December 31, 2008

大晦日!2008



大晦日とはいえ、救急輪番でばったばたと忙しい一日。インフルエンザが大流行の兆し。皆様ご用心あれ。

それにしても、今年もローラーコースター一周って感じで大晦日だ。時の速さに驚くのはいつものことなんだけど、それにしてもなぁ・・・。たぶん、かなりラッキーな流れの中で人生の一番いい時期を過ごしているのだろう。ありがたや、ありがたや。この先の人生、現役の間はこんな感じでどんどん加速度的に進んでいくんだろうか。うん、たぶんそうなんだろう。だからこそ、後悔の無い生き方をしたいと思う。このありがたい人生を、存分に楽しまなくちゃって思う。

今年の大晦日は静か。長女&二女はかみさんの岩手の実家へ。21時に図書館で勉強していた三女さとちゃんを迎えに行く。今年最後の夜にも、たくさんの受験生が図書館に居た。大晦日の夜まで頑張っている受験生の皆に、笑える春が来るといいね。自分を信じて頑張れば頑張っただけのことを神様は与えてくれるはずだ。

紅白を観ながら遅めの夕食を3人で。ある方から「砂かけ活きフグ」(もちろん猛毒のある部分はきれいに取り除いてある)を頂いたので(びっくりした!)急遽、お刺身&河豚鍋。調理済みのふぐ刺し&鍋は頂いたことがあるけど、一尾そのまんまというのは初めてで、それを捌くのにかみさんが四苦八苦していた。さらに、岩手から送ってもらった大きな活き鮑のお刺身&雲丹の貝焼きという、絶品悶絶の逸品だらけ(爆)の豪華な夕食で今年を〆る。

2009年に向けて、心新たに。

December 30, 2008

プレ大晦日

2008年が過ぎようとしている。今日のお昼でオフィシャルな職場の今年の仕事納め。もっとも、明日が救急輪番のため、仕事なんだけど。予想通りというか想定内というか、それなりの忙しさの中で、自分なりに精一杯進んだ一年だったかな。達成感充実感は点数を付けるべきではないのかもしれないけど、自分的には75点くらいかな。ハックル活動も、忙しい日常からの一種の清涼剤というか、安定剤というか、もはや無くてはならない自分の「場」ではある。今年は、バンドの楽しさを再確認したな。ライブメンバーと演奏する、新しい曲作りにも来年はトライしてみたい。一方で、創作活動そのものは、イマイチの年だったかも。日々の忙しさに感けて、思いついたプロットを熟成する時間が全然作れなかったみたい。ふっと思いついて、あっ、ダメダメ、その先の展開が続かない!っていう瞬間が何回かあった。逃した魚は大きい(笑)。ま、でもそのうちに。

ということで、2009年に向けていろいろと考えてる。

December 29, 2008

夢の映像に関する不思議な体験

夢の中の「映像」イメージというのは「観る」という感覚とはちょっと異なっていて、「感じている」あるいはもっと言えば「見ているイメージ」を感じているワケだ、ふつう。自分の意思通りにストーリーが展開することは殆どない。というか・・・意思どおりにならない様にストーリーが展開して現実の生活とのバランスを脳がとっているのだろう。深層心理学的な知識が貧弱なので、うまく表現できないけど。

今朝、僕はすごく不思議な体験をした。目覚めているのは自覚していたんだけど、目を開けていない。まぶたの奥というか、目の前の映画のスクリーン(のようなもの)を観ている。「あ、目覚めている、でも、この映像はたぶん夢なんだ」とかなりはっきりと自覚している。つまり、かなり明瞭に「目覚めている」のだ。

そのスクリーンでは、左から右へいろんな映像(動画)の枠が順繰りにコマ送り(と表現するしかないんだけれど)で流れてゆく。顔のわからない男(ここでも、あ、これは夢なんだから知らない人の顔がわからない、と自分は自覚している)だったり、怖い顔をした人(この人は知っている)だったり・・・知っている場所の映像だったり、なつかしい場所の風景だったりする。まるで、人工的なテレビやヴィデオの映像なのだ。今でもすごく不思議なんだけど、「観ている」のだ。だから、「この感じはヘンだ。夢とは違う」って思っている自分。そして、目を開けたらきっと終わっちゃうから、このまま観続けようって思っていると、その通りに映像がすすむ。色もたぶんついていたと思う(その辺は画像が鮮明なのに記憶にない)。音声はなく無音。それから、ストーリーがない。これも実に不思議。

