April 30, 2008

鉄砲玉・かなピー

長女かなピー(加南子)の姿が最近見えないので、昨夜かみさんに聞いたら、「あら、知らなかったの?今、中国みたいよ・・・」「は?全然知らなかった!でも、中国みたい。。。とは(笑)」

ウチの三人娘の性格は三人三様で全然違う。長女・かなピーは、初めての子供ということもあって、イロイロと心配もしたし、親としての理想もあって、結構厳しく育てた傾向がある。親の対処の仕方からしても、ニ番目は「ま、いっか。。。」、3番目は「たぶん、大丈夫でしょ。。。」って感じで、だんだんユルユルになる。

親の厳しいしつけの反動なのか?なぜか、かなピーは天衣無縫というか自由奔放といか、怖いもの知らずの性格になってしまった。次女・ゆっつん(有季子)はノンビリ&マイペース、三女さとちゃん(紗仁子)は甘えん坊キャラでおねだり上手なのにね。大学4年生だから、ふつーはもう就活が済んでいるころなんだろうけど、その辺は資格職業なのできわめてのんびりで強気(おいおい大丈夫か!)。

とにかく、長女かなピーの行動力と無鉄砲な性格、如才なさと超楽観主義は僕のDNAだと思う。大学に入ってからは、バイト(家庭教師、居酒屋、モツ鍋屋など)で稼いでは、休みになるとふらっと親に相談せずどこか旅行に行っちゃう。怖いもの知らず。今まで知っている限りでは、アメリカ・タイ・インドネシア(バリ)、中国(北京)、スペイン、イタリア、ベトナムなどなど。僕だって行っていない場所多数(笑)。今まで、僕はお金も餞別も一切出してないってのがエライといえば偉いし、逞しいといえば逞しい。

小さい頃から無鉄砲だった彼女。ニュージーランドでは、ろくすっぽ英語もしゃべれないのに、イベントがあると真っ先に手を上げて参加しちゃうので、かみさんとハラハラしたもんだ。そのまんまオトナになっちゃった感じ(笑)。学生時代、毎年アメリカに放浪旅行していた自分にどこか似ているんだよな。頭の回転はすごくいいし、職業に就けばそこそこ立ち回れるキャラだと思うから、心配はしてないけど。彼女のあのキャラを受け止められる男がいるんだろうか?BFは一杯居るみたいだけどなあ。やわな男じゃちと難しいだろうな(爆)。親としてはちと心配だけど、まあもうオトナだ。口を挟む筋合いはないな、もう(笑)。

By the way・・・ちょっと飽きたので、このブログの構成を変えてみました。

April 29, 2008

ぷりぷり海老そば

「昭和の日」の休日。5時半にばしっと起床。乾いていて適度に冷たく気持ちのいい朝。最近の飲んでいるSAVASのプロテイン(意外においしい)とかみさんがCOSTOCOで買ってきてくれたV8・300ml(2L巨大ボトル>笑)の朝食。午前中はいろんなルーティンをこなしてから、5月にある講演の準備のために仕事場へ。1時間の講演の構想を練る。イメージが固まればほとんど完成なんだけど、今日は集中力がイマイチ散漫で、とっ散らかしたまま終了とする(苦笑)。ま、でもいいのだ、この段階では。まだ時間もあるし。昼は「やぶ茂」で蕎麦。

帰路、Sports Authorityに寄り、黒崎の鼻作戦の備品を購入。新しいBBQセットを買ってしまった。しかし、一番の目的の焚き火用の薪が売り切れだって!仕方ないのでトステム・ビバにも行ってみるが・・・やはり焚き火用薪は売り切れ。えええっ、巷では今年のGWは焚き火がブームなのかい??。

ジムで10本500m。今日はすごく混んでいて途中でイヤになってしまった。その後ジャグジー&サウナでまったり。

夜は一昨日仕込んでおいた鶏スープを使って、かみさんのリクエストで「ぷりぷり海老そば」。

鶏スープは、西川師匠の本を参考に作成。

①水4L、手羽先300g
②にんにく(つぶし)4片、玉ねぎ2個(千切り)、長ネギの青い部分プラス白い部分(乱切)4本分、生姜の塊(つぶし)2片、にんじん(乱切)1/2本。トリガラ・スープ小さじ1杯。乾燥ホタテ粉末小さじ1杯。
③ ①と②をル・クルーゼ(24cm鍋)に入れて、弱火でコトコト 約30分間で白濁してくる。
④灰汁を取りつつ、沸騰させてから日本酒を100ml
⑤アルコールを飛ばして、さらに数分間。

ここまでの工程で前日は終了、そのままの状態で蓋をして翌日へ。
翌日朝、うちの場合には「水炊き用の鶏肉ぶつ切り200g」投入して、さらに1時間くらい弱火で煮込んで・・・。

冷ましてからシノアで濾して、スープは完成。かなり濃厚なスープストックなので、半分は冷やして冷凍庫へ。区画のある氷入れに入れて凍結状態にしておいて、必要に応じて取り出して使えば便利。炒飯とか中華風の炒め物などに使用することが可能。濾したあとの野菜は捨てて、残った鶏肉は冷蔵庫で冷やしてからスプーンとフォークでばらせば、棒々鶏風のサラダの具にもなる。ふふふ、これもおいしい。サンドウィッチの具にもなる。マヨネーズがなぜかとてもか合うのだな。

さて、今日の「ぷりぷり海老そば」のレシピ

①にんにく2片をみじん切り
②中華鍋、強火。少な目のサラダオイルで①と輪切り赤唐辛子少々を炒めてから、厚めに切った玉ねぎ1個分を投入。
③チンゲンサイ(静岡産!中国産はNG!)2束を食べやすく切ったもの(泥が入っているので、よく洗う)を投入。
④椎茸(乱切)、エリンギ(千切)を投入して、じゅうじゅうしたら、前述したスープ・ストックを1Lざばっと入れちゃう。この工程は、とにかく強火でがんがんいきます!

