱している。

やれやれ・・・

うがった見かけをすれば、「愛がすべて」という一種の宗教ファシズムがある気がする。そして、自分達さえ良ければ、他人に迷惑をかけなければ・・・「何でもアリ」という「独善性」と「超近親相姦的な気持ちの悪いさ」を感じる。ぞぞぞぞぞ。

November 24, 2009

東京は世界一のテクノポリスなのだ



(Honkawa Data Tribute 社会実情データ図録 http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/5950.html より引用。クリックすると、図表が拡大します)

 PCT(特許協力条約)出願数からみた世界のトップ60地域のランキングについては、第2位のシリコンバレーを押さえて、東京が第1位なんだと。

1.東京(日本)
2.シリコンバレー(米国)
3.ニューヨーク周辺(米国)
4.ボストン周辺(米国)
5.ソウル首都圏(韓国)

の順。ソウルがヨーロッパの主要地域を抜いているのが印象的。東京は世界一のテクノポリス日本は首都圏への集中が著しく、神奈川、埼玉、千葉といった周辺県を合わせると圧倒的な集積だそうな。分野別のトップ地域をみると、世界中に分散している。ナノテクノロジーやバイオテクノロジーでは、東京を押さえてシリコンバレーが第1位となっているし、環境分野を代表する再生可能エネルギーでは、デンマークが首位ってのも知らなかった。自動車の排ガス分野では、シュトゥットガルト(ダイムラー、ポルシェ、ボッシュ)、愛知(トヨタ)、埼玉(ホンダ)といった欧州及び日本の自動車産業の主要集積地が上位を占めている。

2008年のデータだけれど、いかに日本が新しい技術のイノベーションで生きているのか、というのがわかる。やはり日本の社会の根幹にあるべきものが「新しい物を創り出すための教育」なのだと思う。今後10年でどう変わるのか?を考えると、ちょっと「寒い」気持ちになるのだけれど、まあ、少なくとも今は自虐的になる必要は全然ない。

でもさ、日教組べったり民主党政権、大丈夫か???
世界一位を目指すスーパーコンピューターのプロジェクトに、仕分け人の蓮舫が「2番じゃ、だめなんですか?」というアホな質問をしてる程度だもんな。研究をしたことのない人にはわからないんだろうけど。その意味から日本の将来が、ちょっと(つーか、かなり)心配。

November 23, 2009

アコースティック・ディオ・セッション

休日の月曜日。午前中は来週〆切の原稿を書いたり、テラスの整理をしたり。13時から3時間スタジオ練習。セットリストも決まり、のんびり&楽しみつつ。本番が楽しみ。

夜は「ま&じ&さ&と」の4人で、六本木「スイート・ベイジル」へ。PEGASUS「野呂一生&櫻井哲夫」のライブ。櫻井さんはともぴーの高校からの友人で今回のお誘いになった。野呂さんのアコギと櫻井さんのアコースティック6弦ベースのアコースティック・デュオ・セッション。圧倒的なテクニックとグルーヴ。音響も素晴らしかった。眼を閉じて聴いていたら、ある時点から微睡んでいるような状態で「あっちの世界」と「こっちの世界」を気持ちよく行き来する感じ、がした。

彼らはカシオペアの始動メンバーで高校時代からの付き合いとのことで、当時の音楽の話など。音楽のフィールドは違うけれど僕らの高校時代を思い出させる話だったな。今日も17−8歳のころ書いた曲を演奏してたりして、それもインプレッシヴだった。プロの仕事でしっかりと楽しませてもらった。質の高いライブだった。ともぴー、ありがとうございました。

終演後じょうじ君と話したけれど、いつの日か僕らも「スイートベイジル」でライブをやりたいもんだ。

November 22, 2009

スタジオ練習@巣鴨

11時過ぎに集合して昼ご飯@さくら。昨日の「怪味鶏塊」と仕込んであった「えびプリ・スパイシーワンタン」を持参した。ビールでテンションを上げてから(笑)、いつものホワイトロード・スタジオへ。今度のライブは3部構成。先日の打ち合わせ通りのセットリストで流し練習。バンドとしての「決め事」も「グルーブ」もなんとなくサマになってきた、というかある種の「安心感」が出てきた感じ。
今回のライブは「ケツなし」の(あとのライブ予定がない)はずなので、今までみたいに終了時間を気にしなくて良さそうだから、ちょっとセットリストは修正したほうがいいかも、って思った。明日も3時間練習の予定。