そして、たぶんすこし眠ってしまったんだと思う。でも、これもすごく不思議なんだけど、いつもすぐに忘れてしまう夢とは違って、目覚めた時点でその体験を鮮明に憶えているのだ。だからこうして書いている。でも、どんな画像をどんな内容で観たのか・・・はオボロゲにしか憶えていない。その意味では「夢」なんだけど。

追加しておくと、覚醒しているときにある映像イメージを頭に思い浮かべたときには、そんなに鮮明に「観える」わけではない。「わかる」し「感じている」けど、「見えている」あるいは「観えている」のとは全然違うわけだ。だけど、この体験では僕は確かにその映像イメージを「観ていた」のだ。それも覚醒した意識をもって。

たまに観ることがある(というか憶えている)ストーリのある鮮明な夢とも違うし。

うーーむ。不思議だ。海馬のいたづらなのか?

December 28, 2008

FMサルース生出演

今年最後のFMサルース「ファミリー・テーブル」、香月よう子さんの番組に御呼ばれ出演。いつも思うけど、ラジオというメディアっていうのは僕らの世代にとって特別な思い入れのあるものなんだよね。今年もFMサルースには何回か出させていただいたし、FM世田谷の神さんの番組にも出させていただいた。

今年最後の番組ということで、ハックルの3大ニュースなど。詳細はハックルブログにて。楽しいトークをさせていただく。いつもながらの香月さんとDのまなさんの鮮やかなプロフェッショナルの手際の良さに感服。放送終了後はモンスーンカフェで、さまざまな話題で盛り上がってこれまた楽しい飲み会だった。

December 27, 2008

2008年最終週末

今年最後の週末。午前中の仕事を終わり八沢川で遅めの鰻重の昼食。定番の美味しさ。鰻重もいろいろあるけど慣れ親しんだ味は安心する。肝吸いとは別にサービスで頂く、柚子胡椒の入ったお吸い物も好きなんだ、ここんちのは。

夕方からジムへ。予想通りガラガラのプールで、20分のウォーキングの後、汗ばむくらいストレッチをしてから、みっちりと20本1000M気持ちよく伸びまくる。ジャクージ&サウナでまったりする。帰宅して冷たいビールを飲んだら、さすがに眠くなってソファで1時間午睡してしまった。至福の時。

毎年この時期にIさんが山形牛の素晴しいお肉を送ってくださる。普通買えないような「三角」とか「みすじ」。今回は、ロインの塊があったので、シンプルに塩胡椒だけで、「マイ鉄板」で焼くことにした。
大満足! 

しかし、鰻重食べて、エクササイズで絞り、ステーキをガッツリ食べてるアンビバレントな僕って・・・どうよ(爆)。ま、今日は自分へのご褒美ということでいいことにしよ、っと(笑)。

December 26, 2008

年末モード

クリスマスを過ぎると急に年末モードが加速する感じだ。いつもそのばたばたの中で、その年の出来事を振り返る余裕もなくお正月に突入することになる。官庁や会社は今日仕事納めなんだろうけど、今年の僕の仕事収めは大晦日ということになりそう。

元旦というのは、日本の社会の場合一番のリセットの機会。今年あったあれやこれやをリセットして、また新しいクールを開始するってことになる。そのワクワク感。

December 25, 2008

クリスマス・くすりいります?

去年、「局所的」にしかウケなかったネタ。そんな感じで忙しい年末なのですね、我々の業界は(笑)。
研究日の今日の午後はU先生のバックアップで、久しぶりの有料老人ホームの回診。有能な医療秘書のSさんのヘルプで(お世辞でなく)さくさくと気持ちよく仕事させていただく。また行きますね、機会があれば。

その後、Mクリニックの夜間診療をしてから、帰路「今日も気持ちよく泳ぐぞお!」と気負ってジムに向かったら、休館日だって。やれやれ。仕方ないので腹筋をして寝ることにしよ。

December 24, 2008

イヴ 2008

クリスチャンではないので、別に特別クリスマスを祝う気にはならないんだけど、この季節のなんとなくウキウキと華やいだ街の雰囲気は、嫌いじゃない。基本的には仏教徒だもんね。ただ、やっぱり不況なんだろうね、イマイチ世の中の元気がない気がする。