ここからは、時間が勝負。
⑤しっかりと強火で温めておいた別のフライパンに、長ネギ&にんにくみじん切り&塩胡椒で味付けしてビニール袋で仕込んでおいたムキ海老150gを投入!紹興酒少々。じゅうじゅう!ざっくざっく鍋を返して炒めまくる。いい匂い!この工程は15秒で十分。温めすぎると、海老が固くなってしまい「ぷりぷり」にならない!。(時間的な余裕があれば、海老に小麦粉をつけて、油通しをすると完璧なんだけど・・・)
⑥たらりとごま油を入れて香りつけ。

⑥、前日仕込んでおいたスープを投入。じゅじゅじゅーーーっ。いい香りです!。味付けは塩胡椒で。今夜の隠し味は、秘伝「あご醤油」と羅臼昆布茶を、ごく少々(笑)。

⑦ ④の工程の時点で別の熱湯鍋に麺を投入しておき2分ちょっと前に上げる。⑥に入れて具を散らす。海老そばには細めん(茹で時間2分)が合うと思うけど、これは好みで。ぷりぷり海老としゃきしゃき野菜にするには、野菜と海老を煮込みすぎないことが一番大切。スピードが勝負なのだね。
今夜も、おいしかった、です(笑)。

隔世遺伝

顔立ちとか体型から性格など、子供に受け継がれる親のDNAの遺伝形質が発現する形式といのはいろいろあって、学問的には非常に複雑でまだまだ解明できない部分も多い。昔から言われていていることに、男性は母親系の形質発現が優位で、女性は父親系の形質発現が優位っていうのがある。うむ、確かに男の場合、母親似の傾向があるかもしれない。かみさんは完全に父親似だし、家の娘達は僕に似ているところが多い気がする。

で、考えた。僕の場合、母方の爺さんにすごく似ている気がするのだ。20年くらい前に亡くなった爺さんは、なかなかユニークで好奇心旺盛な、おもろい爺さんで、初の男孫である僕を何かと可愛がってくれた。明治生まれの薬剤師。発想のオリジナリティとひらめきを愛し、稽古事(歌や踊り)が好きで、研究も好きで特許もいくつか持っていたらしいけど、ビジネスの才能はまったくなくて、人に騙されて親(舅)から引き継いだ事業は失敗し、今考えると60代ですでに隠居生活をしていた。小学校の入学祝ということでブリタニカの大百科事典(英語!)とかを贈ってくれたり(読めるわけないじゃないか!>爆)、ふと思い立った勢いですごく高価な顕微鏡を小学生の僕に送りつけ、何か研究しろとか言い出す(笑)。で、なにしろ褒めたおしじゃないけど、会うたびに僕を褒めて称えて、自分の孫のことを誰彼となく自慢してた。何をやっても何を言っても褒められるので、褒められつつも子供心に「じいさん、それは言いすぎじゃないかい?」って思ったりして(笑)。晩年はリウマチを患って寝たきりになってボケまくって、親戚一同が看病にほとほと疲れ果てた後に、ひっそりと亡くなった。当時はまだ学生で、医者になってから彼の力になれなかったのが心残り。

で、齢50を過ぎてみて、この背が小さくて、禿げていて、話好きで、発想が自由で、ある意味「翔んでいる」母方の爺さんに、自分がかなり「似ている」ことを意識するのだ。僕は父方の祖父母には会ったことがないのでわからないけど。

「男は母方の祖父の形質発現が優位、女は父方の祖母の形質発現が優位」なんじゃないか?

ということは、家の3人娘達が将来子供を産んで、それが男の子だったなら僕に似る確率が高いわけで、ふふふ、楽しみだなぁ。溺愛してしまうかも(爆)。

April 28, 2008

ka Nohona Pili Kai

今夜は、いつもお世話になっているK先生の息子さんの結婚披露宴。家族付き合いをさせていただいていることと、今回息子さんの就職のお手伝いをしたということでお招きいただいた。GWの谷間の怒涛の忙しさの外来&回診を済ませて、車で移動するも渋滞にはまり、開始時間ぎりぎりに到着。

ヨットマンの新郎と幼稚園の先生の新婦は初々しかったなぁ。どのスピーチも温かくいい披露宴。最近ではどうも新婦のことを娘とダブらせちゃうので(笑)、スピーチとか手紙とか子供のころの写真とかの「お約束」の場面で、どうもホロッとくる。ま、泣きはしないけどさ(笑)。

で、今夜はK先生からのご依頼で、一緒にコラボして「おおトリ」で歌を披露することになってたので、どうも落ち着かない。車なのでお酒も飲めないし、昼が遅かったせいもなり、おいしいハズの食事もすぐにお腹一杯。これは僕としては珍しいことなのだ。アガるということはほとんどない僕だけど、久しぶりに緊張してしまったな。出番前に、歌詞を忘れちゃったらどーしよう?とかチューニングは大丈夫かな?とか、K先生と歌うパートはどうするんだっけな?とか、考えてもどーしよーもない事を考えたりして(爆)。でも、こういうアガるという感覚を、ひどく懐かしく感じたりする冷静な別の自分が居たりして、妙な感覚だったな。

不思議なのは名前を呼ばれて紹介されたら、ふっと腑に落ちたというか平静に戻って、きわめてすんなりとスピーチ&歌。ケアリ・レイシェルのKa Nohona Pili Kai・涙そうそうを演奏。トリということもあり、新郎の父が歌ったということもあり、予定調和的とは言うものの、結構ウケたかな。終わってからわざわざ感想をいいに来てくれた人もいたし。

お疲れさん>オレ

April 27, 2008

黒崎の鼻一泊作戦@GW

三浦半島「黒崎の鼻」は、ハックルおやじの聖地。恒例のBBQを今年のGWに計画中。今回はビーチにテントを張って焚き火を囲みながらBBQをしよう!という計画で話が進んでます。たぶん、だーれも居なくて、プライベートビーチ状態だと思う。まったくいい年こいたおじさんたちが、こういう遊びに熱中できるっていうのは、素晴しいことだと思うんだよね。参加者募集中です。詳細はハックル・ブログにて。5月4日の朝からでも参加可能。皆でおいしい朝食を食べられるといいんだけど。

ということで、今日は、ま&じで作戦会議@神保町。NBCの作戦と5月18日のライブ・コンテストの段取りなど。川菜館でがっつりランチをしてから、新しいシュラフとマットを購入し、去年暮にライブをやったムームー・ダイナーでビールと飲みつつ話し合い、3時半解散。帰路、午前中に泳ぎすぎたせいか電車で爆睡。目覚めたら鷺沼だった。あぶねー(爆)。

