昨夜、なんとなく右耳の違和感があって、あれっ、おかしいなと思ってた。定期的に泳ぐようになって耳に水が入るので綿棒で外耳道を傷つけてしまい聞こえが悪くなって耳鼻科のK先生のお世話になっていたんだけど、昨日は夜の会合があって泳いでもいないのに耳閉感とボワーンとした感覚。で、今朝起きた右耳がほとんど聴こえなくなっている。さらに右耳を中心として顔の右半分がイタい。今日は外来もあるし、午後からは看護学校の講義があるのだ。凹んでいても仕方がないので、いつものように熱いシャワーを浴びて職場へ向かった。
外来は(こんな日に限って、いつも以上に)超多忙。昨夜緊急入院もあったし外来をしながら病棟の回診もしなくてはいけない。右耳が全然聴こえないのですごく不便だし、診療中の集中力を維持するのに一苦労。そのうち、違和感だけでなく熱っぽくなってきた。アイスノンで冷やしながら外来の診察。体調のいいふつうの時でも、一回の外来を終わるとヘロヘロになるくらい集中する、毎回が真剣勝負なのだ。事情を話して、U先生に外来のバックアップをお願いして、昼過ぎに耳鼻科のK先生のクリニックへ。
やはり予想通り「外耳道骨膜炎」の診断。右耳の外耳道(耳の穴)が腫れ上がってピンホールくらいしか開いていない。デリケートな外耳道に頻繁に刺戟を与えていたので感染を併発してその下の骨膜まで炎症が波及したのでしょう、とのこと。K先生のゴールドフィンガーでちょっとは聴こえるようになったけど、この状態は少なくとも「数日間」は続くそうな。ああ、まあ、なってしまった事は仕方ない。とにかく時間が解決するまで待つしかないと肚を括る。
午後は看護学校の講義。「小児がん」について。今日の90人のクラスも皆熱心だった。彼らの熱心さに後押しされて、なんとか90分間の講義を乗り切る事が出来た。ふう。
明日はオヤジの四十九日の法要。これでまずは一区切り・・・かな。