めちゃ忙しかった仕事の帰りにジムに寄ってまったり。イブとはいえ、エクササイズおじさん&おばさんには関係ない(笑)、イベントもあって結構混んでいた。仮装イベント多数。僕は、今日もしっかりと20本1000m泳いだ。一年52週。休館日もあるから50週として、週平均2.5日は行っているはずだから、一年で130日くらいだろう。一回に1000m-300mとして平均は400m位とすれば、年間50,000m!えええっ!一年で50km以上も泳いでいるってことになるのだな!!継続は力。

December 23, 2008

ちょっと風邪気味

なーんとなく身体がダルくて不調。忙しいのと、このところ飲み会が続いているということもあり、疲労がたまっているんだろう。土曜日夜は医局の忘年会@オークラから駒込のさくちゃん宅にて音楽療法の忘年会の連荘でハジケてしまい、日曜日は腑抜けへろへろ状態だったんだ。そして夜放送があって、なんとなく緊張感がある日曜日、次いで連休の谷間の怒涛の忙しさの月曜日。夜は、職場の忘年会。素晴しいスタッフに恵まれている幸せを感じつつ・・・さすがに2次会は失礼して帰宅することにした。

ぽわーんとした休日。

December 21, 2008

出演後

NHKスペシャルの出演。放送直後からさまざまな方から「観ましたよ」の連絡があった。テレビの影響力というのは想像以上のものがあるんだな。正直びっくりした。編集作業によって、あの会場の熱い議論というものがブチブチにカットされてしまい小奇麗に纏められてしまうのは、ある意味仕方がないことなんだろうけど、ま、でもちょっとだけでも自分の発言したことがオンエアされてよかったわ。それにしても、僕っていつもあんな不機嫌な顔してんだろうか(笑)。

December 20, 2008

スペシャル、ってか!

某国営放送のスペシャル番組に出演することになって、その後それを知ったいろんな人から連絡を頂く。なんだか落ち着かない。でもね、まあ、スペシャル番組とはいうものの、たぶん尺が長すぎて収録6時間を2時間に編集するわけだから、僕の発言なんてせいぜい数十秒くらいのもんなんだろう。でも、目一杯緊張気味の顔で、偉そうに話す自分の姿が総合テレビから流れちゃうことを想像するだけで背筋が凍る(笑)感覚。反面、なんだかコワイモノミタサ的な不思議な感覚も同居していたりしてね。

明晩、21日21時からのNH★スペシャル「医療再建」です。

December 18, 2008

MRちゃん

若い頃の恋は成就しない。もちろん「すべて」とはいえないけど、「ほとんど」がそうだ。思い返してみればいろんな出会いがあって、惚れっぽい僕は女の子にすぐ惚れてしまい(笑)、付き合うまでもなくフラれたこともあったし(つまり撃沈ってやつだ)、時には相思相愛というか(書いてみると気恥ずかしいもんだな、はは)付き合っているという状態になったことも、多少はある。でも、むしろそれは稀なほうで、勝率でいえば(で喩えることが正しいのか間違っているのかは別の問題だけど)、よくて2割。2勝8敗くらいのモンだったと思う。

社会に出てオトナになってからの恋愛っていうのは、これはまたちょっと別で、いろんな要素が絡んでくる。つまり、結婚に至るまでの道筋っていうのは、恋愛というふわふわした「感情」だけじゃ全然間が持たない、というか責任がもてないアヤフヤなものだけじゃ進まなくて、うまく表現できないけれど男も女も、それなりの覚悟をもって臨むことになる。つまり、単なる恋愛が「個人的なもの」であるとすれば、結婚は「社会的なもの」なわけだ。

換言すれば、若い頃の無責任で自分勝手な恋愛っていうのは、若い人の特権というか、その後の人生の糧となるような貴重な経験だと思うわけだ。フラレまくりの若い頃に、得たものは多い。本当に多くのことを彼女たちから学んだ。男友達の何千倍の影響を受けたと思う(爆)。少なくとも僕はそうだ。

さて本題。自分のその後の人生に影響を与えた女性、第一位は、ダントツでMRちゃんだと思う。どうも若かりし頃の僕とご縁のある女性の多くがMちゃん(4人<爆)なので、友人読者各位に誤解を与えないためにMRちゃんとしておこう(爆)。研究日の今日、時間つぶしに本屋さんに入ったら、ある本の共著者に同名の名前を発見して、30年以上前のことを思い出したのだ。