April 26, 2008

スタジオ&ジム&焼き鳥って土曜日

聖火リレー@長野。やれやれ、見たくないものを無理やり見せられたみたいな違和感。でも、その違和感、多くの国民が「ま、そんなもんなんだよな。やれやれ」って、諦めの印象だったんじゃないかな。民族問題は多くの国でもあるけど、共産党一党独裁の中国の「汚点のひとつ」であることは、誰の目にも明らかだろうけど、どれだけの日本人がシンパシーをもってチベットを見ているのかは疑問だし。

午後、小雨交じりの中、三軒茶屋のスタジオへ。明後日のリハーサルをkさんと。ぶっつけ本番としてはまあまあまとまったんじゃないかな。失敗だけしなけりゃいいや(爆)。帰宅後、ジムでガッツリ20本1000M。休日前の夜はガラガラでレーンを独り占めで気持ちよく泳ぐ。かみさんと娘達はそれぞれ予定があり、一人ご飯だったので、たまプラの榛名地鶏の有名店「とり平」へ。結構混んでいて待ちの列があったけど、一人だったので大将が気を利かせてくれてすぐに入れてくれた。焼き鳥はもちろんおいしかったけど、ココんちで一番僕が好きなのは濃厚な鶏スープ。そぼろご飯とともに〆て大満足。

ダダリオの新バージョン

諸般の事情(笑)で、結婚披露宴で歌うことになってしまい、自宅においてあるOvation(通称まーく1号)を久しぶりに手入れ。磨きフェチの血が騒ぎ、やりだしたら結構ハマッてしまった。今回は気分を変えてダダリオのライトゲージとミディアムゲージの中間のゲージというのを試してみたけど、中低音の伸びがあって結構いい感じ。ラインを通すと、たぶんもっとコシのある音になりそう。新発見。

April 24, 2008

「本業」by水道橋博士(浅草キッド)

文春文庫で出ていた「本業」を読んだ。この本の著者は、この間のコラアゲン君の出た「草野★キッド」という番組のパーソナリティで出ていた水道橋博士・・・ああそんな漫才師がいたなあ。。。程度の知識しかなかったのだけど、本屋さんの文庫のコーナーでふと手に取ったこの本は、妙にひっかかるフレーズがあってそんなに期待せずに読み始めたんだけど、正直びっくりした。決して低く見下していたわけじゃないんだけど、当初の漫才師の書いたオチャラケ本なのだろうという先入観は、ぶっとんでしまった。

いわゆるタレント本の書評なんだけど、その文章力と観察力・分析力のクオリティの高さはたいしたもん。で、あんなふうに、ある意味冷徹に本を読み込みつつ、自分の「隙」も見せて読者を楽しませながら、感覚的かつ論理的に書評を書ける人というのは、プロの文章家だなと思った。すんません、甘く見てました>水道橋博士。サブカルチャーの世界は深いなぁ。

April 23, 2008

包容力のある社会

朝一番の病棟コールから始まり、想定内の忙しさのルーティン以上のサブ・ルーティンで忙殺された(わかりにくい表現だな>笑)、いろんな事を走りながら考えさせられた日。ううむ、濃い一日だったな。

午後のミーティング。行政との折衝。次の予定の時間を気にしつつ、予定を1時間以上オーヴァーしてしまった。そのミーティング前の僕の気持ちとしては、場合によっては本気に役所と喧嘩してもいい、とされ思って臨んだのだが、話を聴いている内に彼らの言い分はまったくの正論で異論を挟む余地がないことがわかったのだ。それまで錯綜していた情報をひとつひとつを確認しつつ検証してみると、ある原因が見えてきた。

今日のミーティングの後半はその状況に対して、どうしたら次善策が取れるか?という前向きな議論とすることができた、と思う。これはそのミーティングに出席した皆が、各論はさておき総論としては今すぐにでも何とかしてあげたいと思ったからだ。

社会的弱者に出来うる限りの手助けをするのが、成熟した社会の大切な機能のひとつであることは誰も異論はない。でも、その社会の包容力とか許容力というのは、理想論だけでは語れないものであり、一番の問題はソレを語る我々一人ひとりが見通すその世界が微妙に違うことだ。アタリマエだよな。言語化してシステムとして動かすためには、かなり泥臭い動きが必須のものなのだ。だからこそ理想を語る政治システムが必要であり、ソレを実行する行政があるのだから。

そんなことを考えつつ、5日ぶりのジムで20本1000m。

April 22, 2008

なんのための聖火リレーじゃ

昨夜は、世田谷期救急業務連絡会議総会&懇親会。昨今のマスコミで取り上げられているような様々な問題が現場はいろいろあるんだけど、うううむ、根本的な改善策はなかなか出てこないな。でも、ああいう場で忌憚ない意見を言い合えるといのはいいことだ。この会議にでるようになって早10年。やはり医師不足は深刻な問題。でも僕らが医者になった頃(25年以上前のことだ)には、先輩達から「お前達が一人前の医者になる頃には医者の数が多くなって職に就けない医者も一杯になるんだぞ!」とさんざん脅かされたもんだけどな。どーなってるんだ。

ということで、昨夜は遅く帰宅してPCも見ないで寝てしまったので更新できなかった。

今朝のニュース。このところの世界各地での北京オリンピックの聖火リレー騒動。政治的意見はここでは述べないけど、ま、どーでもいいこったね>聖火リレー。止めちゃえばいいのに。

などど、つらつら

April 20, 2008

はほへー、驚いた!

特に予定のない日曜日。本をゆっくりとまとめ読みをしたり、今度の講演の構想を練ったり、テラスの手入れなど。午後は髪を切りに行き、帰りにジムへ。耳のことがあって泳げないので、久しぶりにマシンで筋トレをしてからサウナ&ジャグージでまったり。かみさんがイベントの仕事、長女かなピーはバイトで不在なので、次女ゆっつん&三女さとちゃんと3人で「牛角」へ。高級焼肉店とは較べるべくもないけど、結論から言えば3人とも大満足。半額券があったこともあり、あの値段であれだけ食べられればいいわな(爆)。

驚きのメールあり。ハックルのサイトつながりで着たメールだったんだけど、本当に偶然にも、15年くらい前に一緒に仕事をしていた人からだった。ネットの時代でなかったならばこんな事は起こりえない事なんだよね。それにしてもビックリしました>H先生。 いやー懐かしいなぁ! I先生、K先生、O先生に宜しくお伝えください(笑)。