November 21, 2009

怪味鶏塊

午前は仕事、午後は早めに引き上げてジムへ。連休だからかジムのプールはガラガラで20本1000mしっかりと伸びまくる。気持ちよし。

阿波地鶏のもも肉を買ってきて、先日衝動買いしてしまった新しい「中華なべ&蒸し器」を使って、「怪味鶏塊(ゴァイウェイヂィクァイ)」(すごいネーミングだ>笑)を作った。蒸すという調理法はあまり手慣れていないので、ちょっと緊張したけど、わりと上手にできた。中華のツボ 玲舫’sブログを参考に。


蒸し鶏は、しっかりと塩胡椒と花椒を揉み込んで1時間寝かせてから、紹興酒に浸してネギと生姜片&にんにく片をまぶして、件の蒸し器鍋でじっくり30分蒸す。自然に冷やしてから、骨を取ってサーヴ。これと冷製クラゲがあれば完璧(笑)。

レシピの「怪味ソース」を、僕なりに「ひとひねり」して作成。川菜料理では定番だそうな。

生姜(みじん) 小匙1
白葱(みじん) 小匙2
花椒粉 小匙1/2
砂糖大匙1/2
米酢 小匙1.5
台湾の激辛唐辛子&ニンニク:少々
豆板醤 小さじ1/3
醤油 大匙1.5
芝麻醤 大匙1 
辣油(久米島産) 小匙1/2ちょっと少なめ
胡麻油 大匙1/2

結構砂糖をいれるは半信半疑だったけれど、味が膨らむ。
ふふふふ、あの台湾の「あの店の味」に近いものが出来たみたい。

この連休週末は来週のライブの練習にがっつりと浸る予定。

November 20, 2009

とよ田LOVE


おおっと、ぎりぎりセーフで更新に間に合った(笑)今日は、ちょっと久しぶりに雛鳥唐揚げ「とよ田」で後輩&同僚のD君と飲み会。ここんちの唐揚げ(素揚げ)は何時行っても絶品。話し込んでしまい、僕としては異例の夜更かしになってしまった。じっくりと話ができて良かったな。来週、日本での研修の最終週になるアメリカ人のDrewの送別会もここでやるつもり。

November 19, 2009

ぬくぬく感覚

いつの間にか、暗くなるのが早くなった。もう5時過ぎには夜になってる。朝も6時じゃまだ暗いし。
四季の日照時間の変化に伴い、バイオリズムが素直に変わるので、これから冬に向かって睡眠時間が(自然に)伸びることになる。
同じ時間に寝て同じ時間に起きたとしても、いろんな意味で日中は眠い季節。もともと朝はすくっと起きるほうではあるけれど、朝のぬくぬく感覚は微妙に気持ちいい。

ドーナッツ屋さん(クリスピー何とか)で、留学資金を貯めるべく生まれて初めてのバイトを開始したさとちゃん。毎日が緊張と興奮らしい。とほほの失敗(笑)も含めて、結構楽しんでいるみたいだ。自分で稼ぐ大変さを少しは学べるだろう。社会勉強。

5本250m。ちょっと風邪気味で抑えた。

November 18, 2009

I am ON!

朝8時から会議。以前から考えていたのだけれど、朝の会議の方が数倍有意義なディスカッションが出来ると思う。ただし、今日は外来開始までにいろいろやることがあって、ちょっとバタバタと落ち着かない状況に陥ってしまったが。まあ、それはそれとして・・。

外来を終了後、Drewとともに大学へ向かう。讃岐屋で昼ご飯。激熱の「鍋焼き讃岐うどん」ってのは、いくら日本食フリークのアメリカ人の彼でも、ぶっ飛ぶインパクトがあったみたいで、二人で大爆笑する。でもさ、うまいだろ?これが日本食なのさ(ふふふ)。チーズバーガーとかピッツアが「ごちそう」だと思っている、あめーらアメリカ人には、この先100年はわかんねーだろうな、って説明する。

