November 24, 2009

東京は世界一のテクノポリスなのだ



(Honkawa Data Tribute 社会実情データ図録 http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/5950.html より引用。クリックすると、図表が拡大します)

 PCT(特許協力条約)出願数からみた世界のトップ60地域のランキングについては、第2位のシリコンバレーを押さえて、東京が第1位なんだと。

1.東京(日本)
2.シリコンバレー(米国)
3.ニューヨーク周辺(米国)
4.ボストン周辺(米国)
5.ソウル首都圏(韓国)

の順。ソウルがヨーロッパの主要地域を抜いているのが印象的。東京は世界一のテクノポリス日本は首都圏への集中が著しく、神奈川、埼玉、千葉といった周辺県を合わせると圧倒的な集積だそうな。分野別のトップ地域をみると、世界中に分散している。ナノテクノロジーやバイオテクノロジーでは、東京を押さえてシリコンバレーが第1位となっているし、環境分野を代表する再生可能エネルギーでは、デンマークが首位ってのも知らなかった。自動車の排ガス分野では、シュトゥットガルト(ダイムラー、ポルシェ、ボッシュ)、愛知(トヨタ)、埼玉(ホンダ)といった欧州及び日本の自動車産業の主要集積地が上位を占めている。

2008年のデータだけれど、いかに日本が新しい技術のイノベーションで生きているのか、というのがわかる。やはり日本の社会の根幹にあるべきものが「新しい物を創り出すための教育」なのだと思う。今後10年でどう変わるのか?を考えると、ちょっと「寒い」気持ちになるのだけれど、まあ、少なくとも今は自虐的になる必要は全然ない。

でもさ、日教組べったり民主党政権、大丈夫か???
世界一位を目指すスーパーコンピューターのプロジェクトに、仕分け人の蓮舫が「2番じゃ、だめなんですか?」というアホな質問をしてる程度だもんな。研究をしたことのない人にはわからないんだろうけど。その意味から日本の将来が、ちょっと(つーか、かなり)心配。