February 1, 2012

2月突入・アナログ手帳

早い、速い、はやい。あっという間に1月が通りすぎてしまった。今日から2月。いつも下四半期は早いけれど、それにしてもなんという時の流れ。2012年もこのスピード感で進んでいくのだろうね。疾風怒濤の2012年, Year of Dragon. 

今年からほぼ10年ぶりにアナログのダイヤリーも併用してスケジュール管理をしている。Zaurusに見切りをつけて、ここ數年はI-CalでMac とi-phoneでデジタルデータとして管理していたが、去年さとなお君から紹介された、佐々木かをりさんの手帳のことを聞いて、僕もアナログの手帳をためしてみる気になったのだ。で、約一ヶ月。やはり主流は同期したI-Calのデータなのだけれど、全体を俯瞰して年間、月間計画を立てる場合や、中長期的なTo Do Listを作るのにはアナログは便利だと思い始めている。先を(物理的に)見ることが一瞬でできることで将来の時間枠を「予約」しやすいし「計画」を立てやすい気がする。画像や音声やテキストデータも、I-phoneで簡単に「そのまま」デジタルデータで記録できる時代なのに、あえて今アナログに戻してみると「大切な情報を自分の手元に引き寄せる」感覚というか実感がある。それはある意味で「安心感」につながっている。デメリットは小さな手帳とはいえ嵩張ることで、今のところデスクが定位置になっている。

もう一つのポイントは、情報の記録(メモ、ノート)としてのアナログ手帳。この年齢になると新しいことを覚えるのが大変になる。薬の名前や治療法、診断技術やら、様々なシステムなど、知らなくてはならないことが多くあるのに、覚えるそばから忘れていく…というか、思い出す(想起する)事自体が難しくなる。自分で手を動かして書いたり描いたり貼り付けたりしたものの大切さ。それと、どの情報を選択してどのように記録しておくか?という情報リテラシーを高める訓練としての手帳、これも大きな意義がある気がする。アーカイブをどうするか?が目下の課題だけれど。

もう少し自分なりに検証してみるつもり。