April 19, 2008

作戦計画を立てる午後@神保町

午前中はまだ聴力は万全じゃなかったけど、痛みはずいぶん楽になった。それにしても耳痛は辛いもんだな。午後からは、ほぼ回復した。やれやれ。

午後からじょうじ君と神保町。昼食は「川菜館」で、いつもの「激辛牛肉水煮」&「エビチリ」でご飯をわっしわっしと食べる。ゴハンお代わり2回(笑)。う、うまいなぁ。このランチセット、前菜とスープ&デザート付きで1000円。素晴しい!新しいデイパックを購入してから放心亭にて、GWの作戦計画など。そこでハックル恒例のNBC作戦について盛り上がってしまい、アウトドアのお店へ行き、ある物を衝動買いしてしまった。ふふふ、どうなるかわからないけど、今年のNBCはおもしろくなりそーだ。この手の作戦を立てている僕らの思考パターンとその結論は、ほとんど高校時代と変わってない(笑)。ま、当時より多少はお金を持っていることと、少しは分別がついていることだけは違うけど(爆)。

その後は修理していたじょうじ君のギターをDr. Soundで受け取ってから、立ち飲み居酒屋「たちっぱなし」にて一杯ずつ呑んで解散。

April 18, 2008

外耳道骨膜炎だって。泳ぎすぎ(-_-;)

朝から激しい雨。とはいうものの、予想外に忙しい外来をこなしてから、天麩羅南蛮蕎麦をかっ込んでオペ室へ向かい、手術1件。手術自体は問題なく無事終了したのだけど、手術後半から右耳の違和感。ん?なんかヘンだな・・・と思っているうちに段々聴こえなくなってきた。耳が塞がった感じ(耳閉感)。こりゃいつもの耳垢塞栓なのか?(←耳垢を綿棒で捺し込んじゃっておきる、スイミングをして頻繁に綿棒を使うので)・・・と思っているうちに段々痛みが出てきた。耳垢塞栓で痛みは普通おきない。そうこうしているうちに痛みも鈍痛から段々鋭くなってきた。

夜間診療を同僚に代わってもらって友人の耳鼻科のK先生へ。ファイバーで診てみると、完全に右耳の外耳道が炎症で塞がっている!K先生曰く、コレは外耳道炎で皮膚のすぐ下にある骨膜も炎症を起こしていて浮腫状に腫れ上がった皮膚が外耳道を塞いでいる状態、とのこと。彼と一緒に考えるに、週3-4回のスイミングのときに使う耳栓で外耳道が傷ついたのか、その後の綿棒で傷をつけてしまい細菌感染が起こったんじゃないか?ということになった。そっかー、確かに耳栓をきっちりとキツメに入れちゃってたもんなぁ。ディスポじゃないから、濡れたままでろくすっぽ乾かさずにロッカーに入れちゃうから細菌とかカビの巣になっちゃうだろうし。

こんなふうに完全に聴こえないのは初めてで凹みまくる。「ま、大丈夫です。薬をつけて消炎剤と抗生剤を服んでいればよくなります」とは言われたものの、当分スイミングは禁止!ということで、凹んだ。ま、でもしゃーないけど。自分にあった新しい耳栓をみつけなくちゃ。やれやれ。

それにしても耳が聞こえないっていうのはツライ。耳の痛みも辛いものだなぁ・・・。とほほほほ。

April 17, 2008

緊急出動っ!

日医認定産業医ということで、本年度から地域の消防署の産業医になっている。今日はその消防署域内の4つある出張所の一つにて消防&救急隊員の人たち20人に、11時すぎからレクチャー。ウェルネスの話から最近のサプリメントの話題の話をしていた。約1時間の予定ではじめの15分くらい過ぎた。

順調な滑り出しで、さあて本題に進むかな。。。と思った時、非常通報の放送とコール!!域内に火災発生!すると(どうでしょう>笑)、それまでミーティングルームでなごやかな雰囲気で話を聞いてくれていた隊員達の表情にさささっと緊張が走り、全員がすくっと立ち上がり我先にと飛び出してゆく!あわわわっ、話をしていた僕は唖然。当然ながらレクチャーは中止。つーか、あっという間に部屋には誰も居なくなった(爆)。

おお、これが「緊急出動」なのね。コールから一分以内に救急車1台、消防車2台がすっ飛んで出てゆく!その一部始終を期せずして見学体験させてもらった。一緒に僕のレクチャーを聞いていた副署長さんに、以後刻々と入ってくる消火救命活動の情報を説明してもらって、彼らの奮闘ぶりに感激。説明してもらわないと、何を言っているのか理解できない。どうやって現場の指揮を執るのか、とか応援部隊との連絡の仕方とか、いろいろとご説明頂く。「おもしろかった」と言っては不謹慎だけど、その瞬間からの切り替えのスピードと、その後の動きは本物のプロのそれだった。不断の準備と訓練で反射的に行動できるんだろうな、さすがです。その後の僕の頭の中のBGMは、なぜか「サンダーバード」と「西部警察」が交互に鳴っていた(爆)<これ本当の話

April 16, 2008

現れるもの

人と会って話しをし、その身体を診る事が仕事。だからっていうわけじゃないけど、その人の性格とか考え方とか生き方とか、やはり身体に現れるものなのだなって思う。たぶんそれまでの人生の中で経験してきたことは、年輪のように刻まれてその人の顔の表情や身体を作るものなのだ。特に目付きと姿勢。どんなに着飾っても化粧しても、隠したりごまかすことは出来なくて、滲み出る。従来のいわゆる人相(学)のような単純なものではなくて、多層性があるのがポイント。男性・女性・年齢・属性は全く関係ない、その人の「格」のようなもの。高いとか低いとか貴賎ではなく、人は誰でもオリジナルのオーラがあるのだ。

April 15, 2008

「後期・高齢者」って言葉

4月1日から開始された「後期・高齢者」医療制度。今日から年金天引きということでマスコミが騒いでいるけど、現場では様々な混乱がすでにおきてる。財政的な面から、システムの改変が必要なことは自明なんだけど、それにしても厚生労働省というか行政の説明不足の感は否めない。どうしようもない。

