雪道を歩くとかスキーに行くとか、特殊な場合を除いて、真冬とはいえ関東でタイツを穿くなんて、じじいクサくでみっともないと思いこんでいた。ジムのロッカールームでも「スボン下」とか「タイツ」を穿いているのは多くは60歳代以上だし、まさか自分が穿くなんて思ってもみなかったのだ。ところが、一昨年くらいにヒートテックの長袖シャツ(これも僕としては珍しい)の素晴らしさを知って、今シーズンは真冬の東北行きのためにヒートテックのタイツを買った。これがもう最高に快適でぬくぬくと気持ちいい。今冬は例年以上の冷え込みだったことと、ウォーキング用のエクササイズスパッツを穿いて抵抗感がなかったことで、こちらに帰ってからも日常で手放せなくなってしまった。ま、だれに見せる訳でもないのでいいのだけれど(笑)。少し春めいてきた感じがする昨今、いつ止めるのかは思案中。それにしてもすごいぞ、ヒートテック。これは偉大な発明と言えるだろう。
ちなみに、ヒートテックの原理は
1.保温:中が空洞の糸を65%使っており、空気層の断熱効果であたたかさを外に逃がさない。
2.ドライ:吸収した汗は、表面積の大きな繊維によって拡散し、すぐに乾くので体の冷えを抑える。
3.発熱:吸湿性に優れた特殊な綿が、体から蒸発する水分を吸収して熱エネルギーに変換し、素材自体が温かくなる。
なんだと。へーーー。