今日は日本の医学部学生へのBST(臨床実習)のテューター。日本の医学生4人とDrewとで、クリニカルシミュレーションのPBL。2時間全編英語でシャベ繰りまくる。この感覚は人には説明できないんだけれど、あるスウィッチが入ると全然英語だけの会話が苦じゃなくなる。ちょと久しぶりの感覚だった。でもなあ、アメリカやニュージーランドで医者をやっていた時にはもっと英語が上手だったんだけどな・・・ some difficulty to make myself understood in English!。英語でのPBLで日本の学生はヘロヘロになったかもしれないけれど、さすがわが後輩達、頑張って最後まて付いてきてくれた。クロージングの感想を聞いたら、最終的には楽しんでもらえたみたいで、よかった。講義終了後、タクシーで病院に戻り、面談と回診。夜はジムで10本500m、軽めに。

FMサルースのまなさんから教えてもらった、Louis CK 爆笑スタンダップ・コメディ。こりゃすごいわ。
なかでも、↓↓が最高にお下劣で可笑しい(ちょっとこのサイトに掲載するのが憚られるので、URLだけ)
Suck a Bag of Dicks、そこまで言っちゃうか(爆)
http://www.youtube.com/watch?v=CzbURUrgQao

November 17, 2009

事業仕分けという「どんでん返し」

事業仕分け作業が進んでいる。そもそも政権交代という、いわば「どんでん返し」みたいなことは戦後日本の政治には今まではなかった訳で(というか、日本社会がそれを望んでいなかった訳で)、一旦予算化した事業を年度内にゼロベースで見直すという作業も、実はアリエルのだなあ・・・と今更ながら驚いたりしている。

国の事業というものは採算性だけでなく国家としての「夢」に対する未来への投資的な意味合いもあると思う。だから、あんまりシブチンでクールにカットばかりになってもいけないよな。それにしも、今回の政権交代で、官僚の作る予算にいかに無駄があるのか、ということも判ったし、かりに将来、現民主党政権がコケけたとしても次の政権が同じことをするだろう。

日本としてはいい教訓を得たと思う。いいんじゃないの、こういうのは。

November 16, 2009

「勝手に人生相談」してる迷惑なおやじ(爆)

夜の会合は定例の理事会@埼玉。あああ、一年って早いなあ。やれやれ/

その帰路、渋谷のJRから田園都市線の乗り換えの時に、宮益坂側の広場で歌ってる女の子の歌が耳に残り、そこに立ち止まり2曲聴いた。
20歳くらいだろう。ギター一本でソロで歌うストリートミュージシャン。遠目では今風のごく普通の女の子。うちの娘達が、「友達連れてきたよー」っていって家に連れてきたら、そのまんま信じちゃう感じというか(笑)。

たぶん一所懸命にプロを目指してがんばっているんだろう。今日で渋谷は3回目だとか言っていたから、地方から出てきたのかもしれない。声質もきれいだし十分な声量もある。歌詞もそれなりにまとまっているし、メロディーもきれいで好感が持てる。ギターもじゃかじゃか系だけど女の子としては上手な部類に入る。

でもね、聴いた2曲とも、どこかのだれかの歌に「すごく」似ている。さらさらした、きれいでよく洗濯した木綿のタオルみたいな道徳的な歌詞が、無印良品のカーボンの箱にきっちり入って飾られている感じ、というか。高校や大学の文化祭のスターにはなれるかもしれないけれど、この道で喰って行くのは、正直厳しいだろうなって(通りすがりのおじさんとしては)思ったりして。

もちろん、プロの歌い手を夢見ている娘みたいな女の子にエラそうに先輩づらしてモノを言う気も全然ないし、そんな権利もないんだけれど、それなりの才能がありそうなだけに、ちょっと残念な感じがした。いいプロデューサーに出会えるといいけどね。昨日のANVILのおっさん達を観たこともあって、そんなふうに感じたのかもしれない。

てなことを書くと、若い才能の芽を摘んじゃうみたいなイヤなヤツと思われちゃうかもしれないけれど、そんな気は全然ないの。好きなことで食べて行くことが出来れば、それ以上に幸せなことはない。でもそれを実現するには、人並み以上の努力と運に恵まれる必要があるということなんだ。おだてる人や利用しようとする大人達がいるだろうけど、勘違いしたり、だまされずにしっかりと頑張ってみればいいよ。それでダメならすっぱりと諦めればいい話だし・・・

