April 23, 2008

包容力のある社会

朝一番の病棟コールから始まり、想定内の忙しさのルーティン以上のサブ・ルーティンで忙殺された(わかりにくい表現だな>笑)、いろんな事を走りながら考えさせられた日。ううむ、濃い一日だったな。

午後のミーティング。行政との折衝。次の予定の時間を気にしつつ、予定を1時間以上オーヴァーしてしまった。そのミーティング前の僕の気持ちとしては、場合によっては本気に役所と喧嘩してもいい、とされ思って臨んだのだが、話を聴いている内に彼らの言い分はまったくの正論で異論を挟む余地がないことがわかったのだ。それまで錯綜していた情報をひとつひとつを確認しつつ検証してみると、ある原因が見えてきた。

今日のミーティングの後半はその状況に対して、どうしたら次善策が取れるか?という前向きな議論とすることができた、と思う。これはそのミーティングに出席した皆が、各論はさておき総論としては今すぐにでも何とかしてあげたいと思ったからだ。

社会的弱者に出来うる限りの手助けをするのが、成熟した社会の大切な機能のひとつであることは誰も異論はない。でも、その社会の包容力とか許容力というのは、理想論だけでは語れないものであり、一番の問題はソレを語る我々一人ひとりが見通すその世界が微妙に違うことだ。アタリマエだよな。言語化してシステムとして動かすためには、かなり泥臭い動きが必須のものなのだ。だからこそ理想を語る政治システムが必要であり、ソレを実行する行政があるのだから。

そんなことを考えつつ、5日ぶりのジムで20本1000m。