助けあいジャパン

July 22, 2008

巨大樹海の王国

泡沫の夢のような、この前の週末の思い出(笑)を胸に、満員電車に揺られつつぼーっと外の風景を眺めていたら、唐突にイメージが湧いた。

僕はパラグライダーのようなものに乗って、富士山を上空から俯瞰している。高度は約200mくらいを風に乗りながらふわりふわりと飛んでいる。北の方から南のほうを見ると、富士山の裾野の広大な樹海が眼下のずっと先まで延びている。

太古の昔の富士山の裾野。富士山を中心とした巨大な森林と草原が海岸線近くまで延々と続く。針葉樹林から広葉樹林、雑木林から、草原。これこそ、まさに「樹海」。そこにいく筋もの大小の川が流れていて、周辺にぽつんぽつんと散在する集落。巨大な自然とささやかな人間の営み。海岸線に近づくにつれて広がる草原には小さな王国がある。有史のはるか昔の世界で、「もののけ姫」の世界みたいなイメージ。

太古の昔には、ずーっと続く広大な樹海の中にあったはずのこの土地(横浜)を走る満員電車の中で、なぜそんなイメージが湧いたのかは不明なんだけど・・・、その時間に僕の意識はワープした。
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