June 3, 2010

子供達は社会の宝だ

研究日の午後、臨時で頼まれて横浜の保育園の健康診断へ。1歳から6歳までの子供達43人の診察。みんな可愛い盛り。泣いちゃう子もいるし、愛嬌のある子供もいる。保育園に預けられている位だから、基本的には元気な子供達たちの生命力というか成長力というか、ポジティブな元気オーラを貰った感じ。子供って本当に社会の宝だと思う。彼ら彼女らが幸せに大きくなってにこにこと笑って生活できる世の中じゃなくちゃいけない。

驚いたのは、彼らの名前。ここ5年くらいで日本人の名前は激変した。男の子は、X太郎とかX彦とかのいわゆるかつての男の子の典型的な名前の子は一人もいない。女の子はXX子ちゃんは一人もいなかった。男の子はアニメやゲームやドラマの主人公の名前みたいなのばかりだし、女の子もドラマや小説(それもケータイ小説>笑)に出てくるような名前ばかり。当て字も多い。教えてもらわないとどう読んだらいいのか判らない名前がほとんど。子供にユニークな名前をつけてあげたい気持ちは判るけど、名前って言うのは文化そのものだと思う。軽すぎるというか、思い込みが強すぎるというか、独りよがりというか・・・。

誰も読めないような名前ばかりの世の中でどうするんだろう(爆)。あと20年もしたら、典型的な日本人の名前ってなくなってしまい、ぐちゃぐちゃになることは確実。久遠(くおん)くん、輝宇(きう)くん、未景(みひろ)ちゃん、美来(ちゅら)ちゃん
まだまだあったけれど、憶えられず、メモも出来なかった(そのくらい、皆難しい)。子供達に罪はないけど、大丈夫か?ニッポン。

やれやれ・・・