事業仕分け作業が進んでいる。そもそも政権交代という、いわば「どんでん返し」みたいなことは戦後日本の政治には今まではなかった訳で(というか、日本社会がそれを望んでいなかった訳で)、一旦予算化した事業を年度内にゼロベースで見直すという作業も、実はアリエルのだなあ・・・と今更ながら驚いたりしている。
国の事業というものは採算性だけでなく国家としての「夢」に対する未来への投資的な意味合いもあると思う。だから、あんまりシブチンでクールにカットばかりになってもいけないよな。それにしも、今回の政権交代で、官僚の作る予算にいかに無駄があるのか、ということも判ったし、かりに将来、現民主党政権がコケけたとしても次の政権が同じことをするだろう。
日本としてはいい教訓を得たと思う。いいんじゃないの、こういうのは。