実の娘夫婦の受精卵を代理出産した53歳の女性とその娘が会見。
「娘を母にすることができて幸せです」と微笑む「おばあちゃん」の女性。「母であることを実感してます」と喜ぶ娘。
うううううむ、それってアリなのか?それりゃ、ちょっと違うんじゃないか?
家族とは何なのか?彼らの倫理観はどうなっているのか?
その会見に当事者であるべき男性が(マスコミに)出ていないのも不思議。
やっぱりこの人たち普通じゃない・・・気がしてしまうのは僕だけじゃないだろう。法整備だけの問題じゃなくて。
生まれた男の子にとっては、どうなんだろう。かなり混乱するというか、自我のを確立する年になってからの混乱と崩壊が(他人事ながら)心配になってしまう。自分を生んだのは実の祖母で、遺伝子的に親子の関係の母親とは、実は兄弟という関係。ああっ、かなり複雑で痛々しい関係だ。医師として、「医学的には理解できる」けど、「ソレとコレとは違うでしょ!」と、心情的にはかなり混乱している。
やれやれ・・・
うがった見かけをすれば、「愛がすべて」という一種の宗教ファシズムがある気がする。そして、自分達さえ良ければ、他人に迷惑をかけなければ・・・「何でもアリ」という「独善性」と「超近親相姦的な気持ちの悪いさ」を感じる。ぞぞぞぞぞ。