今回の制度改定に関しては、一昨年の拙速な国会議論で決まっちゃったわけだけれど、日本医師会は終始反対していたんだよね。その政治力のなさ、広報戦略のまずさ稚拙さ・・・で、役人に押し切られてしまったわけ。それも情けないんだけど、一般的に「医師会」というと「どうせ金儲けしか考えてない圧力団体」っていう悪いイメージしかないから、マスコミもそのときには黙殺する。だけど、ろくすっぽ自らは議論に参加もせず反対もせず、制度が動き出してから不平不満をいうのは、フェアじゃないよな・・・ったく(怒)。大新聞なんて自分で考えず行動せず、衆愚の(扱いをしている)読者に媚びているだけなのだ。もちろん「だからあの時、我々は言ったじゃないか!」って拗ねてもしゃーない。日本医師会の力不足なんだから。その意味からも暗澹たる気持ちにはなる>どんどん悪い方向に進んでいるじゃないか?>日本の医療システム

現場の最前線にいる我々がやる気を出せるような方策を考えて欲しい。

それにしても、「後期・高齢者」ってネーミングは最悪。このセンスのなさ、デリカシーのなさ。情けなくなる。「長寿医療制度」? へんっ!何を今更・・・(怒)。

April 14, 2008

次女のバイト先にて

昨晩はかみさんと三女のさとちゃんと3人で次女・ゆっつんのバイト先の鉄板焼&お好み焼きのお店へ。長女はデート。大学に入ってからはお小遣いなし、バイトで出来るところまでやってごらん、というポリシーで長女&次女はバイトをしている。おっとりした次女が自宅から5分くらいのお店でバイトしていることは知っていたけど、彼女のバイト姿を見るのは今回初めて。かみさんと「あいつ本当に大丈夫かな・・」と不安を抱えつつお店へ。

「いらっしゃいませぇ!」と元気な挨拶。僕らが来ることは知っていたので、テレて「でれでれ」しちゃうんじゃないかと心配していた僕らは、「ほほう・・・」と感心(笑)。ふつうの態度で席に案内。「こちらへどうぞ」。メニューを説明しながら(結構マジでやってた。演技だとすればたいしたもんだわ)、今日のお勧めの営業とか飲み物のオーダーを聞いたりして。

子供の頃の「お店屋さんごっこ」をしていた彼女の姿がダブったけど、かみさんと顔を見合わせて、「結構やるじゃん、彼女(笑)」と感激。

お店は「チューボーですよ」とか「どっちの料理ショー」にも紹介されるくらい有名でいろんなお客さんがくるんだけど、客商売って言うのはすごく勉強になると思う。いいことばかりじゃなくて失敗したり恥ずかしい思いをしたり、イヤな思いをすることもあるんだろう。

僕らの食事のときにもいろんな別のお客さんの接遇をしている彼女が、すごく頼もしく見えたし親としては嬉しかった。最後にオーナー店長が挨拶に来てくれて(本当は僕らが先に挨拶するべきだったんだけど)、近江牛のステーキまで頂いた。至らないときにはがっつり怒ってやってください!彼女のためですから・・・とお願いした。

大満足で食事を頂き、三女が次女がやっているレジのところへ支払いに。「ゆっつん、かっこよかった。早く大学に入って、私もバイトしたいな」と。

ふふふ、よしよし。みんな苦労しながら社会の荒波を経験していきなさいね。一人前になるまでは、フォローは僕ら(パパとママ)がするからね。あと5年、かな?

April 13, 2008

ソフトボール大会

恒例の職場の女子ソフトボール大会。朝5時起床して雨の成り行きを心配しつつ会場へ。よほどの土砂降りじゃなければ決行!というのはいつものこと。過去12年で中止延期は一度もないくらいの盛りあがり(笑)。実業団一部のチームを持っているので半端じゃない気合の入りかたに部外者の人たちはびっくりするんだよね(爆)。

それにしても今日は一日寒かった。わがチームはキャプテンを中心に頑張って3位。大満足の結果。いいんじゃないかな・・・今年は練習も出来なかったし。スポーツを通して仲間と楽しみ、新しい職員達との懇親の意味もある。午後3時過ぎに解散。家に帰ってから、4時からジムで軽めに10本500m&サウナで温まる。

April 12, 2008

忙しい週末になりそう

忙しい週末になりそう。午前はルーティンの仕事。夜まで5時間くらい時間があったので20本1000mがっつり泳いでから一旦帰宅。ソファーで1時間爆睡してから、品川パシフィックのパーティへ。お世話になったY教授の退官記念祝賀会。懐かしい顔多数。同窓会的なノリで楽しいひと時。Y教授が支えたO教授が、今日初めて彼の功績について公の場で話した時、そのとーりっ!ちょっとじわっと涙が流れそうになった。大学病院という閉鎖的な空間がイヤで飛び出した僕としては、不器用に実直に勤め上げたY教授の苦労が報われて良かったな・・・と。

立食パーティっていうのは昔からあまり食べられない。いろんな人と話していると、食べる余裕がないんだよな。小腹が空いたので、帰路、時代屋に寄り、梅田君のパスタ&ブードルズ・トニック2杯で〆る。今夜の時代屋はすごく混んでいた。

明日は雨予報だけど、恒例のソフトボール大会@埼玉。
大丈夫かな・・・天気?5時には起床予定。

April 11, 2008

出会い、そして別れ

一期一会。今日は病棟のスタッフの歓送迎会。7年間、すごく頑張ってくれていたスタッフが、ご主人の仕事の関係で関西に行くことになり退職。ムードメーカーだったし、患者さんの事を第一に考えてくれて若いスタッフの目標となるような姉御肌のスーパー・ナース。本当に残念なんだけど、彼女の新しい出発を祝ってあげなくちゃ。多くのスタッフがそれぞれの思いを抱いて、今日の会で語り合った。

「辛いこともあったけど、院長がいるから頑張れた。」
お世辞でもうれしい言葉だった。

ありがたいことだと思う。スタッフに恵まれて。いろんな場所で(お世辞じゃなく本音で)話すのだけれど、院長はたいしたことないんだけどスタッフは素晴しい、と思うのだ。今年入職したスタッフは長女と同じかすこし若い。ムスメムスコの世代なんだよね。今年の入職スタッフも本当に素晴しい人たち。礼儀正しいし、爽やかできらきらとした目で未来を語れる。自分の若い頃と比べてオトナだし、しっかりしているな、って思った。期待しているからね。プロとして社会人として一人前にするから、頑張ってついておいで・・・って思った。

ありがたいことだ。

April 10, 2008

じゃがりこ


子供の頃からおやつに甘いものを食べるという習慣はなかったせいか、小学校の頃から遠足のオヤツを持っていく時に何を持っていくかを悩むくらいだった。ケーキもかみさん&娘達が買って来た時には(たまプラーザとか自由が丘は有名なケーキ屋さんがたくさんある)、僕は一口もらえば十分満足。ということで、甘いものを口にすることはほとんどない。ま、コースのデザートが出れば食べるけど。

