December 22, 2010

2010年という年

2010年もあと10日足らずでおしまい。思い返してみると、今年は溜め息ばかりついていたような気がする(笑)。最高にいいことも最悪に悪い事も起こらなかったけれど、僕はlow moodのまま突っ走った一年だったかも。桜が咲く頃までは、昨年末のバタバタから続く、落ち着かない気持ちで過ごした。諸事雑事が多かった春。仏教について改めて考えいくつかの本と出会った。春から初夏にかけてはなんとなく地に足がつかず、日々の忙しさに埋没した。宇宙と自分について考えた。「はやぶさ」に思いを馳せた。そして猛暑の夏には、もしかしたら将来に花開くかもしれない「種子」を見つけた。花開くのは数年先かもしれないし、そのまま乾涸びてしまうかもしれないけれど(笑)。秋の風を味わう暇(いとま)もなく11月。友達と素晴らしい時間を共有したライブ。そのままの勢いで12月に入り、あれよあれよという間に今に至る。

特別新しいことをしたわけでもなく、大事な決定をしたわけでもなく、粛々淡々と泡沫(うたかた)の日々を過ごした。ま、これが大殺界の年の「正しい過ごし方」なのかも。占いは全然信じないけれど、運命と(自分なりの)運勢は信じている。その意味では、大過なく過ぎ去ろうとする今年に感謝している。

さあ明日は忙しい12月の貴重な旧慈雨、じゃなくて休日。のんびりと年賀状を完成して、大掃除をして・・・来る年の準備をしよう。
おっ、↑↑「旧慈雨」ってターム、ミスタイプだったけれど、イメージがわく言葉だな。