って、むやみに他人の「人生相談」したがるのは、おっさん達の悪い習性だ(爆)。

November 15, 2009

心優しく熱い男たち

休日で6時起床。六本木TOHOシネマにて朝9時より、”THIS IS IT” 周囲の観た人たちがみんな絶賛するので、特別MJに思い入れがある訳じゃないんだけれど観たくなって。

結論から言えば期待以上に満足できる映画だった。つーか、MJのアーティストとしてのひたむきさが痛々しくて哀しくて、なんともいえない気持ちになってしまった。バックを固める人たちのベクトルがアーティストとしてのMJを中心として収束していく様は素晴らしい。彼らはMJを心からレスペクトしていて、一所懸命頑張っている姿は感動的。MJの感性を信じて皆で緻密に作り上げるステージ。そこにこめられたMJのメッセ−ジ。

MJって「キワもの」っていう先入観があって、彼が会話にやたらとI love you. とか God bless you!を連発するのを、噓くさいって思っていたんだ、実は。この映画を見てMJって、本当に素晴らしい人だったんだなって今更ながら思ったりして。久々の85点。



11時に終了し、同じフロアの"ANVIL"へ。映画の連チャン。もともと今日のメインはこれを観ることだったのだ。ヘビメタの過去の栄光に浸っているおっさんバンドの日常を淡々と追ったドキュメンタリー。しかし興行的には厳しいんだろう。このテの映画は日本ではヒットはしない。このシネコンで、朝かレイトショウしかやっていないので、今日のチャンスを逃すとDVD化されるまで観るチャンスがないかもしれない。ということで、急遽行くことにした。15歳で出会った2人の男が50過ぎまでヘビメタのロックを続けているという喜悲劇なんだけれど、この映画は期待通りの素晴らしさ。無骨で不器用に生きている男達の夢に賭ける姿勢は、同じおっさんとして「わかる」なあ・・・泣けた。作り物じゃない素晴らしさというか。これは文句なく90点だった。元気が出る映画。これはDVDも買おうっと。感動にうち震えて涙する僕。

ところが、そのAnvilのエンディングのところで、姉より携帯メールの緊急連絡。非常事態。板橋のある病院へ直行することになった。そこで3時間。大事に至らなくて良かったけれど、午前の映画の余韻に浸る暇もなく、どどっと現実に引き戻されてしまった。

帰路は神保町で1時間ほど本を物色してから、図書館で勉強をしていたかなP、今日ある資格試験を受験していたゆっつん、バイトの研修にいったいたさとちゃん、二子玉で買い物をしていたかみさんのところに「全員集合」。高島屋SCで、かみさん&娘達の「おねだり攻勢」を、軽くイナしてから(爆)、SCの「トラジ」にてがっつり焼肉を食べて帰った。ふー、お腹いっぱい。

てなかんじで、硬軟入り乱れてなんと中身の濃い休日だったんだろう。

November 14, 2009

ふう、やっとこさ週末

浅田次郎「月島慕情」文春文庫。今更僕が言うまでもなく、ストーリーテラーとしてのこの人の実力は素晴らしいと思う。この短編集が文庫化されたので、即買って貪るように読んでしまった。浅田ワールドに浸って、さまざまな罠や仕掛け、手練手管に翻弄される至福の時間。あたかも作者が「自分の眼で本当に見てきたような」情景や展開を、お客(読者)の納得できる描写にするには、地道で綿密な下調べや考察があるんだろうけれど、それだけなら「学者」とか「研究者」であって、「小説家」はさらに人並みはずれた着想と空想力が要求されるということなんだろう。こういう昔気質のプロ「文士」って昨今では珍しい気がする。先日あるパーティ会場で生(笑)浅田次郎さんに遭遇した時に、一言でもお話しておけば良かったな。いつもは図々しいのに、好きな人の前ではしおらしく控えめになってしまう(爆)キャラなのだ。かえすがえすも残念。

久しぶりに20本1000m。夜はこの今季初の「ザーサイ・とまと・レタス鍋」。明日は映画三昧にしよ。
ささ、これからサッカー日本代表vs南アフリカ

November 13, 2009

Tバックが流行りやすい(爆)