浪人時代、MRちゃんと出会わなかったら、僕は医者になっていなかった。医学部を受験する気にもならなかっただろう。たぶんそのまま文科系の大学に進み、社会科学系の学問を勉強して何らかの職を得ているはずだ。彼女とは2ヶ月くらいしか付き合っていないし、厳密に言えば、付き合う前にさらりと劇的にフラれた。一緒に図書館に行っておしゃべりしただけだ。手さえ握ってない(と思う<爆)。へなちょこなくせに、自己満足ナルシストで、議論好きな鼻持ちならない18歳の僕は、それで目が醒めた。

彼女はそんなにドラマティックな言葉を放ったわけじゃない(でも、ここで書くのは止めておく)し、たぶん絶対に意識していった言葉ではなかったんだろうけど、原宿の竹下口の公衆電話ボックスの中で僕はしゃがみこんでしまったのだ。そのくらい、前頭葉を直撃した。若い男にとって女の子の言葉の影響力は大きい。僕はその後ハッチャキになって勉強したのだ。

若い頃の恋愛は成就しない。でもそこで得られた果実は将来大きな意味を持つ。MRちゃんとは、そこで別れて以来全然会っていない。その翌年春に電話でしゃべってからの彼女がどのような人生をその後歩んだのかは全然知らないし、今敢えて知りたいとも思わないけど、感謝してます、本当。

若い頃の恋愛をなめちゃいかんぜよ、心して一所懸命やんなさいね>ウチの3人娘たち。何気ない言葉が男の人生かえちゃうんだから(爆)。

December 17, 2008

耐久性について

この春買ったお気に入りのMERRELLのトレッキングシューズをヘビーローテーションで履いていたら、靴底の踵の部分がかなり傷んできた。半年間ほぼ毎日履いていたワケだから仕方ない気もする。僕の性格は気に入ったら日常的にトコトン使い倒すほうだけれど、ちょっと早い気もする。この靴はエアクッションがすごく気持ちいいのでお気に入りだったんだけど、靴底をよく観てみると堅いラバーと柔らかいラバーが組み合わせてあって、柔らかいほうのラバーが痛んでる。靴の上のほうはまだまだしっかりしているのになぁ・・・。靴底だけ換えるのは難しいだろうから、近いうちに新しいのを買わなくちゃ。

それで思ったのは、下着パンツの耐久性。パンツはたぶん10枚くらいのローテーションなのだよね。365日でもちろん毎日換えるから(爆)、1枚のパンツが年間40回弱の交換。毎回洗濯して乾燥機で乾かして、穿き続けているのに、ヘタってこないパンツってスゴイなぁ。どれもいつ新品にしたのか忘れちゃうくらい前のものなんだよな。たぶん、よほどのことがない限り数年はモツんじゃないか?だから、クローゼットの棚にある数十枚(たぶん)の「昔ローテーションに入っていたけど、最近は全然最近穿いていないパンツ」の再登場の機会は、ほとんどゼロに近いってことになる。勝負パンツがあるわけでもないし(笑)、つまり捨てちゃっていいんだな。

耐久性という意味では、えらいぞ>パンツ(ってか?>爆)

〆のご飯最高!

昨夜は、医師会の移動理事会@「魚こばやし」。地元の人たちで日頃は賑わう九品仏の有名なお店。ここを貸し切って、忘年会だった。お刺身も焼きも揚げも、素材の素晴しさを最大限活かしているのが(僕でも)わかる技ありの料理。でっかいアワビのバターソテーも素晴しかったし、大きな伊勢海老をパスンと二つに割りシンプルに焼いてあるのもよかったな。ホヤのわたの塩辛で「黒龍しずく」(絶品大吟醸)を頂いたら、ふへへ、もう最高だったな。〆の米飯がお米そのものも焚き方も香りも甘さも食感も・・・最高に美味しくて、伊勢海老の味噌汁とお新香で大満足アゲイン!って感じ(笑)。こりゃ、この〆のご飯食べるためだけに来てもいいわ。http://r.tabelog.com/tokyo/A1317/A131715/13024583/dtlrvwlst/

最近の仕事関連の忘年会では、ピカ一の満足感。かなり飲み過ぎてしまったけど(爆)。某都知事やら有名俳優が絶賛するだけのことはあるわ。ふふふ、次にやる「北品川の会」候補だな。