今でも「スナック菓子」は、ほとんど食べる習慣はなくて、せいぜいたまにお煎餅が食べたくなる程度だった。ところが、コレにはハマッた。このポテトの香ばしい固さと、チェダー、カマンベール、クリームチーズ&粗挽き胡椒+塩の絶妙なおいしさ。ビールのおつまみとして最高なんだな。この商品、期間限定ということでオトナ買いして、かみさんに呆れられた(爆)。だって、口寂しいんだもん。

April 9, 2008

若さという無防備な輝き

水曜日ルーティンのジムからの帰り道。近くの大学の新入生歓迎かなんかのコンパなんだろう。アルコールで盛り上がった若者の集団多数。お酒を飲みなれない連中だから、そのテンションの高さも手に余るんだろう。僕も経験があるからわかるし、今日の若者達もそんなに傍若無人な振る舞いをしていたわけじゃない。ただ、仲間と群れて楽しそうにワサワサと。嬌声、爆笑、怒鳴り声・・・などなど。

で、その若者達を観ていて思った。

「若さ」という「無防備な輝き」

たぶん、彼らにとって今日の夜のことは記憶の襞の中に埋没してしまうような、ささやかな一瞬の輝きなんだろうな。あの「無防備さ」はナンなんだろう?根拠のない自信、或いは、理由のない不安?
たぶん僕も仲間達も、みんなああいう感じだったんだろうな。小言や注意をするつもりもないし、彼らを批判する気もさらさらないんだけど。鳩尾のあたりが、きゅんとなるハズカシサ。あの頃、ボクらはなんと無防備でナイーヴだったんだろう。

ホームパーティ

ニュージーランド生活繋がりで、もうひとつ。

イギリス系では、夕食のことをTeaという。それを知らなかったもんだから、Would you come to my place for tea? と聞かれたときに、「家にお茶を飲みにこない?」と誘われたのかと思った。夕方からお茶に呼ばれるっていのは???だったんだけど、このTeaというのはまさにDinnerのことで、supperのことでもなく普通の御馳走だった。日本の英語の辞書では「午後5時くらいからの軽い食事」なんて書いてあるけど、あれな大きな誤り。

さて、ニュージーランドでの生活はある意味単調で刺戟が少ない。いわゆる娯楽施設が圧倒的に少ないのだ。つーか、東京が多すぎるってことなのかもしれないけど。基本的には人は仕事から家に帰ってからは、外に出ずにのんびり過ごす。じゃ週末はどうするかというと、もっぱら金曜の夜か土曜日の午後から夜は、誰かの家に集まってパーティをするわけ。金曜の夜のパーティの場合には集合は7-8時くらい。土曜の場合には午後から、という感じ。家族全員で行くのでけっこうな人数になるんだけど、そこは大きな家の多いお国柄、全然問題ない。普通の格好で気軽に集まる。大体お土産は自分達が作ってきた料理やケーキ、ないしはワインなど。

そのうちのホスト(御主人)とホステス(奥さん)が迎えてくれて、部屋に入ったらあとは「勝手にどうぞ」って感じで、出席した人たちとおしゃべりをする。面白いのは、子供たちは一緒に食事をしないこと。決して大人の話題には入らない(入れない)。そのお宅の子供たちの部屋に通されて、そこで遊んでいなさいというシステム。食事もマックとかKFCとかピッツアとジュースなど。大人たちは別室で、その家のカップルがエンターテインするべく、音楽をかけたりローソクを灯したり、アロマを焚いたりして、おしゃべりを楽しむ。

そのお宅によっていろんな趣向があって面白い。庭とかリビングでワインとかビールを飲みながらおしゃべりしたりしていて、時間となったらホストの合図でテーブルにつく。そんなに凝った料理じゃなく、いわゆる家庭料理とか週末の御馳走的な料理が多い。2時間以上かけておしゃべりしながら・・・。その後はまた各自勝手にリビングやらテラスへ行き飲んだり食べたり・・・大体深夜12時とか1時に解散。子供たちは部屋で眠っているので彼らを車まで運んで、それぞれが帰路に着く・・・

だいたいそんなパターン。一番困ったのはやはりパーティの会話。子供たちは早い段階から英語以前(笑)のコミュニケーションが自然に取れるから問題ないけど、大人は話題がないと辛い。時間が持たない。だから僕もかみさんも、いくつかのパーティネタを持っていて、それをとっかえひっかえ使ってたなぁ。その意味では、すごくコミュニケーションの勉強になった。

もちろん、その招待への「お返し」の意味で、自分の家にも招待するわけだけど、ニュージーランドで住んでいた病院の宿舎(築60年以上の木造2階建てのフラット)に10人くらい呼ぶのは大変。でも、不思議にそんな狭いところでわいわいがやがやするのも楽しくて、気楽な手巻き寿司とか餃子とかの料理でみんな大喜びしてくれた。

このところ想い出すのは、あの日々の豊かさで、決して贅沢じゃないんだけど、大人が集まっていろんな話をしつつ、緩やかに時間を共有し、人の輪を広げてゆく・・・ということを、ごく自然に毎週末にできる社会の豊かさ。もちろん、そればっかりだと、ある意味「飽きる」んだけど(笑)、今の日本にはソレがなさすぎる気がする。日本の場合、人を呼ぶにしても呼ばれるにしても、あまりにも「頑張りすぎちゃう」し、お互いが気を使いすぎるのかもしれないし、子供も大人もぐちゃぐちゃになってしまう(大人が子供に手を出しすぎる)。向こうにいるときには、日本でもこんな気楽な「大人のパーティ」をやりたい・・・なんて言っていた僕ら夫婦も、帰国したらなんだか億劫になってしまった。