このところ超多忙状態で、画像のペーストとか&引用とかで手抜き更新ブログだったな(笑)。昨日さとなおくんに教えてもらった腹筋痙攣爆笑動画は、ピンポイントで僕のツボにハマってしまい、久しぶりに出来るだけ多くの人たちに共有してもらいたくなった。
「冷房ボタン勝手に圧さないでよ」(爆)

それにしても今日は忙しかった。オーストラリアからの留学生Drew君の他に、医療センターの研修医1名、救急隊の研修生1名の3人の見学者が、ハチャメチャ状態で同時進行する様々な問題に対応するために、走り回る僕やスタッフに唖然としていた(笑)。怒濤の仕事場からキャロットタワーに移動して、夜は自分が会長を務めるある会合の講演会&懇親会の進行と司会。参加者とのディスカッションも盛り上がり、まずまずの出来だったかな。よしよし>自分。この週末は絞りきったテンションを少し緩める時間を持つことにしよう。

November 12, 2009

空耳

http://www.youtube.com/watch?v=-0jCWkM15ag



朝から大爆笑

November 11, 2009

とほほな連中

イギリス人の若い女性を殺して遺体遺棄をした変質者の男が、整形手術をして長期間の逃亡の末、身柄を拘束されたというニュース。事件そのものは猟奇的で社会的な関心も高いのはわかるけど、なんなんだ!あの大阪から千葉行徳までの移送に群がるマスコミの醜さは!何の社会的価値があるのかはきわめて疑問?残虐な犯罪をした犯人(容疑者)をどうやって社会的に嬲りものにするのかという視点でしか、もの伝えられないのか。移送の映像なんてなんの意味もないんだから、とっとと別のところに取材にいけ!というデスクはいなかったのかね。

まったく、とほほ・・・な連中だ。つーか、それを平気で観せられている一般大衆っていうのも、なんだかなあ・・・。

November 10, 2009

セサミストリート40周年だって



♬♬Can you tell me how to get, how to get to the Sesami Street? ♬♬

本日のGoogleより

November 9, 2009

6セット受容する脳

6時までぐっすり9時間睡眠。一度も目覚めずにREM/Non-REMを6セット。50歳すぎたおっさんにしては、まだ脳に若さがあるということだね、ちょっと自信がついたか(笑)。

昨日の日経新聞に紹介されたように、海外からの医学部の臨床実習を受け入れるようになって8人目。Drew君の研修もいよいよ佳境に入ってきた。当初は日本の医療の現場の忙しさに驚いていた彼だけれど、日本の医療の「きめの細やかさ」に最近は感嘆しているみたいだ。社会システムとしての医療保険制度が随分昔に破綻しているアメリカの現状、今医学を学んでいるオーストラリアの財政主導型の医療システムの限界などと比べて、日本の現場からアメリカ人の彼が何をどう学んでくれるのか?その辺りがチューターとしては興味のある所。問題は多々あるとしても日本の医療について、僕ら日本人は決して自虐的になる必要はないと思うのだ。

夜は所属する医療法人の幹部会@横浜。早いなあ今年も。

November 8, 2009

睡眠不足でハイな休日

昨夜は突然の当直で断続睡眠、トータルで3時間くらいか?ああ、それにしても、情けない。若い頃はちょっとやそっと眠らなくても全然平気だったんだけど、50歳過ぎた頃から寝不足はダメになった。昔は、いつでも、どこでも、誰とでも(笑)寝れたんだけどな。ソレはさておき、今日の早朝からバタバタで息つく暇もなく11時過ぎまで。オフィスで30分間爆睡してからスタジオへ。

13時から巣鴨WRSにて練習3時間。ガス欠でヘロヘロなんだけれど、妙にハイな気分のアルファ波が出たりして、意外に楽しめた3時間。今度のライブのステージの構成&セットリストもだいたい決まってきたか。練習終了後は即解散して電車でさらに爆睡。ジムのサウナに直行したら、水風呂で眠って沈みそうになった(笑)。夜は家族で自由が丘のPICO風パスタ。うまひ。