December 15, 2008

今年の3大ニュース

師走。そんな時期なんだね。今度の28日にFMサルースの番組に生出演のお呼ばれがあり、その番組のお題が「今年のハックルの3大ニュースは?」というもの。

そうやって改めて考えてみると、2008年という年もあっという間・・・とはいえ、いろんなことがあった年ではあるな。しみじみ。新春の黒崎の鼻BBQから始まり、浅草のバンドセッションやらおやじバンドフェスティバル、都立高校の授業ライブなんてのもあった。おお、そういえばGWにはテント遊び@NBCもしたな。FM放送への生出演もいくつか。それから4枚目のCDが完成して、10月は名古屋和合ライブ、11月は赤坂Grafitiでのライブ。

プライベートでは、お蔭様で大過なくって感じかな。創作活動はイマイチ。本業が忙しすぎて、その余裕があまり作れなかった。でもいくつかプロットが閃いたので、そのうちいくつかは形に出来そうな予感。遅い夏休みの台湾引きこもり旅行も楽しんだし、学会出席のため訪れた沖縄はすごくインプレッシヴだったな。そうそう、先日のNHKスペシャルもいい経験になったと思う。

ふむ、結構頑張ってるじゃん>自分(爆)

December 14, 2008

ぽわーんと緩める

8時くらいまでベッドで二度寝三度寝。昨夜ちょっと飲みすぎたみたいで軽い二日酔い状態だったので、午前のジムは断念。副都心線で池袋へ。電車に揺られながら感じる、この「ぽわーん感覚」はライブの後の虚脱感に近いものがある。今日は「ライブ反省会」ということでハックルおやじと愉快な仲間達忘年会なのだ。

ディープな中華料理の店の集まる北池袋。先日じょうじ君と入って感激した「永利」。中国東北地方の店。いつものメンバー(関さんは用事があって欠席)で、わいわいがやがやと食事。ライブバージョンだけでなくて今後は定期的な練習をしつつ、新しい曲を作っていきましょう、という話がまとまる。全く同感。

さて今日のメニュー。ジャガイモの辛味炒め、豚耳ピリ辛炒めの前菜、から始まり、お気に入りの蝦の山椒塩炒めと続き、青菜と椎茸炒め、黒酢酢豚、麻婆豆腐、甘味噌豚細切りのクレープ包みで盛り上がって、トマトと卵のスープで一休み、蒸しパンのあとは、アサリと青菜(万能葱だった)の炒麺と海鮮粥で〆。くーっ、食べまくり2時間半。全員大満足で、一人2500円しないんだもん。このコストパフォーマンスには感激する。すごいぞ、ディープチャイナ@北池袋

2時過ぎに解散してから、たまプラへ戻り、ジムで軽く泳いで、なぜかがらがらのサウナでまったりする。こんな日曜日には、なーんにもしないで緩むのが一番なのだね。

December 13, 2008

熱いディスカッション6時間@NHK

NHKスペシャル、「医療・再建(仮題)」(←「・」は検索エンジン回避のため)に出演してきた。ま、本業のほうで一般メディアに出ることはあまりないし、国営放送のスペシャル番組ということで、オファーがあったときに、ちょっとミーハー気分がなかったとはいえない(笑)んだけど、テーマが医療崩壊の原因の一つである「医師(・)偏在」ということで、民間中小病院の院長という立場で出演することになった。

出演が近づくにつれて、忙しい診療の合間に、うううむ、うううーーーむと考えるものの、具体的な解決策を思いつくはずもなく、今日になってしまったのだ。

放送センターの建物って昔のままなんだね。13時にNHK放送センターに入り打ち合わせ室へ。そこで他の出演者と名刺交換など。論客揃い。1階のスタジオに入り着席する。我々は4人パネリストと司会のテーブルの後ろに座る、という見覚えのあるあのセットだ。ディレクターから、司会の紹介と今日の段取り&注意事項など。アナウンサーの高橋美鈴さんって、古き良き時代のNHK的アナウンサーという印象。聡明かつ美人かつ有能で謙虚な感じ(最高ではないか!>笑)。

ま、冗談はさておき、どんどん収録は進む。テーマは医療崩壊。「医師偏在」(必要なときに必要なところに医師が居ない)、診療科格差、昼夜偏在(救急医療の問題)、新臨床研修制度、開業医と勤務医の役割分担、などなど、VTRを途中で3回くらい入れながら、テーマごとにディスカッションしてゆく。基本的には、挙手で発言するわけだけれど、そこは論客揃いで、しゃべりたい人たちばかりなので、司会はなかなか大変そうだった。結局、何回かは発言できたけれど・・・ううむ、やはり緊張しているんだろうな、あとで「ああ言えば良かった」とか「こんなことを発言するべきだった」とか、後悔しきり。ま、無事終わったし、後悔してもしゃーないけど。たぶん編集で、ちらっとしか出ないだろうな、あるいは「背景」のみか?(爆)。個人的にはあの番組に参加できたということでエンジョイしたから「よし」としよう。とてもいい経験になったと素直に思う。