やはり「文化」の違いなのかも。

April 8, 2008

BYO

ニュージーランドはイギリス圏とはいうものの、シーフードも肉も自然の恵みが豊富にあり、おいしい料理が一杯ある。洗練されたレストランはむしろ少なくて、ファミリービジネスのカジュアルなレストランがたくさんある。フレンチもイタリアンもあるけど、日本の高級店とは全く違って素朴。でも、それなりにおいしいのだ。雰囲気で食べるという感覚は彼らになくて、実質本位。アジア系も多いから、北京・広東・四川・台湾などの中華、タイ・ベトナム・マレー料理などのエスニック系、インド人の人も多いので、多様なインド料理もある。僕らがハマったのは、中華のお店の「Hot&Spicy Wonton" とか "Crispy whole shrimp with spicy salt"とか。週末の飲茶ブランチと、麺料理のおいしいマレーシア料理レストランもあったな。おっと忘れちゃいけない、ミートパイのおいしいパブもあったし、Fish & Chipsのチェーン店もあったな。食材を選んでその場でフライしてもらう。オイスターとか鱈のフライとかおいしかった。おお、それに病院近くのカバブのカフェでは昼食を良く食べたなあ。つらつら。

牛肉は日本のように穀物じゃなく草原の牧草を食べて放牧で育った牛だから、全然味が違う。霜降りが珍重される日本のお肉とは違い、しっかりとした食感と豊かな肉質(赤身)。それに安いの。1kgで1000円くらいじゃないかな。鶏肉とか豚肉は逆に高い(それでも日本より全然安いけど)。この牛肉の塊を庭のBBQでシンプルに塩胡椒で焼いてニンニクチップ&醤油&山葵で食べると最高なんだよな。ラムチョップもBBQのお約束でいくらでも食べられちゃう。ムッセル(ムール)貝とかピッピという大きなアサリ、白身魚、エビ、オイスターとたっぷりの野菜のはいったシーフード・チャウダー。ううう、今思い出すだけでよだれが出そう。

で、今日ニュージーランドのおいしいものを連想的に思い出したのは、BYOというシステムについて思い出したから。レストランは酒類販売ライセンスを持ってないことも多く、BYOという看板が出ていることも多い。つまり、お酒はBring Your Own (BYO):お酒持込可って事ですね。このシステムすごくいい。ニュージーランドはワインもビールもおいしいし、自分で気に入ったものを持っていくのは、経済的でボラれるリスクもないし安心。たしか、ささやかなBYO代が加算されるんだけど、それでも全然安い。

でもこのシステム日本じゃ無理なのかな。お店が儲からないもんな。

こみゅにけーしょん

昨夜はさとなおさんとイル・ピアットで会食。食事しながら、今度の講演の打ち合わせ&意見交換。イマどきの生活者(消費者=患者)がどう変り、どのようにコミュニケーションするか?ということについて。面白い話多数。その中で彼が指摘したのは、圧倒的に「こちら(医療サービス提供側)」から外に発するコミュニケーションが不足している、という点。至極もっともだと思った。そうなんだよね、たしかに医師会なんて「既得権にしがみつく金儲け主義の圧力団体」というイメージ(実体は非常に泥臭い職能集団なんだけど)があるし、医者はみんなメルセデスに乗っていて金持ちっていうイメージが、世の中にあるもんな(そんな奴はごく一部なんだけど)。治療やケアに関しての情報公開だってここ数年で広がってはいるものの、他の業界からすればまだまだブラックボックスが多いし。

April 6, 2008

「巨・乳」って言葉

昨夜はお酒抜きで9時間睡眠。途中ちょっと目が覚めたけど、ぬくぬくとまどろみながら、つらつら・ふわふわと、あっちへ行ったりこっちへ来たりと意識の湖の中を浮遊する時間。時間をかけてストレッチなど朝のルーティン。今日の午前はテラスの手入れをしてから、そのまま読書。気持ちのいい日曜日の朝。

おお、そういえば昨日のログで、気になった女優さんということで真木よう子さんのことを書いたんだけど、ネットの情報によると「巨・乳」で有名なんだそうな。だははは。それにしても、昔にはなかった言い方だよな>巨・乳。大きなおっぱいのことを「ボイン」なんて言っていたけど、これは11PMからで、まあなんというか、まだ可愛気がある表現なんだけど、「巨」とか「爆」とかはねぇ・・・(笑)。ちなみに、わざわざ「・」を入れてあるのは、サーチエンジンに引っかかっるのでスパム対策。「巨」に対して「微」、「爆」に対しては何だろ?(笑) どーでもいいけど。

昼からかみさん&次女と二子玉川高島屋SCへ。昼ごはんは、小籠包で有名な「鼎泰豊(ディン・タイ・フォン)」。台湾発の有名店でいつも混んでいるけど列の割には早く入れる。もちろん小籠包だけでなく、麺もおいしくて排骨麺と春の野菜湯麺を頂き大満足。かみさん&娘の買い物に付き合って、ぷらぷら。それにしても女性っていうのは、あーでもないこーでもないと、よくまーアレだけ迷えるし歩き回れるもんだ。次女のワンピースとかみさんの靴を買う。僕は先日オーダーしていたスーツを受け取りにブルックスブラザーズへ。このSCは仕事場に近いためか、一回行くと何人か知り合いと会うところだな。

次女はバイトへ、僕はジムに寄り、がらがらのプールで20本1000m。

April 5, 2008

健康的充実週末

昨日のアイテムの続き。「血圧が高めだったので凹んだ」って書いたんだけど、体調は絶好調だし本気で滅入っているわけじゃないのでご心配なく。いつもの通りすっきり目覚め、朝のルーティンに昨日持ってきた「家庭血圧モニター・プログラム」を追加。今朝は計ってみると、拡張期血圧が正常上限。ふむ、こんなに気持ちよく目覚めて快調な朝でもこの程度の値なのだね。こうなったら、これを機会に、自分でこの機械のモニターとして過ごしてみることにする。>>>この健康関連の詳細のハナシは裏Pブログにて続けます。

午前はいつもの仕事。回診で昨日手術した患者さんと話していたら、彼が僕の大学時代アメリカに放浪旅行していた時に、いつも携帯して参考にしていた本(雑誌)を発行している会社のオーナーだったことがわかり、びっくりする。「その節はお世話になりました」なんて、改めて挨拶したりして(笑)。

午後はオフィスで資料の整理と読み込み&原稿書き。全く違った種類と内容のものを同時並行的に書くほうが、僕の場合不思議と仕事が捗ったりする。わりと集中した3時間。5時からジムでゆったり20本1000m。今日も快調&すっきりする。ジムでの血圧は全く問題なし。帰りにSCでかみさんと待ち合わせて買い物。今日の夕食は完熟トマトのいいものと、いつもの貝屋さんでいい大きさのアサリがあったので、ちょっと久しぶりにスパゲッティ・ボンゴレ・ロッソ。イタリア人から教えてもらったYさん一家から教わった(つまりそのイタリア人の孫弟子ってことか、会った事ないけど>爆)、シンプルなんだけど奥が深くて、一時期はハマリまくったレシピ。今夜もうまし。ただいつもは大盛りをチーズをがっつりかけて食べるんだけど、今日は盛りもチーズも控えめ。弱気なヤツです>自分(笑)

