きょうの産經新聞i-pod版の記事で、ロシア外相のセルゲイ・ラブロフさん(59歳)の魅力を紹介していた。
外交官としても第一線超一流なだけでなく、ラフティング、サッカー、スキーをするスポーツマン。さらに、ギターによる作詞作曲をする多彩な趣味を持つ人らしい。2004年に外相に就任する時に、時のプーチン大統領に「趣味の川下りをするために年に一度は警護官抜きの長期休暇が欲しい」と申し出たというエピソード(すばらしい!)。外相就任後は、10年間国連大使を務め、多国間外交のスペシャリストとして活躍。愛煙家の彼は、アナン総長が国連施設内の禁煙を通達した時に「ここはすべての国の代表のものだ」と無視を決め込んで、安全保障理事会の協議が長引いた時などに会議場を抜け出してスコッチ片手にタバコを吸っていたとのエピソードもある(さらに素晴らしい!喝采!)。
いいなあ、こういうキャラクターの人が外交を仕切っている国は。ロシアという国は好きじゃないけど、そういう人材を外相に選んでいるということは素晴らしい、と思う。