さあ、眠気を我慢してこの時間まで起きていたんだから、後は目覚めるまで爆睡だな。
来週もイベント多し。

November 7, 2009

ドタキャンで当直中

朝一番で今週末の当直医がドタキャンということになり、常勤医でなんとかバックアップすることになった。まあ、急用じゃしかたないけど。午前のルーティンの仕事が終わってから午後はいったん帰り、ジムで泳ぐことにした。ところが、今日同じレーンで泳いでいた、おっさんが25m泳ぐごとに側溝に「がーーっ、ぺっ!」って痰を吐いている。きったねー!ここにも注意書きが書いてあるように、止めてくれませんか?・・・と、一応「疑問形」で注意した。そうしたらおっさん曰く「だって、口に水が入って、この中に吐くよりは・・・」みたいな言い訳をいう。全然言い訳にもなってねー。あのねー、あんたの唾を吐いているプールの側溝ってのは、そのままプール本体につながってるんだよ。他人から注意されると、反射的に自己保身の言葉を出してしまう輩なんだろう。これ以上関わるのは時間の無駄なので、予定を早々にあがった。僕は別に謝ってもらおうと思っていた訳じゃないんだけどね。ただ、公衆衛生上は看過できない問題なので、しっかりとシニアスタッフに伝えておいた。そもそも、2人も監視するスタッフがいるんだから、お客のこういう行為は、勇気をもって注意してもらわなくちゃ困る。

その後は自宅でちょっと休んでから、ゆっつん&さとちゃんと3人で夕食は「新宿さぼてん」にて、最近流行っているコラーゲン入のお出汁のイベリコ豚しゃぶしゃぶ。今年初のカキフライもおいしかった。期待値以上で満足。本来の予定では横浜の荒木屋本店で「牛鍋」食べてたはずなんだけれどね(笑)。

ということで、現在進行形で当直中。溜め込んだ文献を読んだり、新しいプリンターを接続したり、新春のご挨拶の原稿書きなど、結構やること多し。

北品川・特別分会@西新宿「三富」

ケイイチローのおすすめで西新宿にあるディープな焼肉屋「三富」にて、ケイイチロー、トシピロ&トモユキと北品川・特別分会(幼なじみ部会)。西新宿の裏道にあるマンションの「駐車場」の奥にひっそりとある韓国家庭料理のお店。見つけるのに苦労する、普通はちょっとアリエナイ面白い環境にある。(普通はまず口にしない)レバー、ユッケなどの生系は新鮮だったし、(いつもはあまり食べない)ホルモン系も美味しかった。タンもハラミも及第点。韓国的にスクエアかつソリッドに基本は抑えてる。(行ったことはないけれど)ソウルの裏路地にある家庭料理のお店って感じか。ビール&マッコリでいい気持ちになって、おっさん4人で延々おしゃべりするってのも、たまにはいいかな(笑)。建設的な議論も破壊的な発想も分別臭い反省もなく(笑)、だらだらと喰ってはしゃべり、飲んではしゃべりというパターンで3時間以上居てしまった。いろんな業界、ビジネスマンのセカイについての「常識」というものが、自分に全く欠けている、ということを多々発見する。ううむ、ある意味すごく勉強になった。〆はユッケジャンクッパ&冷麺。さらに、ここんちのリーズナブルな安さに驚いた。まあ、今の時代、もっと美味しくて、きれいな焼肉屋は他にも一杯あるけど、あのディープな佇まいの意外性とその値段はインプレッシヴではある。

〆の〆は、ロック・バーRosie @ 新宿2丁目にて。新宿3丁目から副都心線&田園都市線で帰った。ちょっとメタボだけど健全なおっさん達の夜って感じ(爆)。

November 5, 2009

かわいい子には旅をさせるってか(笑)

今週号の週刊文春のコラムでハヤシマリコさんが書いているんだけれど、最近は日本の若者達が海外渡航することが減っていて、10年前と比べて35%減少しているらしい。留学ばかりか旅行にも行くことが少なくなっているとのこと。最近では、海外で旅をしているのはアジア人では中国か韓国からの若者ばかり。へーー。僕らの時代にはもちろん僕も含めて「猫も杓子も」(笑)、海外へ向かったものだけれどね。たしかに、海外に行くにはエネルギーがいるし、今は国内で温泉に入って美味しいものを食べて「まったり」していた方が居心地いいし、ユニクロを着てコンビニでご飯を食べていればお金はかからずに、それなりの生活ができるわけだし。

