「猫目地蔵」のレコーディング。この曲を書き始めたきっかけとなったのは、じょうじ君と駒込にある小さな中華屋さんで、ショウガ入りの紹興酒を飲みながら、ふと思い出した台北の裏路地のイメージ。暗くてジメジメしている猥雑な町の吹き溜りみたいな空間。遠くで都会の喧噪が聞こえてくるような。ほとんど言葉遊びの歌詞で、途中「奥村チヨ」が出てきたり(笑)。先日のセッション中にごく自然に曲が付いた。「作った」というよりは「出てきた」感じ。
じょうじ君のアレンジで、不思議な雰囲気がさらにアップしていて、今日はレコーディンクしていてスゴく楽しかった。歌いながら「その情景・場面」の中に入りこんでしまう感覚というか。賛否両論があるだろうけど、この曲は僕らには今までにない曲に仕上がったと思う。その後の練習&新曲作りのためのセッションも充実していて、アルファ波が出まくった(笑)。二人で消費したビールは12缶。