ただ、番組のテーマが大きすぎるので、話がぐるぐると同じところを回っている感じで、この長大なディスカッションを予定を2時間くらいオーヴァーして20時まで、途中2回の10分休憩を挟み延々6時間(!)。でも、そこは天下の国営放送の報道局、かっちりと自分達の方針で編集構成するんだろうな。固い椅子に座っているのでお尻は痛くなるし、テーマ自体が重く複雑でいろいろと考え続けているのと、その間自分の発言をするタイミングを計っている状況で、へろへろになったけど、楽しかった。

December 12, 2008

立候補のご予定は?

超多忙の外来と午後の手術の合間に、担当の方から携帯で明日の収録について打ち合わせの連絡。僕は出演する人たちのOne of themに過ぎないんだけれど(笑)、結構確認事項や打ち合わせることがあるみたいだ。いろんな立場の30人くらいでディスカッションするので、前もってそれぞれの意見と立場を明らかにしておく必要があるらしい。まったくご苦労なことです。

で、最後に。

「ええっと、これは最後の質問なんですが、先生は今後6ヶ月以内に選挙に立候補なさる予定はありますか?」

「はぁ??、えええっ??」

「あのう、これは出演される皆さんにお聞きする質問でして・・・」

「いえ、全然、その予定はありません。ははは」

「了解しました。それでは宜しく」

・・・だと。ふうん、そういうもんなんだねェ。勉強になった。

December 11, 2008

ブルーのシャツにストライプのタイ

某国営放送から、土曜日の収録のレジュメと連絡事項のメールがあった。準備らしい準備は特にしていないけれど・・・

「服装について」という項目:
・・・とくに指定はございません。ただし、テレビの性質上「青系の色」と「ストライプ」は避けていただけると助かります。青は透き通ってしまい、その部分が「透明人間」のいようになってしまいます。ストライプは画面上、チカチカ見える可能性があります。・・・

えええっ!知らなかった。ふーーん、そうなんだぁ。

実は当日着ていこうを思っていたのは、まさに薄いブルーで細いストライプの入ったシャツと、ストライプのタイにしようと思ってたんだ。
チラチラの透明人間にならなくて良かった(爆)。
さて、どーなることか。

忘年会その2

昨夜は、奥沢のフレンチ、ル・ブイヨンにて部会の忘年会。地区医師会というのは一番小さな単位なのだけれど、このお互いの顔の見える部会組織からはじまり、地域医師会>都医師会>日本医師会とピラミッドが構成されている。職業集団としての意見をまとめる団体でもあるし、地域の個人商店会的な意味合いもあるし、互助会的な役目もある。地域ではわりと泥臭い地道な仕事もやっているワケだけれど、一般の人からみると、どうも誤解をされやすい団体で、あまりいいイメージがないのが残念なんだよな。

昨夜は、大先輩の大御所から開業ほやほやの若手までの10名足らずの会。中堅である僕らの世代の層が薄い。というか僕らの世代の人たちは居ることは居るんだけれど、ああいう「暑苦しい」(笑)会には出てこないんだよな。まさにsilent majorityなのですね。それがすごく残念ではある。まあ、理事を受けるまで僕も同類だったんだけど。ワインで酔っぱらって相当言いたいことを言って(笑)、千鳥足で帰宅す。

December 9, 2008

NHK・プロフェッショナル仕事の流儀

さとなおさんのサイトで知った岩田守弘さんをフォーカスした番組。この番組、以前からわりと観ている。プロジェクトXの臭さがないのか好感が持てる。その道のプロ・天才を身近に感じることが出来る構成。今夜の岩田さんのも良かったな。バレエという僕の知らない世界だけど、厳しいプロの世界なんだね。

ところであるご縁に驚いた。以前から拝診しているTYさんというバレエ教師の方と、今日話していて、たまたま今日の岩田さんの番組の話題になったのだ。彼女は70歳代(もうすぐ80歳!)、とはいえ矍鑠とした綺麗な女性で、現在も以前彼女のお弟子さんだった熊◎哲◎さん(彼も世界的なバレエダンサーだ!)のバレエ学校で現役で教えている人。