ただし、僕の感覚から言えば海外を目指す若者の「実数」はそんなに変わっていない気がする。つまりこの現象を日本の「デフレ不況」の経済状況だけが原因とするには無理があって、僕は若者の価値観の多様性というか選択肢が広がったことじゃないかと思う。行くヤツは頻繁に行くし、行かないヤツは全然行かない、という図式。つまり格差とかお金の問題じゃない。うちの長女のかなPみたいに、ヒマさえあればお金もないのに世界中どこにでも飛んでっちゃうヤツは昔は珍しかったけれど、今じゃ珍しくも何ともない状況。

僕の世代が必死にバイトして「格安航空券」を探して旅をしていた30年前と比べて、円の強さと通貨価値の変化を考えてみれば、今は「激安」なわけだから。それだけ、日本人としてだれでもいつでも世界中どこにでも行ける環境は整っているのだ。

「若者よ荒野をめざせ!」っていう言葉の響きは、1970年代特有の若者の上昇志向とハングリーな挑戦精神を確信犯的に刺戟した。逆に言えば素直に刺激されちゃった若者達(笑)。今じゃ、あまりにもアナクロで赤面もんなんだけれど、アノ時代の「左翼的ラディカルなカッコよさ」は、たしかにあの時代特有のキラメキがあった。今の若者からすれば、「えっ、それがどーしたの?行く人は勝手に行けばいいし・・・」って感じなんだろうけどね。

そんなこんなで、来春大学入学の決まってモラトリアム期間中の末娘さとちゃんが、入学前にイギリスへ一人旅&短期留学するべく準備中。僕らがヘルプしてあげるのは簡単なんだけれど、自分でどこまでできるのか、かみさんとちょっとドキドキしながら見守ってる。

November 4, 2009

シーン5(ちょっフィクション・シリーズ)

(ほとんどリアル、ちょっと脚色した会話)

「この前テレビで観たんだけれど、男の人のおしっこって、かなり周囲に飛び散るらしいのね。」
「んで、それがどーしたの?」
「うちの場合、私も娘達も座ってする訳だから、主に汚すのは、あなたってことよね。」
「・・・・・」
「Sさんのお家とか、Uさんのお宅とかは、奥様の意見で、男の子二人とご主人が全員、お家ではみんな座っておしっこすることにしたんだって」
「・・・・・」

「あなたも、そうしてよ。みんなそうなんだから。」
「・・・・・」

「簡単なことじゃないの?」

「やーだ、やだやだ。やだもんね。50年以上立っておしっこしてきたんだから、今さら座りおしっこなんてできない。第一、みっともねーじゃん、大昔から男は立っておしっこしてきたんだぞ!!!」

「でもね、今の時代、みーんなそうしているんだって、テレビで言ってたわよ。それに、どうしても立っておしっこしたければ、あなたがトイレ掃除してよ、汚してるのがあなたなんだから」

「ううううむ、でもさ、便座の前の方って女が汚しているんだぜ。女は便座を跳ね上げないから判らないだろうけどさ、男はおしっこの飛ぶ方向は自分でコントロールしているもんね!」

「なに自慢してるのよ(爆)。私が言っているのは、あなたがその気になりさえすれば、うちのトイレはきれいで、掃除が楽なんだってことなの」

「・・・(やだ)・・・(やだやだ)・・・・(絶対にやだもんね)。」

ってな会話が日本中の家庭であるんだろうか?

November 3, 2009

ぶんかのひのきゅうじつ

文化の日の休日。平仮名で書くと全く違った印象になるのが面白いな。崎陽軒の特選シュウマイをおみやげに、さくらに集合してブランチ。ホタテとスイートコーンの缶詰で超簡単にできる絶品スープを作った。その後、巣鴨WRSにてアコースティックパートの練習。久しぶりの3人構成をたっぷりと3時間。いつもの冗談満載の練習で腹がよじれた(笑)。まったり練習の終了後は「さくら」にて打ち合わせつつ飲んでから、「やきそばーHIT」にてユニークな手打ち麵で〆。