ビール2缶のみでストップしていたら、アルコールがもっと飲みたいっていうより、時間の進みが遅くて戸惑った。SPのアンコール(スペシャル)版(前編)がやっていて、テレビ的ムービードラマなんだけどテンポが良くて観るとはなしに観てしまった。それぞれのエピソードは面白く作ってあるんだけど、モトネタが解っちゃうっていうか、伏線のプロットが不自然というか。でもかみさんと三女は、さかんに「やっぱり岡田君ってステキだわっ」と絶賛。その意見には反対はしないけど、僕は脇役のSP役の女優がお気に入り(今調べたら、「真木よう子」さんというらしい)。いいな、ああいうキャラ。飛びぬけて美人というわけじゃないけど、背筋が伸びていてキリリとしていて。

April 4, 2008

むむむっ、高い(-_-;)

午前中は忙しい外来。ま、これはいつものこと。午後から一件手術をこなして4時過ぎから台湾の医療メーカーのコンサル。今回、彼らの新しい製品のモニターをすることになったのだ。ということで、機器のテストの意味で自分の血圧を測ることになった。ふーん、へー、なかなかいいじゃんこの機械なんて気楽に測っていたら・・・おっとっと、高いの・・・血圧が。この機械は5分間かけて左右をそれぞれ3回測定する設定になっているんだけど、「すべて」が高いってのが、かなりショック。手術直後で話しながら、ということを考慮に入れても正常値ぎりぎり。やばっ!

今まで高血圧を指摘されたことはないし、家族も高血圧の人はいないんだよぉ。それにほぼ毎日泳いでいるし、ジムでときおり測定する血圧だって正常なんだ。さらに体重だって4Kgも減ったんだぜ・・・。体調だって万全だ。ま、ソレ相応のストレスは人並みにあるけどさぁ・・・と、自分に都合のいいことばかり考えながら機械がおかしいんじゃないかと(笑)凹みまくる。しかし、別の血圧計で計っても高い。信じられなーい、でも事実。正直に言えば、ここ1年ぐらい、むむむ、これは血圧が高いんじゃないか?と思ったことは数回あったんだよね。医者の不養生といわれても仕方ない(-_-;)

こうなったら、この機械のプログラムどおり1週間のモニター第一号になっちゃおうと思った。ということで、早速今夜からプログラム計測を開始したんだけど、自宅で寛いでいる今は、全く正常。問題なし。

ってことは、やはり仕事中のストレス負荷なのかなぁ・・・ぶつぶつ。

April 3, 2008

万世ラーメン

今日は研究日。午前中は会議&手術2件&病棟回診。昼ご飯は新宿で、3週間ぶりにがっつりと万世のダブル排骨ラーメン大盛り。日比谷高校の遅刻坂を下りたところにあった山王ビルの地下の「万世ラーメン」は、僕らの昼ごはん&クラブ活動の後の夕食前のオヤツの定番だった。どんぶりからはみ出すような麺の大盛りの排骨肉味噌ラーメン、伝説の「ジャメラ」(爆)。あの頃は麺がうどんみたいに太かったなぁ。今は麺も変わり微妙に味も違ってるけど、その原体験があるから「万世」のラーメンがあると条件反射的に、あのラーメンを食べたくなっちゃうのだ。かりかりに油揚げした排骨の豚肉と懐かしい醤油味のスープ、しこしこ&つるつるの麺。変わったとはいえ、やっぱり好きだな、万世ラーメン。

その後、明大前の書店で学研の「現代新国語辞典」を購入。自分の語彙の貧弱さと日本語能力の危うさを感じる昨今、きちんとした国語辞典を買おうと思った。最近の辞書って読み物としても面白いんだよな。今度の学会の原稿を書きながら、いくつもの「発見」があった。

April 2, 2008

「邪」なるもの

今日、考え込んでしまった 
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人生という
長い道筋の中
「邪」なるものに
出会う(遭遇する)事が
あるという 現実

テレビのニュースや
ネットの情報では
伝えきれない
何か 異常で悲惨な出来事が
このところ(最近)
多すぎや しないかい?

神様のイタズラにしては
哀しすぎる
「邪」なるもの

こいつらと
日々戦わなければ
いけないのかも しれない

テレビのニュースや
ネットの情報では
本質を伝えきれない位の
悲惨な出来事が
起こっている

でも

このところ そんなニュース(話)が
多すぎや しないかい?

神様のイタズラにしては
哀しすぎる
「邪」なるものと
戦わなければ
いけないんだと 思う

April 1, 2008

4月1日

日本にはいくつかのリセットの時期がある。ひとつはお正月。新年を迎え新たな気持ちで、ということ。次は4月1日。これは学校の入学式や職場の入職式がある日でもあるし、会計年度もリセットするわけだ。昨日のどんよりした気持ちは、今朝の適度に冷たく、適度に乾いたテラスに出た瞬間にリセットしてた。単純なヤツだ>自分(笑)。V8を飲みながら今日の予定を考え、計画戦略を立てる。

定例の朝礼の後、小手術1件。救急対応やら外部からのコンサルなどをこなしてから、いつもの回診など。午後2時から手術。この方は先週の「どっひゃー」のケース。納得のいく手術。その後は面会1件、事務打ち合わせなど。明日の緊急入院と大学病院への転送の準備をしてから、今日は早めに帰路へつく。桜の咲き乱れる自由が丘の遊歩道を歩きながら、ふーーっと長めの息を吐いた。

たまプラーザに戻りジムで30分間かけて、じーっくり・ゆーっくりと20本1000m、TIクロールで伸びまくる。新しい発見が二つ。①今までは泳いでいる途中で、喉がむずむずして咳がしたくなるとエッジまで我慢して、そこで小休止して咳したり呼吸を整えていたんだけど・・・ふふふっ、今日「泳ぎながら咳をする」コツを体得した(笑)。②それからもう一つ。今までは泳ぎながら「声を出さずに鼻歌」を本数とストロークのカウントしながら無意識のうちに歌っていたんだけど、「声を出して泳げる」ことにも気付いた。歌う曲は限定されるけどね(爆)。