その昔ある有名バレエ教室で子供時代の岩田さんを教えていたんだそうな。だから、今回の来日公演ももちろん知っていたけどTVのことは知らなかったみたい。素晴しい笑顔で、目を細めておられた。番組を教えてあげた僕もうれしくなった。

プロとして、その道への思い入れ dedicationが、別れ目なんだと思う。メンタルな強さがなくちゃ、プロとしては絶対に大成しないんだと思った。

多くの若い人たちがこの番組を観て、明日へ向かう勇気をもらえたらいいな。

December 8, 2008

バンジー

12月に入り、さらに夜明けが遅くなるにつれて目覚める時間が遅くなってきた。夏は5時少し前だったけれど今は6時近くまで眠っている。自然のバイオリズムなんだろう。目が醒めてからうつらうつらしている時間によく夢を見る。ほとんどは目覚めた瞬間にわすれちゃうんだけど、今朝見た夢はヘンな夢。

ニュージーランドのタウポ湖近くのバンジージャンプ場。でも家の近くの設定らしい。緑が深い。水面はかなり下にあり、飛び降り台までのつり橋を渡ることになる。横風を感じつつ揺れるつり橋を渡る。なぜか全編英語(のつもりで日本語<笑)で独り言を言っている。この辺りで「なーんかヘン」って夢の中で思っている自分。

さて、突然飛び降りる。宙を浮きまっさかさまに落ち・・・そうになるところで完全に目覚めた。
これは夢なのだという状況を把握するまでに、少し時間がかかった。気持ちいい目覚めではあったけど(笑)。

December 7, 2008

忘年会

昨夜はオークラの桃花林で医師会関係の忘年会。今年の仕事がらみの忘年会第一号だ。今年も何だかんだで公私を含めると11回(そのうち3日はダブルブッキング<笑)ある。セーブしつつ夜のお仕事をしなくちゃいけない季節だ。

今朝は10時間睡眠。・・・ったく子供みたいに惰眠を貪った(笑)。ベッドの中で、今年も早いなぁ・・・としみじみ思う。今のところ特別よくも悪くもない年だったのかな。僕にとっては「大殺界」の年だったらしいけど、これが「最悪」なら「最高」ってのはどんなに素晴しいことがあるんだろう・・・なんてね(爆)。

昼前に床屋さんへ。「あれっ?早いですね、2週間くらいじゃない。どうしたんですか?」と店主。「ふふふ、秘密」。がっつり刈り上げてもらう。午後はB.B.に行き、靴とジャケット、シャツ&タイなどをオトナ買いする。買い物という行為そのものは、昔は嫌いじゃなかったんだけど、この歳になると面倒くさい。自分と感性の合ったスタイリストがいてくれたら、お金渡してすべてお任せっていうのがいいんだけどなぁ。

December 6, 2008

大樹はいつまでも大樹であれ

95歳。今朝主治医が心配して救急車で入院となった。ご自分では満足に声が出ないので筆談でコミュニケーションをとる。達筆で書かれた文字。「俺は病人じゃない。お前達(息子さんご夫婦)は、俺をこんなところ(つまり僕の病院だ)に入れるのか。俺は家に帰る。」と。

医学的には問題だらけのご老人なんだけれど、精神の幹はしっかりとしている。すごい人だ、と思う。東大法学部を出て、精一杯頑張って今の日本の社会を築き上げてきた「自負」がある。僕みたいな、へなちょこ医者なんて鼻にもかけない。

息子さんとお話する。彼の意思を尊重しましょう、と。彼の気持ちと医学的な判断の折衷案で、この週末は(彼としては不本意ながら)点滴をしましょうということになった。

大正、昭和、平成を生き抜いてきた人の言葉の重み。

December 5, 2008

勉強しなくちゃ

本業のほうで、次の週末にあるTV番組の収録を、ある意味気楽に受けてしまったのだけれど、ちょっと後悔・・・というか当惑している。今の自分の立場と視点で参加するべく、その討論番組に呼ばれたわけだから「日頃僕が考えていることをそのまんま」に話せばいい・・・と気楽にオファーを受けてしまったのだ。正直、ミーハー的な気持ちがなかったとはいえない(笑)。でもテーマが大きすぎて、どう自分の中でその複雑な問題を整理して自分なりの解決策を考えていくのか、そしてそれを人に解ってもらえるように伝えるか?ということを考え始めると、結構悩んでいる。