November 2, 2009

消えそうな灯火を守る人たち

今日遭遇した脱力系情報。
そりゃーないでしょって話。

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風の吹き荒れる荒野で、必死にたき火を守る人たちがいる。今にも消えそうなその灯火(ともしび)を、限られた装備と数少ない人数で、皆で寄り添いながら、一所懸命になって消さないように頑張っている。つまり、その灯火の運命は、その人たちのモティベーションとプライドにかかっている。それが「すべて」といっていいかもしれない。

でも、その脆く存在しているプライドが崩れてしまったら・・・、あっと言う間に火は消えてしまうだろうし、今までの血の滲むような苦労は徒労に終わることになる。だからこそ、その人たちがこれからもなんとか踏ん張れるだけの最大限のサポートをすること(あるいは、それを約束すること)は、組織として最低限のアタリマエのことだろう。

その荒野から遠く離れて、望遠鏡でその火勢だけを観ている人たちが、その今にも消えそうな灯火を必死に守っている人たちの苦労を理解できないとすれば、システムそのものに将来はない。人を守れない組織は大きな代償を払うことになるという事実は、日本の哀しい歴史が証明しているだろう。日露戦争の203高地の過ちやノモンハンの愚挙、そして太平洋戦争の悲劇と、全く同じ図式じゃないか。
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やれやれ。南極越冬隊の話かよ(笑)
ここまで脱力させられたのは久しぶり。

November 1, 2009

ひさしぶりの、まったり日曜日

11時からリンキーディンク・スタジオにて、ま&じ二人で、今回のライブのアコースティックパートの練習。ハックルベリーの基本形ということで、やっぱりこれが一番「座りのいい」パフォーマンスなんだと再認識。考えてみると、このところ創作活動が停滞気味で、書き散らかしている詩を歌詞にする作業とか、思いついたまま放っておいてあるシークエンスをまとめていないなあ・・・。忙しさだけじゃなくて、ちょっとしたきっかけがあれば、すぐにでもいくつか出来そうなんだけれど。来年に向けて、そろそろ新しい音源を作り始めたいなって思った。スタジオを引けてから、昼ご飯は「台湾小菜」、値段も味も、そこそこ&まあまあ。来年は皆で台湾に遊びに行こう!という話で盛り上がる。神保町は古本祭で大混雑のため、ギターを持っての移動はキツいので、早々に解散。午後はジムでひと泳ぎしてから、お好み焼き屋さんでバイトの次女ゆっつん以外のメンバーにて、「すし常」で晩ご飯。

男女の視点

おっと、10月31日の更新をわすれてしまった。忙しい10月も終わって、11月12月は、いつも怒濤の年末モードになる。毎年文化の日あたりを境にして公私ともにテンションが上がるのだ。そして年が明けて、ばたばたしているとすぐに春だもんな。昨日秋植えのチューリップと水仙をネットでオーダーしたのが今朝届いた。

昨日午後、大学時代のクラスメートAさん(女性)から電話があり、彼女と僕の共通の友人B君(男性)とその家庭の問題について、B君の奥さんの相談を受けることになった。なんでそんなマドロコしいことになるかというと、電話してきたクラスメートAさんと、B君の奥さんはもともと知り合いで、女同士でいろいろと話し合っていて、共通の友人である僕の意見を聞きたいということになったらしい。その後、B君の奥さんから携帯に連絡があり、1時間近く話。

たしかに話はかなり複雑ではあるけれど、結論から言えばその問題に関して、友人としても医師としてもコミットするのは止めることにした。当事者の友人B君の意思というか同意もなく、僕ら(僕とAさん)がBの奥さんの(ある意味)一方的な見方だけで何かを判断するのはフェアじゃない気がしたのだ。電話でまくしたてるB君の奥さんの話を聞いていると、だんだんB君が可哀想になってきて、複雑な事情はいろいろとあって、たしかにかなりシビアな部分もあるにしても、僕のすごく正直な所で本音をいえば「どっちもどっち」的な印象。

で、その会話が終わってから、再びAさんと話した。男(僕)と女(Aさん)では、その件に関して「問題にしている所」が全然違うという点に、お互い驚く。つまり視点の違い。だからこそ、傍からはわからんことはわからんし、中途半端に口を出すことはかえって複雑にするだけだ、ということ。冷たいようだけれど医学的なこと以外は、B君&奥さんにGood Luck!としか言えないわ、僕は。