悩んでいるというか・・・そう、困惑している。僕はその番組に出演するOne of Themに過ぎないのだけれどね。

国営放送だから、あんまりラディカルで自分勝手なことは言えないし、かといってあんまりアホみたいなことも言いたくないし(爆)なぁ。この週末に、少し勉強して自分なりの準備をしなくては。今更プレッシャー感じるガラでもないけど(笑)。

ああ、この前のライブの時間が遠い昔の夢のことのような気がする。

December 4, 2008

酒肴道場

って本をBOOK FIRSTで買った。もともと料理本って好きなのだ。この本は、R25というフリーペーパーが原本らしいけど、写真やレシピを眺めながらいろいろとイメージするのが楽しい。料理っていうのはクリエーティヴな「段取り」遊びだと思う。

December 3, 2008

師走

医師が走るってか(笑)、今月は。忙しい・・・。ライブの時間が夢の中のことのような気がする。

昔からだけど、こんな忙しい時ほど小説が読みたくなる。板橋のケアハウスにいる両親を見舞った帰路、地下鉄で読書。書き留めておきたい浅田次郎さんの短編の中の「聖夜の肖像」。上質な映画を見終わったときのような感じがした。このおっさんの小説は傑作と駄作の差が大きいんだけど、やっぱりすごいわ。僕が今更いうまでもないことだけど(笑)。

December 2, 2008

ドラマ的展開

今日の救急搬送のケース。自殺企図の薬物中毒の30歳の女性の治療をしていたら救急隊から連絡。「あのう、もう一人いるのですが・・・先ほど搬送した方のご主人です」と。「えええっ!どうなっているんだ!」

どんな展開なのかわからなくも、僕らスタッフは、まずその女性の救命に全力を尽くす。
大丈夫、彼女は助かる。そうこうしているうちに、運ばれてきた男性は、意識混濁しつつも何とか話せるようだ。その話を聞いて驚愕した。

うつ病で精神科に通院中だった奥さんから、「これから死ぬ」と朝仕事場に電話。びっくりした彼は自宅に向かったとのこと。帰ってみるとアルコールとともに睡眠薬やら安定剤が大量に散乱していたらしい。すでに意識朦朧の彼女に、ものすごく腹を立てた彼。まだ3歳の子供がいるのだ。「お前のやっていることは、どれだけ周りの人を悲しませるのか、お前に思い知らせてやる!」と衝動的に彼も薬を飲み込んだらしい。

オイオイ、それで本当に自分が死んじゃったらどうするのさ。どうにも理解しづらい修羅場。心中じゃないし、後追い自殺っていうわけでもない。その後判明した事実はさらに複雑で、ドラマや小説のフィクションのような「現実」の話だった。

幸い二人とも救命できたけれど、これから先は、僕らの医療の限界領域を遥かに超えている。

December 1, 2008

HKさん

今日は女性小説家として、今ある意味では一番旬のHKさんと会った。厳密にいうと、彼女がHKさんということは最初は気付かなかったのだが(本名で会っているから)、ふとしたきっかけから気付いた。昨年彼女の小説を2冊読んでいるのだよね。不思議な感覚の小説。女性なのになんで男の本音というか本性をそんなにうまく表現できるんだろう?と思ったのですごく印象的だったのだ。実際の彼女はほぼ同世代。ジョギングしたりエアロビしたり泳いだり、かなり本格的に肉体を鍛えてるのが、その作風と一致しない感じがしてちょっと意外だった。そういえばムカラミハルキさんもかなりのアスリートだったな。

B☆竹ライブvol.2 いとしのジャメラ@赤坂Grafiti

昨日(11月30日)は、恒例の秋の自主ライブ。素晴しい時間を皆で共有したことの喜び。

音楽の神様が居るとすれば、確実に僕らに微笑んでくれた一日だった。

↑↑って、ちょっとクサイ表現だとは思うんだけれど、僕は打ち上げからの帰り道の地下鉄の中で、本当にそう思ってしまった瞬間、鼻の後ろのほうが痛酸っぱくなって、不覚にも涙が出そうになった。

昨日のいろんな場面、出会った人たち、話したこと、感じたこと・・・etcを反芻して、なんと表現したらいいのかわからないんだけれど、仕事をしていた時間以外は(アタリマエだ<爆)、この心地いい「腑抜けふにゃふにゃ」虚脱心理状態だった。いつものことだけど、この状態は2-3日は続く。もう少し余韻に浸っていいかな?いいよな(笑)。